JP3562529B2 - バンパサイドの車体固定構造 - Google Patents

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    • B60R19/24Arrangements for mounting bumpers on vehicles
    • B60R2019/247Fastening of bumpers' side ends

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、バンパ本体を車体に固定する際の固定構造、特に、バンパ本体のサイド部をフェンダパネルに固定する際のバンパサイドの車体固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、斯かるバンパサイドの車体固定構造としては、図5(A),(B)に示すようなものがある(例えば、実開昭63−158457号公報参照)。
【0003】
図5(A)において、1はバンパ本体(全体図略)に車体側方へと回り込むように一体に形成されたサイド部、2はサイド部1を車体に固定する際の補強用のブラケット、3は車体前後にランプ収納空間4の上縁部とホイールハウス部5とを形成するフェンダパネルである。
【0004】
サイド部1の上縁には車体内側へと略水平に折曲された取付板部1aが形成されている。また、この取付板部1aには、真円状の固定穴1bと、車体前後方向に長径な調節固定穴1cとが形成されている。さらに、サイド部1の車体前方寄り(図示左方)にはランプ収納空間4の下縁部を形成する湾曲部1dが一体に形成されている。
【0005】
ブラケット2には取付板部1aの下面に密着する取付面2aが形成され、この取付面2aには、取付板部1aと同様に真円状の固定穴2bと、車体前後方向に長径な調節固定穴2cとが形成されている。
【0006】
フェンダパネル3の下部には車体内側へと略水平に折曲され且つ取付板部1aの上面に密着する固定面3aが一体に形成され、固定面3aにも取付板部1aと同様に真円状の固定穴3bと、車体前後方向に長径な調節固定穴3cとが形成されている。
【0007】
これらサイド部1、ブラケット2、フェンダパネル3は、図5(B)に示すように、取付板部1aを取付面2aと固定面3aとの間に位置させた状態で重畳すると共に各固定穴1b,2b,3bを同軸上に一致させ、ボルト6をこの固定穴1b,2b,3bに挿入してナット(図示せず)をボルト6に締結することによりサイド部1がフェンダパネル3に位置決めされた状態で固定される。
【0008】
尚、調節固定穴1c,2c,3cは、固定穴1b,2b,3bと同様にボルト(図示せず)が挿入されるが、成形時の誤差等により固定穴1c,2c,3cが車体前後方向にずれても調節固定穴1c,2c,3cは車体前後方向に長径に設定されているためボルトの挿入が不可能となることはない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図5(B)に示すように、ランプ収納空間4をサイド部1とフェンダパネル3とで跨って形成する場合、その開口縁部は連続した曲線となることが望ましい。従って、固定穴1b,2b,3bの形状や大きさ並びに軸線の位置などは、取付板部1aの角P1とフェンダパネル3の角P2とが一致するように高精度が要求される。
【0010】
しかしながら、上述したバンパサイドの車体固定構造にあっては、この精度を満足させるために固定穴1b,2b,3bを略水平な面上に形成しているため、その軸線が車体上下方向に延びてしまいボルト6の取付作業が非常に面倒であるばかりでなく、フェンダパネル3に固定穴1b,2b,3bが隠れてしまい固定穴1b,2b,3bの位置合わせが困難であるという問題点が生じていた。
【0011】
そこで、図6に示すように、湾曲部1dに沿う延長部2d,3dをブラケット2並びにフェンダパネル3にそれぞれ形成し、この湾曲部1d並びに延長部2d,3dに固定穴1b,2b,3bを形成してランプ収納空間4側から車体下方に向けてボルト(図示せず)を挿入することが考えられるが、このような場合にはボルトの頭部がランプ収納空間4に露出してしまうため、ランプ(図示せず)を設置した際にランプと延長部3dとの間に隙間ができてしまうという新たな問題が発生してしまう。尚、図6において、上記第1の従来例と同一の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0012】
本発明は上記事情に鑑みなされたものであって、バンパ本体のサイド部のフェンダパネルへの固定を容易に行なうことができるバンパサイドの車体固定構造を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明はその目的を達成するため、バンパ本体のサイド部の上縁に車体内方に向けて略水平な取付板部が形成され、前記取付板部の下面に密着して補強用のブラケットが配設され、フェンダパネルの下部に前記取付板部の上面に密着する固定面を有する固定板部が一体に形成され、前記取付板部と前記ブラケットと前記固定板部とそれぞれに互いに重ね合わせた際に一致し、軸線が略車体横方向へ延びる固定穴を形成した板面によって垂直なフランジが、ランプ収納空間内に位置するように、前記取付板部と前記ブラケットと前記固定板部とに、それぞれ突出形成され、前記各固定穴が一致するように前記各フランジを対向させつつ前記取付板部と前記ブラケットと前記固定板部とが重畳された後、前記各固定穴に固定部材を車体側方から挿入して前記各フランジが一体に締結されているを要旨とする。
【0014】
【作用】
このような構成においては、車体内方に向けて略水平な取付板部をバンパ本体のサイド部の上縁に形成し、補強用のブラケットを取付板部の下面に密着して配設し、取付板部の上面に密着する固定面部を有する固定板部をフェンダパネルの下部に一体に形成し、互いに重ね合わせた際に一致し、該軸線が略車体横方向へ延びる固定穴を形成した板面によって垂直なフランジを取付板部とブラケットと固定板部のそれぞれに突出形成し、各固定穴が一致するように各フランジを対向させつつ取付板部とブラケットと固定板部とを重畳した後、各固定穴に同軸に固定部材を車体側方から挿入して各フランジを一体に締結する。
また、フランジを角度θだけ車体中心側に変位させることにより、バンパ本体のサイド部をフェンダパネルに対し取付けるに際し、前記フェンダパネルのフランジが他のフランジのガイド機能を奏するので、取付作業性が更に向上する。
【0015】
【実施例】
次に、本発明のバンパサイドの車体固定構造の実施例を図1乃至図4に基づいて説明する。
【0016】
図4において、10は乗用車の車体(全体図略)、11はバンパ本体12とエアスポイラー本体13とが一体に形成されたフロントバンパ、14はフェンダパネル、15は前照灯・ターンシグナルランプ・車幅灯等が一体の異形ヘッドランプ、16はフロントバンパ11とフェンダパネル14とで開口縁部が形成されたホイールハウス17内に設置の前輪である。
【0017】
バンパ本体11には車体側方へと回り込むようにサイド部18が一体に形成されている。
【0018】
このサイド部18は、図1(A),(B)に示すように、補強用のブラケット19と一体にフェンダパネル14にボルト20及びナット(図示せず)を介して固定される。また、サイド部18の上縁には異形ヘッドランプ15の下縁形状に合わせて車体内側へと略水平に折曲された取付板部18aが形成されている。
【0019】
取付板部18aには、車体横方向に延びる軸線を有する真円状の固定穴18bを有するフランジ18cと、車体前後方向に長径な調節固定穴18dとが形成されている。
【0020】
一方、フェンダパネル14の下部には車体内側へと略水平に折曲され且つ取付板部18aの上面に密着する固定面14aを有する固定板部14bが一体に形成されている。
【0021】
固定板部14bには真円状の固定穴14cを有するフランジ14dが突出形成されている。また、固定面14aには車体前後方向に長径な調節固定穴14eが形成されている。
【0022】
ブラケット19には取付板部18aの下面に密着するように取付板部18aに沿う取付面19aが形成されている。また、ブラケット19には真円状の固定穴19bを有するフランジ19cが突出形成されている。さらに、取付面19aには車体前後方向に長径な調節固定穴19dが形成されている。
【0023】
尚、このブラケット19は、サイド部18とフェンダパネル14の車体前後方向の接合長さや形状等によって異るため、図1ではサイド部18とフェンダパネル14を含めて模式的に開示する。
【0024】
図2及び図3は、このようなブラケット19の詳細な形状を示すもので、サイド部18とフェンダパネル14の車体前後方向の接合長さや形状等はこのブラケット19に準じている。
【0025】
このブラケット19には、上述した固定穴19bと調節固定穴19d(長径でなくともよい)の他に、仮止め用の係合穴19e,19f,19gが形成されている。また、ブラケット19の長手方向(車体前後方向)略中央には強度確保のためのオフセット部19hが形成されている。
【0026】
ところで、上述したフランジ19cは、図2に示すように、車体前後(Y軸)及び車体左右(X軸)の位置決めを容易とするためY軸方向に対して角度θだけ変位させて固定穴19bの軸線Pを若干傾けた略車体横方向に延びる軸線としてもよく、この発明に含まれる。尚、この傾き角度は特に限定されないが、ボルト20を車体側方から挿入できる範囲で設定されることは言うまでもない。また、このフランジ19cを傾けた場合には、当然に、フランジ14c,18cも同角度で傾斜設定される。
【0027】
上記の構成において、サイド部18は、図1(B)に示すように、同軸上に固定穴14c,18b,19bが位置するようにフランジ14c,18c,19bを対向させつつ取付板部18aと取付面19aと固定面14aとを重畳した後、固定穴14c,18b,19bに同軸にボルト20を車体側方から挿入して各フランジを一体に締結する。
【0028】
また、フランジ14c,18c,19bを角度θだけ車体中心側に変位させたことにより、フロントバンパ11のサイド部18をフェンダパネル14に対し取付けるに際し、フランジ14cがフランジ18c,19cのガイド機能を奏するので、取付作業性が更に向上する。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のバンパサイドの車体固定構造にあっては、バンパ本体のサイド部の上縁に車体内方に向けて略水平な取付板部が形成され、前記取付板部の下面に密着して補強用のブラケットが配設され、フェンダパネルの下部に前記取付板部の上面に密着する固定面を有する固定板部が一体に形成され、前記取付板部と前記ブラケットと前記固定板部のそれぞれに互いに重ね合わせた際に一致し、該軸線が略車体横方向へ延びる固定穴を形成した板面によって垂直なフランジが突出形成され、前記各固定穴が一致するように前記各フランジを対向させつつ前記取付板部と前記ブラケットと前記固定板部とが重畳された後、前記各固定穴に固定部材を車体側方から挿入して前記各フランジが一体に締結されていることにより、バンパ本体のサイド部のフェンダパネルへの固定を容易に行なうことができる。
また、フランジを角度θだけ車体中心側に変位させることにより、バンパ本体のサイド部をフェンダパネルに対し取付けるに際し、前記フェンダパネルのフランジが他のフランジのガイド機能を奏するので、取付作業性が更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバンパサイドの車体固定構造を示し、(A)は要部の模式的な分解斜視図、(B)は要部の模式的な組み付け斜視図である。
【図2】同じく、ブラケットの平面図である。
【図3】同じく、ブラケットの斜視図である。
【図4】車体前方部分の斜視図である。
【図5】従来のバンパサイドの車体固定構造を示し、(A)は要部の模式的な分解斜視図、(B)は要部の模式的な組み付け斜視図である。
【図6】同じく、他の従来のバンパサイドの車体固定構造を示す要部の模式的な分解斜視図である。
【符号の説明】
12…バンパ本体
14…フェンダパネル
14b…固定板部
14c…固定穴
14d…フランジ
18…サイド部
18a…取付板部
18b…固定穴
18c…フランジ
19…ブラケット
19a…取付面
19b…固定穴
19c…フランジ
20…ボルト(固定部材)

Claims (1)

  1. バンパ本体のサイド部の上縁に車体内方に向けて略水平な取付板部が形成され、前記取付板部の下面に密着して補強用のブラケットが配設され、フェンダパネルの下部に前記取付板部の上面に密着する固定面を有する固定板部が一体に形成され、前記取付板部と前記ブラケットと前記固定板部とそれぞれに互いに重ね合わせた際に一致し、軸線が略車体横方向へ延びる固定穴を形成した板面によって垂直なフランジが、ランプ収納空間内に位置するように、前記取付板部と前記ブラケットと前記固定板部とに、それぞれ突出形成され、前記各固定穴が一致するように前記各フランジを対向させつつ前記取付板部と前記ブラケットと前記固定板部とが重畳された後、前記各固定穴に固定部材を車体側方から挿入して前記各フランジが一体に締結されていることを特徴とするバンパサイドの車体固定構造。
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