JPH0346139Y2 - - Google Patents

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JPH0346139Y2
JPH0346139Y2 JP1984197284U JP19728484U JPH0346139Y2 JP H0346139 Y2 JPH0346139 Y2 JP H0346139Y2 JP 1984197284 U JP1984197284 U JP 1984197284U JP 19728484 U JP19728484 U JP 19728484U JP H0346139 Y2 JPH0346139 Y2 JP H0346139Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は扉のロツク装置、殊に扉を設けられた
ハンドルと連動して軸方向に移動するバーの先端
が受けに差し込まれることで、扉をロツクする扉
のロツク装置に関する。
[背景技術] ロツカーや大形分電盤などの扉のロツク装置に
は、扉に設けたハンドルを回動させるとリンクを
介して夫々上方と下方とに移動する一対のバー
と、筐体開口枠の上下に配されて上記バーの各先
端が差し込まれる受けとからなるものがよく使用
されている。第8図にこの一例を示す。筐体1の
前面に金具10を介して固着されている開口枠2
には、受けとしての係止孔31が設けられてお
り、そして扉3の内面側には金具20によつて移
動方向が軸方向となるように規制されているバー
9が設置されている。扉3に設けられているハン
ドルを操作すれば、バー9は軸方向に移動してそ
の先端が係止孔31に差し込まれ、扉3のロツク
を行なう。ところが、このロツク装置であると、
受けである係止孔31の径を小さくすると、バー
9の先端を係止片31に差し込みにくくなるため
に、どうしても係止孔31の径をバー9の径より
かなり大きくしておかなくてはならず、バーが受
けに係止されたどうかを操作者は明確に認識する
ことができなくて操作感が悪い上に、扉にがたつ
きが生じてしまうものであつた。
[考案の目的] 本考案はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは操作感が良好である
とともに、扉を閉めた際にがたつきがない扉のロ
ツク装置を提供するにある。
[考案の開示] しかして本考案は、筐体の開口に配された扉に
設けられているハンドルと連動して軸方向に移動
するバーと、このバーの先端がバーの軸方向移動
で差し込まれる受けとからなる扉のロツク装置に
おいて、筐体の開口面の外周部は、筐体の開口面
の外周部を覆う外周板と、外周板の内周縁から開
口面に直交する方向における筐体の内側に向かつ
て所定寸法で突設された段落板と、段落板の先端
縁から開口面に沿う形で筐体の開口面における外
周板よりも内周側に配設された内周板とを一体に
連結した形状を有し、扉は、閉じたときに外周板
とほぼ同一平面上に位置する表面板と、段落板と
対向するように表面板の周縁に突設された側枠板
と、側枠板の先端縁から表面板とほぼ平行に突設
され内周板の一部と対向する裏側板とを一体に連
結した形状を有し、扉の周部であつて表面板の内
側面にはバーの軸方向に直交するガイド片を備え
た金具が固定され、ガイド片にはバーの先端部が
挿通されてバーの移動方向を軸方向に規制するガ
イド孔が形成され、受けは、裏側板に固定されて
内周板に接触するパツキンよりも開口の内周側で
あつて、ガイド片よりも外周側に位置するように
内周板に固定されるとともに、弾性材にて付勢さ
れ且つバーの先端部側面に接触してバーを介して
扉を少なくとも閉方向に押圧する接触片を備えて
いることを特徴を有するものであつて、扉の裏面
に対向する位置に設けた受けと扉に設けたバーと
によつて、扉をがたつきく閉じることができるよ
うにしたものである。
以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、図示例は大形分電盤の扉のロツク装置であ
つて、第6図及び第7図に示すように、筐体1の
内部に主幹ブレーカ5と複数個の分岐ブレーカ6
とが設置されているとともに、これらブレーカ
5,6をその操作ハンドル部を除いて覆う中蓋4
が設置されており、筐体1の前面周縁には開口枠
2が固着され、また筐体1の前面開口を閉じる扉
3が蝶番13を介して取り付けられている。
開口枠2は、筐体1の開口面の外周部を覆う外
周板2aと、外周板2aの内周縁から開口面に直
交する方向における筐体1の内側に向かつて所定
寸法で突設された段落板2bと、段落板2bの先
端縁から開口面に沿う形で筐体1の開口面におけ
る外周板2aよりも内周側に配設された内周板2
cとを一体に連結した形状に、板金を折曲して形
成されている。また、扉3は、閉じた状態におい
て、外周板2aとほぼ同一平面上に位置する表面
板3aと、段落板2bと対向するように表面板3
aの周縁に突設された側枠板3bと、側枠板3b
の先端縁から表面板3aとほぼ平行に突設され内
周板2cの一部と対向する裏側板3cとを一体に
連結した形状に、板金を折曲して形成されてい
る。このように、開口枠2および扉3を、板金に
より複数の折曲部分が形成されるような形状に形
成していることによつて、開口枠2および扉3の
強度を大きくとることができるのである。また、
扉3が開口枠2の段落板2bの内周側に配置され
ることになり、且つ、開口枠2の外周板2aと扉
3の表面板3aとがほぼ同一平面上に位置するか
ら、扉3を閉じたときには、筐体1の前面がほぼ
面一になるのであつて、すつきりとした外観が得
られるのである。そしてこの扉3の正面にハンド
ル7が、扉3の背面に、ハンドル7操作によつて
回動するリンク8と、リンク8に各一端を連結し
ているとともに金具20によつて移動方向が軸方
向となるように規制されている一対のバー9,9
が配されている。金具20は、断面がほぼコ形に
形成され、扉3の表面板3aと側枠板3bとによ
り形成される入隅部に一つのコーナを合致させる
形で扉3に固定されている。金具20の一方の脚
片であるガイド片20aがバー9,9の軸方向に
直交するように配置され、ガイド片20aにはバ
ー9,9の先端部が挿通されてバー9,9の移動
方向を軸方向に規制するガイド孔20bが形成さ
れている。ハンドル7操作により一方のバー9は
上方に、他方のバー9は下方に移動するものであ
る。
裏側板3cとガイド片20aとの間は、バー
9,9の軸方向において間隔を有しており、この
間隔に対応して受け21が内周板2cに固定され
ている。また、裏側板3cには扉3cを閉じたと
きに内周板2cに接触するパツキン30が固定さ
れている。
この受け21は、第1図に示すものにおいては
ゴムや合成樹脂のような弾性を有する材料の成形
品として形成されたものであつて、開口枠2に係
止される係止片23を備えているとともに、バー
9が差し込まれる孔の内壁にひれ状の弾性片22
が一体に設けられている。バー9の先端がこの受
け21の孔に差し込まれた時、この弾性片22が
バー9の先端側面に接してバー9を孔の中央に保
持するものである。つまりここでは弾性片22が
接触片も兼ねたものとなつている。
また、弾性片22は扉3の開閉方向においてバ
ー9に接するために、扉3はその開閉方向におけ
る位置が規制されることになるものであり、この
ために扉3における受け21よりも外側となる位
置に配されているパツキン30が確実に筐体1に
接触することになる。
第2図に示す受け21は、金属もしくは合成樹
脂で形成されたもので、バー9の先端が差し込ま
れる空間を開口枠2前面との間に形成するコ字型
をなしており、そして開口枠2前面と対向する片
が板ばねとしての弾性片22とされている。この
弾性片22は、そのバー9の差し込み方向におけ
る断面がく字形となるようにされたものであつ
て、バー9を受け21内に差し込むと、接触片を
兼ねた弾性片22がその弾性によりバー9側面に
接触し、バー9をその軸方向と交叉する方向であ
り且つ扉3背面から離れる方向に付勢する。扉3
を閉める方向に弾発付勢力を作用させるものであ
る。このために、バー9を受け21に係合させた
状態では、扉3はその背面に取り付けられている
パツキン30を開口枠2に接触させた状態で保持
される。
また第3図に示す受け21は、その内面にコイ
ルばねとしての弾性片22が取り付けられ、そし
て弾性片22の先端に接触片24が取り付けられ
たものであつて、バー9の先端側面に接触片24
が接触する。バー9が差し込まれる側の接触片2
4の一端は、バー9先端をガイドするために、屈
曲されたものとなつている。
更に第4図及び第5図に示す受け21は、圧縮
コイルばねとしての弾性片22と、軸25で支持
されたベルクランク26とを備えており、ベルク
ランク26の一片と受け21との間に弾性片22
が懸架されている。そして接触片24はベルクラ
ンク26の他片として設けられており、またバー
9の先端部周面には係止溝27が形成されてい
る。しかして、第4図に示すように、バー9を受
け21から抜いている時には、弾性片22によつ
てベルクランク26は図中反時計まわり方向に付
勢された状態にあつて、ベルクランク26の弾性
片22が接続された一片がバー9の軸方向延長上
に位置するともに、他片である接触片24はバー
9の軸方向延長上から退避した位置にある。この
状態からハンドル7操作でバー9を動かすと、バ
ー9の先端がベルクランク26の上記一片を押し
てこれを回動させ、弾性片22によるベルクラン
ク26の付勢方向を反転させる。このためにベル
クランク26は、第5図に示すように、その接触
片24の先端をバー9の係止溝27に接触係止さ
せた状態に保持されるものである。逆にバー9を
下げると、この時バー9の係止溝27から抜け出
る接触片24は側方へと押されて回動することに
なり、このために弾性片22によるベルクランク
26の回動付勢方向が再度反転して第4図に示す
状態に復帰する。
尚、上記各列では、上方のバー9とこれに係合
する受け21についてのみ示したが、下方のバー
9と受け21も夫々同一構造となつている。
[考案の効果] 本考案は上述のように、筐体の開口面の外周部
と、筐体の開口面の外周部を覆う外周板と、外周
板の内周縁から開口面に直交する方向における筐
体の内側に向かつて所定寸法で突設された段落板
と、段落板の先端縁から開口面に沿う形で筐体の
開口面における外周板よりも内周側に配設された
内周板とを一体に連結した形状を有し、扉が、閉
じたときに外周板とほぼ同一平面上に位置する表
面板と、段落板と対向するように表面板の周縁に
突設された側枠板と、側枠板の先端縁から表面板
とほぼ平行に突設され内周板の一部と対向する裏
側板とを一体に連結した形状を有し、扉の周部で
あつて表面板の内側面にはバーの軸方向に直交す
るガイド片を備えた金具が固定され、ガイド片に
はバーの先端部が挿通されてバーの移動方向を軸
方向に規制するガイド孔が形成され、受けは、裏
側板に固定されて内周板に接触するパツキンより
も開口の内周側であつて、ガイド片よりも外周側
に位置するように内周板に固定されるとともに、
弾性材にて付勢され且つバーの先端部側面に接触
してバーを介して扉を少なくとも閉方向に押圧す
る接触片を備えているので、バーに対して受けの
接触片から作用する押圧力によつて扉の位置が保
持され、扉が開閉方向においてがたつくのを防止
できるという利点がある。また、バーは、受けに
係合するときにのみ接触片からの押圧力を受ける
ことになり、受けへのバーの係脱が操作感覚とし
て把握でき、操作性がよいという効果を奏する。
また、筐体側の内周板の一部と対向する裏側板を
扉の側枠板に突設して、扉が閉じたときに内周板
に接触するパツキンを裏側板に設け、かつ、ガイ
ド片とパツキンとの間で内周板に受けを設けてい
るものであるから、バーが側枠板から外部に突出
することがなく見栄えのよいものとなり、しか
も、扉の表面板と、筐体側の段落板および内周板
と、ガイド片とに囲まれる空間内で、戸当たりと
なるパツキンを設けるとともに、扉をロツクする
受けを設けることができるのであつて、比較的狭
い空間を有効に利用して、部材を合理的に配置す
ることにより、戸当たりと扉のロツクという2つ
の機能を扉の外周部の狭い空間内で実現できると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案一実施例の断面図、同図bは
同上の受けの斜視図、第2図は他の実施例の断面
図、第3図は更に他の実施例の断面図、第4図及
び第5図は別の実施例の断面図、第6図及び第7
図は分電盤の斜視図、第8図は従来例の断面図で
あり、1は筐体、2は開口枠、2aは外周板、2
bは段落板、2cは内周板、3は扉、3aは表面
板、3bは側枠板、3cは裏側板、7はハンド
ル、9はバー、20は金具、20aはガイド片、
20bはガイド孔、21は受け、22は弾性片、
24は接触片、30はパツキンを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筐体の開口に配された扉に設けられているハン
    ドルと連動して軸方向に移動するバーと、このバ
    ーの先端がバーの軸方向移動で差し込まれる受け
    とからなる扉のロツク装置において、筐体の開口
    面の外周部は、筐体の開口面の外周部を覆う外周
    板と、外周板の内周縁から開口面に直交する方向
    における筐体の内側に向かつて所定寸法で突設さ
    れた段落板と、段落板の先端縁から開口面に沿う
    形で筐体の開口面における外周板よりも内周側に
    配設された内周板とを一体に連結した形状を有
    し、扉は、閉じたときに外周板とほぼ同一平面上
    に位置する表面板と、段落板と対向するように表
    面板の周縁に突設された側枠板と、側枠板の先端
    縁から表面板とほぼ平行に突設され内周板の一部
    と対向する裏側板とを一体に連結した形状を有
    し、扉の周部であつて表面板の内側面にはバーの
    軸方向に直交するガイド片を備えた金具が固定さ
    れ、ガイド片にはバーの先端部が挿通されてバー
    の移動方向を軸方向に規制するガイド孔が形成さ
    れ、受けは、裏側板に固定されて内周板に接触す
    るパツキンよりも開口の内周側であつて、ガイド
    片よりも外周側に位置するように内周板に固定さ
    れるとともに、弾性材にて付勢され且つバーの先
    端部側面に接触してバーを介して扉を少なくとも
    閉方向に押圧する接触片を備えている扉のロツク
    装置。
JP1984197284U 1984-12-24 1984-12-24 Expired JPH0346139Y2 (ja)

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JP1984197284U JPH0346139Y2 (ja) 1984-12-24 1984-12-24

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Publication Number Publication Date
JPS61108773U JPS61108773U (ja) 1986-07-10
JPH0346139Y2 true JPH0346139Y2 (ja) 1991-09-30

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