JP2001284837A - 筐体固定装置 - Google Patents

筐体固定装置

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JP2001284837A
JP2001284837A JP2000094518A JP2000094518A JP2001284837A JP 2001284837 A JP2001284837 A JP 2001284837A JP 2000094518 A JP2000094518 A JP 2000094518A JP 2000094518 A JP2000094518 A JP 2000094518A JP 2001284837 A JP2001284837 A JP 2001284837A
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JP
Japan
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housing
mounting rail
mounting
fixing device
plate
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JP2000094518A
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English (en)
Inventor
Hirohisa Mizuhara
博久 水原
Tsutomu Nagami
勉 永見
Hajime Koge
一 高家
Tetsushi Noda
哲史 野田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付レールに電気機器の筐体を取付ける場合
に、従来装置のような取付爪やロック板が不要となると
ともに、機構部品を収納する筐体の内部の容積を増加さ
せることができる筐体固定装置を得る。 【解決手段】 基部10aから段差をもって立上がった
板状縁部10eを有する取付レール10と、この取付レ
ール10の板状縁部10eに係合する溝部222を有す
る電気機器の筐体200とを備え、この筐体200を取
付レール10にスライドさせて固定する筐体固定装置に
おいて、筐体200の取付溝底面220bに貫通孔22
0cを設け、この貫通孔220cに対して上記スライド
の方向を抑制する方向で弾力的に係合する係合片10c
を取付レール10に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気機器の筐体
が壁面や柱等に取付けて使用される筐体固定装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、実公平6−31745号公報
に示された従来の電気機器の筐体固定装置を示す斜視図
である。図12は、図11の取付爪を示す斜視図であ
る。図において、1はIEC35mmレールまたはDI
Nレールと呼ばれる取付レールであり、電気機器を係止
する縁部1a,1bを備えており、一般に電気機器を設
置する分電盤等に縁部1a,1bを浮かしてねじ等で取
付けられる。2は取付爪であり、2aは取付爪2の胴
部、2cは取付レール1の縁部1bを押付けるテーパを
持った係止部、2dは電気機器を取付レール1に取付け
る際に電気機器を取付レール1へ押付けることにより取
付レール1の縁部1bを滑り、その分力で胴部2aを移
動させるための傾斜面、2eは胴部2aの両側にそれぞ
れ形成された弾性腕、2fは電気機器を取付レール1か
ら取外す際に縁部1bと係止部2cとの押圧を解くため
に胴部2aを引張るための溝穴、2gは胴部2aの一部
に設けられた凹部で、後述するロック板4の凸部4aと
組合せるためのものである。
【0003】3は電気機器の筐体であり、3bは取付爪
2の胴部2aを進退可能に保持する案内孔、3cは弾性
腕2eの先端を支える突部、3dは案内孔3bおよび突
部3cを構成する筐体3の底部の器台、3eは取付レー
ル1の縁部1aに係合するフックである。4はロック板
であり、平坦部に取付爪2の胴部2aの凹部2gと組合
わせる凸部4aを備えている。このロック板4の凸部4
aと取付爪2の凹部2gとが組合せられて案内孔3b内
に挿入され、進退可能な状態で取付レール1へ筐体3を
取付けてロック板4のみを取付レール1の方向へ押出
し、その凸部4aを胴部2aの腹と案内孔3bの内面と
に噛み合わせて取付爪2を堅固に固定するものである。
【0004】上記のように構成された従来の電気機器の
筐体固定装置においては、電気機器の筐体3を取付レー
ル1へ取付ける際は、筐体3のフック3eを取付レール
1の縁部1aに引掛けて筐体3を上から押えると、取付
レール1の縁部1bに取付爪2の傾斜面2dが当り、更
に押し込むと傾斜面2dが縁部1bを滑り、弾性腕2e
の弾性力に抗して取付爪2を矢印A方向へ押し広げて、
傾斜面2dの先端が取付レール1の縁部1bを越えたと
ころで弾性腕2eの弾力で取付レール1の縁部1bを取
付爪1の係止部2cのテーパーで圧し、筐体3を取付レ
ール1に挟着すると共に、矢印C方向への滑動を防止す
る。
【0005】また、電気機器の筐体3を取付レール1か
ら取外す際は、取付爪2の胴部2aに設けられた溝穴2
fをドライバー等で弾性腕2eの弾力に抗して矢印A方
向へ引張り、取付レール1の縁部1bと取付爪2の係止
部2cの係止を取外し、筐体3を持ち上げて取付レール
1より取外す。
【0006】図13は、他の従来の筐体固定装置を示す
斜視図である。図において、100は電気機器の筐体で
あり、取付孔101に木ねじ102を通し、図示しない
ドライバー等のねじ締め工具を使用して壁面103にね
じ止めされる。104はねじ止めの際に壁面103に穿
孔されるねじ孔である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の筐
体固定装置では、取付レール1の他、電気機器の筐体3
の裏面に取付爪2およびロック板4を取付ける必要があ
り、3つの部品が必要となる他、取付爪2およびロック
板4を取付けるスペースが余分に必要であり、電気機器
の機構部品を収納する筐体の内部の容積が少なくなると
いう問題点があった。
【0008】また、他の従来の筐体固定装置では、電気
機器の故障等により電気機器の筐体100を取り外す場
合に、その都度、木ねじ102を取外す必要があり、ま
た、修理品または代品を再取付けする場合に、再度ねじ
締めされるので、壁面103に穿孔されるねじ孔104
が大きくなって見苦しくなったり、木ねじ102が効か
なくなり、壁面103の別の場所に取付け直さなければ
ならないという問題点もあった。
【0009】この発明は、上述のような問題点を解決す
るためになされたもので、第1の目的は、取付レールに
電気機器の筐体を取付ける場合に、従来装置のような取
付爪やロック板が不要となるとともに、機構部品を収納
する筐体の内部の容積を増加させることができる筐体固
定装置を得るものである。
【0010】また、第2の目的は、取付レールに電気機
器の筐体を取付ける場合に、取付レールと筐体との間に
がたつきを生じない筐体固定装置を得るものである。
【0011】また、第3の目的は、故障などで取付レー
ルから電気機器の筐体を取り外す場合に、取付レールを
壁面等に取付けるねじを取り外す必要が無い筐体固定装
置を得るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る筐体固定
装置においては、基部から段差をもって立上がった板状
縁部を有する取付レールと、この取付レールの板状縁部
に係合する溝部を有する電気機器の筐体とを備え、この
筐体を取付レールにスライドさせて固定する筐体固定装
置において、筐体に設けられた係合部と、この係合部に
スライドの方向を抑制する方向で弾力的に係合する係合
片を取付レールに設けたものである。
【0013】また、筐体に設けられた係合部は貫通孔と
し、この貫通孔にスライドの方向を抑制する方向で弾力
的に係合する係合片を取付レールに設けたものである。
【0014】また、取付レールの基部に、筐体の取付溝
面を弾力的に押圧する押圧片を設けたものである。
【0015】また、取付レールの板状縁部に、筐体の取
付溝底面を弾力的に押圧する押圧片を設けたものであ
る。
【0016】また、取付レールの両側の板状縁部端面
に、筐体の両側の取付溝側壁を弾力的に押圧する摺動片
を設けたものである
【0017】さらにまた、筐体の取付溝の両側の取付溝
側壁に、取付レールの両側の板状縁部端面と係合する小
突起を設けたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1を示す筐体固定装置の取付レールの斜視
図である。図2はこの発明の実施の形態1を示す筐体固
定装置の電気機器の筐体の側面図、図3は背面図であ
る。
【0019】図1において、10は取付レールであり、
基部10aと、この基部10aを壁面103に当接させ
て取付ける複数の取付孔10bと、基部10aの一端部
から段差をもって折れ曲がって立上がり弾力性を有する
係合片10cと、この係合片10cの一端部から基部1
0aから遠ざかる方向に突出した突起部10dと、基部
10aの両側から段差をもって折れ曲がった一対の板状
縁部すなわち機器取付部10eが形成されている。取付
レール10は、取付孔10bに木ねじ102を通して壁
面103に取付けられる。104はねじ止めの際に壁面
103に穿孔されるねじ孔である。
【0020】図2、図3において、200は電気機器の
筐体であり、その背面には筐体底面200aから凹んだ
取付溝220が形成され、この取付溝220の両側の取
付溝側壁220aから内方向に突出して取付けレール1
0の板状縁部10eに係合する複数の突起221と、こ
の突起221と取付溝底面220bとの間に取付レール
10を係合させる溝部222が形成されている。また、
取付溝220の一端部には取付レール10の突起部10
dと係合する係合部すなわち貫通孔220cが形成され
ている。この貫通孔220cは、例えば後述するドライ
バー250等が入る大きさであり、筐体200の表面2
00bまで貫通している。
【0021】なお、貫通孔220cは、筐体200の側
面から横穴(図示せず)をあけて連通させるように形成
し、後述する貫通孔220cと突起部10dの係合を解
除する方法として、特殊工具(図示せず)を横穴から挿
入して係合片10cを押し、係合を解除するようにすれ
ば、必ずしも表面200bまで貫通していなくても良
い。
【0022】次に、取付レール10に電気機器の筐体1
00を取付ける方法を説明する。先ず、図4に示すよう
に、筐体100の取付溝220の一端部を取付レール1
0に挿入する。次に、筐体10を矢印D方向へ押し、取
付レール10にスライドさせながら押し込むと、取付レ
ール10の機器取付部10eが、取付溝220の両側に
設けられた突起221の下側の溝部222に挿入されて
係合する。
【0023】更に筐体10を矢印D方向へ押し込むと、
取付レール10の他端部10fが取付溝220の終端部
220dに達し、取付レール10のスライドはそこで停
止する。ここで、取付レール10に設けられた係合片1
0cは弾力性を有しているため、それまで取付溝底面2
20bに押付けられスライドしていたが、取付溝220
の一端部に設けられた貫通孔220cに達するため、こ
の貫通孔220cにスライドの方向を抑制する方向で係
合し、筐体200は取付レール10の係合片10cによ
り弾力的に押圧され固定される。
【0024】図5は筐体を取付レールから取外す作業要
領を示す要部拡大断面図である。図において、筐体20
0の貫通孔220cに、例えばドライバー250等を挿
入し、ドライバ250の先端で取付レール10の突起部
10dを矢印E方向に押し込むと、係合片10cが矢印
E方向に押されて貫通孔220cと突起部10dとの係
合が解除される。この状態で筐体200を手で持ち矢印
F方向に移動させると、取付レール10の突起部10d
と貫通孔220cとの係合が外れ、筐体200をそのま
ま矢印F方向にスライドさせることにより、筐体200
を取付レール10から取外すことができる。
【0025】この発明の実施の形態1の筐体固定装置の
構成によれば、基部10aから段差をもって立上がった
板状縁部10eを有する取付レール10と、この取付レ
ール10の板状縁部10eに係合する溝部222を有す
る電気機器の筐体200とを備え、筐体200を取付レ
ール10にスライドさせて固定する筐体固定装置におい
て、筐体200の取付溝底面220bに設けられた係合
部すなわち貫通孔220cと、この貫通孔220cに上
記スライドの方向を抑制する方向で弾力的に係合する突
起部10dを有する係合片10cを取付レール10の基
部10aに設けたので、取付レール10から電気機器の
筐体200を取外し時に、木ねじ102を取外す必要が
なくなる。また、従来装置のような取付爪2やロック板
4(図11に示す)が不要になり、電気機器の機構部品
を収納する筐体200の内部の容積を大きくできる。
【0026】実施の形態2.図6は、この発明の実施の
形態2を示す筐体固定装置の取付レールの斜視図であ
る。図において、10,10a〜10fは実施の形態1
と同様なものであり、その説明を省略する。10gは取
付レール10の他端部の近傍に設けられた押圧片であ
り、基部10aから係合片10cと同じ方向に立上が
り、弾力性を有するように、例えば波形形状に形成され
ている。
【0027】この実施の形態2の取付レール10の構成
によれば、図1に示す係合片10cは弾力性を有してい
るため、貫通孔220cと係合した際、その弾力性によ
って筐体200を押し上げる作用があり、これによって
取付レール10と電気機器の筐体200は固定される
が、実施の形態1に示す取付レール10(図1に示す)
に加えて弾力性を有する押圧片10gを設けたので、筐
体200と係合した際(図示せず)、筐体200の裏面
の取付溝220を押圧片10gがさらに押圧するので、
取付レール10と筐体200の係合をより強固なものと
することができる。
【0028】実施の形態3.図7は、この発明の実施の
形態3を示す筐体固定装置の取付レールの斜視図であ
る。図において、10,10a〜10fは実施の形態1
と同様なものであり、その説明を省略する。10hは取
付レール10の両側の機器取付部10eに各々形成され
た押圧片であり、両側の機器取付部10eから各々係合
片10cと同じ方向に立上がり、弾力性を有するよう
に、例えば波形形状に形成されている。
【0029】この実施の形態3の取付レール10の構成
によれば、図1に示す取付レール10に加えて弾力性を
有する押圧片10hを取付レール10の両側の機器取付
部10eに各々設けたので、筐体200が取付レール1
0と係合した際(図示せず)、筐体200の取付溝22
0の両端に形成された突起221と取付溝底面220b
との隙間222に押圧片10hが挿入され、筐体200
の取付溝底面220bを押圧するので、取付レール10
と筐体200の係合をより強固なものとすることができ
る。
【0030】実施の形態4.図8は、この発明の実施の
形態4を示す筐体固定装置の取付レールの斜視図であ
る。図において、10,10a〜10fは実施の形態1
と同様なものであり、その説明を省略する。10kは取
付レール10の両側の機器取付部10eの板状縁部端面
10mから外側に僅かに張り出して複数個形成された摺
動片である。また、この摺動片10kは外側から内側方
向へ外力が作用した場合に、弾力性を有するように切り
欠き溝10nが形成されている。
【0031】この実施の形態3の取付レール10の構成
によれば、図1に示す取付レール10に加え弾力性を有
する摺動片10kを取付けレール10の両側の機器取付
部10eの板状縁部端面10mに各々設けたので、筐体
200が取付レール10と係合した際(図示せず)、筐
体200裏面の取付溝220の両側の取付溝側壁220
aを外方向に押圧するように作用するので、取付レール
10と筐体200の係合をより強固なものとすることが
できる。
【0032】実施の形態5.図9および図10は、この
発明の実施の形態5を示す筐体固定装置の筐体の側面図
および背面図である。図において、200,200a,
200b,220,220a〜220c,221,22
2は上記実施の形態1と同様のものであり、その説明を
省略する。225は筐体200の取付溝220の両側の
取付溝側壁220aに複数個形成された小突起である。
なお、左右の小突起225の間隔L1は、取付レール1
0の幅L2(図1,図6,図7に示す)よりも若干狭く形
成されている。
【0033】また、小突起225の突出量は、一例とし
て0.1〜0.3ミリメートルの範囲が好ましい。この
筐体200の取付溝220を取付レール10(図1,図
6または図7に示す)の機器取付部10eにスライドさ
せながら挿入していくと、取付レール10の両側の機器
取付部10eの板状縁部端面10mが小突起225に衝
突する。
【0034】しかし、小突起225の内側への突出量が
小さいため、取付レール10の機器取付部10eの板状
縁部端面10mは小突起225を押しつぶしながらスラ
イドし、最終的には取付レール10に筐体200が係合
され、固定される。この時、つぶされた小突起25が元
の形状に復旧しようとする応力が取付レール10に作用
するため、取付レール10と筐体200の係合がより強
固となる。
【0035】ところで、この発明の筐体固定装置は以上
説明したように構成されているが、この発明の主旨を活
かして係合片や押圧片の数および場所を各種変更した
り、突起部や貫通孔の数および場所を各種変更したり、
摺動片や小突起の数および場所を各種設けたり、また、
それらを組合せて各種実施することができることはいう
までもない。
【0036】また、係合片10cが取付レール10に一
体に形成されたものについて説明したが、係合片10c
は基部10aと別体に形成されたものであっても良い。
また、突起部10dに代えて凹部、筐体200の貫通孔
220cに代えて凸部としても良い。また、取付レール
10から立上がった弾力性を有する係合片10cに代え
て、弾力性を有する係合片が筐体200側に形成され、
取付レール10の凹部に係合するようにしても良い。
【0037】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0038】基部から段差をもって立上がった板状縁部
を有する取付レールと、この取付レールの板状縁部に係
合する溝部を有する電気機器の筐体とを備え、この筐体
を取付レールにスライドさせて固定する筐体固定装置に
おいて、筐体に設けられた係合部と、この係合部にスラ
イドの方向を抑制する方向で弾力的に係合する係合片を
取付レールに設けたので、取付レールから電気機器の筐
体を取外し時に、木ねじを取外す必要がなくなり、筐体
の着脱が容易になるとともに、従来装置と比べて取付爪
やロック板が不要となり、電気機器の機構部品を収納す
る筐体の内部の容積も大きくできる。
【0039】筐体に設けられた係合部は貫通孔とし、こ
の貫通孔にスライドの方向を抑制する方向で弾力的に係
合する係合片を取付レールに設けたので、取付レールか
ら電気機器の筐体を取外し時に、木ねじを取外す必要が
なくなり、筐体の着脱が容易になるとともに、従来装置
と比べて取付爪やロック板が不要となり、電気機器の機
構部品を収納する筐体の内部の容積も大きくできる。
【0040】また、取付レールの基部に、筐体の取付溝
面を押圧する押圧片を設けたので、取付レールと電気機
器の筐体との係合をより強固にできる。
【0041】また、取付レールの板状縁部に、筐体の取
付溝底面を弾力的に押圧する押圧片を設けたので、筐体
と係合した際、筐体の取付溝の両端に形成された突起と
取付溝底面との隙間に押圧片が挿入され、押圧片が取付
溝底面を押圧するので、取付レールと電気機器の筐体と
の係合をより強固にできる。
【0042】また、取付レールの両側の板状縁部端面
に、筐体の両側の取付溝側壁を弾力的に押圧する摺動片
を設けたので、筐体と係合した際、筐体裏面の取付溝側
壁を摺動片が外方向に押す力を作用させることによっ
て、取付レールと電気機器の筐体との係合をより強固に
できる。
【0043】さらにまた、筐体の取付溝の両側の取付溝
側壁に、取付レールの両側の板状縁部端面と係合する小
突起を設けたので、取付レールと電気機器の筐体との係
合をより強固にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す筐体固定装置
の取付レールの斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1を示す筐体固定装置
の筐体の側面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1を示す筐体固定装置
の筐体の背面図である。
【図4】 図1に示す取付レールを筐体に係合させる状
態を示す斜視図である。
【図5】 この発明の実施の形態1の筐体を取付レール
から取外す作業要領を示す要部拡大断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態2を示す筐体固定装置
の取付レールの斜視図である。
【図7】 この発明の実施の形態3を示す筐体固定装置
の取付レールの斜視図である。
【図8】 この発明の実施の形態4を示す筐体固定装置
の取付レールの斜視図である。
【図9】 この発明の実施の形態5を示す筐体固定装置
の筐体の側面図である。
【図10】 この発明の実施の形態5を示す筐体固定装
置の筐体の背面図である。
【図11】 従来の筐体固定装置を示す斜視図である。
【図12】 図11の取付爪を示す斜視図である。
【図13】 他の従来の筐体固定装置を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 取付レール、10a 基部、10c 係合片、1
0d 突起部、10e 機器取付部(板状縁部)、10
g 押圧片、10h 押圧片、10k 摺動片、10m
板状縁部端面、200 筐体、220 取付溝、22
0a 取付溝側壁、220b 取付溝底面、220c
貫通孔(係合部)、221 突起、222 溝部、22
5 小突起。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高家 一 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 野田 哲史 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 4E360 AB08 AB12 AB24 EA05 EA12 EB02 EC04 EC12 ED02 ED03 ED23 ED27 FA02 FA09 GA06 GA11 GA53 GB99

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部から段差をもって立上がった板状縁
    部を有する取付レールと、この取付レールの板状縁部に
    係合する溝部を有する電気機器の筐体とを備え、この筐
    体を上記取付レールにスライドさせて固定する筐体固定
    装置において、上記筐体に設けられた係合部と、この係
    合部に上記スライドの方向を抑制する方向で弾力的に係
    合する係合片を上記取付レールに設けたことを特徴とす
    る筐体固定装置。
  2. 【請求項2】 筐体に設けられた係合部は貫通孔とし、
    この貫通孔にスライドの方向を抑制する方向で弾力的に
    係合する係合片を取付レールに設けたことを特徴とする
    請求項1記載の筐体固定装置。
  3. 【請求項3】 取付レールの基部に、筐体の取付溝面を
    弾力的に押圧する押圧片を設けたことを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の筐体固定装置。
  4. 【請求項4】 取付レールの板状縁部に、筐体の取付溝
    底面を弾力的に押圧する押圧片を設けたことを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の筐体固定装置。
  5. 【請求項5】 取付レールの両側の板状縁部端面に、筐
    体の両側の取付溝側壁を弾力的に押圧する摺動片を設け
    たことを特徴とする請求項1または請求項2記載の筐体
    固定装置。
  6. 【請求項6】 筐体の取付溝の両側の取付溝側壁に、取
    付レールの両側の板状縁部端面と係合する小突起を設け
    たことを特徴とする請求項1または請求項2記載の筐体
    固定装置。
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