JP2973924B2 - 活線挿抜コネクタ - Google Patents

活線挿抜コネクタ

Info

Publication number
JP2973924B2
JP2973924B2 JP8126181A JP12618196A JP2973924B2 JP 2973924 B2 JP2973924 B2 JP 2973924B2 JP 8126181 A JP8126181 A JP 8126181A JP 12618196 A JP12618196 A JP 12618196A JP 2973924 B2 JP2973924 B2 JP 2973924B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
male
contacts
contact
female
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8126181A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09312186A (ja
Inventor
昌司 梅里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP8126181A priority Critical patent/JP2973924B2/ja
Publication of JPH09312186A publication Critical patent/JPH09312186A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2973924B2 publication Critical patent/JP2973924B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は活線挿抜コネクタに
関し、特に電子機器及び電子計算機を構成する電子回路
基板間を接続しかつ任意のコンタクト間で接続及び離脱
等に時間差を生ずるコネクタ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコネクタ構造において
は、電源が投入されて運用状態にある電子回路基板間の
接続及び離脱を行う場合、電源電圧の変動が信号ピンに
影響を与えないようにするため、電子回路基板間を接続
しているコネクタの各ピン間の接続及び離脱に時間差が
発生するよう形成されている。このコネクタはアースピ
ンや電源ピン、及び信号ピンで構成されている。
【0003】例えば、図4に示すように、プリント基板
33,37間を接続する場合、プリント基板33上のコ
ネクタ31,32に嵌合して接触するプリント基板37
上の接触パッド34〜36各々の設置位置に段差a,b
を設け、コネクタ31,32と接触パッド34〜36と
の接続及び離脱に時間差を発生させる構造がある。
【0004】この構造において、接触パッド34〜36
の段差a,bはコネクタ31,32との接触開始位置を
考慮し、プリント基板33,37のコネクタ嵌合部に凹
凸形状を設けることで実現している。この構造について
は、特開平1−253181号公報に詳述されている。
【0005】また、この種のコネクタ構造としては、図
5に示すように、コネクタ41,51内に段差があるコ
ンタクト44〜46,54,55を設けたブロック4
2,52と、段差がないコンタクト47,56を設けた
ブロック43,53との組合せによって接続及び離脱に
時間差を発生させる構造がある。この構造については、
実開昭63−133082号公報に詳述されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のコネク
タ構造では、コネクタに嵌合して接触する接触パッド各
々の設置位置に段差を設ける構造の場合、コネクタと接
触パッドとの接続及び離脱の時間差や接触ポイントに変
更が生じると、それらコネクタや接触パッドを設けるプ
リント基板の形状変更が必要となる。そのため、プリン
ト基板が多品種でかつ少量生産となるので、生産性が悪
くなり、コスト高となってしまう。
【0007】また、コネクタ内に段差があるコンタクト
を設けたブロックと段差がないコンタクトを設けたブロ
ックとの組合せによって接続及び離脱に時間差を発生さ
せる構造の場合、接続及び離脱の時間差や接触ポイント
に変更が生じると、その変更内容に応じたブロックを新
たに用意する必要がある。そのため、コネクタが多品種
でかつ少量生産となるので、生産性が悪くなり、コスト
高となってしまう。
【0008】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、プリント基板やコネクタの種類を極小化すること
ができ、生産性の向上やコスト低減を図ることができる
活線挿抜コネクタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による活線挿抜コ
ネクタは、複数の雄コンタクトが配置された雄コネクタ
と、前記複数の雄コンタクト各々に電気的に接続する複
数の雌コンタクトが配置された雌コネクタとからなり、
前記複数の雄コンタクト各々のコンタクト長に段差を有
する活線挿抜コネクタであって、前記雄コンタクトと前
記雌コンタクトとの嵌合時に前記雌コネクタを案内する
案内部材及び前記複数の雄コンタクト各々を保持する保
持部材からなるハウジング部材と、前記複数の雄コンタ
クト各々に設けられかつ各々前記保持部材の貫通孔への
貫通時に予め設定された所定位置で停止させるためのシ
ョルダ部と、前記保持部材と前記ショルダ部との間に挿
入されかつ前記雄コネクタの使用条件に見合った段差量
となるように前記雄コンタクトのコンタクト長を可変す
るプレート部材とを備えている。
【0010】本発明による他の活線挿抜コネクタは、上
記の構成において、前記プレート部材は、前記保持部材
と前記ショルダ部との間に、前記使用条件に基づいて
記複数の雄コンタクト各々に設定されたコンタクト長に
対応する段差を発生するよう階段状に構成している。
【0011】本発明による別の活線挿抜コネクタは、上
記の構成において、前記複数の雌コンタクトを、各々対
応する前記雄コンタクトとの接触を同一位置で開始する
よう構成している。
【0012】
【発明の実施の形態】まず、本発明の作用について以下
に述べる。
【0013】複数のコンタクトが配置された雄コネクタ
と、雄コネクタの複数のコンタクト各々に電気的に接続
する複数のコンタクトが配置された雌コネクタとからな
り、雄コネクタの複数のコンタクト各々のコンタクト長
に段差を有する活線挿抜コネクタにおいて、雄コネクタ
の複数のコンタクト各々を保持するコネクタハウジング
の貫通孔への貫通時に予め設定された所定位置で停止さ
せるための幅広部分を雄コネクタの複数のコンタクト各
々に設け、コネクタハウジングと幅広部分との間にコン
タクトのコンタクト長を可変する段付きプレートを挿入
する。
【0014】これによって、コンタクトの段差量やコン
タクト長が異なるコンタクトの配置を任意に設定するこ
とが可能となるので、プリント基板やコネクタの種類を
極小化することができ、生産性の向上やコスト低減を図
ることができる。
【0015】次に、本発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は本発明の一実施例の断面図であ
り、図2は本発明の一実施例の斜視図である。図におい
て、雄コネクタ1はコネクタハウジング12の貫通孔1
2aに複数のコンタクト11を挿入し、コネクタハウジ
ング12とコンタクト11との間に段付きプレート5を
配置して構成され、プリント基板3上に搭載されてい
る。
【0016】また、上記の雄コネクタ1が接続される雌
コネクタ2はコネクタハウジング22内に複数のコンタ
クト21を配設して構成され、プリント基板4上に搭載
されている。
【0017】雄コネクタ1において、複数のコンタクト
11はコネクタハウジング12の外側、つまり雌コネク
タ2が接続される側とは反対側からコネクタハウジング
12の貫通孔12aに挿入される。段付きプレート5は
雄コネクタ1がプリント基板3に取付けられる前段階で
コネクタハウジング12とコンタクト11との間の任意
の位置に取付けられる。
【0018】これによって、コンタクト11は貫通孔1
2aへの挿入時に所定位置で停止させるための幅広部分
(ショルダ)11aと段付きプレート5とによってコネ
クタハウジング12への挿入量が制限され、コネクタハ
ウジング12の嵌合面への突出量がコントロールされ
る。
【0019】コネクタハウジング12の嵌合面への突出
量がコントロールされたコンタクト11は雌コネクタ2
と嵌合する側において、任意の位置で段付きプレート5
の段差量と同じ段差量が発生する。
【0020】雌コネクタ2のコンタクト21は雄コネク
タ1のコンタクト11各々との接触位置が同一位置に設
定されており、雄コネクタ1と嵌合したり、あるいは離
脱する際に段付きプレート5によって発生したコンタク
ト11間の段差量に応じた接触時間差が発生する。
【0021】図3は本発明の一実施例の動作を説明する
ための図である。図3(a)は雄コネクタ1の初期状態
を示し、図3(b)は雄コネクタ1のコンタクト11各
々に段差を設けた状態を示している。
【0022】これら図1〜図3を用いて本発明の一実施
例の動作について詳細に説明する。まず、コンタクト1
1はコネクタハウジング12の下方から貫通孔12aに
挿入され、コネクタハウジング12の下面との間に段付
きプレート5の最大厚さ程度の空間を設けた状態とし、
その挿入量を調整しておく[図3(a)参照]。
【0023】続いて、使用条件に見合った段差量が得ら
れる段付きプレート5を選定し、選定した段付きプレー
ト5を上記の挿入量が調整されたコンタクト11とコネ
クタハウジング12との間に取付ける。
【0024】段付きプレート5を取付けた後に、全ての
コンタクト11を各々の幅広部分11aがコネクタハウ
ジング12または段付きプレート5の面に衝突するまで
押し込む[図3(b)参照]。
【0025】これによって、任意のコンタクト11で雌
コネクタ2と嵌合する側の突出量がコントロールされ、
使用条件に見合った位置でその条件の突出量が得られ、
コンタクト11間に使用条件に見合った段差を発生させ
ることができる。
【0026】コンタクト11間に段差を発生させた雄コ
ネクタ1をプリント基板3に搭載してから雌コネクタ2
に嵌合させると、雄コネクタ1と雌コネクタ2との接続
及び離脱時に使用条件に見合った接触時間差を発生させ
ることができる(図1及び図2参照)。
【0027】このように、複数のコンタクト11が配置
された雄コネクタ1と、複数のコンタクト各々に電気的
に接続する複数のコンタクト21が配置された雌コネク
タ2とからなり、複数のコンタクト11各々のコンタク
ト長に段差を有する活線挿抜コネクタにおいて、貫通孔
12aへの貫通時に予め設定された所定位置で停止させ
るための幅広部分11aを複数のコンタクト11各々に
設け、複数のコンタクト11各々を保持するコネクタハ
ウジング12と幅広部分11aとの間にコンタクト11
のコンタクト長を可変する段付きプレート5を挿入する
ことによって、コンタクト11の段差量やコンタクト長
が異なるコンタクト11の配置を任意に設定することが
可能となるので、プリント基板やコネクタの種類を極小
化することができ、生産性の向上やコスト低減を図るこ
とができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の雄コンタクトが配置された雄コネクタと、複数の雄
コンタクト各々に電気的に接続する複数の雌コンタクト
が配置された雌コネクタとからなり、複数の雄コンタク
ト各々のコンタクト長に段差を有する活線挿抜コネクタ
において、複数の雄コンタクト各々を保持するハウジン
グ部材の保持部材の貫通孔への貫通時に予め設定された
所定位置で停止させるためのショルダ部を複数の雄コン
タクト各々に設け、保持部材とショルダ部との間に雄コ
ンタクトのコンタクト長を可変するプレート部材を挿入
することによって、プリント基板やコネクタの種類を極
小化することができ、生産性の向上やコスト低減を図る
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面図である。
【図2】本発明の一実施例の斜視図である。
【図3】(a)は図1の雄コネクタの初期状態を示す
図、(b)は図1の雄コネクタのコンタクト各々に段差
を設けた状態を示す図である。
【図4】従来例によるコネクタ構造の一例を示す図であ
る。
【図5】(a)は従来例による他のコネクタ構造の一例
を示す図、(b)は従来例による他のコネクタ構造の他
の例を示す図である。
【符号の説明】
1 雄コネクタ 2 雌コネクタ 3,4 プリント基板 5 段付きプレート 11,21 コンタクト 11a 幅広部分 12,22 コネクタハウジング 12a 貫通孔

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の雄コンタクトが配置された雄コネ
    クタと、前記複数の雄コンタクト各々に電気的に接続す
    る複数の雌コンタクトが配置された雌コネクタとからな
    り、前記複数の雄コンタクト各々のコンタクト長に段
    差を有する活線挿抜コネクタであって、前記雄コンタク
    トと前記雌コンタクトとの嵌合時に前記雌コネクタを案
    内する案内部材及び前記複数の雄コンタクト各々を保持
    する保持部材からなるハウジング部材と、前記複数の雄
    コンタクト各々に設けられかつ各々前記保持部材の貫通
    孔への貫通時に予め設定された所定位置で停止させるた
    めのショルダ部と、前記保持部材と前記ショルダ部との
    間に挿入されかつ前記雄コネクタの使用条件に見合った
    段差量となるように前記雄コンタクトのコンタクト長を
    任意に可変するプレート部材とを含み、 前記プレート部材は、前記保持部材と前記ショルダ部と
    の間に、前記使用条件に基づいて前記複数の雄コンタク
    ト各々に設定されたコンタクト長に対応する段差を発生
    するよう階段状に構成したことを特徴とする活線挿抜コ
    ネクタ。
  2. 【請求項2】 前記複数の雌コンタクトは、各々対応す
    る前記雄コンタクトとの接触を同一位置で開始するよう
    構成したことを特徴とする請求項記載の活線挿抜コネ
    クタ。
JP8126181A 1996-05-22 1996-05-22 活線挿抜コネクタ Expired - Fee Related JP2973924B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8126181A JP2973924B2 (ja) 1996-05-22 1996-05-22 活線挿抜コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8126181A JP2973924B2 (ja) 1996-05-22 1996-05-22 活線挿抜コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09312186A JPH09312186A (ja) 1997-12-02
JP2973924B2 true JP2973924B2 (ja) 1999-11-08

Family

ID=14928699

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8126181A Expired - Fee Related JP2973924B2 (ja) 1996-05-22 1996-05-22 活線挿抜コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2973924B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005062430A1 (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 Japan Aviation Electronics Industry, Limited コネクタのコンタクト保持構造
KR101488893B1 (ko) * 2013-12-18 2015-02-02 엘에스엠트론 주식회사 마이크로 유에스비 커넥터 및 이를 포함하는 전자기기

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5446239B2 (ja) * 2008-12-16 2014-03-19 ソニー株式会社 電力供給システム
DE102012216249B4 (de) * 2012-09-13 2024-01-04 Robert Bosch Gmbh Steckverbinder mit voreilender Massekontaktierung

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005062430A1 (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 Japan Aviation Electronics Industry, Limited コネクタのコンタクト保持構造
KR101488893B1 (ko) * 2013-12-18 2015-02-02 엘에스엠트론 주식회사 마이크로 유에스비 커넥터 및 이를 포함하는 전자기기

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09312186A (ja) 1997-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6338630B1 (en) Board-to-board connector with improved contacts
EP0829930B1 (en) Connector with integrated power leads
CN201000974Y (zh) 电连接器
US5709568A (en) Connection device for use with memory card connector apparatus
USRE42075E1 (en) Electrical connector
US20040005795A1 (en) Electrical connector
US20090149043A1 (en) Electrical connector having improved grounding member
US6435892B1 (en) Electrical connector with a supporting mechanism
JP2973924B2 (ja) 活線挿抜コネクタ
JP2000077120A (ja) コネクタの端子構造
US20040110398A1 (en) Electrical connector with spacer
MY130144A (en) Connector with press-fit terminal pins
US6923655B2 (en) Electrical connector for interconnecting two intersected printed circuit boards
JP3126899B2 (ja) 回路基板用電気コネクタ
JP2871606B2 (ja) 活線挿抜対応コネクタ
US6338633B1 (en) Electrical connector with improved contacts
US6382984B1 (en) Electrical card connector for solderlessly electrically connecting to a printed circuit board
US6109932A (en) Three-dimensional electrical interconnection system
CN110602915A (zh) 一种电子设备
JPH0818188A (ja) コネクタレスプリント基板接続機構
JPS5829583Y2 (ja) コンタクトの保持構造
JPH051112Y2 (ja)
JP3233359U (ja) カードコネクタ
KR100225800B1 (ko) 컴퓨터의 확장슬롯
JPH1140289A (ja) Pcカードコネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990302

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990803

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080903

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080903

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090903

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees