JPH0447996Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0447996Y2 JPH0447996Y2 JP1983176344U JP17634483U JPH0447996Y2 JP H0447996 Y2 JPH0447996 Y2 JP H0447996Y2 JP 1983176344 U JP1983176344 U JP 1983176344U JP 17634483 U JP17634483 U JP 17634483U JP H0447996 Y2 JPH0447996 Y2 JP H0447996Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protruding locking
- fpc
- locking portion
- hole
- holes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 101100119847 Phaeodactylum tricornutum FCPE gene Proteins 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、たとえば車両用計器のケースのよう
な取付体にフレキシブルプリント配線板（以下、
FPCと略称する。）を取り付けるための取付構造
に関するものである。
な取付体にフレキシブルプリント配線板（以下、
FPCと略称する。）を取り付けるための取付構造
に関するものである。
FPCを取付体に取り付ける一般的な構造は、
実開昭58−166088号、実開昭55−7337号各公報に
示されるように、取付体（上記各公報における計
器ケース、メータケース）に突出係止部（同突
部、ピン）を形成し、FPCの突出係止部対応位
置に孔（同孔、取付穴）を穿設して、この孔と上
記突出係止部とを係合させて取り付けるものが知
られている。
実開昭58−166088号、実開昭55−7337号各公報に
示されるように、取付体（上記各公報における計
器ケース、メータケース）に突出係止部（同突
部、ピン）を形成し、FPCの突出係止部対応位
置に孔（同孔、取付穴）を穿設して、この孔と上
記突出係止部とを係合させて取り付けるものが知
られている。
近年は各種機器の電子化が進み、それに伴つて
FPCを複数枚配設する必要が生ずることがある。
その際、たとえば車両用計器のケース後面側に
FPCを配設する場合においては、スペースを削
減する意味からFPCを複数枚重ねて取り付ける
ことが望ましいが、従来の構造でFPCを複数枚
重ねて取り付けると、即ち第１図に示すように計
器ケース１にピン２を形成し、この場合３枚の
FPC３，４，５を取り付けると、１枚目のFPC
３は、ピン２と孔３ａとの係合により従来同様に
取り付けられるが、FPC３の孔３ａ部分が浮き
上がるために２枚目のFPC４の孔４ａをピン２
に係合させ難く、最外層となる３枚目のFPC５
の孔５ａは更に係合させ難くなり、取り付け作業
の能率が著しく低下するとともに、場合によつて
はピン２の長さが足らず、外層となるFPC５が
脱落してしまう虞も生ずるといつた不都合があ
る。
FPCを複数枚配設する必要が生ずることがある。
その際、たとえば車両用計器のケース後面側に
FPCを配設する場合においては、スペースを削
減する意味からFPCを複数枚重ねて取り付ける
ことが望ましいが、従来の構造でFPCを複数枚
重ねて取り付けると、即ち第１図に示すように計
器ケース１にピン２を形成し、この場合３枚の
FPC３，４，５を取り付けると、１枚目のFPC
３は、ピン２と孔３ａとの係合により従来同様に
取り付けられるが、FPC３の孔３ａ部分が浮き
上がるために２枚目のFPC４の孔４ａをピン２
に係合させ難く、最外層となる３枚目のFPC５
の孔５ａは更に係合させ難くなり、取り付け作業
の能率が著しく低下するとともに、場合によつて
はピン２の長さが足らず、外層となるFPC５が
脱落してしまう虞も生ずるといつた不都合があ
る。
上記問題点を解決するため本考案は、取付体に
突出係止部を形成し、該突出係止部対応位置に孔
を穿設した複数のフレキシブルプリント配線板を
上記取付体に取り付けるものにおいて、上記突出
係止部と係合しない孔を穿設した少なくとも１枚
のフレキシブルプリント配線板が、上記突出係止
部と係合する孔を穿設したフレキシブルプリント
配線板と上記取付体との間に配設されることを特
徴とする。
突出係止部を形成し、該突出係止部対応位置に孔
を穿設した複数のフレキシブルプリント配線板を
上記取付体に取り付けるものにおいて、上記突出
係止部と係合しない孔を穿設した少なくとも１枚
のフレキシブルプリント配線板が、上記突出係止
部と係合する孔を穿設したフレキシブルプリント
配線板と上記取付体との間に配設されることを特
徴とする。
第２図は本考案の一実施例を示す分解斜視図で
ある。図中、１１は取付体たる計器ケースであ
り、この計器ケース１１から一体にピン状の突出
係止部１２が突出形成されている。１３，１４，
１５はそれぞれFPCであつて、計器ケース１１
にFPC１３，FPC１４，FPC１５の順に取り付
けられるものである。これらFPC１３，１４，
１５の上記突出係止部１２対応位置にはそれぞれ
孔１３ａ，１４ａ，１５ａが穿設されており、孔
１３ａと孔１４ａはピン状の突出係止部１２の径
よりもやや径大の孔で、孔１５ａはピン状の突出
係止部１２よりもやや径小に形成されている。
ある。図中、１１は取付体たる計器ケースであ
り、この計器ケース１１から一体にピン状の突出
係止部１２が突出形成されている。１３，１４，
１５はそれぞれFPCであつて、計器ケース１１
にFPC１３，FPC１４，FPC１５の順に取り付
けられるものである。これらFPC１３，１４，
１５の上記突出係止部１２対応位置にはそれぞれ
孔１３ａ，１４ａ，１５ａが穿設されており、孔
１３ａと孔１４ａはピン状の突出係止部１２の径
よりもやや径大の孔で、孔１５ａはピン状の突出
係止部１２よりもやや径小に形成されている。
これらFPC１３，１４，１５を取り付ける際、
FPC１３，１４は、その孔１３ａ，１４ａが突
出係止部１２より径大であるから、これらFPC
１３，１４を計器ケース１１の所定位置に配置し
て、突出係止部１２が孔１３ａ，１４ａを挿通し
た状態にしておき、最外層となるFPC１５を、
孔１５ａに突出係止部１２を挿通すると、孔１５
ａが突出係止部１２よりもやや径小であるから、
第３図の断面図に示すように突出係止部１２と孔
１５ａとが係合し、FPC１５と計器ケース１１
の間にFPC１３，１４が位置して、FPC１３，
１４，１５が所定位置に固定されるものである。
FPC１３，１４は、その孔１３ａ，１４ａが突
出係止部１２より径大であるから、これらFPC
１３，１４を計器ケース１１の所定位置に配置し
て、突出係止部１２が孔１３ａ，１４ａを挿通し
た状態にしておき、最外層となるFPC１５を、
孔１５ａに突出係止部１２を挿通すると、孔１５
ａが突出係止部１２よりもやや径小であるから、
第３図の断面図に示すように突出係止部１２と孔
１５ａとが係合し、FPC１５と計器ケース１１
の間にFPC１３，１４が位置して、FPC１３，
１４，１５が所定位置に固定されるものである。
従つて、FPC１３，１４の孔１３ａ，１４ａ
部分が浮き上がることがなく、かつ孔１３ａ，１
４ａが突出係止部１２よりも径大であるから、
FPC１３，１４の取り付け作業は突出係止部１
２を孔１３ａ，１４ａに挿通するのみとなつて非
常に容易となるとともに、FPC１５の孔１５ａ
を突出係止部１２に係合させ易くなり、作業能率
を向上させることができ、FPCの脱落といつた
問題も生じ難くなるものである。
部分が浮き上がることがなく、かつ孔１３ａ，１
４ａが突出係止部１２よりも径大であるから、
FPC１３，１４の取り付け作業は突出係止部１
２を孔１３ａ，１４ａに挿通するのみとなつて非
常に容易となるとともに、FPC１５の孔１５ａ
を突出係止部１２に係合させ易くなり、作業能率
を向上させることができ、FPCの脱落といつた
問題も生じ難くなるものである。
第４図は本考案の他の実施例を示す断面図であ
る。同図中、２１は取付体たる計器ケースであつ
て、この計器ケース２１には断面Ｌ字状の突出係
止部２２が一体的に形成されている。２３，２４
はFPCであつて、このFPC２３，２４の上記突
出係止部２２対応位置には孔２３ａ，２４ａを穿
設している。計器ケース２１に最初に取り付けら
れるFPC２３の孔２３ａは、上記突出係止部２
２が容易に挿通され、突出係止部と係合しない大
きさであり、外層となるFPC２４の孔２４ａは、
突出係止部２２を挿通した後、該突出係止部２２
と係合する大きさに形成されている。
る。同図中、２１は取付体たる計器ケースであつ
て、この計器ケース２１には断面Ｌ字状の突出係
止部２２が一体的に形成されている。２３，２４
はFPCであつて、このFPC２３，２４の上記突
出係止部２２対応位置には孔２３ａ，２４ａを穿
設している。計器ケース２１に最初に取り付けら
れるFPC２３の孔２３ａは、上記突出係止部２
２が容易に挿通され、突出係止部と係合しない大
きさであり、外層となるFPC２４の孔２４ａは、
突出係止部２２を挿通した後、該突出係止部２２
と係合する大きさに形成されている。
従つて、FPC２３，２４を計器ケース２１に
取り付ける際には、FPC２３を所定位置に配設
して突出係止部２２を孔２３ａに挿通させ、
FPC２４を孔２４ａに突出係止部２２を挿通し
て配設すると、突出係止部２２と孔２４ａとの係
合によりFPC２４が計器ケース２１に取り付け
られ、これにより計器ケース２１とFPC２４間
に位置するFPC２３も取り付けられるものであ
る。
取り付ける際には、FPC２３を所定位置に配設
して突出係止部２２を孔２３ａに挿通させ、
FPC２４を孔２４ａに突出係止部２２を挿通し
て配設すると、突出係止部２２と孔２４ａとの係
合によりFPC２４が計器ケース２１に取り付け
られ、これにより計器ケース２１とFPC２４間
に位置するFPC２３も取り付けられるものであ
る。
なお、以上の２つの実施例では計器ケース１
１，２１を取付体とした例を示したが、計器ケー
ス以外の場合でもよいことはもちろん、突出係止
部とFPCの孔も、上記実施例に示した以外の形
状であつてもよい。
１，２１を取付体とした例を示したが、計器ケー
ス以外の場合でもよいことはもちろん、突出係止
部とFPCの孔も、上記実施例に示した以外の形
状であつてもよい。
また実用上、突出係止部とFPCの孔との係合
による固定に加え、ランプソケツトや電気コード
の端子と取付体間にFPCを位置させて、ランプ
ソケツトの取り付けやビスによる端子の固定等の
強固な固定手段によりFPCの取り付け固定をも
行うことも多いが、このようなものにおいても本
考案を適用することで、上記各実施例と同様、複
数のFPCの取り付け作業が容易となるとともに、
上記強固な固定手段を行う以前の状態や強固な固
定がなされていない部分について、FPCを脱落
するのを防止することができるものである。
による固定に加え、ランプソケツトや電気コード
の端子と取付体間にFPCを位置させて、ランプ
ソケツトの取り付けやビスによる端子の固定等の
強固な固定手段によりFPCの取り付け固定をも
行うことも多いが、このようなものにおいても本
考案を適用することで、上記各実施例と同様、複
数のFPCの取り付け作業が容易となるとともに、
上記強固な固定手段を行う以前の状態や強固な固
定がなされていない部分について、FPCを脱落
するのを防止することができるものである。
本考案によれば、複数のFPCを容易に取付体
に取り付けることを可能とするとともに、最外層
のFPCが脱落することを防止し得るものである。
に取り付けることを可能とするとともに、最外層
のFPCが脱落することを防止し得るものである。
第１図は従来構造を示す断面図、第２図、第３
図は本考案の一実施例を示すもので第２図は分解
斜視図で第３図はその組付時の要部断面図、第４
図は本考案の他の実施例の断面図である。 １１，２１……取付体、１２，２２……突出係
止部、１３，１４，１５，２３，２４……FPC、
１３ａ，１４ａ，２３ａ……突出係止部と係合し
ない孔、１５ａ，２４ａ……突出係止部と係合す
る孔。
図は本考案の一実施例を示すもので第２図は分解
斜視図で第３図はその組付時の要部断面図、第４
図は本考案の他の実施例の断面図である。 １１，２１……取付体、１２，２２……突出係
止部、１３，１４，１５，２３，２４……FPC、
１３ａ，１４ａ，２３ａ……突出係止部と係合し
ない孔、１５ａ，２４ａ……突出係止部と係合す
る孔。
Claims (1)
- 取付体に突出係止部を形成し、該突出係止部対
応位置に孔を穿設した複数のフレキシブルプリン
ト配線板を上記取付体に取り付けるものにおい
て、上記突出係止部と係合しない孔を穿設した少
なくとも１枚のフレキシブルプリント配線板が、
上記突出係止部と係合する孔を穿設したフレキシ
ブルプリント配線板と上記取付体との間に配設さ
れることを特徴とするフレキシブルプリント配線
板の取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17634483U JPS6083289U (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | 計器ケ−スへのｆｐｃの実装構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17634483U JPS6083289U (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | 計器ケ−スへのｆｐｃの実装構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6083289U JPS6083289U (ja) | 1985-06-08 |
| JPH0447996Y2 true JPH0447996Y2 (ja) | 1992-11-12 |
Family
ID=30383422
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17634483U Granted JPS6083289U (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | 計器ケ−スへのｆｐｃの実装構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6083289U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS557337B2 (ja) * | 1972-08-14 | 1980-02-25 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5843797Y2 (ja) * | 1978-06-27 | 1983-10-04 | 株式会社デンソー | フレキシブルプリント板の取付構造 |
-
1983
- 1983-11-15 JP JP17634483U patent/JPS6083289U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS557337B2 (ja) * | 1972-08-14 | 1980-02-25 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6083289U (ja) | 1985-06-08 |
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