JPH0528121Y2 - - Google Patents

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JPH0528121Y2
JPH0528121Y2 JP5801888U JP5801888U JPH0528121Y2 JP H0528121 Y2 JPH0528121 Y2 JP H0528121Y2 JP 5801888 U JP5801888 U JP 5801888U JP 5801888 U JP5801888 U JP 5801888U JP H0528121 Y2 JPH0528121 Y2 JP H0528121Y2
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JP
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escutcheon
board
fixing
peripheral wall
fixing hole
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、車載用電子機器に適用されるエスカ
ツシヨン基板取付構造に関する。
[従来の技術] カーラジオ、カーオーデイオ、無線機等の車載
用電子機器は第4図に示すようにエスカツシヨン
1と称される筺体内に組み込まれている。2は各
種部品が実装されるエスカツシヨン基板で周縁に
複数の固定突起3を有し、このエスカツシヨン基
板2は前記エスカツシヨン1の裏面側に設けられ
ている周壁4に形成された固定穴5にその固定突
起3を係合させることによりエスカツシヨン1に
固定される。
ここでエスカツシヨン1としては各種サイズの
ものがあるが、一般にその面積は極めて小さく主
流はDINサイズとして定められている178mm×50
mmのものが用いられており、また周壁4の高さは
1乃至1.5cm程度である。このような小さなサイ
ズのエスカツシヨン1にエスカツシヨン基板2を
固定するには、周壁4を外側に撓ませた状態で固
定穴5に固定突起3を係合することが行われてい
る。
しかしながら周壁4の強度が強いと外側に撓ま
すのが困難であり、無理に固定突起3を係合して
破損させてしまうおそれがある。特にエスカツシ
ヨン1にカセツト挿入口6を設けるように仕切壁
7が存在している構造では、撓む部分の幅が狭く
なるのでエスカツシヨン基板2の固定には極めて
大きな力が必要となる。
このため従来は第5図に示すように周壁4の内
側に撓み易い係止爪8を設け、支持台9との間で
エスカツシヨン基板2を挟持することにより固定
することが行われていた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら従来のような固定構造では、ただ
でさえ面積の小さなエスカツシヨン基板を挟持固
定によつてさらにその面積を小さく制約してしま
うという問題がある。
本考案は以上のような問題に対処してなされた
もので、エスカツシヨン基板をその面積を制約す
ることなく固定することができるエスカツシヨン
基板取付構造を提供することを目的とするもので
ある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本考案は、周縁に固
定突起を有しエスカツシヨン裏面に配設されるエ
スカツシヨン基板と、エスカツシヨンの裏面側に
設けられており、内側面に前記固定突起と係合す
る固定穴が形成された周壁とを有し、前記周壁は
その端辺から前記固定穴にかけて端辺側が深く固
定穴側が浅いテーパーが形成されるようにしたも
のである。
[作用] エスカツシヨン基板の固定突起をエスカツシヨ
ンの固定穴に係合するとき、固定突起はテーパー
が逃げ経路として働くことによりスムーズに係合
させることができる。従つてエスカツシヨン基板
をこの面積を制約することなくエスカツシヨンに
固定するとができる。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
第1図は本考案のエスカツシヨン基板取付構造
の実施例を示す部分立面図で、エスカツシヨン1
の裏面側に設けられた周壁4には第2図に示すよ
うに端面4aから固定穴5にかけて端面4a側が
深く固定穴5側が浅いテーパー10を形成するよ
うにしたものである。第3図はこのようなテーパ
ー10を示す斜視図である。
このような本実施例の構造によれば、エスカツ
シヨン基板2の固定突起3をエスカツシヨン1の
固定穴5に係合するとき、テーパー10が固定突
起3の逃げ経路として働くためスムーズに係合さ
せることができる。従つてエスカツシヨン基板2
に大きな力を加えることなくエスカツシヨン基板
2をエスカツシヨン1に固定できるので、固定突
起3を破損させるおそれはなくなると共に、エス
カツシヨン基板2の面積を制約することもなくな
る。
本文の実施例に限ることなく本考案は固定突起
を周縁に設けたエスカツシヨン基板を各種壁等の
角穴に固定する用途にすべて適用することができ
る。
[考案の効果] 以上述べたように本考案によれば、エスカツシ
ヨンの周壁に設けたテーパーに沿つてエスカツシ
ヨン基板の固定突起をエスカツシヨンの固定穴に
係合するようにしたので、エスカツシヨン基板を
その面積を制約することなしにエスカツシヨンに
固定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のエスカツシヨン基板取付構造
の実施例を示す部分立面図、第2図は第1図の
−線に沿う断面図、第3図は本実施例の取付構
造のテーパー部分の斜視図、第4図および第5図
は従来構造を示す立面図および断面図である。 1……エスカツシヨン、2……エスカツシヨン
基板、3……固定突起、4……周壁、5……固定
穴、10……テーパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周縁に固定突起を有しエスカツシヨン裏面に配
    設されるエスカツシヨン基板と、エスカツシヨン
    の裏面側に設けられており、内側面に前記固定突
    起と係合する固定穴が形成された周壁とを有し、
    前記周壁はその端辺から前記固定穴にかけて端辺
    側が深く固定穴側が浅いテーパーが形成されてい
    ることを特徴とする車載用電子機器のエスカツシ
    ヨン基板取付構造。
JP5801888U 1988-04-28 1988-04-28 Expired - Lifetime JPH0528121Y2 (ja)

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JP5801888U JPH0528121Y2 (ja) 1988-04-28 1988-04-28

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JPH01161374U JPH01161374U (ja) 1989-11-09
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JP2008288302A (ja) * 2007-05-16 2008-11-27 Densei Lambda Kk 電子機器装置

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JPH01161374U (ja) 1989-11-09

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