JPH0611554Y2 - 電子機器の取付構造 - Google Patents

電子機器の取付構造

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JPH0611554Y2
JPH0611554Y2 JP11725486U JP11725486U JPH0611554Y2 JP H0611554 Y2 JPH0611554 Y2 JP H0611554Y2 JP 11725486 U JP11725486 U JP 11725486U JP 11725486 U JP11725486 U JP 11725486U JP H0611554 Y2 JPH0611554 Y2 JP H0611554Y2
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JP
Japan
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electronic device
mounting
arrow
protrusion
leaf spring
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JP11725486U
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JPS6322778U (ja
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昇 小池
淳一 松元
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、無線機等の電子機器を車両等に固定する際の
電子機器の取付構造に関する。
(従来の技術) 第11図及び第12図に従来のこの種の取付構造を示す。
図中、1は電子機器であり、両側面に案内溝3が設けら
れ、案内溝3の一部が巾広となるように、案内溝3の中
途には凹部4が形成されている。
5は電子機器1を車両等に取り付けるための取付金具で
ある。取付金具5は、その取付板6が車両等にねじ止め
される。この取付板6の両側には支持板7が立設されて
おり、この支持板7の先端は折り曲げられ前記案内溝3
に嵌入される案内片8となっている。
支持板7の一方には、第12図に示す如き固定金具9が取
り付けられている。この固定金具9には長穴10が斜めに
形成されており、支持板7の内面側に突設されたガイド
部11が長穴10に挿入されている。そして、ねじ12を回動
させることにより、固定金具9は矢印g−h方向に移動
し、長穴10がガイド部11で案内され、係合片13が矢印l
−m方向に移動する構造となっている。
取付金具5への電子機器1の取り付けは、前記案内溝3
に案内片8を嵌入させて取付金具5内に電子機器1を挿
入し、ねじ12を所定方向に回動させて、係合片13を凹部
4に係合させることにより行なわれる。凹部4の底面は
矢印l方向に行くに従って深さの小さくなる斜面となっ
ている。従って、係合片13を矢印l方向に移動させるこ
とにより、固定金具9の弾性力により、電子機器1は矢
印l方向(上下方向)に押し付けられるとともに一方の
支持板7の方向(左右方向)に適度な力で押し付けら
れ、かつ凹部4に係合片13が係合することにより取付金
具5からの電子機器1の離脱は阻止される。
しかしながら上記取付構造では、電子機器1の着脱を行
なうには、ねじ12をドライバー等の工具で回動してから
電子機器1の挿抜を行なう必要があり、着脱頻度の高い
電子機器1の場合は、コーザー側にとって面倒なもので
あった。
また、電子機器1は、上下方向及び左右方向に関しては
固定金具9の適度な弾性力で保持されるが、挿入方向
(前後方向)については固定金具9の弾性力が作用せず
ガタが生じるという問題があった。
(考案が解決しようとする問題点) 上記したように従来の取付構造では、電子機器の着脱が
煩雑であり、また取り付けた状態で前後方向に若干のガ
タが生じていた。
本考案はこのような従来の欠点に鑑みてなされたもので
あり、電子機器の着脱をワンタッチで行なうことがで
き、かつ左右、上下、前後の3方向共にガタなく電子機
器を取り付けることができる電子機器の取付構造を提供
することを目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案の電子機器の取付構造にあたっては、電子機器の
両側面に設けられた案内溝に取付金具の案内片を嵌入さ
せて前記電子機器を前記取付金具に挿入したときに、前
記電子機器に設けられた第1の係合部で前記取付金具に
設けられた板バネが押圧され、押圧されたときに生じる
板バネの弾性力が前記電子機器に押し戻す方向、前記案
内片の一方の側へ押し付ける方向及び前記2方向に対し
て直交する方向に分散して作用し、かつ前記板バネで押
し戻される前記電子機器をこの電子機器に設けられた第
2の係合部と係合して阻止するロック機構が前記取付金
具に設けられている。
(作用) 従って、電子機器は取付金具に挿入するだけで取付金具
に取り付けられ、ロック機構を解除するだけで取付金具
から離脱できる。また、電子機器は左右、上下、前後の
3方向共に板バネにより押圧された状態で取付金具に取
り付けられており、従って、振動や衝撃に対して安定し
た状態で取付金具に保持される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図乃至第10図を参照して詳
述する。
図中、20は電子機器である。電子機器20の両側面21には
案内溝22が設けられ、主面23には角形の突起部(第1の
係合部)24及び円錐形状の突起部(第2の係合部)25が
設けられている。
28は、電子機器20を車両等に取り付けるための取付金具
である。取り付け金具28は、その取付板29が車両等にね
じ止めされる。取付板29の両側には支持板30が立設され
ており、この支持板30の先端は折り曲げられ前記案内溝
22に嵌入される案内片31が形成されている。また、取付
板29の内面には、前記突起部24と係合する板バネ33及び
突起部25と係合するロック機構34が設けられている。
電子機器20の取付金具28への取り付けは、案内溝22に案
内片31を嵌入し、矢印a方向から取付金具28内に挿入す
ることで行なわれ、これにより、電子機器20は、左右、
上下、前後の3方向共、適度な弾性力で取付金具28に保
持された状態となる。以下、各部の構成につき説明す
る。
ロック機構34は、第3図に示す如く、電子機器20の挿抜
方向である矢印a−b方向に直交する矢印c−d方向に
スライド自在に取付金具28に設けられているラッチ36
と、このラッチ36を矢印d方向に押圧するバネ37とより
なる。
ラッチ36には、突出部39が設けられており、この突出部
39には、第4図に示す如く、斜面40と凹部41とが形成さ
れている。斜面40は、電子機器20を取付金具28に挿入す
るときの突起部25の軌跡上に位置づけられており、突起
部25に押圧されることにより、ラッチ36をバネ37に抗し
て矢印c方向へ移動させる。また、凹部41は突起部25と
密接し得るすり鉢状の局面を有している。そして、突起
部25が矢印a方向に移動し突出部39の頂点42を通過する
と突起部25は凹部41にはまり込み、ラッチ36はバネ37の
作用により矢印d方向へ移動する。そのため、電子機器
20を取付金具28に挿入すると前記板バネ33を突起部24が
押圧し、押圧されたときに生じる板バネ33の弾性力によ
り電子機器20は矢印b方向に押圧されるが、突起部25が
ラッチ36(凹部41)に係合するため、電子機器20の矢印
b方向への移動は阻止される。このとき、凹部41の曲面
は突起部25と密接する形状となっているため、両者は面
接触し、電子機器20は取付金具28に確実に保持される。
また、両者の接触面は、板バネ33の押圧方向(矢印b方
向)に対して傾斜しているため、第5図に示す如く、突
起部25には矢印f方向の分力が作用し、電子機器20は上
方へ押しつけられる。尚、バネ37の作用により、電子機
器20は矢印d方向にも押しつけられる状態となってい
る。
電子機器20を取付金具28から離脱する場合は、ラッチ36
の先端部44を矢印c方向に押圧すれば良い。前記板バネ
33を押圧する突起部24のストロークは大きく(数m/m)
とってある。従って、凹部41と突起部25との係合を解除
することにより、電子機器20は矢印b方向へ押し戻さ
れ、突起部25は斜面40側まで戻される。
板バネ33は、電子機器20を取付金具28に取り付けた場合
に、突起部24を矢印b方向、矢印d方向、矢印f方向の
3方向へ押し付ける構成となっている(第6図)。
すなわち、板バネ33は、突起部24を主に矢印b方向(前
後方向)に押圧する面45、主に矢印f方向(上下方向)
に押圧する面46及び主に矢印d方向(左右方向)に押圧
する面47とを有する。
前述した如く、電子機器20を取付金具28に挿入すると、
突起部24は板バネ33を矢印a方向に押圧する。このと
き、突起部24の一部は面47に当接し、板バネ33が矢印c
方向に捩られる状態に力を加える。従って、板バネ33
は、その弾性力により突起部24を矢印d方向に押しつけ
る。
また、突起部24は、第10図に示す如く、面45を押圧し、
数m/m程度面45を移動させる。従って、板バネ33は、そ
の弾性力で突起部24を矢印b方向に押圧することにな
り、前述したラッチ36の凹部41とで電子機器20の前後方
向を保持する。また、このとき、面46は矢印e方向に押
圧されることになる。従って、板バネ33は、その弾性力
により突起部24を矢印f方向に押圧する。そのため、電
子機器20は、突起部24を介して、板バネ33により上下、
左右、前後の3方向共適度な弾性力で押圧された状態で
取付金具28に取り付けられ、振動や衝撃に対して安定し
た状態で取付金具28に保持される。尚、突起部24、板バ
ネ33の形状等はこれに限定されるものではなく、突起部
24(従って電子機器20)を3方向に押し付け得るもので
あれば足りる。例えば、板バネに前記した凹部41の如き
形状の凹部を形成し、この凹部に突起部24の3点を当接
させるようにしても良い。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案の取付構造に依れば、取付
金具に挿入するだけで電子機器を取付金具に取り付ける
ことができ、またその離脱もロック機構を解除するだけ
で容易に行なえる。しかも、電子機器は、前後、左右、
上下の3方向を適度な弾性力で押圧された状態で取付金
具に保持されており、3方向共にガタが生じることがな
く、振動、衝撃等に対して強い構造となっている。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図は本考案の実施例を説明する図であ
り、第1図は取付金具に電子機器を挿入する状態を示す
斜視図、第2図は電子機器の斜視図、第3図はロック機
構を示す斜視図、第4図は第3図の円部Aの拡大図、第
5図は第4図のV−V線断面図、第6図は板バネを示す
斜視図、第7図は第6図のVII矢視図、第8図は第6図
のVIII矢視図、第9図は第6図のIX矢視図、第10図は第
6図のX−X線断面図である。 第11図は従来の取付構造を説明する斜視図であり、第12
は固定金具の斜視図である。 20……電子機器,21……側面 22……案内溝,23……主面 24……突起部(第1の係合部) 25……突起部(第2の係合部) 28……取付金具,29……取付板 30……支持板,31……案内片 33……板バネ,34……ロック機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両側面に案内溝が設けられ主面に第1の係
    合部及び第2の係合部が設けられている電子機器と、 被取付面に取り付けられる取付板とこの取付板の両側に
    立設され前記案内溝に嵌入される案内片が設けられた支
    持板とを有する取付金具と、 この取付金具に設けられ、前記案内溝に前記案内片を嵌
    入させて前記取付金具に前記電子機器を挿入したときに
    前記第1の係合部で押圧され、前記電子機器を押し戻す
    方向及び前記支持板の一方側へ押し付ける方向並びに前
    記2方向に対して直交する方向への反力を作用する板バ
    ネと、 前記取付金具に設けられ、前記板バネにより押し戻され
    る前記電子機器を前記第2の係合部と係合して阻止する
    ロック機構とを具備することを特徴とする電子機器の取
    付構造。
JP11725486U 1986-07-30 1986-07-30 電子機器の取付構造 Expired - Lifetime JPH0611554Y2 (ja)

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JPS6322778U JPS6322778U (ja) 1988-02-15
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