JP2973924B2 - 活線挿抜コネクタ - Google Patents
活線挿抜コネクタInfo
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- JP2973924B2 JP2973924B2 JP8126181A JP12618196A JP2973924B2 JP 2973924 B2 JP2973924 B2 JP 2973924B2 JP 8126181 A JP8126181 A JP 8126181A JP 12618196 A JP12618196 A JP 12618196A JP 2973924 B2 JP2973924 B2 JP 2973924B2
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
関し、特に電子機器及び電子計算機を構成する電子回路
基板間を接続しかつ任意のコンタクト間で接続及び離脱
等に時間差を生ずるコネクタ構造に関する。
は、電源が投入されて運用状態にある電子回路基板間の
接続及び離脱を行う場合、電源電圧の変動が信号ピンに
影響を与えないようにするため、電子回路基板間を接続
しているコネクタの各ピン間の接続及び離脱に時間差が
発生するよう形成されている。このコネクタはアースピ
ンや電源ピン、及び信号ピンで構成されている。
33,37間を接続する場合、プリント基板33上のコ
ネクタ31,32に嵌合して接触するプリント基板37
上の接触パッド34〜36各々の設置位置に段差a,b
を設け、コネクタ31,32と接触パッド34〜36と
の接続及び離脱に時間差を発生させる構造がある。
の段差a,bはコネクタ31,32との接触開始位置を
考慮し、プリント基板33,37のコネクタ嵌合部に凹
凸形状を設けることで実現している。この構造について
は、特開平1−253181号公報に詳述されている。
5に示すように、コネクタ41,51内に段差があるコ
ンタクト44〜46,54,55を設けたブロック4
2,52と、段差がないコンタクト47,56を設けた
ブロック43,53との組合せによって接続及び離脱に
時間差を発生させる構造がある。この構造については、
実開昭63−133082号公報に詳述されている。
タ構造では、コネクタに嵌合して接触する接触パッド各
々の設置位置に段差を設ける構造の場合、コネクタと接
触パッドとの接続及び離脱の時間差や接触ポイントに変
更が生じると、それらコネクタや接触パッドを設けるプ
リント基板の形状変更が必要となる。そのため、プリン
ト基板が多品種でかつ少量生産となるので、生産性が悪
くなり、コスト高となってしまう。
を設けたブロックと段差がないコンタクトを設けたブロ
ックとの組合せによって接続及び離脱に時間差を発生さ
せる構造の場合、接続及び離脱の時間差や接触ポイント
に変更が生じると、その変更内容に応じたブロックを新
たに用意する必要がある。そのため、コネクタが多品種
でかつ少量生産となるので、生産性が悪くなり、コスト
高となってしまう。
消し、プリント基板やコネクタの種類を極小化すること
ができ、生産性の向上やコスト低減を図ることができる
活線挿抜コネクタを提供することにある。
ネクタは、複数の雄コンタクトが配置された雄コネクタ
と、前記複数の雄コンタクト各々に電気的に接続する複
数の雌コンタクトが配置された雌コネクタとからなり、
前記複数の雄コンタクト各々のコンタクト長に段差を有
する活線挿抜コネクタであって、前記雄コンタクトと前
記雌コンタクトとの嵌合時に前記雌コネクタを案内する
案内部材及び前記複数の雄コンタクト各々を保持する保
持部材からなるハウジング部材と、前記複数の雄コンタ
クト各々に設けられかつ各々前記保持部材の貫通孔への
貫通時に予め設定された所定位置で停止させるためのシ
ョルダ部と、前記保持部材と前記ショルダ部との間に挿
入されかつ前記雄コネクタの使用条件に見合った段差量
となるように前記雄コンタクトのコンタクト長を可変す
るプレート部材とを備えている。
記の構成において、前記プレート部材は、前記保持部材
と前記ショルダ部との間に、前記使用条件に基づいて前
記複数の雄コンタクト各々に設定されたコンタクト長に
対応する段差を発生するよう階段状に構成している。
記の構成において、前記複数の雌コンタクトを、各々対
応する前記雄コンタクトとの接触を同一位置で開始する
よう構成している。
に述べる。
と、雄コネクタの複数のコンタクト各々に電気的に接続
する複数のコンタクトが配置された雌コネクタとからな
り、雄コネクタの複数のコンタクト各々のコンタクト長
に段差を有する活線挿抜コネクタにおいて、雄コネクタ
の複数のコンタクト各々を保持するコネクタハウジング
の貫通孔への貫通時に予め設定された所定位置で停止さ
せるための幅広部分を雄コネクタの複数のコンタクト各
々に設け、コネクタハウジングと幅広部分との間にコン
タクトのコンタクト長を可変する段付きプレートを挿入
する。
タクト長が異なるコンタクトの配置を任意に設定するこ
とが可能となるので、プリント基板やコネクタの種類を
極小化することができ、生産性の向上やコスト低減を図
ることができる。
照して説明する。図1は本発明の一実施例の断面図であ
り、図2は本発明の一実施例の斜視図である。図におい
て、雄コネクタ1はコネクタハウジング12の貫通孔1
2aに複数のコンタクト11を挿入し、コネクタハウジ
ング12とコンタクト11との間に段付きプレート5を
配置して構成され、プリント基板3上に搭載されてい
る。
コネクタ2はコネクタハウジング22内に複数のコンタ
クト21を配設して構成され、プリント基板4上に搭載
されている。
11はコネクタハウジング12の外側、つまり雌コネク
タ2が接続される側とは反対側からコネクタハウジング
12の貫通孔12aに挿入される。段付きプレート5は
雄コネクタ1がプリント基板3に取付けられる前段階で
コネクタハウジング12とコンタクト11との間の任意
の位置に取付けられる。
2aへの挿入時に所定位置で停止させるための幅広部分
(ショルダ)11aと段付きプレート5とによってコネ
クタハウジング12への挿入量が制限され、コネクタハ
ウジング12の嵌合面への突出量がコントロールされ
る。
量がコントロールされたコンタクト11は雌コネクタ2
と嵌合する側において、任意の位置で段付きプレート5
の段差量と同じ段差量が発生する。
タ1のコンタクト11各々との接触位置が同一位置に設
定されており、雄コネクタ1と嵌合したり、あるいは離
脱する際に段付きプレート5によって発生したコンタク
ト11間の段差量に応じた接触時間差が発生する。
ための図である。図3(a)は雄コネクタ1の初期状態
を示し、図3(b)は雄コネクタ1のコンタクト11各
々に段差を設けた状態を示している。
例の動作について詳細に説明する。まず、コンタクト1
1はコネクタハウジング12の下方から貫通孔12aに
挿入され、コネクタハウジング12の下面との間に段付
きプレート5の最大厚さ程度の空間を設けた状態とし、
その挿入量を調整しておく[図3(a)参照]。
れる段付きプレート5を選定し、選定した段付きプレー
ト5を上記の挿入量が調整されたコンタクト11とコネ
クタハウジング12との間に取付ける。
コンタクト11を各々の幅広部分11aがコネクタハウ
ジング12または段付きプレート5の面に衝突するまで
押し込む[図3(b)参照]。
コネクタ2と嵌合する側の突出量がコントロールされ、
使用条件に見合った位置でその条件の突出量が得られ、
コンタクト11間に使用条件に見合った段差を発生させ
ることができる。
ネクタ1をプリント基板3に搭載してから雌コネクタ2
に嵌合させると、雄コネクタ1と雌コネクタ2との接続
及び離脱時に使用条件に見合った接触時間差を発生させ
ることができる(図1及び図2参照)。
された雄コネクタ1と、複数のコンタクト各々に電気的
に接続する複数のコンタクト21が配置された雌コネク
タ2とからなり、複数のコンタクト11各々のコンタク
ト長に段差を有する活線挿抜コネクタにおいて、貫通孔
12aへの貫通時に予め設定された所定位置で停止させ
るための幅広部分11aを複数のコンタクト11各々に
設け、複数のコンタクト11各々を保持するコネクタハ
ウジング12と幅広部分11aとの間にコンタクト11
のコンタクト長を可変する段付きプレート5を挿入する
ことによって、コンタクト11の段差量やコンタクト長
が異なるコンタクト11の配置を任意に設定することが
可能となるので、プリント基板やコネクタの種類を極小
化することができ、生産性の向上やコスト低減を図るこ
とができる。
数の雄コンタクトが配置された雄コネクタと、複数の雄
コンタクト各々に電気的に接続する複数の雌コンタクト
が配置された雌コネクタとからなり、複数の雄コンタク
ト各々のコンタクト長に段差を有する活線挿抜コネクタ
において、複数の雄コンタクト各々を保持するハウジン
グ部材の保持部材の貫通孔への貫通時に予め設定された
所定位置で停止させるためのショルダ部を複数の雄コン
タクト各々に設け、保持部材とショルダ部との間に雄コ
ンタクトのコンタクト長を可変するプレート部材を挿入
することによって、プリント基板やコネクタの種類を極
小化することができ、生産性の向上やコスト低減を図る
ことができるという効果がある。
図、(b)は図1の雄コネクタのコンタクト各々に段差
を設けた状態を示す図である。
る。
を示す図、(b)は従来例による他のコネクタ構造の他
の例を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の雄コンタクトが配置された雄コネ
クタと、前記複数の雄コンタクト各々に電気的に接続す
る複数の雌コンタクトが配置された雌コネクタとからな
り、前記複数の雄コンタクトの各々のコンタクト長に段
差を有する活線挿抜コネクタであって、前記雄コンタク
トと前記雌コンタクトとの嵌合時に前記雌コネクタを案
内する案内部材及び前記複数の雄コンタクト各々を保持
する保持部材からなるハウジング部材と、前記複数の雄
コンタクト各々に設けられかつ各々前記保持部材の貫通
孔への貫通時に予め設定された所定位置で停止させるた
めのショルダ部と、前記保持部材と前記ショルダ部との
間に挿入されかつ前記雄コネクタの使用条件に見合った
段差量となるように前記雄コンタクトのコンタクト長を
任意に可変するプレート部材とを含み、 前記プレート部材は、前記保持部材と前記ショルダ部と
の間に、前記使用条件に基づいて前記複数の雄コンタク
ト各々に設定されたコンタクト長に対応する段差を発生
するよう階段状に構成したことを特徴とする活線挿抜コ
ネクタ。 - 【請求項2】 前記複数の雌コンタクトは、各々対応す
る前記雄コンタクトとの接触を同一位置で開始するよう
構成したことを特徴とする請求項1記載の活線挿抜コネ
クタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8126181A JP2973924B2 (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | 活線挿抜コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8126181A JP2973924B2 (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | 活線挿抜コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09312186A JPH09312186A (ja) | 1997-12-02 |
JP2973924B2 true JP2973924B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=14928699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8126181A Expired - Fee Related JP2973924B2 (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | 活線挿抜コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2973924B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005062430A1 (ja) * | 2003-12-22 | 2005-07-07 | Japan Aviation Electronics Industry, Limited | コネクタのコンタクト保持構造 |
KR101488893B1 (ko) * | 2013-12-18 | 2015-02-02 | 엘에스엠트론 주식회사 | 마이크로 유에스비 커넥터 및 이를 포함하는 전자기기 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5446239B2 (ja) * | 2008-12-16 | 2014-03-19 | ソニー株式会社 | 電力供給システム |
DE102012216249B4 (de) * | 2012-09-13 | 2024-01-04 | Robert Bosch Gmbh | Steckverbinder mit voreilender Massekontaktierung |
-
1996
- 1996-05-22 JP JP8126181A patent/JP2973924B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2005062430A1 (ja) * | 2003-12-22 | 2005-07-07 | Japan Aviation Electronics Industry, Limited | コネクタのコンタクト保持構造 |
KR101488893B1 (ko) * | 2013-12-18 | 2015-02-02 | 엘에스엠트론 주식회사 | 마이크로 유에스비 커넥터 및 이를 포함하는 전자기기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09312186A (ja) | 1997-12-02 |
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