JPH0410719Y2 - - Google Patents

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JPH0410719Y2
JPH0410719Y2 JP1987067884U JP6788487U JPH0410719Y2 JP H0410719 Y2 JPH0410719 Y2 JP H0410719Y2 JP 1987067884 U JP1987067884 U JP 1987067884U JP 6788487 U JP6788487 U JP 6788487U JP H0410719 Y2 JPH0410719 Y2 JP H0410719Y2
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electronic component
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mounting plate
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は例えば硬貨選別装置において硬貨の通
過等を検知するために使用される光電素子などの
電子部品を取付ける電子部品の取付構造に関する
ものである。
〔従来の技術〕
公衆電話機等に備えられる硬貨選別装置におい
て、硬貨軌道の側部に配設した光電素子によつ
て、硬貨の通過や蓄積状態を検知するようにした
ものがある。これは光電素子を絶縁基板上に搭載
し固定することによつて電子部品を構成し、この
電子部品を取付ねじで硬貨軌道を形成する基板に
取付けたものである。また、このように絶縁基板
を用いずに電子部品自身に設けた取付用の孔を使
つてねじ止めするものもある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このような構造では電子部品の着脱に
ドライバを使用しているため、取付作業や交換等
の保守作業が煩雑になる不具合があつた。また、
取付板が合成樹脂材で形成されてる場合には、一
般にタツピングねじを使用しているため、電子部
品の交換が困難になるという不都合があつた。す
なわち、1度ねじ込んだタツピングねじを戻した
り、再びねじ込むと、ねじ山を破損するからであ
る。
そこで、取付板を貫通し径方向に弾性変形可能
な爪を有する合成樹脂製のスナツプピンを用い、
爪を取付板に係止させることによつて電子部品を
取付けることも考えられるが、このようなスナツ
プピンでは、スナツプピンを押圧するだけの操作
で電子部品を簡単に取付けることができる利点が
ある反面、電子部品を取外す際にはスナツプピン
を両側から操作しなければならず取外し作業が煩
雑になる。すなわち、取付板の裏側から爪の先端
を内側につぼめて爪による係止を解除させなが
ら、スナツプピンを部品側へ引抜かなければなら
ないからである。特に硬貨選別装置などは、基板
の裏側からの操作が困難であるため、装置を筐体
から引出し自在とする構造などが必要となる。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はこのような事情に鑑みなされたもの
で、電子部品の取付作業や交換等の保守作業が容
易に行える電子部品の取付構造を提供するもので
ある。
本考案に係る電子部品の取付構造は、取付孔を
有する電子部品と、圧入孔を有し前記電子部品を
取付ける取付板と、中央孔を有し前記取付板とと
もに前記電子部品を挟持する部品押さえと、前記
中央孔、取付孔および圧入孔に挿通され内径方向
に弾性変形した状態で前記中央孔および圧入孔に
圧入され電子部品を取付板に取付ける円筒状の割
ピンとからなり、この割ピンの背高は該割ピンを
前記取付板に圧入した状態で前記部品押さえの上
面よりも突出する高さに形成したものである。
本考案においては、割ピンを取付板に圧入する
と、電子部品は割ピンで取付板と平行な方向への
移動が規制され、部品押さえで取付板から離間す
る方向への移動が規制されるので、取付板に取付
けられる。また、割ピンの部品押さえより突出し
た部分をペンチ等で把持して取付板から引抜くと
前記規制が解除されるので電子部品は取付板から
取外される。
〔実施例〕
以下、その構成等を図に示す一実施例により詳
細に説明する。第1図は本考案に係る電子部品の
取付構造が実施された硬貨選別装置の一部を示す
分解斜視図、第2図は同じく断面図である。これ
らの図において符号1で示すものは取付板として
の合成樹脂製の基板である。この基板1は公衆電
話機において硬貨通路の一側壁を形成し、硬貨の
状態を検知するための窓2が開口されている。こ
の窓2の前側および後側には他の部材よりも僅か
に突出する取付座3が設けられており、前側の取
付座3aには後述する割ピンが圧入される圧入孔
4が穿設され、後側の取付座3bには後述する電
子部品に係合する突起5が突設されている。
6は前記基板1上に取付けられる電子部品であ
る。この電子部品6は本実施例においては、光電
素子7と、この光電素子7を搭載し固定する絶縁
基板8とから構成されている。絶縁基板8は前記
窓2を覆うように取付座3a,3b間に架け渡さ
れる矩形状に形成され、窓2の中央部に対応した
部位には素子搭載用の透孔9が穿設され、その両
側には接続孔10,10が穿設されている。前記
光電素子7は本体7aと、本体の両端面に突設さ
れた一対のリード7b,7bとからなり、このリ
ード7b,7bは接続孔10,10に表面側から
挿通され裏面側において内側へ折り曲げられてい
る。そして、光電素子7は前記リード7b,7b
を接続孔10,10に半田付けすることによつ
て、絶縁基板8に搭載されている。ここで、本体
7aの位置は裏面に突設された突起7cが前記透
孔9に係合することによつて決定されている。1
1は絶縁基板8の前部中央に穿設された取付孔、
12は絶縁基板8の後部中央に穿設された位置決
め孔で、これらの孔は前記圧入孔4および突起5
に対応する部位に配置されている。13,13は
絶縁基板8上に半田付けされ配線パターンを介し
て光電素子7に接続されたリード線である。
15はばね用材料から円筒状に形成された割ピ
ンで、径方向に弾性変形できるようにスリツト1
6が軸線方向に開口されており、両開口端の外周
縁には挿抜を容易にするために面取り加工が施さ
れている。この割ピン15は絶縁基板8の取付孔
11に挿通され、内径方向へ弾性変形した状態で
基板1の圧入孔4に圧入されている。すなわち、
圧入孔4の内径は割ピン15の自然状態における
外径よりも小さく設定されており、割ピン15は
圧入孔4との間に生ずる摩擦力によつて固定され
る。また、取付孔11の内径は割ピン15の圧入
孔4への圧入が確実になされるように、製造上の
誤差等を考慮して圧入孔4の内径よりも僅かに大
きく設定されている。また、割ピン15の背高l
は、基板1、絶縁基板8および部品押え18を重
合わせた厚みl1よりも大に形成されている。
18は円板状に形成された合成樹脂製の部品押
さえである。この部品押さえ18は割ピン15が
圧入される中央孔19を有しており、絶縁基板8
に反基板1側から当接している。すなわち、この
部品押さえ18は、中央孔19の内径が圧入孔4
の内径よりも小さく形成され、割ピン15との間
に生ずる摩擦力で割ピン15に固定される。
このように構成された電子部品の取付構造にお
いては、基板1の取付座3と絶縁基板8とを重ね
合わせ、絶縁基板8上に部品押さえ18に重ねた
後に割ピン15をペンチ等で把持して部品押さえ
18側から押圧すると、割ピン15は部品押さえ
18および絶縁基板8を貫通して基板1に圧入さ
れる。このため、割ピン15は基板1に固定さ
れ、部品押さえ18は絶縁基板8を押圧した状態
で割ピン15に固定される。したがつて、割ピン
15によつて絶縁基板8が基板1と平行な方向へ
移動するのを規制し、部品押さえ18で基板1か
ら離間する方向へ移動するのを規制することがで
きるので、絶縁基板8、換言すれば電子部品6を
基板1上に取付けることができる。また、割ピン
15の部品押さえ18の上面から突出した部分を
ペンチ等で把持して部品押さえ18側へ引抜く
と、上述した規制を解除することができるので、
電子部品6を基板1から取外すことができる。こ
こで、基板1の突起5が絶縁基板8の位置決め孔
12に係合するので、絶縁基板8は割ピン15を
支点として回動するのが阻止され、所望の方向に
取付けられる。
したがつて、割ピン15を基板1の電子部品6
を取付ける側から軸線方向に押圧したり引抜いた
りするという簡単な作業によつて、電子部品6を
基板1上に取付けたり、基板1から取外したりす
ることができる。また、割ピン15はねじ部材の
ように基板1を破損するようなことがない。
このように本考案は割ピン15が直径方向に弾
性変形するのを巧みに利用し、割ピン15の外周
面と基板1および部品押さえ18との間に生ずる
摩擦力によつて電子部品6を取付けるようにした
ことをその内容とするものであるから、電子部品
6の取付方法は、必ずしも上述したように基板1
に絶縁基板8および部品押さえ18を重ねた後に
割ピン15を圧入する必要はなく、先ず割ピン1
5を基板1に圧入し、その後絶縁基板8および部
品押さえ18を順次嵌装して取付けることもでき
る。
なお、上記実施例においては、光電素子7を絶
縁基板8に搭載して構成した電子部品6を硬貨選
別装置の基板1に取付けた例について説明した
が、本考案はこれに限定されるものではなく、
種々の電子部品を種々の装置の取付板に取付ける
こともできる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、取付板と
ともに電子部品を挟持する部品押さえと、部品押
えの中央孔、電子部品の取付孔および取付板の圧
入孔に挿通され内径方向に弾性変形した状態で中
央孔および圧入孔に圧入され電子部品を取付板に
取付ける円筒状の割ピンとから構成することによ
り、部品押さえにより取付板に取付けた電子部品
が取付板から離間する方向へに移動を規制し、割
ピンにより電子部品が取付板と平行な方向への移
動を規制し、これにより、電子部品を取付板に確
実に取付けるとともに、割ピンの背高は該割ピン
を前記取付板に圧入した状態で前記部品押さえの
上面よりも突出形成したものであり、一旦取付板
に取付けた電子部品を割ピンの部品押さえの上面
から突出した部分をペンチ等で把持して割ピンを
引き抜くことで電子部品を取付板から取外すこと
ができる。
したがつて、割ピンを取付板の電子部品を取付
ける側から軸線方向に挿抜するという簡単な動作
によつて、電子部品を着脱することができるか
ら、電子部品の取付作業や交換等の保守作業が容
易になる。また、割ピンはタツピングねじのよう
に相手側の部材を破損させるおそれがないから、
取付板を合成樹脂材で形成できるという利点もあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電子部品の取付構造が実
施された硬貨選別装置の一部を示す分解斜視図、
第2図は同じく断面図である。 1……基板、4……圧入孔、6……電子部品、
8……絶縁基板、11……取付孔、15……割ピ
ン、18……部品押さえ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 取付孔を有する電子部品と、圧入孔を有し前記
    電子部品を取付ける取付板と、中央孔を有し前記
    取付板とともに前記電子部品を挟持する部品押さ
    えと、前記中央孔、取付孔および圧入孔に挿通さ
    れ内径方向に弾性変形した状態で前記中央孔およ
    び圧入孔に圧入され電子部品を取付板に取付ける
    円筒状の割ピンとからなり、この割ピンの背高は
    該割ピンを前記取付板に圧入した状態で前記部品
    押さえの上面よりも突出する高さに形成したこと
    を特徴とする電子部品の取付構造。
JP1987067884U 1987-05-08 1987-05-08 Expired JPH0410719Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987067884U JPH0410719Y2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08

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JP1987067884U JPH0410719Y2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08

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JPS63177088U JPS63177088U (ja) 1988-11-16
JPH0410719Y2 true JPH0410719Y2 (ja) 1992-03-17

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58182465A (ja) * 1982-04-20 1983-10-25 Yaskawa Electric Mfg Co Ltd ブラシレスモ−タ
JPS5917546U (ja) * 1982-04-02 1984-02-02 ヤマキ電気株式会社 メ−タリレ−のヒステリシス装置

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JPS61129347U (ja) * 1985-01-31 1986-08-13

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