JPH0351227Y2 - - Google Patents

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JPH0351227Y2
JPH0351227Y2 JP1985030990U JP3099085U JPH0351227Y2 JP H0351227 Y2 JPH0351227 Y2 JP H0351227Y2 JP 1985030990 U JP1985030990 U JP 1985030990U JP 3099085 U JP3099085 U JP 3099085U JP H0351227 Y2 JPH0351227 Y2 JP H0351227Y2
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lamp
front combination
bracket
headlamp
combination lamp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ランプの車体取付構造に関するも
のである。
〔従来技術〕
最近、自動車においては、車体のデザイン、見
映えを改善して商品性を高める工夫が種々なされ
ており、そのような工夫の1例としてはドアと車
体のフラツシユサーフエス化が知られている。
ところで自動車においては、その車体の前端両
側にヘツドランプ及びフロントコンビランプが設
けられているが、このランプを車体へ取付ける場
合、従来、例えば実開昭59−113237号公報に示さ
れるように、ヘツドランプをシユラウドパネル
に、フロントコンビランプをフエンダーパネルに
各々取付けるのが一般的である。
しかるにこの従来のランプの車体取付構造で
は、製造誤差、組立誤差等によつてシユラウドパ
ネル及びフエンダーパネルにばらつきがあると、
ヘツドランプ及びフロントコンビランプの間に位
置ずれが生じ、見映えが悪く、商品性の面で好ま
しくないという問題があつた。
〔考案の目的〕
この考案は、かかる問題点に鑑み、ヘツドラン
プとフロントコンビランプ間の位置ずれをなく
し、ランプの見映えを改善できるランプの車体取
付構造を提供せんとするものである。
〔考案の構成〕
そこでこの考案は、一端がフエンダーパネル
に、他端がシユラウドパネルに固定され、かつ上
記ヘツドランプ及びフロントコンビランプの位置
決め用孔を有するブラケツトを設け、フロントコ
ンビランプ及びヘツドランプに突設された各々の
ボスを上記ブラケツトのそれぞれの位置決め用孔
に挿入し、かつ固定部材を用いてフロントコンビ
ランプ及びヘツドランプを上記ブラケツトに位置
決め取付けるようにしたもので、これによりブラ
ケツトで車体のばらつきを吸収するようにしたも
のである。
〔実施例〕 以下、本考案の実施例を図について説明する。
第1図ないし第5図は本考案の一実施例による
ランプの車体取付構造を示し、自動車の車体1の
前部両側にはヘツドランプ2及びフロントコンビ
ランプ3が配設され、車体1の前部中央にはラジ
エータグリル4が設けられ、又車体1とヘツドラ
ンプ2及びフロントコンビランプ3との間隙には
ガーニツシユ5及びモール6が設けられている。
上記車体1において、その側面にはフエンダー
パネル7が、車体1の前端にはシユラウドパネル
8が設けられ、該シユラウドパネル8の上端縁は
シユラウドアツパー9に、側部はシユラウドサイ
ドパネル10に固着され、上記シユラウドパネル
8及びシユラウドサイドパネル10はブラケツト
11を介してバランスパネル12に固着されてい
る。
また上記ヘツドランプ2において、そのランプ
ハウジング13内にはリフレクタ14及びサブリ
フレクタ15が収容され、リフレクタ14の裏面
開口にはバルブ16が嵌合装着され、又ランプハ
ウジング13の前面開口にはレンズ17が固着さ
れている。また上記フロントコンビランプ3にお
いて、そのランプハウジング18にはバルブ1
9,20が取付けられ、ランプハウジング18の
前面開口にはレンズ21、22が固着されてお
り、こうしてスモールランプ23及びターンシグ
ナル24が構成されている。
そして上記フエンダーパネル7にはフロントコ
ンビランプ3取付用の係合穴7aが形成されると
ともに、第1のランプ取付ブラケツト25の一端
側が溶接固着され、該第1のランプ取付ブラケツ
ト25の他端側はシユラウドパネル8及びシユラ
ウドアツパー9にL型ブラケツト26を介してボ
ルトによつて締付固定されている。この第1のラ
ンプ取付ブラケツト25にはその上部及び下部に
ヘツドランプ2取付用のねじ穴25a,25b
が、上部にヘツドランプ2の左右方向位置決め用
の長孔25cが、中央部にヘツドランプ2及びフ
ロントコンビランプ3の上下方向位置決め用の長
孔25dが形成され、又中央部には先端が二叉状
になつたフロントコンビランプ3取付用のブラケ
ツト27が固着されている。また上記シユラウド
サイドパネル10には第2のランプ取付ブラケツ
ト28がボルト、ナツトによつて締付固定され、
該ランプ取付ブラケツト28には上部及び下部に
ヘツドランプ2取付用のねじ穴28a,28b
が、中央部にヘツドランプ2の上下方向位置決め
用の長孔28cが形成されている。
一方、上記ヘツドランプ2のランプハウジング
13にはその裏面に上記ランプ取付ブラケツト2
5,28の位置決め用長孔25c,25d,28
cに対応して位置決め用ボス29が、ねじ穴25
a,25b,28a,28bに対応してボルト挿
通孔30が各々形成されており、上記位置決め用
ボス29を上記位置決め用長孔25c,25d,
28cに挿入し、ボルト31を上記ボルト挿通孔
30を挿通させて上記ねじ穴25a,25b,2
8a,28bに螺合させることによりヘツドラン
プ2は車体1に取付けられている。
また上記フロントコンビランプ3のランプハウ
ジング18の裏面には第1のランプ取付ブラケツ
ト25の位置決め用長孔25dに対応して位置決
め用ボス32が、フエンダーパネル7の係合穴7
aに対応して係合用ボス33が形成されるととも
に、第1のランプ取付ブラケツト25のフロント
コンビランプ3取付用のブラケツト27に対応し
て取付脚34が形成されており、上記位置決め用
ボス32を上記位置決め用長孔25dに挿入し、
上記係合用ボス33を上記係合穴7aに挿入する
とともにこれにフアスナ35を係合させ、さらに
取付部材36でもつて上記取付脚34とフロント
コンビランプ3取付用ブラケツト27とを相互に
締付固定することにより上記フロントコンビラン
プ3は車体1に取付けられている。
次にランプの取付方法について説明する。
まずヘツドランプ2を取付ける場合には、該ヘ
ツドランプ2の位置決め用ボス29をランプ取付
ブラケツト25,28の位置決め用長孔25c,
25d,28cに挿入し、すると位置決め用長孔
25d,28cによつてヘツドランプ2の上下方
向が、位置決め用長孔25cによつてヘツドラン
プ2の左右方向が各々位置決めされ、こうしてヘ
ツドランプ2は3点で正確に位置決めされるの
で、その状態でヘツドランプ2のボルト挿通孔3
0にボルト31を挿通しこれをランプ取付ブラケ
ツト25,28のねじ穴25a,25b,28
a,28bに螺合させればよく、これにより車体
1の取付位置に正確にヘツドランプ2を取付ける
ことができる。
またフロントコンビランプ3を取付ける場合に
は、該フロントコンビランプ3の位置決め用ボス
32を第1のランプ取付ブラケツト25の位置決
め用長孔2dに、係合用ボス33をフエンダーパ
ネル7の係合穴7aに挿入し、この係合用ボス3
3にフエンダパネル7の背面側からフアスナ35
を係合し、又取付脚34とフロントコンビランプ
3取付用ブラケツト27とを相互に重ね合わせ、
取付部材36でもつて両者を相互に締付固定すれ
ばよく、するとフロントコンビランプ3は位置決
め用長孔25d,係合穴7a及び取付用ブラケツ
ト27の3点で位置決めされ、これにより車体1
の取付位置に正確にフロントコンビランプ3を取
付けることができる。
以上のような本実施例の構造では、フエンダー
パネルとシユラウドパネルとに第1のランプ取付
ブラケツトを固定し、これを基準にしてヘツドラ
ンプ及びフロントコンビランプを取付けるように
したので、フエンダーパネル及びシユラウドパネ
ルのばらつきをこのランプ取付ブラケツトでもつ
て吸収でき、このばらつきに起因するヘツドラン
プとフロントコンビランプとの間の位置ずれを低
減でき、見映えを向上して商品性を高めることが
可能である。
また本構造では、第1、第2のランプ取付ブラ
ケツトに上下方向及び左右方向の位置決め用長孔
を設け、これらに位置決め用ボスを挿入したとき
にヘツドランプの位置決めができるようにしたの
で、ヘツドランプを正確な位置に取付けることが
でき、しかもヘツドランプの取付作業が大変簡単
である。
また本構造では、係合用ボスにフアスナを係合
させ、取付脚とフロントコンビランプ取付用ブラ
ケツトとを取付部材で締付固定したときにフロン
トコンビランプの位置決めと取付とができるよう
にしたので、フロントコンビランプの組付性が大
変良い。
なお上記実施例ではフエンダーパネルにフロン
トコンビランプの係合用ボスを挿入係合するため
の係合穴を形成したが、この係合穴は第1のラン
プ取付ブラケツトに形成してもよい。またヘツド
ランプ及びフロントコンビランプの取付方法は上
記実施例と異なる方法であつもよく、本考案はフ
エンダーパネルとシユラウドパネルとにブラケツ
トを固定し、このブラケツトにヘツドランプ及び
フロントコンビランプを取付けるようにすればよ
いものである。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案に係るランプの車体取付
構造によれば、一端がフエンダーパネルに、他端
がシユラウドパネルに固定され、かつ上記ヘツド
ランプ及びフロントコンビランプの位置決め用孔
を有するブラケツトを設け、フロントコンビラン
プ及びヘツドランプに突設された各々のボスを上
記ブラケツトのそれぞれの位置決め用孔に挿入
し、かつ固定部材を用いてフロントコンビランプ
及びヘツドランプを上記ブラケツトに位置決め取
付けるようにしたので、ブラケツトでもつて車体
のばらつきを吸収してヘツドランプとフロントコ
ンビランプとの間の位置ずれを大幅に低減でき、
見映えを向上して商品性を高めることができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるランプの車体
取付構造の要部斜視図、第2図は上記構造を有す
る自動車の概略斜視図、第3図は上記構造の拡大
断面図、第4図は上記構造の拡大正面図、第5図
は上記構造の一部拡大平面図である。 1……車体、2……ヘツドランプ、3……フロ
ントコンビランプ、25……第1のランプ取付ブ
ラケツト(ブラケツト)、31……ボルト(固定
部材)、36……取付部材(固定部材)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ヘツドランプとフロントコンビランプとをこれ
    らの外表面が連続するように隣接して車体に取付
    ける構造であつて、 一端がフエンダーパネルに、他端がシュラウド
    パネルに固定され、かつ上記ヘツドランプ及びフ
    ロントコンビランプの位置決め用孔を有するブラ
    ケツトを設け、 上記フロントコンビランプ及びヘツドランプに
    穿設された各々のボスを上記ブラケツトのそれぞ
    れの位置決め用孔に挿入し、かつ固定部材を用い
    てフロントコンビランプ及びヘツドランプを上記
    ブラケツトに位置決め固定したことを特徴とする
    ランプの車体取付構造。
JP1985030990U 1985-03-05 1985-03-05 Expired JPH0351227Y2 (ja)

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JP6120149B2 (ja) * 2013-03-22 2017-04-26 スズキ株式会社 自動車の前部車体構造

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58595U (ja) * 1981-06-26 1983-01-05 株式会社トーキン 電磁形動電変換器

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