JPS5850624Y2 - 電子回路パッケ−ジ用コネクタ− - Google Patents
電子回路パッケ−ジ用コネクタ−Info
- Publication number
- JPS5850624Y2 JPS5850624Y2 JP378482U JP378482U JPS5850624Y2 JP S5850624 Y2 JPS5850624 Y2 JP S5850624Y2 JP 378482 U JP378482 U JP 378482U JP 378482 U JP378482 U JP 378482U JP S5850624 Y2 JPS5850624 Y2 JP S5850624Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- housing
- press
- electronic circuit
- circuit package
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Connecting Device With Holders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は一般にコンピューター、電子交換機等の電子装
置において集積回路、その他の電子部品を印刷配線板等
の基板に搭載した電子回路パッケージ用コネクターに係
り、特にマザーボードにあらかじめ対向2列のばね接触
子を複数植設したのち、絶縁物製ハウジングを装着する
型のコネクターに関するものである。
置において集積回路、その他の電子部品を印刷配線板等
の基板に搭載した電子回路パッケージ用コネクターに係
り、特にマザーボードにあらかじめ対向2列のばね接触
子を複数植設したのち、絶縁物製ハウジングを装着する
型のコネクターに関するものである。
一般に、この種のコネクターはあらかじめ植設したばね
接触子にハウジングを装着することによって形成される
もので、この装着する力よりむしろ装着した後のハウジ
ング引抜力をいかに適切に設定するかが重要である。
接触子にハウジングを装着することによって形成される
もので、この装着する力よりむしろ装着した後のハウジ
ング引抜力をいかに適切に設定するかが重要である。
ハウジング引抜力はパッケージをコネクターに挿入、引
抜く場合にハウジングが抜けたり、動くことによってコ
ネクター特性が変らないだけの力が必要で、通常数kg
の引抜力では保証できない。
抜く場合にハウジングが抜けたり、動くことによってコ
ネクター特性が変らないだけの力が必要で、通常数kg
の引抜力では保証できない。
一方、引抜力を大きくするとそれに伴い装着力が大きく
なり過ぎ、コネスター組立上好ましくない。
なり過ぎ、コネスター組立上好ましくない。
この種のコネクターでは、マザーボードに収容する信号
線の電気的容量から通常25mmピッチに植設されるば
ね接触子が5mmピッチ、さらにはlQmmピッチなど
に拡げる必要性およびそれに伴うコスト低減の意味から
、不必要なばね接触子をまびく傾向にある。
線の電気的容量から通常25mmピッチに植設されるば
ね接触子が5mmピッチ、さらにはlQmmピッチなど
に拡げる必要性およびそれに伴うコスト低減の意味から
、不必要なばね接触子をまびく傾向にある。
しかし、ばね接触子をまびくことによって、ハウジング
の装着力、引抜力はば゛ね接触子の数量を少なくするた
めに低くなり、コネクターの性能を維持するためにばば
ね接触子数にあったハウジングを作る必要がある。
の装着力、引抜力はば゛ね接触子の数量を少なくするた
めに低くなり、コネクターの性能を維持するためにばば
ね接触子数にあったハウジングを作る必要がある。
そのためハウジングの種類が増え、コネクターの価格上
昇の因になる欠点が゛あった。
昇の因になる欠点が゛あった。
本考案は係る欠点を除去し、マザーボードに植設される
ばね接触子がある一定の条件でまびかれたコネクターに
対して、装着するハウジングが一種類でまかなうことが
できる安価なコネクターを提供することを目的とする。
ばね接触子がある一定の条件でまびかれたコネクターに
対して、装着するハウジングが一種類でまかなうことが
できる安価なコネクターを提供することを目的とする。
本考案は上記目的を達成するため、印刷配線板のスルー
ホールの中にプレスばめされた複数のばね接触子にあや
かしめ形成された中間部と絶縁物製ハウジングの底部に
設けられた圧入溝との摩擦係合により形成される電子回
路パッケージ用コネクターにおいて、前記ハウジングは
前記接触子の中間部と摩擦係合する個所としない個所と
があらかじめ定められた比率で生ずるように形成された
圧入溝を有することを特徴とする特 以上本考案の実施例について図面を参照して説明する。
ホールの中にプレスばめされた複数のばね接触子にあや
かしめ形成された中間部と絶縁物製ハウジングの底部に
設けられた圧入溝との摩擦係合により形成される電子回
路パッケージ用コネクターにおいて、前記ハウジングは
前記接触子の中間部と摩擦係合する個所としない個所と
があらかじめ定められた比率で生ずるように形成された
圧入溝を有することを特徴とする特 以上本考案の実施例について図面を参照して説明する。
第1図はマザーボード10に形成されたスルーホール1
1にばね接触子20のスルーホール圧入部22をプレス
ばめされる前の状態を示す斜視図である。
1にばね接触子20のスルーホール圧入部22をプレス
ばめされる前の状態を示す斜視図である。
通常プレスばめされればスルーホール11とばね接触子
20は電気的な接触が得られるが半田付けなどにより固
定しても良い。
20は電気的な接触が得られるが半田付けなどにより固
定しても良い。
マザーボードに植設されるばね接触子のピッチPは通常
2.5mmであるがマザーボードに設けられる信号線1
2の巾が電気的容量を満たすために通常0.2mm程度
のものを1mm程度に広くする必要性が生ずる場合があ
る。
2.5mmであるがマザーボードに設けられる信号線1
2の巾が電気的容量を満たすために通常0.2mm程度
のものを1mm程度に広くする必要性が生ずる場合があ
る。
このときばね接触子のピッチPが通常の2.5mmでは
回路が配線できないため5mmピッチにスルーホールを
設けることになる。
回路が配線できないため5mmピッチにスルーホールを
設けることになる。
こ・で2゜5mmピッチにおける60ピンコネクターと
5mmピッチにおける30ピンコネクターの実施例で説
明する。
5mmピッチにおける30ピンコネクターの実施例で説
明する。
第2図は60ピンコネクターの場合で対向2列ばね接触
子20が60ビンスルーホール11に植設されたのちハ
ウジング50が装着された時の断面図である。
子20が60ビンスルーホール11に植設されたのちハ
ウジング50が装着された時の断面図である。
ハウジング50には、ばね接触子20a。20 bがも
つ中間部21と摩擦係合により固定される圧入部溝51
と摩擦保合願生じない溝52を有する。
つ中間部21と摩擦係合により固定される圧入部溝51
と摩擦保合願生じない溝52を有する。
すなわち、第2図では、ばね接触子20 a 、20
bの板厚t 1.圧入部溝51の溝巾t 2.および摩
擦係合の生じない溝52の溝巾t3の寸法関係は、t3
>tl>t2となる。
bの板厚t 1.圧入部溝51の溝巾t 2.および摩
擦係合の生じない溝52の溝巾t3の寸法関係は、t3
>tl>t2となる。
従って、ばね接触子20 aは摩擦係合の生じる圧入部
溝51と摩擦係合により固定される。
溝51と摩擦係合により固定される。
また、ばね接触子20 bは摩擦係合の生じない溝52
に対応するがtl<t3なる関係により、摩擦係合は生
じない。
に対応するがtl<t3なる関係により、摩擦係合は生
じない。
つまり、第2図では60ピンの場合であるが、ハウジン
グ50の挿着力は30ピン相当となる。
グ50の挿着力は30ピン相当となる。
次に、第3図は30ピンの場合で対2列のばね接触子2
0が60ピンに比べ2倍のピッチでスルーホールに植設
されたのち、ハウジング50が装着された時の断面図で
あり、ばね接触子20がもつ中間部21とハウジング5
0がもつ圧入部溝51が摩擦係合により固定される。
0が60ピンに比べ2倍のピッチでスルーホールに植設
されたのち、ハウジング50が装着された時の断面図で
あり、ばね接触子20がもつ中間部21とハウジング5
0がもつ圧入部溝51が摩擦係合により固定される。
なお、ばね接触子20の板厚20の板厚t 1.圧入部
溝51の溝巾t 2.およびばね接触子20が挿着され
ない部分の溝巾t3の寸法関係は第2図と同等である。
溝51の溝巾t 2.およびばね接触子20が挿着され
ない部分の溝巾t3の寸法関係は第2図と同等である。
今、ハウジング50の装着力及び引抜力を60ピンで適
切な値に設定すると、当然30ピンでは士の装着力、引
抜力になってしまい、コネクターとして保証できなくな
る。
切な値に設定すると、当然30ピンでは士の装着力、引
抜力になってしまい、コネクターとして保証できなくな
る。
逆に30ピンで適切な値に設定するとコネクターの組立
上好ましくない。
上好ましくない。
そこで本考案のように、あらかじめこの種のコネクター
としてn本のばね接触子が適切なコネクターとして存在
し得るかを考慮し、該ハウジング50の摩擦係合の生じ
る圧入溝51と摩擦係合の生じない溝52の数量を適切
な値に配分し、ピン数が異なっても全てのコネクターに
おいて同一のハウジングを用いることによっても同等の
装着力、引抜力のものが得られるようにすることが可能
となる。
としてn本のばね接触子が適切なコネクターとして存在
し得るかを考慮し、該ハウジング50の摩擦係合の生じ
る圧入溝51と摩擦係合の生じない溝52の数量を適切
な値に配分し、ピン数が異なっても全てのコネクターに
おいて同一のハウジングを用いることによっても同等の
装着力、引抜力のものが得られるようにすることが可能
となる。
すなわち、第2図での60ピンの場合は30ピンによっ
て装着力、引抜力は決定され、第3図での30ピンの場
合は30ピンによって装着力、引抜力が決定される。
て装着力、引抜力は決定され、第3図での30ピンの場
合は30ピンによって装着力、引抜力が決定される。
つまり、60ピン、30ピンコネクタで同等のものが得
られることとなる。
られることとなる。
このように60ピン、30ピンコネクターで同等のコネ
クター特性が得られかつ一種類のハウジングでまかなう
ことが出来る有利性が得られ、安価な電子回路パッケー
ジ用コネクターが得られる。
クター特性が得られかつ一種類のハウジングでまかなう
ことが出来る有利性が得られ、安価な電子回路パッケー
ジ用コネクターが得られる。
以上のように、ばね接触子数が上記実施例では60ピン
と30ピンの場合のを述べたが、更に発展性を持つこと
は言うまでもなく、一種類のハウジングでまかなえる安
価な電子回路パッケージコネクターが提供できる。
と30ピンの場合のを述べたが、更に発展性を持つこと
は言うまでもなく、一種類のハウジングでまかなえる安
価な電子回路パッケージコネクターが提供できる。
第1図はばね接触子がマザーボードにプレスばめされる
前の状態を示す斜視図、第2図は本考案の一実施例であ
って60ピンコネクターの場合のハウジング装着後を示
す断面図、第3図は本考案の一実施例であって30ピン
コネクターの場合のハウジング装着後を示す断面図であ
る。 図中、10・・・・・・マザーボード、11・・・・・
・スルーホール、12・・・・・・信号線、20,20
a 、20 b・・・・・・ばね接触子、21・・・
・・・中間部、22・・・・・・スルーホール圧入部、
50・・・・・・ハウジング、51・・・・・・摩擦係
合の生ずる圧入部溝、52・・・・・・摩擦係合の生じ
ない溝、tl・・・・・・中間部の板厚、t2・・・・
・・摩擦係合の生ずる圧入部溝の溝巾、t3・・・・・
・摩擦係合の生じない溝の溝巾。
前の状態を示す斜視図、第2図は本考案の一実施例であ
って60ピンコネクターの場合のハウジング装着後を示
す断面図、第3図は本考案の一実施例であって30ピン
コネクターの場合のハウジング装着後を示す断面図であ
る。 図中、10・・・・・・マザーボード、11・・・・・
・スルーホール、12・・・・・・信号線、20,20
a 、20 b・・・・・・ばね接触子、21・・・
・・・中間部、22・・・・・・スルーホール圧入部、
50・・・・・・ハウジング、51・・・・・・摩擦係
合の生ずる圧入部溝、52・・・・・・摩擦係合の生じ
ない溝、tl・・・・・・中間部の板厚、t2・・・・
・・摩擦係合の生ずる圧入部溝の溝巾、t3・・・・・
・摩擦係合の生じない溝の溝巾。
Claims (1)
- 印刷配線板のスルーホールの中にプレスばめされた複数
のばね接触子の中間部と絶縁物製ハウジングの底部に設
けられた圧入溝との摩擦係合により形成される電子回路
パッケージ用コネクターにおいて、前記ハウジングは前
記ばね接触子の中間部と摩擦係合する個所と、しない個
所とがあらかじめ定められた比率で生ずるように形成さ
れた圧入溝を有することを特徴とする電子回路パッケー
ジ用コネクター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP378482U JPS5850624Y2 (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | 電子回路パッケ−ジ用コネクタ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP378482U JPS5850624Y2 (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | 電子回路パッケ−ジ用コネクタ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5837680U JPS5837680U (ja) | 1983-03-11 |
JPS5850624Y2 true JPS5850624Y2 (ja) | 1983-11-17 |
Family
ID=29802228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP378482U Expired JPS5850624Y2 (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | 電子回路パッケ−ジ用コネクタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5850624Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-01-14 JP JP378482U patent/JPS5850624Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5837680U (ja) | 1983-03-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5800186A (en) | Printed circuit board assembly | |
US5221210A (en) | Circuite board connector | |
US4645277A (en) | Connector for connecting boards | |
JPS5850624Y2 (ja) | 電子回路パッケ−ジ用コネクタ− | |
JPS5829583Y2 (ja) | コンタクトの保持構造 | |
JP2596663Y2 (ja) | 固定金具 | |
JP2973924B2 (ja) | 活線挿抜コネクタ | |
JP2856341B2 (ja) | カードエッジ型表面実装コネクタ | |
JP2552970Y2 (ja) | プリント基板への電気部品の取付構造 | |
JPS6333337Y2 (ja) | ||
JPS6039990Y2 (ja) | 印刷配線板用コネクタ | |
JPH0648785Y2 (ja) | Lsiソケット | |
JPS5855585Y2 (ja) | コネクタ | |
JPH0447916Y2 (ja) | ||
JPH04308676A (ja) | コネクタ | |
JP3010580B1 (ja) | Icカード用ソケットコネクタ | |
JPH0334072Y2 (ja) | ||
JPH037892Y2 (ja) | ||
JPH0239346Y2 (ja) | ||
JPH0350637Y2 (ja) | ||
JPS6026778U (ja) | ライトアングルピンヘツダ | |
JP2536400Y2 (ja) | コネクタ用取付装置及び取付装置付きコネクタ | |
JP2923593B2 (ja) | プリント板コネクタ | |
JPH052392U (ja) | 表面実装用コネクタ | |
JPH0523427U (ja) | プリント基板実装用コネクタ |