JPS585632Y2 - 自動車前照灯の脱落防止装置 - Google Patents
自動車前照灯の脱落防止装置Info
- Publication number
- JPS585632Y2 JPS585632Y2 JP3890079U JP3890079U JPS585632Y2 JP S585632 Y2 JPS585632 Y2 JP S585632Y2 JP 3890079 U JP3890079 U JP 3890079U JP 3890079 U JP3890079 U JP 3890079U JP S585632 Y2 JPS585632 Y2 JP S585632Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- assembly
- assembly bolt
- reinforcing plate
- bolt
- stay
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動車前照灯の脱落防止装置に関し、特に補
強材を付加するのみで強固に組付くようにしたものであ
る。
強材を付加するのみで強固に組付くようにしたものであ
る。
従来、自動車前照灯は組付けあるいは補修時の作業を容
易にするために、灯体に設けたステイと車体組付ボルト
とを固定しているのが一般的である。
易にするために、灯体に設けたステイと車体組付ボルト
とを固定しているのが一般的である。
第４図は従来の組付構造の概略を示したもので、１は灯
体、２，３及び４は灯体１に溶接等の手段で固着したス
テイで、このステイによ組付ボルト５．６および７のネ
ックに係合するほよコ字状の溝２ａが形成された構造で
あり、前記ボルト５，６および７のネックに前記ステイ
２，３チよび４の溝２ａを係止し、各ボルトを車体に締
付することで組付けを図っている。
体、２，３及び４は灯体１に溶接等の手段で固着したス
テイで、このステイによ組付ボルト５．６および７のネ
ックに係合するほよコ字状の溝２ａが形成された構造で
あり、前記ボルト５，６および７のネックに前記ステイ
２，３チよび４の溝２ａを係止し、各ボルトを車体に締
付することで組付けを図っている。
なお、８は灯体１の残るコーナ部に付けたスプノングで
、この部分は他端を車体に引掛ることでこの張力によっ
て灯体１の保持作用を得ている。
、この部分は他端を車体に引掛ることでこの張力によっ
て灯体１の保持作用を得ている。
この構成によれば、組付ボルト５，６および７の螺合を
緩め、灯体１を溝２ａに沿って回動することで容易に取
り出しが可能であること、また組付けにおいても前記し
たように、組付ボルト５，６および７のネックに各ステ
イの溝２ａを係止して締付けるのみで良いので作業性が
良く扱い易いものである。
緩め、灯体１を溝２ａに沿って回動することで容易に取
り出しが可能であること、また組付けにおいても前記し
たように、組付ボルト５，６および７のネックに各ステ
イの溝２ａを係止して締付けるのみで良いので作業性が
良く扱い易いものである。
然し乍ら、上記のような利点を有する反面振動に弱く、
係止部分が外れ易いと云った難点も有る。
係止部分が外れ易いと云った難点も有る。
この理由は組付ボルトが長期に亙る振動によって緩んだ
場合、ステイとボルトとの係止作用が溝の開放側に対し
て全く無くなるからである。
場合、ステイとボルトとの係止作用が溝の開放側に対し
て全く無くなるからである。
この考案はこのような事情に対処するためになされたも
ので、組付ボルト緩みを防止し灯体が離脱する等の不都
合が生ヒないようにしたものである。
ので、組付ボルト緩みを防止し灯体が離脱する等の不都
合が生ヒないようにしたものである。
この目的を達成するために、この考案は灯体のステイに
一端を固定した弾性を有する補強板の他端にて、組付ボ
ルトの頭部を押圧保持しである。
一端を固定した弾性を有する補強板の他端にて、組付ボ
ルトの頭部を押圧保持しである。
以下この考案装置の好ましい実施例について説明する。
なお従来例と同一作用部材は同一符号にて示しである。
第１図はこの考案装置により灯体１を車体（図示せず）
に組付けた場合の正面図を示したものでステプ２に組付
けた場合の例を示しである。
に組付けた場合の正面図を示したものでステプ２に組付
けた場合の例を示しである。
即ち第２図にその詳細を示すように一端をステプ２に固
着し夕補強板１０のボルト保持孔１０ ａにて組付ボル
ト５の頭部を押圧保持した構成としである。
着し夕補強板１０のボルト保持孔１０ ａにて組付ボル
ト５の頭部を押圧保持した構成としである。
補強板１０は弾性を有する金属板を折り曲げ加工するこ
とによって得たもので、一端にステプ２に加締め等の手
段で一体化するための孔１０ ｂを有し、他端に組付ボ
ルト５の頭部を押圧保持する保持孔１０ ａを有し、両
者のほぼ中間付近に弾性を付与するための折曲部１０
Ｃが形成しである。
とによって得たもので、一端にステプ２に加締め等の手
段で一体化するための孔１０ ｂを有し、他端に組付ボ
ルト５の頭部を押圧保持する保持孔１０ ａを有し、両
者のほぼ中間付近に弾性を付与するための折曲部１０
Ｃが形成しである。
なお１１は加締材であり、ステプ２に補強板１０を載置
し、前記孔１０ｂを通じて加締めることで両者の一体化
を図ったものである。
し、前記孔１０ｂを通じて加締めることで両者の一体化
を図ったものである。
灯体１を車体に組付ける際は、補強板１０の先端をその
弾性に抗して破線のように持ち上げておき組付は後に保
持孔１０ ａを組付ボルト５にセットすればよい。
弾性に抗して破線のように持ち上げておき組付は後に保
持孔１０ ａを組付ボルト５にセットすればよい。
これによって組付ボルト５に強固に押圧保持されること
になり、緩みの防止が図られその結果溝２ａの開放側２
ｂを通じて外れる等の不都合はない。
になり、緩みの防止が図られその結果溝２ａの開放側２
ｂを通じて外れる等の不都合はない。
なお、以上の説明では補強板１０をステプ２に固着した
例を示したが、ステプ３に固着しても同様な効果が得ら
れる。
例を示したが、ステプ３に固着しても同様な効果が得ら
れる。
以上の説明で明らかなように、この考案は、ステプの溝
と組付ボルトの係止作用をステプに一端を固着した弾性
を有する補強板の開孔にて組付ボルトの頭部を押圧保持
することによりその緩みを防止するようにしたものであ
るから、灯体を車体に装着後は弾性補強板にて組付ボル
トの頭部が押圧保持されるので、緩みが防止され脱落す
ると云った不都合が全く解消されることになる。
と組付ボルトの係止作用をステプに一端を固着した弾性
を有する補強板の開孔にて組付ボルトの頭部を押圧保持
することによりその緩みを防止するようにしたものであ
るから、灯体を車体に装着後は弾性補強板にて組付ボル
トの頭部が押圧保持されるので、緩みが防止され脱落す
ると云った不都合が全く解消されることになる。
さらに、灯体の組付けあるいは取り外し作業の際には、
補強板を持ち上げておけばよいのでその作業を困難にす
ることはない。
補強板を持ち上げておけばよいのでその作業を困難にす
ることはない。
第１図はこの考案装置の正面図、第２図は第１図ＩＩ
−ＩＩ断面拡大図、第３図は補強板の拡大斜視図、第４
図は従来品の正面図である。 １・・・・・・灯体、２，３，４・・・・・・ステプ、
５，６．７・・・・・・組付ボルト、１０・・・・・・
補強板、１０ ａ・・・・・・係持孔、１０ｂ・・・・
・・孔。
−ＩＩ断面拡大図、第３図は補強板の拡大斜視図、第４
図は従来品の正面図である。 １・・・・・・灯体、２，３，４・・・・・・ステプ、
５，６．７・・・・・・組付ボルト、１０・・・・・・
補強板、１０ ａ・・・・・・係持孔、１０ｂ・・・・
・・孔。
Claims (1)
- 灯体に固着したステイの溝を車体組付ボルトのネック部
に係止し、前記組付ボルトを締付けることで灯体を車体
に組付けるようにした装置において、前記ステイにその
一端を固着し、他端に組付ボルトの保持用開孔を有する
弾性補強板を有し締付後の組付ボルト頭部を前記保持用
開孔にて押圧保持してなる自動車前照灯の脱落防止装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3890079U JPS585632Y2 (ja) | 1979-03-26 | 1979-03-26 | 自動車前照灯の脱落防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3890079U JPS585632Y2 (ja) | 1979-03-26 | 1979-03-26 | 自動車前照灯の脱落防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55138703U JPS55138703U (ja) | 1980-10-03 |
| JPS585632Y2 true JPS585632Y2 (ja) | 1983-01-31 |
Family
ID=28904725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3890079U Expired JPS585632Y2 (ja) | 1979-03-26 | 1979-03-26 | 自動車前照灯の脱落防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS585632Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-26 JP JP3890079U patent/JPS585632Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55138703U (ja) | 1980-10-03 |
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