JPH0722085A - 端子台装置 - Google Patents

端子台装置

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JPH0722085A
JPH0722085A JP16686693A JP16686693A JPH0722085A JP H0722085 A JPH0722085 A JP H0722085A JP 16686693 A JP16686693 A JP 16686693A JP 16686693 A JP16686693 A JP 16686693A JP H0722085 A JPH0722085 A JP H0722085A
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JP
Japan
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terminal
seats
pin
connection terminal
connection
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JP16686693A
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Inventor
Chihiro Yamaoka
千広 山岡
Tomoyoshi Asai
友啓 浅井
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リード線212,……の端部に設けられ貫通
孔211,……を有した接続端子21,……を端子台本
体1に取り付けるものにおいて、ドライバー等の締付工
具を用いることなく取付け、取外しが行えるようにする
ことにより作業性を良くする。 【構成】 リード線212,……の端部に設けられ貫通
孔211,……を有した接続端子21,……を、端子台
本体1に取り付けられた第1及び第2の端子受座41
1,412間に接触状態で介在させると共に、接続端子
21,……の貫通孔211,……にピン31,……を嵌
入させて、接続端子21,……が両端子受座411,4
12間から抜けるのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、リード線の端部に設
けた貫通孔等の係合部を有した接続端子を端子台本体に
固定する端子装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、リード線の先端に円形貫通孔を有
した接続端子を端子台本体に固定するためにねじで締め
付けることを行っており、図14及び図15に示すよう
なネジ止め構造の端子台装置が既知である。図14及び
図15において、1は端子台本体で、所定間隔毎に設け
られた絶縁側壁部111,112,113,……と、後
壁部121,122,123,……とが熱硬化製樹脂に
よる一体成形により設けられている。21,22,……
はドーナツ盤状の円形接続端子で、各々その中央部に円
形貫通孔211,……を有しており、リード線212,
222,……の各先端部に取り付けられている。
【0003】421,422,423,……は前記各絶
縁側壁部111,112,113,……間に橋架された
下部接続極で、図示しないプリント基板その他の被接続
機器に接続されており、各々その中央部に雌ねじ421
1,4221,4231,……を有している。51,5
2,53,……は対応する前記接続端子21,22,…
…の円形貫通孔211,……を貫通し、対応する前記下
部接続極421,422,423,……の雌ねじ421
1,4221,4231,……に螺着されるねじ、6
1,62,63,……は対応する接続端子21,22,
……を取付け取外しする作業空間であり、前記絶縁側壁
部111,112,113、……後壁部121,12
2,123,……及び各下部接続極421,422,4
23,……により囲まれている。図14及び図15にお
いて、作業空間61の部分は接続端子21を下部接続極
421に取り付ける手順を示し、作業空間63の部分は
接続端子22を下部接続極423に接続しない空きの状
態を示してある。
【0004】先ず、接続端子21の取付作業を作業空間
61の場合について説明する。ねじ51は当初は、作業
空間63のように下部接続極421に螺着されていたの
をドライバー(図示せず)で取外し、次いで、作業空間
61に対応して示すように、ねじ51を接続端子21の
貫通孔211に矢印で示すように移動させて通し、この
貫通孔211に通した状態のねじ51の先端を下部接続
極421の雌ねじ4211に合わせ、ドライバーで締め
付け、接続端子21を下部接続極421に螺着固定す
る。この状態で、接続端子21は下部接続極421を介
してプリント基板や電子又は電器機器(何れも図示せ
ず)等の被接続機器に接続される。
【0005】次に、接続端子22の取外作業を作業空間
62の場合について説明する。下部接続極422に接続
端子22を螺着固定しているねじ52に対し、ドライバ
ー(図示せず)を作業空間62の上方から入れてねじ5
2に係合し、ねじ52を緩め、作業空間62の内に指先
などを入れて緩められたねじ52を作業空間62外に取
り出し、接続端子22を下部接続極422、作業空間6
2から取り外す。この取り外しの後、接続端子22を当
該作業空間62の下部接続極422に取り付けない場合
は、取り外されたねじ53は、例えば作業空間63に示
すように、ねじ53のみを下部接続極423の雌ねじ4
231に螺着しておく。
【0006】接続端子22を下部接続極422、作業空
間62から取外した後に、所定の作業(例えば被接続機
器の試験、点検等)の後に、当該下部接続極422に同
じ接続端子22を再度取り付ける場合や、他の接続端子
を取り付ける場合は、ねじ52を一時的に近くの他の場
所に置いておいたり、手に持っていたりするが、ねじ5
2を落として紛失したりするので、このような場合、面
倒でも、当該取り外したねじ52は、下部接続極423
に示すように、下部接続極423に仮止めしておく方が
好ましい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】リード線の端部に設け
られた接続された接続端子を端子台本体に固定する端子
台装置において従来の接続端子21,22,……の取付
け及び取外し作業は、前述のようにドライバーを使用す
るので作業性が良くなく端子台本体1に作業スペース
(作業空間61,62,63,……)も広く取るので端
子台装置の実装効率が悪かった。また接続端子2を端子
台本体1に取付けるねじ51,52,53,……を端子
台本体1から外すのでねじ51,52,53,……の紛
失などの問題もあり、ねじ51,52,53,……の紛
失を防止するためには、作業者が一旦取り外したねじ5
1,52,53,……を下部接続極421,422,4
23,……にドライバーで仮り止めし、接続端子21,
22,……を再度取り付けるためには前記仮り止めのね
じ51,52,53,……をドライバーで取り外さなけ
ればならなく作業効率が悪い等、多くの問題があった。
【0008】この発明は、前述のような従来の端子台に
おける課題を解決するためになされたものでありリード
線の端部に設けられ貫通孔等の係合部を有した接続端子
を、端子取付け時にはドライバー等の締め付け工具を必
要とすることなく接続端子を端子台本体に対し取付け取
外しでき、取付け取外しの作業性を良くすることを目的
とし、また従来のような端子台本体から取り外す必要の
あるねじで締め付けるようなことなく接続端子を端子台
本体に取り付けることができるようにすることを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る端
子台装置は少なくとも一方が被接続機器に接続された第
1及び第2の端子受座を端子台本体に互いに対向して設
けると共に、これら第1及び第2の端子受座間に介在し
た接続端子の中央部貫通孔等の係合部に係合して、前記
第1及び第2の端子受座間の接続端子が前記第1及び第
2の端子受座の対向方向とほぼ直角の方向に抜けるのを
止めるピンを設けたものである。
【0010】また、請求項2の発明に係わる端子台装置
では、端子台本体の底部に凹穴を設けて、この凹穴内に
ばねを介してピンを可移動に収納したもので、ばねによ
り付勢されて移動した状態のピンが接続端子の中央部貫
通孔に遊嵌した状態となり、接続端子が第1及び第2の
端子台受座の対向方向とほぼ直角の方向に抜けないよう
にしたものである。
【0011】請求項3の発明に係わる端子台装置では、
ピンの先端部に第1及び第2の端子受座間に挿入されス
ライドされる接続端子に当接することによりピン自らを
移動させる傾斜部を設けて、接続端子の第1及び第2の
端子受座間への挿入を容易にし、第1及び第2の端子受
座の対向方向とほぼ直角の方向に接続端子が抜けるのは
前記ピンで止めるようにしたものである。
【0012】請求項4の発明に係わる端子台装置では、
ピンの先端部に第1及び第2の端子受座間に挿入されス
ライドされる接続端子に当接することによりピン自らを
移動させる傾斜部を設け、この傾斜部を有したピンが接
続端子の中央貫通孔に遊嵌した後に接続端子が第1及び
第2の端子受座の対向方向とほぼ直角の方向に更に移動
すると該接続端子から係合し該接続端子が前記対向方向
に抜けるのを止める抜止めをピン外周に設けたものであ
る。
【0013】請求項5に係わる端子台装置では、ピンの
先端部に接続端子の中央部貫通孔から露出する被操作穴
を設け、第1及び第2の端子受座間に介在した状態で接
続端子の中央部貫通孔に遊嵌しているピンの前記被操作
穴に細い棒を押し当てて付勢子に抗してピンを移動さ
せ、接続端子を第1及び第2の端子受座間から取り外す
ようにしたものである。
【0014】請求項6の発明に係わる端子台装置では第
1及び第2の端子受座の一方に接続端子より径の大きな
貫通孔を設け、接続端子を、この貫通孔を通して第1及
び第2の端子受座間にスライドして介在させ第1及び第
2の端子受座の対向方向とほぼ直角の方向に接続端子が
抜けるのをピンで止めるようにしたものである。
【0015】請求項7の発明に係わる端子台装置では、
第1及び第2の端子受座の一方に設けたピンで、第1及
び第2の端子受座間の接続端子が、第1及び第2の端子
受座の対向方向とほぼ直角の方向に抜けるのを止めるも
のである。
【0016】
【作用】請求項1発明の端子台装置において、接続端子
は、第1及び第2の端子受座間に介在して被接続機器に
接続され、また前記第1及び第2の端子受座間に介在し
た状態で中央部貫通孔等の係合部がピンに係合して第1
及び第2の端子受座間から両端子受座の対向方向とほぼ
直角の方向に抜けるのが止められる。
【0017】請求項2の発明の端子台において、接続端
子は、第1及び第2の端子受座間に介在して被接続機器
に接続され、また、前記第1及び第2の端子受座間に介
在した状態で中央部貫通孔に、端子台本体底部の凹部の
中のピンが外凹部内のばねに付勢されて嵌入した状態と
なり、接続端子は第1及び第2の端子受座間から両端子
受座の対向方向とほぼ直角方向に抜けるのが止められ
る。
【0018】請求項3の発明の端子台装置において、接
続端子は、第1及び第2の端子受座間に挿入され両端子
受座に沿ってスライドされることによりピンの傾斜部に
当接してピンが移動し、このピンの移動によって更に第
1及び第2の端子受座間の奥へ挿入され、この奥への挿
入により接続端子の中央部貫通孔等の係合部が前記移動
したピンに対応すると該ピンは前記接続端子の係合部に
係合し、この係合部とピンとの係合により接続端子は第
1及び第2の端子受座間から両端子受座の対向方向とほ
ぼ直角の方向に抜けるのが止められる。
【0019】請求項4の発明の端子台装置において、接
続端子は、第1及び第2の端子受座間に挿入され両端子
受座に沿ってスライドされることによりピンの傾斜部に
当接してピンが移動し、このピンの移動によって更に第
1及び第2の端子受座間の奥へ挿入され、この奥への挿
入により接続端子の中央部貫通孔等の係合部が前記移動
したピンに対応すると該ピンは前記接続端子の係合部に
係合し、この係合部とピンとの係合により接続端子は第
1及び第2の端子受座間から両端子受座の対向方向とほ
ぼ直角の方向に抜けるのが止められ、また接続端子は、
第1及び第2の端子受座の対向方向とほぼ直角をなす方
向に移動させられてピン外周の抜け止めに係合すると、
第1及び第2の端子受座の対向方向にピンから抜けるの
を止められる。
【0020】請求項5の発明の端子台装置において、接
続端子は、第1及び第2の端子受座間に挟持されると共
にその貫通孔にピンが嵌入した取付け状態において、貫
通孔に露出したピン先端の被操作穴に細い棒状物を押し
当ててばね等の付勢子に抗してピンを前記貫通孔外に移
動させた状態で、第1及び第2の端子受座間の対向方向
にほぼ直角をなす方向に引くことにより、第1及び第2
の端子受座から取り外される。
【0021】請求項6の発明の端子台装置において、接
続端子は、第1及び第2の端子受座の一方に設けられた
接続端子より径を大きく形成された貫通孔から第1及び
第2の端子受座間に介在する位置まで第1及び第2の端
子受座の対向方向に移動させた後に、第1及び第2の端
子受座の対向方向とほぼ直角をなす方向にスライドされ
て接続端子の係合部がピンに係合し、このピンと係合部
との係合により、接続端子は第1及び第2の端子受座間
から両端子受座の対向方向とほぼ直角をなす方向に抜け
るのが止められる。
【0022】請求項7の発明の端子台装置において、接
続端子は、第1及び第2の端子受座間に介在した状態で
中央部の貫通孔等の係合部が、ピンに係合して、第1及
び第2の端子受座間から両端子受座の対向方向とほぼ直
角をなす方向に抜けるのが止められる。
【0023】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例を図に基づいて説明
する。図1は、実施例1の端子台装置の上面図、図2は
同前面図、図3は図2のIII−III線における断面
を矢印方向に見た縦断側面図であり、これら図1、図
2、図3において、接続端子2及びその中央部円形貫通
孔21、リード線22は図14及び図15に示された従
来のものと全く同一である。
【0024】1は端子台本体で所定間隔毎に設けられた
側壁部111、112、113……と、後壁部121、
122、123……と、底壁部131、132、133
……とが絶縁性の熱硬化性樹脂による一体成形により設
けられている。141、142、143……は底壁部1
31、132、133……の中央部に設けられた凹穴
で、各々平面形状円形である。31、32、33は樹脂
製の円柱状のピンで、図1に示す平面形状(上面から見
た形状)が円形であり、また図3に示すように前記底壁
部131、132、133……の凹穴141、142、
143……間に遊嵌されている。
【0025】411は第1の受座で、例えば金属等の導
電性且つ弾性の材料で形成されており、所定間隔で対向
する一対の腕部4111、4112とこれら一対の腕部
4111、4112の後部を連結する連結部4113と
が一体に形成され、前記腕部4111、4112はその
先端に先端にいく程後述の第2の端子受座421から離
れるように湾曲した湾曲部41111、41121が形
成されている。そして前記連結部4113は前記後壁部
121の前面側に、前記側壁部111の上下方向(図2
における上下方向)中間点より僅かに上方に位置して、
前記端子台本体1の一体成形時に埋め込まれて固定され
ている。また前記腕部4111、4112は何れもその
外側面(図1、図2における外側面)と前記側壁部11
1、112の内側面(図1、図2における内側面)との
間には僅かに隙間が形成されており、前記連結部411
3を基部として上下方向(図2、図3における上下方
向)に湾曲して移動できるように形成されている。ま
た、図1、図2に示すように前記両腕部4111、41
12間の空間部中央に前記ピン31が配置されている。
412、413は他の第一の端子受座で前述の第1の端
子受座411同様に形成され、前述の第1の端子受座4
11と同様に端子台本体1に取り付けられ、端子台本体
1との位置的関係も前述の第1の端子受座411と同様
に構成されている。
【0026】421は前記端子台本体1の底壁部131
上に前記側壁部111、112に跨って装着された第2
の端子受座で例えば金属等の導電性材料で形成されてお
り、前記第1の端子受座411の下方(図2、図3にお
ける下方)に位置している。また、前記第1の端子受座
411との間の間隔が前記接続端子21の厚さより少な
くとも一部が狭く形成されており、前記第1及び第2の
端子受座411、421間の接続端子21が両端子受座
411、421によって弾性的に押圧されて接続端子か
ら両端子受座411、421に電気的に良好に接続され
るように構成されている。
【0027】更にこの第2の端子受座421も前記第1
の端子受座411と同様に前記端子台本体1の一体成形
時に端子台本体1に一体的に固定されている。また、こ
の第2の端子受座421には貫通孔(図2、図3に示す
ように前記第1及び第2の端子受座411、421の対
向方向に貫通した平面形状(図1)円形の丸孔)からな
る係合部4211が前記底壁部131の凹穴141と重
合して形成されており、これら一連の凹穴141と係合
部4211の中に前記円柱上のピン31が移動自在に遊
嵌されている。
【0028】422、423は他の第2の端子受座で、
前述の第2の端子受座421と同様に形成されて各々前
記貫通孔からなる係合部4221、4231を有してお
り、また前述の第1の端子受座421と同様に端子台本
体1の取り付けられ、端子台本体1その他との位置関係
も前述の第2の端子受座421と同様に構成されてい
る。前記第1及び第2の端子受座411、412、41
3、……、421、422、423、……は、何れも例
えばプリント基板その他の被接続機器(図示せず)に接
続されている。但し何れか一方の端子受座のみが被接続
機器に接続されていればよい。
【0029】1Lは前記絶縁側壁部111、112、1
13、……の相互間の間隔長で、前述の図14及び図1
5に示された従来のものより短く形成されている。1H
は前記底壁部131、132、133……の上面から各
々対応する前記側壁部111、112、113、……及
び後壁部121、122、123、……の各々の上面ま
での高さで、前述の図14及び図15に示された従来の
ものより低く形成されている。61は前記端子台本体1
の側壁部111、112の各内側面と前記後壁部121
の内側面と前記第2の端子受座421の上面(図2にお
ける上面)とにより囲まれて形成された空間で、前述の
図14、図15に示された従来の端子台装置における作
業空間61より可なり小さく形成されている。即ち、前
記側壁部111、112間の長さ1L、及び前記底壁部
131の上面つまり前記第2の端子受座421の下面か
ら前記後壁部121の上面までの高さ1Hから前述の従
来の端子台装置より何れも小さく形成されていることに
より、前記空間61も小さく形成されている。62、6
3は他の空間で、前記各第2の端子受座422、423
に対応して前述の空間61と同様に形成されている。
【0030】71、72、73、……はスプリングばね
等からなる付勢子で、付勢子71は前記底壁部131の
凹穴141内にその底面と前記ピン31との間に介在す
るように挿入され、前記ピン31の先端が前記第1の端
子受座411の高さに至る高さにまで前記ピン31を付
勢し、付勢子72は、前記底壁部132の凹穴142内
にその底面と前記ピン32との間に介在するように挿入
され、前記ピン32の先端から前記第1の端子受座41
2の高さに至る高さにまで付勢する。付勢子713、…
…も前記付勢子71、72と同様になっている。
【0031】なお、前記端子台本体1は接続端子21、
22、23、……をn個接続できるように構成されてお
り、また、前記ピン31、32、33、……には、図示
してないが付勢子71、72、73、……の付勢によっ
て、或いは端子台本体1の運搬中に、前記第2の端子受
座421、422、423、……前記貫通孔からなる係
合部4211、4221、4231、……や、前記底壁
部131、132、133、……の凹穴141、14
2、143、……から抜け出てしまわないように、ピン
31、32、33……には前記係合部4211、422
1、4231、……の内周面の一部や、凹穴141、1
42、143、……の内周面の一部に係合する抜止突起
等の抜止手段が講じられている。
【0032】次に実施例1の動作について説明する。図
1、図3における接続端子21を端子台本体1に取り付
ける接続を行ない固定する場合は、接続端子21を図
2、図3における第1及び第2の端子受座411、42
1間に図1、図3の矢印で示すように挿入する。この挿
入により接続端子21の先端が第1の端子受座411の
各腕部4111、4112の各先端湾曲部41111、
41121に当接して、腕部4111、4112をその
弾性に抗して押し拡げ、両端子受座411、421間に
第1及び第2の端子受座411、421に弾性的に挟持
された状態で両端子受座411、421に沿ってスライ
ドさせながら押込む。
【0033】図3において、接続端子21の先が抜け止
め用のピン31に接触すると、接続端子21が押込めな
くなるので、ピン31の上面を押してピン31を付勢子
31に抗して単に押下げて接続端子21を更に押込む。
この時、ピン31を押下げられることにより、圧縮され
たコイルばね(付勢子)71は復元しようと接続端子2
1を押上げるが、接続端子21は第1の端子受座41
1、421により押戻されるので、コイルばね(付勢
子)71は圧縮されたままである。
【0034】接続端子21が更に押込まれ、接続端子2
1の貫通孔211がピン31の上部までスライドさせら
れピン31に貫通孔211が対応すると、圧縮されてい
たコイルばね(付勢子)71が復元しピン31を押上
げ、ピン31が接続端子21の貫通孔211を貫通す
る。これによって接続端子21を第1及び第2の端子受
座411、421の対向方向と直角の方向から引張って
も接続端子21が端子台本体1より安易に外れることを
防ぐことができる。
【0035】なお、この取付完了状態は図1の中央の接
続端子22で示してあり、この図1から明らかなよう
に、第1の端子受座412の左右の腕部4121,41
22の下側で接続端子22の左右両端が図示の上下に重
合しており、従って接続端子22は前記両腕部412
1,4122によって第1及び第2の端子受座412,
422の対向方向にも抜けるのを止められている。
【0036】図1における取付完了状態の接続端子22
を、端子台本体1から取り外す場合は、前述の取付けに
ついての説明からも判るように、コイルばね(付勢子)
72に抗してピン32の上面を、単に押下げながら接続
端子22を第1及び第2の端子受座412,422の対
向方向と直角の方向に引っ張れば、接続端子22は、第
1及び第2の端子受座412,422間をスライドしな
がら端子台本体から外すことが出来る。
【0037】実施例2.前述の図1〜図3に示す実施例
では、接続端子21,22の取付け取外し作業時におい
て、ピン31,32を図2,図3における第2の端子受
座421,422の表面より下の位置まで押下げる必要
があったが、実施例2では、図4に示すように、ピンの
先端に丸みのある傾斜部を施すことで、ピン31,32
を図2,図3における第2の端子受座421,422の
表面より下の位置まで押下げる必要が無くなり、実施接
続端子21,22の取付け取外し作業は更に容易にな
る。
【0038】即ち、接続端子の取付けや取外し作業時に
おいて、第1及び第2の端子受座411,421間で挿
入あるいは引っ張られることによって、スライドする接
続端子21に対し、前記ピン31を僅かに押下げるだけ
で前記傾斜部311はガイドの機能を持つことになると
共に、ピン31を僅かに押下げた後は、前記接続端子2
1をスライドさせる力によって、ピン31はコイルばね
(付勢子)に抗して、自動的に端子台本体底部131の
凹穴141内へと押し込まれるので、接続端子21の取
付け取外し作業が容易になる。
【0039】また、接続端子21としてその外周縁21
3が丸みを有した接続端子を使用すれば、接続端子21
の取付け時にはピン31を押下げることなく単に接続端
子21を第1及び第2の端子受座412,422間に挿
入するだけで、接続端子21の丸みを有した外周縁21
3の先端部がピン31先端の傾斜部311に当接するこ
とにより、ピン31が接続端子21の挿入力によって自
動的に押下げられるので、前述のようにピン31を僅か
に押下げる必要性もなくなる。
【0040】なお、ピン31の先端に傾斜部311を設
けてあるので接続端子21が容易に抜けることの無いよ
うに、接続端子21の貫通孔211の内周縁214は丸
みをつけずに鋭利な角にしてある。
【0041】実施例3.前述の図4に示す実施例2では
接続端子21の先端の傾斜部311を丸みを有したもの
とした例とし、接続端子21の取付け作業時にはピン3
1を僅かに押下げる必要があったが、実施例3では図5
で示すようにピン31の先端の傾斜部311を、ピン3
1の接続端子21の挿入側を斜めに直線状に第2の端子
受座421の表面以下のレベルまで切断したような形状
とすることにより、接続端子21の取付け作業時にピン
31を押下げる必要性がなくなる。具体的には図5にお
いてコイルばね(付勢子)71が伸びきった状態で、ピ
ン31の直線状傾斜部311の最下部3111が第2の
端子受座421の貫通孔4211内にあって該第2の端
子受座421の上面と同じか或は上面より下がった位置
になるように構成してある。215は接続端子21の先
端の下部外縁、3112は傾斜部311の最先端部、即
ちピン31の最先端部である。
【0042】図5において、端子台本体1に接続端子2
1を取り付ける場合は、第1及び第2の端子受座41
1,421間に接続端子21を挿入して押込むと、接続
端子21の先端の下部外縁215がピン31の直線状傾
斜部311を押し、ピン31を押下げる。更に接続端子
21を押し込むと、ピン31の最先端3112が、接続
端子21の下にもぐり込む。この時、押下げられたピン
31で圧縮されたコイルばね(付勢子)71は復元しよ
うとするので、ピン31が接続端子21を押し上げる
が、接続端子21は第1の端子受座411に押し戻され
るので、コイルばね(付勢子)71は圧縮されたままで
ある。
【0043】接続端子21が更に押し込まれて、その貫
通孔211がピン31の上部までスライドさせられ貫通
孔211とピン31とが重合すると、圧縮されていたコ
イルばね(付勢子)71が復元してピン31を押し上げ
るので、ピン31が接続端子21の貫通孔211を貫通
して図示の状態になり、ピン31により、特にピン31
の傾斜部311の裏側の周面で、接続端子21は第1及
び第2の端子受座411,421の対向方向と直角の方
向に抜けるのが止められる。第1及び第2の端子受座4
11,421の対向方向へのピン31の抜け止めは、第
1及び第2の端子受座411,421自体で行われる。
【0044】実施例4.図4に示す実施例2では、ピン
31の先端に丸い傾斜部311が設けられているので、
固定された接続端子21を強く引くと端子台本体1から
外れる恐れがあったが、実施例4では図6に示すよう
に、ピン31の周面の裏側に、接続端子21の厚みよ
り、接続端子21の厚み方向の幅が広い抜け止め溝31
2を設けることで、接続端子21を引いても、接続端子
21が端子台本体1から外れない構造としたものであ
る。一点鎖線で示すように端子台本体1に固定されてい
る接続端子21を外方に、即ち矢印と反対の方向に引く
と、ピン31の抜け止め溝312内に接続端子21の貫
通孔211の内周面部が嵌入し、ピン31を押下げて
も、抜け止め溝312の図における上面が接続端子21
の上面に当接するので、ピン31が図における下方に下
がるのが止められる。従って、接続端子21が端子台本
体1から安易に外れることを防止することが出来る。
【0045】実施例5.図4に示す実施例2及び図6に
示す実施例4では接続端子の取付け取外し作業におい
て、ピン31を僅かに押下げるが、任意に細い棒、ドラ
イバー等で押下げると、ピン31の先端の傾斜部311
が丸いので滑り易いが、実施例5では図7に示すよう
に、ピン31の先端に小さな被操作穴313を設けれ
ば、ピン31を押下げる際に必要に応じて任意に使用さ
れる細い棒、ドライバー等の押圧部材を被操作穴313
に押し当てることにより、押圧部材が滑らず、接続端子
取付け取外し作業の作業性が向上する。
【0046】実施例6.前述の図1〜図3に示す実施例
1では、図1,図3に示すように接続端子21を端子台
本体1に向かって正面から押込む方向にスライドさせて
接続端子21を固定したが、実施例6では図8〜図10
に示すように、第1の端子受座411にその腕部411
1,4112の双方に跨って接続端子21より径の大き
い貫通孔4114を第1及び第2の端子受座411,4
21の対向方向(図における上下方向)に貫通して設け
てある。この第1の端子受座411の貫通孔4114の
中心とピン31の中心とは平面的にみた位置をずらして
おき、接続端子21を端子台本体1の上方から前記貫通
孔4114に嵌入した場合に、ピン31を接続端子21
で押下げる構造としてある。
【0047】第1の端子受座411と第2の端子受座4
21とは、図8〜図10に示すように各腕部4111,
4112の正面側(図10の右側)で結合部4115,
4116を介して一体的に結合され、側面形状がコ字状
に形成されており、接続端子21を正面側に引っ張って
も、接続端子21が前記結合部4115,4116に当
接して端子台本体1から外れない構造となっている。ま
た、接続端子がピンに固定されている状態は図8中央の
ピン32の場合について示してあり、ピン32に接続端
子22の貫通孔221が嵌合した状態において、接続端
子22の図8における左右両端が第1の端子受座412
の腕部4121,4122と第2の端子受座422とで
弾性的に挟持され、接続端子22が第1及び第2の端子
受座412,422の対向方向に抜けないように構成さ
れている。
【0048】接続端子21を端子台本体1に固定する場
合は、図に矢印で示すように、接続端子21を一点鎖線
で示すように端子台本体1の上方に位置させた後、図8
に一点鎖線で示すように、第1の端子受座411の貫通
孔4114に嵌め込み、更に接続端子21を第2の端子
受座421に押し付け、ピン31をコイルばね(付勢
子)を凹穴141及び第2の端子受座421の貫通孔4
211内に押し込んだ状態にし、この状態のままで接続
端子21を端子台本体1の前面方向(図10における右
方)にスライドさせ、ピン31がコイルばね(付勢子)
71の付勢力で接続端子21の貫通孔4211を貫通す
る位置まで引っ張ることで、接続端子21の端子台本体
1への取付け作業は完了する。
【0049】図6に示す実施例4で述べたのと同様に、
接続端子21が安易に端子台本体1より外れることを防
ぐために、図10に示す実施例6においても、ピン31
に抜け止め溝312を設けてあるが、図6の実施例4と
は逆に、ピン31の正面側(図における右側)に設けて
あり、この抜け止め溝312は、端子台本体1に取り付
けられた状態の接続端子21を裏面側(図10における
左方)へ不用意に押し込んだりした場合に、接続端子2
1がピン31を乗り越えて第1の端子受座411の貫通
孔4114に重合し、端子台本体1から外れてしまうの
を防止するために、端子台本体1に取り付けられた状態
の接続端子21が裏面側(図における左方)に移動する
のを防止する。
【0050】なお、他の第1及び第2の端子受座41
2,422,413,423,……、ピン32,33,
……も前述の第1及び第2の端子受座411,421,
ピン31と同じ構造であり同じ動作をするように構成さ
れている。
【0051】実施例7.前述の図1〜図10に示す各実
施例1〜6においては、何れもピン31を付勢するのを
コイルばね71,72,73……の力に頼ったが、実施
例7では図11〜図13に示すようにコイルばねを使用
せずに弾性を有する板状の第1の端子受座411の弾性
を利用する。即ち、第1の端子受座411の腕部411
1,4112間に中央腕部4117を設け、この中央腕
部4117の第2の端子受座421側の面にピン31を
一体に取り付けてある。41171は前記中央腕部41
17の先端に第2の端子受座421と反対の側に折り曲
げられたガイド部で、接続端子21を第1及び第2の端
子受座411,421間に挿入し易いようにガイドする
ものである。なお、前記腕部4111,4112、中央
腕部4117は相互間にスリットが設けられており、一
枚の金属板をプレス加工して形成され、ピン71の中央
腕部4117への固着は溶接、ろう付け等によって行わ
れる。
【0052】接続端子21の端子台本体1への取付け
は、接続端子21の正面側から第1及び第2の端子受座
411,421間に向けて挿入すれば、接続端子21は
第1の端子受け座411のガイド部41171に案内さ
れて第1及び第2端子受け座411,421間に、第1
の端子受座の弾性に抗して挿入され、更に接続端子21
を挿入し続けると、接続端子21の先端がピン31に当
接して、ピン31を第1の端子受座411の弾性に抗し
て上方(第2の端子受座421と反対の側)へ押上げ、
更に、第1及び第2の端子受座411間への挿入を続け
ると、接続端子21の貫通孔211がピン31に対向
し、第1の端子受座411の弾性により、ピン31が接
続端子21の貫通孔211に嵌入し、接続端子21の端
子台本体1への取付けが完了する。
【0053】接続端子21の端子台本体1からの取外し
は、第1の端子受座411のガイド部41171を中央
腕部4117の弾性力に抗して持ち上げ、ピン31を第
2の端子受座421から接続端子21の厚さ分浮かした
状態で接続端子21を正面側(図における右方)へ引き
抜けばよい。
【0054】前述の実施例7では前述の実施例1〜6に
比べるとコイルばねを使わない点と、第1の端子受座4
11そのものがピン31付勢用のばねとピン31の抜け
止めを兼ねているので、部品点数を減らせる。
【0055】なお、前述の図1〜図15において同一符
号は同一または相当部分を示してあり、各図において、
先に説明済みのものは構成及び動作の説明を省略してあ
る。
【0056】前述の実施例1〜7の良い点を従来の端子
台装置との対比、実施例相互間の対比で見た場合を纏め
てみると、実施例1〜7(図1〜図13)に共通に言え
るのは、少なくとも一方が被接続機器に接続された第1
及び第2の端子受座411,421……を端子台本体1
に互いに対向して設けると共に、これら第1及び第2の
端子受座411,421……間に介在した接続端子21
……の中央部貫通孔等の係合部211……に係合して、
前記第1及び第2の端子受座411,421……間の接
続端子21……が前記第1及び第2の端子受座411,
421……の対向方向とほぼ直角の方向に抜けるのを止
めるピン31……を設けた構造としたので、端子台本体
1に接続端子21……を取付け取外しする場合、単にピ
ン31……を押すだけでよく、ねじを回す作業が不要と
なると共に、ねじを回すためのドライバー等の締付工具
を操作するに必要なスペースが、端子台本体1に不要と
なり、端子台本体1を取り付けてある機器にも不要とな
る。
【0057】接続端子21……の取外し時は端子台本体
1に向かって前面からの作業となるので、端子台本体1
の上面側や下面側の作業スペースを必要としない、従っ
て端子台本体1を電子機器、電気機器等に取り付ける場
合、端子台本体1の上面側と下面側のスペース的制限が
ない。また、ねじのように、緩むことによる接続不良が
発生することがなく、更には、ねじのように紛失するこ
ともない。更に、従来の端子台装置と構造が本質的に異
なるにも拘らず、接続端子21……として、特別な構造
のものを使う必要もなく、極一般の圧着端子を使用する
ことが出来る。
【0058】実施例1(図1〜図3)で言えるのは、接
続端子21……は、第1及び第2の端子受座411,4
21……間に介在して被接続機器に接続され、また、前
記第1及び第2の端子受座411,421……間に介在
した状態で中央部貫通孔211……に、端子台本体1底
部の凹部141……の中のピン31……が該凹部141
……内のばね71……に付勢されて嵌入した状態とな
り、接続端子21……は第1及び第2の端子受座41
1,421……間から両端子受座411,421……の
対向方向とほぼ直角方向に抜けるのが止められる構造と
したので、端子台本体1に接続端子21……を取付け取
外しする場合、単にピン31……を押すだけでよく、ね
じを回す作業が不要となると共に、ねじを回すためのド
ライバー等の締付工具を操作するに必要なスペースが、
端子台本体1に不要となり、端子台本体1を取り付けて
ある機器にも不要となる。また、ねじのように、緩むこ
とによる接続不良が発生することがなく、更には、ねじ
のように紛失することもない。更に、従来の端子台装置
と構造が本質的に異なるにも拘らず、接続端子21……
として、特別な構造のものを使う必要もなく、極一般の
圧着端子を使用することが出来る。
【0059】実施例2(図4)で言えるのは、接続端子
21……は、第1及び第2の端子受座411,421…
…間に挿入され両端子受座411,421……に沿って
スライドされることによりピン31……の傾斜部311
……に当接してピン31……が移動し、このピン31…
…の移動によって更に第1及び第2の端子受座間41
1,421……の奥へ挿入され、この奥への挿入により
接続端子21……の中央部貫通孔等の係合部211……
が前記移動したピン31……に対応すると該ピン31…
…は前記接続端子21……の係合部211……に係合
し、この係合部211……とピン31……との係合によ
り接続端子21……は第1及び第2の端子受座411,
421……間から両端子受座411,421……の対向
方向とほぼ直角の方向に抜けるのが止められる構造とし
たので、端子台本体1に接続端子21……を取付け取外
しする場合、ねじを回す作業が不要となると共に、ねじ
を回すためのドライバー等の締付工具を操作するに必要
なスペースが、端子台本体1に不要となり、また、端子
台本体1を取り付けてある機器にも不要となり、更に、
単に僅かにピン31……を押すだけでよく、或はピン3
1……を押さなくてよい。
【0060】実施例3(図5)で言えるのは、接続端子
21……は、第1及び第2の端子受座411,421…
…間に挿入され両端子受座411,421……に沿って
スライドされることによりピン31……の直線状の傾斜
部311……の最下部3111……より上の部分に当接
してピン31……が移動し、このピン31……の移動に
よって更に第1及び第2の端子受座間411,421…
…の奥へ挿入され、この奥への挿入により接続端子21
……の中央部貫通孔等の係合部211……が前記移動し
たピン31……に対応すると該ピン31……は前記接続
端子21……の係合部211……に係合し、この係合部
211……とピン31……との係合により接続端子21
……は第1及び第2の端子受座411,421……間か
ら両端子受座411,421……の対向方向とほぼ直角
の方向に抜けるのが止められる構造としたので、端子台
本体1に接続端子21……を取付け取外しする場合、ね
じを回す作業が不要となると共に、ねじを回すためのド
ライバー等の締付工具を操作するに必要なスペースが、
端子台本体1に不要となり、また、端子台本体1を取り
付けてある機器にも不要となり、更には、取付時にピン
31……を押さなくてよく、また、接続端子が不用意に
抜けることを確実に防止できる。
【0061】実施例4(図6)で言えるのは、接続端子
21……は、第1及び第2の端子受座411,421…
…間に挿入され両端子受座411,421……に沿って
スライドされることによりピン31……の傾斜部に当接
してピン31……が移動し、このピン31……の移動に
よって更に第1及び第2の端子受座411,421……
間の奥へ挿入され、この奥への挿入により接続端子21
……の中央部貫通孔等の係合部211……が前記移動し
たピン31……に対応すると該ピン31……は前記接続
端子21……の係合部211……に係合し、この係合部
211……とピン31……との係合により接続端子21
……は第1及び第2の端子受座411,421……間か
ら両端子受座411,421……の対向方向とほぼ直角
の方向に抜けるのが止められ、また、接続端子21……
は、第1及び第2の端子受座411,421……の対向
方向とほぼ直角をなす方向に移動させられてピン31…
…外周の抜け止め312……に係合すると、第1及び第
2の端子受座411,421……の対向方向にピンから
抜けるのを止められる構造としてあるので、端子台本体
1に接続端子21……を取付け取外しする場合、ねじを
回す作業が不要となると共に、ねじを回すためのドライ
バー等の締付工具を操作するに必要なスペースが、端子
台本体1に不要となり、また、端子台本体1を取り付け
てある機器にも不要となり、更には、単に僅かにピン3
1……を押すだけでよく、或はピン31……を押さなく
てよく、また、接続端子が不用意に抜けることを確実に
防止できる。
【0062】実施例5(図7)で言えるのは、接続端子
21……は、第1及び第2の端子受座411,421…
…間に挟持されると共にその貫通孔211……にピン3
1……が嵌入した取付け状態において、貫通孔211…
…に露出したピン31……先端の被操作穴313……
に、小形ドライバーを含め先端の鋭い工具等の細い棒状
物を押し当てて、ばね等の付勢子71……に抗してピン
31……を前記貫通孔211……外に移動させた状態
で、第1及び第2の端子受座411,421……間の対
向方向にほぼ直角をなす方向に引くことにより、第1及
び第2の端子受座411,421……から取り外される
構造としたので、端子台本体1に接続端子21……を取
付け取外しする場合、ねじを回す作業が不要となると共
に、ねじを回すためのドライバー等の締付工具を操作す
るに必要なスペースが、端子台本体1に不要となり、ま
た、端子台本体1を取り付けてある機器にも不要とな
り、更には、単に僅かにピン31……を押すだけでよ
く、或はピン31……を押さなくてよく、また、接続端
子21……が不用意に抜けることを確実に防止できる
上、ピン31……を細い棒状物で押す場合に滑ることが
なく、ピン31……を押す操作がし易い。
【0063】実施例6(図8〜図10)で言えるのは、
接続端子21……は、第1及び第2の端子受座411,
421……の一方に設けられた接続端子21……より径
を大きく形成された貫通孔4114……から第1及び第
2の端子受座411,421……間に介在する位置まで
第1及び第2の端子受座411,421……の対向方向
に移動させた後に、第1及び第2の端子受座411,4
21……の対向方向とほぼ直角をなす方向にスライドさ
れて接続端子21……の係合部211……がピン31…
…に係合し、このピン31……と係合部211……との
係合により、接続端子21……は第1及び第2の端子受
座411,421……間から両端子受座411,421
……の対向方向とほぼ直角をなす方向に抜けるのが止め
られる構造としたので、端子台本体1に接続端子21…
…を取付け取外しする場合、ねじを回す作業が不要とな
ると共に、ねじを回すためのドライバー等の締付工具を
操作するに必要なスペースが、端子台本体1に不要とな
り、また、端子台本体1を取り付けてある機器にも不要
となり、更には、接続端子21……を取り付ける過程で
ピン31……が接続端子21……によって押され、ピン
31……のみを特別に押す作業が不要であり、また、接
続端子21……が不用意に抜けることを確実に防止でき
る上、ピン31……を押す場合に滑ることがなく、ピン
31……を押す操作がし易い。
【0064】実施例7(図11〜図13)で言えるの
は、接続端子21……は、第1及び第2の端子受座41
1,421……間に介在した状態で、中央部の貫通孔等
の係合部211……が、第1の端子受座411……に設
けられたピン31……に係合して、第1及び第2の端子
受座411,421……間から両端子受座411,42
1………の対向方向とほぼ直角をなす方向に抜けるのが
止められる構造としたので、端子台本体1に接続端子2
1……を取付け取外しする場合、ねじを回す作業が不要
となると共に、ねじを回すためのドライバー等の締付工
具を操作するに必要なスペースが、端子台本体1に不要
となり、また、端子台本体1を取り付けてある機器にも
不要となり、更には、ピン31……が取り付けられた端
子受座411……を単に持ち上げるだけでよく、また、
コイルばねが不要で部品数が少なくて済み、接続端子2
1……が不用意に抜けることも確実に防止できる。
【0065】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので以下に記載する効果を有する。
【0066】請求項1の発明に係る端子台装置は、少な
くとも一方が被接続機器に接続された第1及び第2の端
子受座を端子台本体に互いに対向して設けると共に、こ
れら第1及び第2の端子受座間に介在した接続端子の中
央部貫通孔等の係合部に係合して、前記第1及び第2の
端子受座間の接続端子が前記第1及び第2の端子受座の
対向方向とほぼ直角の方向に抜けるのを止めるピンを設
けた構造としたので、前記第1及び第2の端子受座の対
向方向への接続端子の抜け止めは、前記第1及び第2の
端子受座により行われ、前記第1及び第2の端子受座の
対向方向とほぼ直角の方向への接続端子の抜け止めは、
前記ピンにより行われ、端子台本体に接続端子を取付け
取外しする場合は、ねじを回す作業が不要となると共
に、ドライバー等の締付工具でねじを回すのに必要なス
ペースが、端子台本体に不要となり、また、端子台本体
を取り付けてある機器にも不要となる。
【0067】請求項2の発明に係わる端子台装置では、
接続端子は、第1及び第2の端子受座間に介在して被接
続機器に接続され、また、前記第1及び第2の端子受座
間に介在した状態で中央部貫通孔に、端子台本体底部の
凹部の中のピンが該凹部内のばねに付勢されて嵌入した
状態となり、前記第1及び第2の端子台受座間に介在し
た接続端子が第1及び第2の端子受座間から両端子受座
の対向方向とほぼ直角方向に抜けるのを止める構造とし
たので、比較的簡単な構造で、前記第1及び第2の端子
受座の対向方向への接続端子の抜け止めは、前記第1及
び第2の端子受座により行われ、前記第1及び第2の端
子受座の対向方向とほぼ直角の方向への接続端子の抜け
止めは、前記ピンにより行われ、端子台本体に接続端子
を取付け取外しする場合は、ねじを回す作業が不要とな
ると共に、ドライバー等の締付工具でねじを回すのに必
要なスペースが、端子台本体に不要となり、また、端子
台本体を取り付けてある機器にも不要となる。
【0068】請求項3の発明に係わる端子台装置では、
接続端子は、第1及び第2の端子受座間に挿入され両端
子受座に沿ってスライドされることによりピンの傾斜部
に当接してピンが移動し、このピンの移動によって更に
第1及び第2の端子受座間の奥へ挿入され、この奥への
挿入により接続端子の中央部貫通孔等の係合部が前記移
動したピンに対応すると該ピンは前記接続端子の係合部
に係合し、この係合部とピンとの係合により接続端子が
第1及び第2の端子受座間から両端子受座の対向方向と
ほぼ直角の方向に抜けるのを止める構造としたので、前
記第1及び第2の端子受座の対向方向への接続端子の抜
け止めは、前記第1及び第2の端子受座により行われ、
前記第1及び第2の端子受座の対向方向とほぼ直角の方
向への接続端子の抜け止めは、前記ピンにより行われ、
端子台本体に接続端子を取付け取外しする場合は、単に
僅かにピンを押すだけ、或はピンを押さなくてよく、ね
じを回す作業が不要となると共に、ドライバー等の締付
工具でねじを回すのに必要なスペースが、端子台本体に
不要となり、また、端子台本体を取り付けてある機器に
も不要となる。
【0069】請求項4の発明に係わる端子台装置では、
接続端子は、第1及び第2の端子受座間に挿入され両端
子受座に沿ってスライドされることによりピンの傾斜部
に当接してピンが移動し、このピンの移動によって更に
第1及び第2の端子受座間の奥へ挿入され、この奥への
挿入により接続端子の中央部貫通孔等の係合部が前記移
動したピンに対応すると該ピンは前記接続端子の係合部
に係合し、この係合部とピンとの係合により接続端子は
第1及び第2の端子受座間から両端子受座の対向方向と
ほぼ直角の方向に抜けるのが止められ、また接続端子
が、第1及び第2の端子受座の対向方向とほぼ直角をな
す方向に移動させられてピン外周の抜け止めに係合する
と、第1及び第2の端子受座の対向方向にピンから抜け
るのを止められる構造としたので、前記第1及び第2の
端子受座の対向方向への接続端子の抜け止めは、前記第
1及び第2の端子受座により行われ、前記第1及び第2
の端子受座の対向方向とほぼ直角の方向への接続端子の
抜け止めは、前記ピンにより行われ、端子台本体に接続
端子を取付け取外しする場合は、単に僅かにピンを押す
だけ、或はピンを押さなくてよく、ねじを回す作業が不
要となると共に、ドライバー等の締付工具でねじを回す
のに必要なスペースが、端子台本体に不要となり、ま
た、端子台本体を取り付けてある機器にも不要となる。
更に、ピンに傾斜部が設けられていても、ピン外周の抜
け止めにより、接続端子がピンから第1及び第2の端子
受座の対向方向に抜けるのを防止できる。
【0070】請求項5に係わる端子台装置では、接続端
子が、第1及び第2の端子受座間に挟持されると共にそ
の貫通孔にピンが嵌入した取付け状態において、貫通孔
に露出したピン先端の被操作穴に細い棒状物を押し当て
てばね等の付勢子に抗してピンを前記貫通孔外に移動さ
せた状態で、接続端子を第1及び第2の端子受座間の対
向方向にほぼ直角をなす方向に引くことにより、第1及
び第2の端子受座から取り外す構造としたので、前記第
1及び第2の端子受座の対向方向への接続端子の抜け止
めは、前記第1及び第2の端子受座により行われ、前記
第1及び第2の端子受座の対向方向とほぼ直角の方向へ
の接続端子の抜け止めは、前記ピンにより行われ、端子
台本体に接続端子を取付け取外しする場合は、単に僅か
にピンを押すだけ、或はピンを押さなくてよく、ねじを
回す作業が不要となると共に、ドライバー等の締付工具
でねじを回すのに必要なスペースが、端子台本体に不要
となり、また、端子台本体を取り付けてある機器にも不
要となる。更に、ピンに傾斜部が設けられていても、ピ
ン先端に細い棒状物を押し当ててピンをばね等の付勢子
に抗して押し込む場合、細い棒状物をピン先端の被操作
穴に押し当てることにより、細い棒状物が滑らないよう
にでき、ピンを押込む作業がし易くなる。
【0071】請求項6の発明に係わる端子台装置では、
接続端子を、第1及び第2の端子受座の一方に設けられ
接続端子より径を大きく形成された貫通孔から第1及び
第2の端子受座間に介在する位置まで第1及び第2の端
子受座の対向方向に移動させた後に、第1及び第2の端
子受座の対向方向とほぼ直角をなす方向に接続端子をス
ライドさせて接続端子の係合部をピンに係合し、このピ
ンと係合部との係合により、接続端子が第1及び第2の
端子受座間から両端子受座の対向方向とほぼ直角をなす
方向に抜けるのを止める構造としたので、前記第1及び
第2の端子受座の対向方向への接続端子の抜け止めは、
前記第1及び第2の端子受座により行われ、前記第1及
び第2の端子受座の対向方向とほぼ直角の方向への接続
端子の抜け止めは、前記ピンにより行われ、端子台本体
に接続端子を取付け取外しする場合は、単にピンを押す
だけでよく、ねじを回す作業が不要となると共に、ドラ
イバー等の締付工具でねじを回すのに必要なスペース
が、端子台本体に不要となり、また、端子台本体を取り
付けてある機器にも不要となる。更に、接続端子を取り
付ける過程でピンが接続端子によって押され、ピンのみ
を特別に押す作業が不要となる。
【0072】請求項7の発明に係わる端子台装置では、
ピンを第1及び第2の端子受座の一方に設け、接続端子
が第1及び第2の端子受座間に介在した状態で、接続端
子中央部の貫通孔等の係合部が、前記第1の端子受座に
設けたピンに係合して、第1及び第2の端子受座間から
両端子受座の対向方向とほぼ直角をなす方向に接続端子
が抜けるのを止める構造としたので、前記第1及び第2
の端子受座の対向方向への接続端子の抜け止めは、前記
第1及び第2の端子受座により行われ、前記第1及び第
2の端子受座の対向方向とほぼ直角の方向への接続端子
の抜け止めは、前記ピンにより行われ、端子台本体に接
続端子を取付け取外しする場合は、ねじを回す作業が不
要となると共に、ドライバー等の締付工具でねじを回す
のに必要なスペースが、端子台本体に不要となり、ま
た、端子台本体を取り付けてある機器にも不要となる。
更に、ピンを付勢するためのコイルばねが不要で部品数
が少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す平面図(上面図)。
【図2】この発明の実施例1の端子台本体を示す正面図
(前面図)。
【図3】この発明の実施例1を示す縦断側面図で、図2
のIII−III線における断面を矢印の方向にみた
図。
【図4】この発明の実施例2を示す縦断側面図。
【図5】この発明の実施例3を示す縦断側面図。
【図6】この発明の実施例4を示す縦断側面図。
【図7】この発明の実施例5を示す縦断側面図。
【図8】この発明の実施例6を示す平面図(上面図)。
【図9】この発明の実施例6の端子台本体を示す正面図
(前面図)。
【図10】この発明の実施例6を示す縦断側面図で、図
9のX−X線における断面を矢印の方向にみた図。
【図11】この発明の実施例7を示す平面図(上面
図)。
【図12】この発明の実施例7の端子台本体を示す正面
図(前面図)。
【図13】この発明の実施例7を示す縦断側面図で、図
9のXIII−XIII線における断面を矢印の方向に
みた図。
【図14】従来の端子台装置を示す平面図(上面図)。
【図15】従来の端子台装置を示す正面図(前面図)。
【符号の説明】
1 端子台本体 131,132,……底壁部 141,142,……凹穴 21,22,…… 接続端子 211,221,…… 接続端子の貫通孔(係合部) 212,222,…… リード線 31,32,…… ピン 311 傾斜部 312 溝(抜け止め) 313 被操作穴 411,412…… 第1の端子受座 4114,4124……第1の端子受座の貫通孔 421,422…… 第2の端子受座 71,72…… コイルばね(付勢子)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子台本体、この端子台本体に互いに対
    向して設けられ少なくとも一方が被接続機器に接続され
    た第1及び第2の端子受座、リード線の端部に設けられ
    中央部に係合部を有し前記第1及び第2の端子受座間に
    配置された状態でこの端子受座を介して前記被接続機器
    に接続される接続端子、及び前記接続端子の係合部に係
    合しこの接続端子が前記第1及び第2の端子受座間から
    抜けるのを防止するピンを備えた端子台装置。
  2. 【請求項2】 底部に凹穴を有した端子台本体、この端
    子台本体に互いに対向して設けられ少なくとも一方が被
    接続機器に接続された第1及び第2の端子受座、リード
    線の端部に設けられ中央部に貫通孔を有し前記第1及び
    第2の端子受座間に配置された状態でこの端子受座を介
    して前記被接続機器に接続される接続端子、前記凹穴内
    に付勢子を介して一端部が移動自在に収納され、他端部
    が前記第1及び第2の端子受座間に配置された接続端子
    の貫通孔に遊嵌される接続端子抜け止め用のピンを備え
    た端子台装置
  3. 【請求項3】 端子台本体、この端子台本体に互いに対
    向して設けられ少なくとも一方が被接続機器に接続され
    た第1及び第2の端子受座、リード線の端部に設けられ
    中央部に貫通孔を有し前記第1及び第2の端子受座間に
    配置された状態でこの端子受座を介して前記被接続機器
    に接続される接続端子、及び前記第1及び第2の端子受
    座間に挿入される前記接続端子に係合する傾斜部を有し
    前記接続端子の貫通孔に遊嵌された接続端子抜け止用の
    ピンを備えた端子台装置。
  4. 【請求項4】 端子台本体、この端子台本体に互いに対
    向して設けられ少なくとも一方が被接続機器に接続され
    た第1及び第2の端子受座、リード線の端部に設けられ
    中央部に貫通孔を有し前記第1及び第2の端子受座間に
    配置された状態でこの端子受座を介して前記被接続機器
    に接続される接続端子、及び前記第1及び第2の端子受
    座間に挿入される前記接続端子に係合する傾斜部を有す
    ると共に前記接続端子の前記貫通孔に嵌合し、この嵌合
    状態で前記接続端子に対向する抜け止め溝が形成された
    接続端子抜け止め用のピンを備えた端子台装置。
  5. 【請求項5】 端子台本体、この端子台本体に互いに対
    向して設けられ少なくとも一方が被接続機器に接続され
    た第1及び第2の端子受座、リード線の端部に設けられ
    中央部に貫通孔を有し前記第1及び第2の端子受座間に
    配置された状態でこの端子受座を介して前記被接続機器
    に接続される接続端子、この接続端子の貫通孔に付勢子
    を介して移動自在に嵌合し、この嵌合状態で接続端子の
    抜けを防止すると共に、先端部に被操作穴が設けられて
    いるピンを備えた端子台装置。
  6. 【請求項6】 端子台本体、この端子台本体に互いに対
    向して設けられ少なくとも一方が被接続機器に接続さ
    れ、いづれか一方に貫通孔が形成されている第1及び第
    2の端子受座、リード線の端部に設けられ中央部に係合
    部を有し前記貫通孔から挿入されると共に前記貫通孔の
    貫通方向と異なる方向にスライドすることにより前記第
    1及び第2の端子受座間に配置され、この端子受座を介
    して前記被接続機器に接続される前記貫通孔より小径の
    接続端子、及び前記第1及び第2の端子受座間に配置さ
    れた状態で前記接続端子の係合部に係合し接続端子が抜
    けるのを防止するピンを備えた端子台装置。
  7. 【請求項7】 端子台本体、この端子台本体に互いに対
    向して配置され少なくとも一方の対向する側の面にピン
    が設けられていると共に少なくとも一方が弾性板で形成
    され、且つ少なくとも一方が被接続機器に接続された第
    1及び第2の端子受座、及びリード線の端部に設けられ
    中央部に係合部を有し前記第1及び第2の端子受座間に
    配置された状態でこの端子受座を介して前記被接続機器
    に接続される接続端子を備え、前記第1及び第2の端子
    受座間に配置された前記接続端子の係合部に前記第1ま
    たは第2の端子受座に設けられたピンを係合させること
    によって接続端子が抜けるのを防止するようにした端子
    台装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005332712A (ja) * 2004-05-20 2005-12-02 Soshin Electric Co Ltd 端子台、ノイズフィルタ装置及びインバータ装置
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KR20240036876A (ko) 2022-09-14 2024-03-21 한국전력공사 고 신뢰도 단자대

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