JPH0135369Y2 - - Google Patents

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JPH0135369Y2
JPH0135369Y2 JP7553885U JP7553885U JPH0135369Y2 JP H0135369 Y2 JPH0135369 Y2 JP H0135369Y2 JP 7553885 U JP7553885 U JP 7553885U JP 7553885 U JP7553885 U JP 7553885U JP H0135369 Y2 JPH0135369 Y2 JP H0135369Y2
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JP
Japan
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reflector
rib
holder
ball
insertion rib
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車ヘツドランプのリフレクタ
の取付構造に関するものである。
(従来技術) 一般に自動車のヘツドランプは、車体組付後に
照準調整するための調整手段が設けられ、リフレ
クタの取付位置における照準の微調整が可能な構
造になつている。このような構造は、例えば第3
図乃至第5図に示した従来例がある。この従来例
において、ヘツドランプユニツト1内には、背面
からソケツト2を介してランプバルブ3が配設さ
れたリフレクタ4を有している。前記リフレクタ
4の外周に設けたフランジ部4aにコ次型の3個
のステイ5が、略三角形を形成する位置関係をも
つて取付けられ、各ステイの自由端部5aに孔5
bを穿けてある。これらのステイの内、一つのス
テイの孔5bに嵌めてホルダ6が取付けられ、該
ホルダ6は球部受部6aを有し、合成樹脂で一体
形成されている。前記ハウジング7には前記ホル
ダ6と対応する位置にボス7aを介してピボツト
8が螺合して設けられてあり、このピボツト8の
球部8aを前記ホルダ6の球部受部6aに圧入す
ることによつて回動自在に結合させ、前記リフレ
クタ4の回動支点Xとしてある。前記ステイ5の
他の2個のステイには、各孔5bに樹脂ナツト9
を取付け、該樹脂ナツト9にハウジング7を貫通
してリフレクタ4の取付を兼ねた上下方向及び左
右方向照準用アジヤステイングスクリユー10が
螺合してある。第5図には、前記回動支点Xに対
するリフレクタ4の開口部下部X′位置の回動方
向を矢印Pで示し、その回動必要間隙をaで示し
たものである。
(考案が解決しようとする問題点) 近年、自動車のデザインにおいては、ヘツドラ
ンプの上下幅を狭くし、ハウジング及びリフレク
タの寸法に制約があるにもかかわらず、外観美と
高老度化が強く要求されるようになつている。
前記従来例においては、回動支点Xの位置がス
テイ5を介して、リフレクタ開口部から離れた位
置になるため照準調整の際に、リフレクタ開口部
下部X′の回動必要間隙aが大きくなり、ハウジ
ングとリフレクタの間隙を大きくする必要があ
り、前記要求に反すると共に、外観も悪くなる等
の問題点がある。
(問題点を解決するための手段) この考案は、前記問題点を解決する具体的手段
としてハウジングに設けたピボツトの球部と、リ
フレクタに設けたホルダの球部受部とを係合させ
て照準調整時の回動支点としたホルダ構造におい
て、前記リフレクタのフランジ部に一部に延長さ
せて張出部を設け、該張出部に係合用角孔を設
け、前記ホルダは背面側に球部受部を設けると共
に、前面側に平板状の差込リブを設け、該差込リ
ブの下部両サイドに沿つて縦方向に設けた一対の
支持リブと、前記差込リブと支持リブとの間に設
けたガイドリブとを有し、かつ前記差込リブの下
面側に、前記張出部に設けた係合用角孔に係合す
る突起を設けたことを特徴とするヘツドランプの
取付構造を提供するものであり、前記ホルダの差
込リブと、支持リブとの間でリフレクタの張出部
を挟持し、しかも突起と係合用角孔とが弾性的に
結合するので、その組付けが簡単であり、かつ照
準調整の回動支点の前記リフレクタ開口部への接
近が図れ、前記ヘツドランプユニツトのリフレク
タと該ハウジングの間隙が小さくできるのであ
る。
(実施例) 次に、この考案を第1図及び第2図に示した実
施例によつて、更に詳しく説明する。リフレクタ
20のフランジ部20aの一部に台形状を呈する
張出部20bが形成され、該張出部に係合用角孔
20cを設ける。この張出部20bに取付けられ
るホルダ21は、合成樹脂により形成されその背
面側に球部受部21aを形成し、前面側上部に平
板状の差込リブ21bを形成し、該差込リブの下
部で且両サイドに縦方向に一対の支持リブ21c
を設け、更に前記差込リブ21bと支持リブ21
cとの間に腕状に突出させた一対のガイドリブ2
1dを形成してある。そして前記差込リブ21b
の下面側略中央部には、前記張出部20bに設け
られた係合用角孔20cに嵌着係合する突起21
eが設けられ、前記ガイドリブ21dは前記張出
部20bの外周縁を抱えるように当接する形状に
突出形成されている。尚ピボツト22はハウジン
グ23側に螺合されてあり、該ピボツトは球部2
2aを有している。
このように構成された、この考案のリフレクタ
のホルダ構造においてリフレクタ20の背面側か
ら張出部20bに対し、差込リブ21bと支持リ
ブ21cとで挟付けるようにホルダ21を押込む
ことによつて、前記差込リブ21bの下面側に設
けられている突起21eが、前記張出部20bに
設けられた係合用角孔20cに弾性的に嵌着係合
する。同時に前記張出部20bの外周縁がガイド
リブ21dで抱込まれ正確な位置決めと安定した
係合とがなされる。次に、あらかじめヘツドラン
プユニツトのハウジング23の対応する所定位置
に螺合してあるピボツト22の球部22aに対し
ホルダ21の球部受部21aを押付けて圧入させ
ることにより結合させ、リフレクタ20の回動支
点X部分の組付けが完了する。尚、前記リフレク
タ20の外周に延長して設けられたフランジ部2
0dの背面側には図示していないが、従来例と同
じように2箇所において、コ字型ステイが取付け
られ、該コ字型ステイと前記張出部20bとが略
三角形を形成する位置関係をもつて取付けられ、
該2箇所のステイの自由端部に従来例と同じよう
に樹脂ナツトが設けられており、ハウジング23
側を貫通してリフレクタ20の取付けを兼ねた上
下方向及び左右方向の照準用アジヤステングスク
リユーが螺合してある。要するに照準調整が行な
われる側のアジヤステングスクリユーの構成は従
来例のものがそのまま使用可能である。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案に係るリフレク
タの取付構造は、ハウジングに螺合されているピ
ボツトの球部と結合させる球部受部を有し、合成
樹脂によつて一体形成されたホルダを用い、前記
リフレクタの背面側から該リフレクタ張出部に対
し係合して組付けられる構造であるため、照準調
整の回動支点Xの位置をリフレクタ開口部に接近
させることができる。この結果、照準調整の際の
回動支点Xに対するリフレクタ開口部下部X′の
回動必要間隙aが小さくなり、無駄な空間を少な
くできるのでリフレクタの面積を拡大することが
可能となり高光度が図れると共に外観もよくな
る。さらにホルダをフランジの張出部へ直接係合
して組付けられるため、組付作業が容易になる等
の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るホルダの組付構造の要
部のみを分解して示した斜視図、第2図は同組付
構造におけるホルダ部の拡大断面図、第3図は、
従来例におけるヘツドランプの略示的横断面図、
第4図は第3図ので示した部の拡大断面図、第
5図は同従来例における略示的縦断面図である。 20……リフレクタ、20a……フランジ部、
20b……張出部、20c……係合用角孔、21
……ホルダ、21a……球部受部、21b……差
込リブ、21c……支持リブ、21d……ガイド
リブ、21e……突起、22……ピボツト、22
a……球部、23……ハウジング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジングに設けたピボツトの球部と、リフレ
    クタに設けたホルダの球部受部とを係合させて照
    準調整時の回動支点としたホルダ構造において、
    前記リフレクタのフランジ部に一部に延長させて
    張出部を設け、該張出部に係合用角孔を設け、前
    記ホルダは背面側に球部受部を設けると共に、前
    面側に平板状の差込リブを設け、該差込リブの下
    部両サイドに沿つて縦方向に設けた一対の支持リ
    ブと、前記差込リブと支持リブとの間に設けたガ
    イドリブとを有し、かつ前記差込リブの下面側
    に、前記張出部に設けた係合用角孔に係合する突
    起を設けたことを特徴とするヘツドランプの取付
    構造。
JP7553885U 1985-05-21 1985-05-21 Expired JPH0135369Y2 (ja)

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JP7553885U JPH0135369Y2 (ja) 1985-05-21 1985-05-21

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JPS61194202U JPS61194202U (ja) 1986-12-03
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ID=30616851

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JP7553885U Expired JPH0135369Y2 (ja) 1985-05-21 1985-05-21

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JP2011018520A (ja) * 2009-07-08 2011-01-27 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具
JP2011018517A (ja) * 2009-07-08 2011-01-27 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具

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JPS61194202U (ja) 1986-12-03

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