JPS6343163Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6343163Y2 JPS6343163Y2 JP7424682U JP7424682U JPS6343163Y2 JP S6343163 Y2 JPS6343163 Y2 JP S6343163Y2 JP 7424682 U JP7424682 U JP 7424682U JP 7424682 U JP7424682 U JP 7424682U JP S6343163 Y2 JPS6343163 Y2 JP S6343163Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boss
- inner plate
- stud bolt
- lamp
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車の車体に取付けられる灯器に関
し、その目的は、異なる車種に取付け可能とした
部品の共用化を図つたことである。
し、その目的は、異なる車種に取付け可能とした
部品の共用化を図つたことである。
自動車に取付けられる灯器において、例えば第
1図に示すようにトラツクのリヤボデー1のコー
ナポスト2の部位にリヤコンビネーシヨンランプ
なる灯器3が取付けられるが、その取付けはコー
ナポスト2の外板面を取付基準面とし、内板に形
成した凹部にランプのハウジングに形成したボス
端部に埋設しているスタツドボルトとナツトとに
よつて締付固定している。従つてボスの端面は内
板に形成した凹部面に対応する長さで設定されて
いる。
1図に示すようにトラツクのリヤボデー1のコー
ナポスト2の部位にリヤコンビネーシヨンランプ
なる灯器3が取付けられるが、その取付けはコー
ナポスト2の外板面を取付基準面とし、内板に形
成した凹部にランプのハウジングに形成したボス
端部に埋設しているスタツドボルトとナツトとに
よつて締付固定している。従つてボスの端面は内
板に形成した凹部面に対応する長さで設定されて
いる。
ところが、車種が異なるとコーナポストの内板
位置が変更し、ハウジングに形成さたボスの端面
に対応しないので、それぞれボスの長さの異なる
灯器を製造する必要があつた。そのためコストア
ツプは勿論のこと、車両組立ラインにおいては異
なる車種のアランダムに流れる場合には、それぞ
れの車種に対応する複数種の灯器を準備しなけれ
ばならず、また作業者は組付けにおいて車種に対
応する灯器を選択しなければならない面倒な作業
となる。多量高能率生産においてラインを移動す
る車体への部品組付においては作業者の労力負担
は軽減されなければならず、それには異種車両で
あつても部品の共用化を図ることが重要な要件で
ある。
位置が変更し、ハウジングに形成さたボスの端面
に対応しないので、それぞれボスの長さの異なる
灯器を製造する必要があつた。そのためコストア
ツプは勿論のこと、車両組立ラインにおいては異
なる車種のアランダムに流れる場合には、それぞ
れの車種に対応する複数種の灯器を準備しなけれ
ばならず、また作業者は組付けにおいて車種に対
応する灯器を選択しなければならない面倒な作業
となる。多量高能率生産においてラインを移動す
る車体への部品組付においては作業者の労力負担
は軽減されなければならず、それには異種車両で
あつても部品の共用化を図ることが重要な要件で
ある。
本考案は各種の部品の共用化が行われている中
でも未だに共用化されていない一部の灯器につい
て簡単な構造により共用化を可能としてものであ
る。
でも未だに共用化されていない一部の灯器につい
て簡単な構造により共用化を可能としてものであ
る。
以下本考案の実施例について第2図により説明
する。3は車体の外板4の開口部5より装入され
外板4の面を基準面として取付けられる灯器であ
る。この灯器3を構成するハウジング8には車体
の内板に固着するためのボス9が設けられ、その
ボス9の端部にはスタツドボルト10が回り止め
して埋設され突出している。従つて、このボス9
の端面位置は取付けるべき内板の面と対応してい
なければならない。
する。3は車体の外板4の開口部5より装入され
外板4の面を基準面として取付けられる灯器であ
る。この灯器3を構成するハウジング8には車体
の内板に固着するためのボス9が設けられ、その
ボス9の端部にはスタツドボルト10が回り止め
して埋設され突出している。従つて、このボス9
の端面位置は取付けるべき内板の面と対応してい
なければならない。
そこで本考案では、このボス9の端面位置は外
板に対して最も間隔の小さい内板6aを有する車
種に対応するよう設定し、このボス9端のスタツ
ドボルト10に着脱自在に螺合し、先端にスタツ
ドボルト12を有し、且つ前記内板6a位置より
も間隔の大きい内板6bを持つた異なる車種の前
記内板6aに対応する継ぎ増し脚体11を設けた
ものである。13はスタツドボルト12端に刻設
したスリツト、14はナツト、15はパツキン、
16はレンズを示す。
板に対して最も間隔の小さい内板6aを有する車
種に対応するよう設定し、このボス9端のスタツ
ドボルト10に着脱自在に螺合し、先端にスタツ
ドボルト12を有し、且つ前記内板6a位置より
も間隔の大きい内板6bを持つた異なる車種の前
記内板6aに対応する継ぎ増し脚体11を設けた
ものである。13はスタツドボルト12端に刻設
したスリツト、14はナツト、15はパツキン、
16はレンズを示す。
尚図例ではボス9の端部にスタツドボルト10
を突出させたものであるが、ボス9の端部にねじ
穴を設け、これに対応するボルトにて内板6aに
固定し、継ぎ増し脚体11に前記ねじ穴に螺着す
るスタツドボルトを突設してもよい。
を突出させたものであるが、ボス9の端部にねじ
穴を設け、これに対応するボルトにて内板6aに
固定し、継ぎ増し脚体11に前記ねじ穴に螺着す
るスタツドボルトを突設してもよい。
本考案は上記の通りの構造であるから、外板4
に対し間隔の小さい位置の内板6aを持つた車種
の場合にはハウジング8に設けられているボス9
を内板6aに形成した凹部7aに当接しスタツド
ボルト10にナツト14を螺合して灯器3を取付
け、外板4に対し間隔の大きい位置の内板6bを
持つた異なる車種の場合には継ぎ増し脚体11を
ボス9のスタツドボルト10に結合し、継ぎ増し
脚体11にて内板6aに形成した凹部7bに対応
させスタツドボルト12にナツト14を螺合して
灯器3を取付けるものである。尚スタツドボルト
12端のスリツト13は、これにドライバーを係
合して継ぎ増し脚体11をボス9に結合する。
に対し間隔の小さい位置の内板6aを持つた車種
の場合にはハウジング8に設けられているボス9
を内板6aに形成した凹部7aに当接しスタツド
ボルト10にナツト14を螺合して灯器3を取付
け、外板4に対し間隔の大きい位置の内板6bを
持つた異なる車種の場合には継ぎ増し脚体11を
ボス9のスタツドボルト10に結合し、継ぎ増し
脚体11にて内板6aに形成した凹部7bに対応
させスタツドボルト12にナツト14を螺合して
灯器3を取付けるものである。尚スタツドボルト
12端のスリツト13は、これにドライバーを係
合して継ぎ増し脚体11をボス9に結合する。
このように本考案はボスに継ぎ増し脚体を着脱
する簡単な構造により、1種類の灯器を内板位置
の異なる異種車種に共通して取付けることがで
き、部品の共用化によるコストダウンと組付作業
の合理化並びに能率化が得られる利点がある。
する簡単な構造により、1種類の灯器を内板位置
の異なる異種車種に共通して取付けることがで
き、部品の共用化によるコストダウンと組付作業
の合理化並びに能率化が得られる利点がある。
第1図は車両に取付けられる灯器の1実施例を
示す斜視図、第2図は本考案の要部断面図であ
る。 3……灯器、4……外板、5……開口部、6
a,6b……内板、8……ハウジング、9……ボ
ス、10……スタツドボルト、11……継ぎ増し
脚体、12……スタツドボルト、14……ナツ
ト。
示す斜視図、第2図は本考案の要部断面図であ
る。 3……灯器、4……外板、5……開口部、6
a,6b……内板、8……ハウジング、9……ボ
ス、10……スタツドボルト、11……継ぎ増し
脚体、12……スタツドボルト、14……ナツ
ト。
Claims (1)
- 車体外板を取付基準面とし、車体内板にハウジ
ングに設けられたボス端部に設けられているねじ
部に対応する螺着具により固着する灯器におい
て、先端にネジ部を有する継ぎ増し脚体を前記ボ
ス端のねじ部に着脱自在に螺合して成る車両用灯
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7424682U JPS58178204U (ja) | 1982-05-22 | 1982-05-22 | 車両用灯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7424682U JPS58178204U (ja) | 1982-05-22 | 1982-05-22 | 車両用灯器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58178204U JPS58178204U (ja) | 1983-11-29 |
JPS6343163Y2 true JPS6343163Y2 (ja) | 1988-11-10 |
Family
ID=30083693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7424682U Granted JPS58178204U (ja) | 1982-05-22 | 1982-05-22 | 車両用灯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58178204U (ja) |
-
1982
- 1982-05-22 JP JP7424682U patent/JPS58178204U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58178204U (ja) | 1983-11-29 |