JPH0336431Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0336431Y2
JPH0336431Y2 JP7390788U JP7390788U JPH0336431Y2 JP H0336431 Y2 JPH0336431 Y2 JP H0336431Y2 JP 7390788 U JP7390788 U JP 7390788U JP 7390788 U JP7390788 U JP 7390788U JP H0336431 Y2 JPH0336431 Y2 JP H0336431Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
stay
arm
vehicle body
washer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7390788U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01176541U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7390788U priority Critical patent/JPH0336431Y2/ja
Publication of JPH01176541U publication Critical patent/JPH01176541U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0336431Y2 publication Critical patent/JPH0336431Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は補助前照灯、補助制動灯など使用者に
より車体の縁部などに後付けされる自動車用ラン
プの取付ステーの構造に関するものである。
【従来の技術】
従来のこの種の取付ステーを示すものが第2図
であり、金属板など硬質の板状部材を断面略コ字
状となるようにプレス加工などで形成してステー
本体21とし、このステー本体21の一方の腕部
21aにネジ孔を設けてボルト22を螺合し、自
動車のトランクリツド縁部など板状とされている
車体10に他の一方の腕部21bと前記ボルト2
2とで挟着するように取付けるものであり、この
取付時に前記ボルト22の前記車体10と接触す
る先端部22aの回転により前記車体10に施さ
れた塗装を損傷させ発錆の原因となることを防ぐ
ため例えば樹脂などで形成されたワツシヤ23を
前記車体10と前記ボルト22とに挟持させるも
のである。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来の構造は前記ワツ
シヤ23が別体の部品となつていることで紛失の
危険性があり、更に取付時には略コ字状となつて
いるステー本体21により覆われ目視不能となる
ことから、一般の自動車使用者などこの種の作業
に不慣れなものにとつては所定に位置に配置する
ことが困難であり、前記ワツシヤ23の不確実な
取付により後にユルミの原因になつたり、極度の
場合には取付自体が省略され車体を損傷させ発錆
の原因になるなど多くの問題点を生ずるものとな
り、この問題点の解決が課題とされるものであつ
た。
【課題を解決するための手段】
本考案は前記した従来の構造に生ずる課題を解
決するための具体的手段とて、断面略コ字状のス
テー本体と、該ステー本体の一方の腕部に他の一
方の腕部とで車体を挟着するように螺合されたボ
ルトと、該ボルトの先端と前記車体との間に挟持
されるワツシヤとで成る自動車用ランプの取付ス
テーにおいて、前記ワツシヤは樹脂部材で略コ字
状に形成され、前記車体に挟持される挟着部と対
峙する保持部には前記ボルトを貫通させるボルト
孔が設けられ、前記ステー本体の前記一方の腕部
と前記ボルトの頭部との間の位置で前記ボルト孔
に前記ボルトを貫通させた構造としてあることを
特徴とする自動車用ランプの取付ステーを提供す
ることで、紛失の恐れを無くすると共にこの種の
作業に不慣れな作業者でも前記ワツシヤが容易に
正しく取付けられるようにして、前記した従来の
課題を解決するものである。
【実施例】
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて
詳細に説明する。 尚、理解を容易とするために従来例と同じ部分
には同じ符号を付して説明し、重複する部分につ
いては一部その説明を省略する。 第1図に符号1で示すものはステー本体であ
り、このステー本体1は金属など硬質の板材で断
面略コ字状に形成され、一方の腕部1aにネジ孔
が設けられてボルト2が螺合されている点は従来
例のものと同様であるが、前記ステー本体1の他
の一方の腕部1bと前記ボルト2とで車体10に
挟着されるときに、この車体10とボルト2との
中間に挟着されるワツシヤ3は樹脂部材により前
記車体10とボルト2とに挟着される挟着部3a
の一部が折返されるように延長され、前記挟着部
3aと対峙する保持部3bとなるように略コ字状
に全体形状が形成されている。 前記保持部3bには前記ボルト2のネジ部が貫
通する孔径にボルト孔3cが形成され、例えばラ
ンプ製造業者により前記ボルト孔3cを貫通する
ようにして前記ステー本体1の一方の腕部1aに
ボルト2が螺合された状態で出荷される。 このようにすることで、前記ワツシヤ3は前記
ステー本体1およびボルト2と一体化されるもの
となり、同時に前記ワツシヤ3の挟着部3aは対
峙する保持部3bがボルト2により保持されるこ
とで前記ボルト2の先端部と対峙する正確な取付
け位置に常にセツトされているものとなる。 以上に説明した構造は本考案の基本的な部分で
あり実際の実施に当たつては例えば前記挟着部3
aにボルト2の先端部と嵌合する凹部を設けるな
どして一層に位置決めの正確さを計るなどの変更
は自由であり、またこの変更が本考案の要旨を損
なうもので無いことも云うまでもない。
【考案の効果】
以上に説明したように本考案により、ワツシヤ
を樹脂部材で略コ字状に形成し、車体に挟持され
る挟着部と対峙する保持部にはボルトを貫通させ
るボルト孔を設けて、ステー本体の前記一方の腕
部と前記ボルトの頭部との間の位置で前記ボルト
孔に前記ボルトを貫通させて一体化した構造とし
たことで、第一には前記ワツシヤの紛失を無く
し、第二には常に前記ワツシヤの挟着部が正しい
位置に保持されるようにして、不慣れな作業者に
依る取付によつても使用中のユルミ、あるいは車
体、特に塗装の損傷による発錆を生じないものと
すると云う優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車用ランプの取付ス
テーの一実施例を示す断面図、第2図は従来例を
示す断面図である。 1……ステー本体、1a……一方の腕部、1b
……他の一方の腕部、2……ボルト、3……ワツ
シヤ、3a……挟着部、3b……保持部、3c…
…ボルト孔、10……車体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面略コ字状のステー本体と、該ステー本体の
    一方の腕部に他の一方の腕部とで車体を挟着する
    ように螺合されたボルトと、該ボルトの先端と前
    記車体との間に挟持されるワツシヤとで成る自動
    車用ランプの取付ステーにおいて、前記ワツシヤ
    は樹脂部材で略コ字状に形成され、前記車体に挟
    持される挟着部と対峙する保持部には前記ボルト
    を貫通させるボルト孔が設けられ、前記ステー本
    体の前記一方の腕部と前記ボルトの頭部との間の
    位置で前記ボルト孔に前記ボルトを貫通させた構
    造としてあることを特徴とする自動車用ランプの
    取付ステー。
JP7390788U 1988-06-03 1988-06-03 Expired JPH0336431Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7390788U JPH0336431Y2 (ja) 1988-06-03 1988-06-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7390788U JPH0336431Y2 (ja) 1988-06-03 1988-06-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01176541U JPH01176541U (ja) 1989-12-15
JPH0336431Y2 true JPH0336431Y2 (ja) 1991-08-01

Family

ID=31299032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7390788U Expired JPH0336431Y2 (ja) 1988-06-03 1988-06-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0336431Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01176541U (ja) 1989-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001206157A (ja) モジュラクリップ
JPH0336431Y2 (ja)
US6685255B2 (en) Part installation structure for vehicle
JPS6328043Y2 (ja)
JPH0436972Y2 (ja)
JP3044115U (ja) L型端子の取付構造
JPH027088Y2 (ja)
JPS6216091Y2 (ja)
JPH079281Y2 (ja) 前照灯のインナーレンズの取付構造
JPH027087Y2 (ja)
JPH0426729Y2 (ja)
JPH0110113Y2 (ja)
JPH058209Y2 (ja)
JPH0320567Y2 (ja)
JPS6313527Y2 (ja)
JPS5848189Y2 (ja) 自動車用シガレツトライタ−の取付構造
JPS581519Y2 (ja) キユウユソウチニオケル パネルトリツケソウチ
JPS58139838A (ja) 自動車用ミラ−の取付装置
JPH0313081Y2 (ja)
JPS6330583Y2 (ja)
JPH0521451Y2 (ja)
JPH0132596Y2 (ja)
JPH035159Y2 (ja)
JPS585632Y2 (ja) 自動車前照灯の脱落防止装置
JPH035158Y2 (ja)