JPH0329230Y2 - - Google Patents

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JPH0329230Y2
JPH0329230Y2 JP3559485U JP3559485U JPH0329230Y2 JP H0329230 Y2 JPH0329230 Y2 JP H0329230Y2 JP 3559485 U JP3559485 U JP 3559485U JP 3559485 U JP3559485 U JP 3559485U JP H0329230 Y2 JPH0329230 Y2 JP H0329230Y2
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JP
Japan
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vehicle body
mounting
lamp
fixed
body side
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JP3559485U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ランプの車体取付構造に関するも
のである。
〔従来技術〕
通常、自動車においては、その車体前端両側に
ヘツドランプが設けられるとともに、車体コーナ
部にフロントコンビランプが設けられている。そ
してこのフロントコンビランプの車体への取付構
造として、従来、例えば実開昭48−25440号公報
に示されるように、ランプハウジングをボルト、
ナツトによつて車体に締付固定するようにしたも
のがあつた。また他の取付構造として、ランプハ
ウジングの裏面にばねの一端を固定し、ばねの他
端をねじ等で車体に係止し、こうしてランプハウ
ジングをばねを介して車体に取付けるようにした
ものがあつた。
しかるに従来の取付構造では、いずれも組付性
が悪いという問題があつた。即ち、前者の取付構
造では、ランプの位置合せをした後作業者がラン
プを手で保持しておく必要があり、又車体内側に
手を入れるなどして車体内側からナツトを締付け
る必要があり、組付作業が煩雑であつた。また後
者の取付構造では、ばねを車体に係止する際にこ
のばねを引張る必要があり、この場合も作業が煩
雑であつた。
〔考案の目的〕
この考案は、かかる問題点に鑑み、車体への組
付性を向上できるランプの車体取付構造を提供せ
んとするものである。
〔考案の構成〕
そこでこの考案は、ランプ裏面に係合突起と取
付脚とを設け、この取付脚にこれと交差するよう
に取付部材の締結部を設け、この取付部材の係合
部を球面状に、これが係合固定される車体側部材
の固定部をすりばち状の座面に形成し、係合突起
を車体側部材に嵌合固定するとともに、取付脚を
取付部材によつて車体側部材に締付固定するよう
にしたものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図について説明する。
第1図ないし第6図は本考案の一実施例による
ランプの車体取付構造を示す。自動車の車体1の
前端中央部にはラジエータグリル2が設けられ、
車体1への前端両側部にはヘツドランプ3が設け
られ、車体1のコーナ部にはフロントコンビラン
プ4が配設されている。このフロントコンビラン
プ4ではそのランプハウジング5のバルブ6が取
付けられ、ランプハウジング5の前面開口にはレ
ンズ7が固着されている。
そしてフロントコンビランプ4のランプハウジ
ング5の裏面には係合用ボス(係合突起)8と、
先端が二又状になつた取付脚9とが設けられ、取
付脚9には取付部材10が設けられている。この
取付部材10では、取付脚9の先端に側面コ字状
の取付金具11がねじ12によつて締付け固定さ
れ、該取付金具11には取付脚9と交差するよう
にねじ部材(締結部)13が植設され、該ねじ部
材13には底面14aが球面状に形成された係合
ナツト(係合部)14、及び通常のナツト15が
螺着されるとともに、Eリング16が嵌装されて
いる。
一方、車体1のコーナ部(車体側部材)には係
合穴17が形成されるとともに、ブラケツト18
が取付けられ、該ブラケツト18にはヘツドラン
プ3の左右方向位置決め用長孔19、ヘツドラン
プ3及びフロントコンビランプ4の上下方向位置
決め用長孔20、ヘツドランプ3取付用のねじ穴
21が形成されるとともに、先端が二又状になつ
たフロントコンビランプ4を取付ける取付ブラケ
ツト(車体側部材)22が固着され、該取付ブラ
ケツト22の二又状部の奥部にはすりばち状の座
面(固定部)23が形成されている。そして上記
ブラケツト18の位置決め用長孔20にはランプ
ハウジング5裏面に設けた位置決め用ボス(図示
せず)が挿入され、又車体1コーナ部の係合穴1
7には係合用ボス8が挿入されるとともにこれに
フアスナ24が係合されて係合用ボス8は車体1
コーナ部に嵌合固定され、又取付ブラケツト22
の二又状部内には取付部材10のねじ部材13が
収容され、係合ナツト14及び通常のナツト15
を回して係合ナツト14の底面14aが取付ブラ
ケツト22の座面23に係合されて取付脚9は取
付ブラケツト22に締付固定されている。
次にフロントコンビランプ4の取付方法につい
て説明する。フロントコンビランプ4を車体1の
コーナ部に取付ける場合、そのランプハウジング
5の裏面に設けられた位置決め用ボス(図示せ
ず)を取付ブラケツト22の位置決め用長孔20
に挿入し、又係合用ボス8を車体1コーナ部の係
合穴17に挿入してこれにフアスナ24を係合
し、又取付部材10のねじ部材13を取付ブラケ
ツト22の二又状部内に収容し、上方から係合ナ
ツト14、及びナツト15を回して該係合ナツト
14の球面状底面14aと取付ブラケツト22の
すりばち状座面23とを係合させればよく、する
と係合ナツト14の締付に伴つて取付脚9は取付
ブラケツト22に対し、単に組付けた状態(第6
図の1点鎖線参照)から所定の位置(第6図の実
線参照)に移動されて、フロントコンビランプ4
は位置決め用長孔20、係合穴17及び取付ブラ
ケツト22の3点で位置決めされ、係合用ボス8
及び取付脚9によつて車体1コーナ部に固定され
ることとなる。
なおヘツドランプ3の取付方法については本考
案とは直接関係ないのでその説明は省略する。
以上のような本実施例の構造では、係合用ボス
にフアスナを係合させるとともに取付部材のナツ
トを締付ければランプを車体に固定でき、しかも
ナツトの締付は車体外側においてランプ上方から
これを行なうことができ、従来のように車体内側
に手を入れるなどして車体内側からナツトの締付
けを行なう必要がなく、組付作業性が大変良い。
また本装置では、ランプの固定と同時にランプ
の位置決めが行なわれ、従来のように位置決め後
ランプを手で保持しておく必要がなく、これによ
つても組付性を向上できる。
なお、上記実施例では係合用ボス8を係止する
ための係合穴17を車体1に設けるようにした
が、これはブラケツト18を設けるようにしても
よい。また取付ブラケツト22はブラケツト18
ではなく、直接車体1に設けるようにしてもよ
い。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案に係るランプの車体取付
構造によれば、ランプ裏面に係合突起と取付脚と
を設け、この取付脚にこれと交差するように取付
部材の締結部を設け、この取付部材の係合部を球
面状に、これが係合固定される車体側部材の固定
部をすりばち状の座面に形成し、係合突起を車体
側部材に嵌合固定するとともに、取付脚を取付部
材によつて車体側部材に締付固定するようにした
ので、ランプの位置決めと固定とを同時に行なう
ことができ、しかもこれを車体外側から行なうこ
とができ、その結果組付性を大幅に向上できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるランプの車体
取付構造を示す要部分解斜視図、第2図は上記取
付構造を有する自動車の概略斜視図、第3図は上
記取付構造の要部断面図、第4図は上記取付構造
における一部分解斜視図、第5図a,bは各々上
記取付構造における取付ブラケツト22の平面図
及び断面側面図、第6図は上記取付構造の要部拡
大側面図である。 1……車体(車体側部材)、4……フロントコ
ンビランプ、8……係合用ボス(係合突起)、9
……取付脚、10……取付部材、13……ねじ部
材(締結部)、14……係合ナツト(係合部)、2
2……取付ブラケツト(車体側部材)、23……
座面(固定部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体コーナ部に配設されるランプの取付構造で
    あつて、該ランプの裏面には係合突起と取付脚と
    が設けられ、上記係合突起は車体側部材に嵌合固
    定され、上記取付脚は取付部材を介して車体側部
    材に締付固定されており、上記取付部材の締結部
    は上記取付脚に対して交差するように設けられ、
    上記車体側部材と係合する上記取付部材の係合部
    は球面状に形成され、上記取付部材の係合部が係
    合固定される上記車体側部材の固定部はすりばち
    状の座面に設けられていることを特徴とするラン
    プの車体取付構造。
JP3559485U 1985-03-13 1985-03-13 Expired JPH0329230Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3559485U JPH0329230Y2 (ja) 1985-03-13 1985-03-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3559485U JPH0329230Y2 (ja) 1985-03-13 1985-03-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61153204U JPS61153204U (ja) 1986-09-22
JPH0329230Y2 true JPH0329230Y2 (ja) 1991-06-21

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ID=30540014

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JP3559485U Expired JPH0329230Y2 (ja) 1985-03-13 1985-03-13

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JPS61153204U (ja) 1986-09-22

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