JPH089834Y2 - 火災発信機 - Google Patents

火災発信機

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JPH089834Y2
JPH089834Y2 JP11592087U JP11592087U JPH089834Y2 JP H089834 Y2 JPH089834 Y2 JP H089834Y2 JP 11592087 U JP11592087 U JP 11592087U JP 11592087 U JP11592087 U JP 11592087U JP H089834 Y2 JPH089834 Y2 JP H089834Y2
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JP
Japan
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plate
guide
cover plate
mounting base
component mounting
Prior art date
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JP11592087U
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JPS6424492U (ja
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義夫 森
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Nohmi Bosai Ltd
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Nohmi Bosai Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、手動により操作される火災発信機に関す
るものである。
(従来の技術) 従来この種の蓋の取付装置は、例えば実開昭56−4999
0号公報記載のものが知られている。すなわち、第8図
と第9図のように、火災発信機を内蔵している筺体1の
プレート2に保守用窓3が設けられ、この保守用窓3を
開閉する蓋板4の裏面に、保守用窓3に係合するガイド
レール5,5が突設されて、ガイドレール5,5のスライドに
よって蓋板4を左方又は右方に移動して第8図に示す右
方移動時では、電話ジャック6が露出し、図示省略の左
方移動時では、巡回スイッチ7が露出することになる。
上記蓋板4は、常にプレート2の表面の外方に位置
し、しかも、保守用窓3にガイドレール5,5が係合して
いるので、この窓3を全開することはできないものであ
り、電話ジャツク6又は巡回スイッチ7の何れか1つ交
互に露出できるのみであって、開閉移動操作がわずらわ
しい。
また、蓋板4がプレート2の表面から外に突出してい
るので、いたずらによってはがされるなどの問題があ
る。
これに対して、プレートの裏面側にこのプレートの開
口部を開閉する扉体を設けて、扉体はプレートの裏面側
を摺動して上記開閉動作を行うように、あるいは、扉体
はプレートの開口部に対してプレートの裏面側を接近、
離間の回動動作をして上記開閉動作を行うように形成
し、ばねによってこれらの扉体を常時は閉塞位置に保持
し、プレートの開口部の内方に設けてある電話ジャック
に向かって電話プラグを挿入すると、電話プラグに押さ
れて扉体は、ばねにさからって摺動し、あるいは回動し
て開放動作する構造の火災発信機が、実開昭54−54289
号公報に開示されている。
これにより、扉体はプレートの裏面側に位置して開放
位置ではプレートの裏面に収納されるため、便利となっ
ている。
(考案が解決しようとする課題) ところがこの公報の構造では、電話プラグによって扉
体が押されて扉体が摺動し、あるいは回動して開口部が
開放されるもので、電話プラグの挿入によるほかは、扉
体を開放動作させることが不可能である。
しかも、電話プラグによって扉体が押されてこの扉体
が、閉塞位置から開放位置に、あるいは開放位置から閉
塞位置に、円滑に摺動し、あるいは円滑に回動するため
には、電話プラグの挿入部の形状や挿入部に接触当接す
る部分の扉体の形状、さらには、ばねの構造などが、適
正な形状と寸法に正確に設定される必要があり、実用上
では正確な設定は難しいものである。
この考案は、上記従来技術のかかる問題に鑑みて提案
されたもので、プレートの保守用窓が手によって円滑
に、しかも、確実に開放され、あるいは閉塞されて、そ
の開閉構造は簡易に設定構成ができるように工夫された
火災発信機を提案するものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するためこの考案は、電話ジャツク12
と巡回スイッチ13の双方又は一方と、火災通報用押釦11
とが設けられた部品取付台17と、前記火災通報用押釦11
に対応して押釦操作孔19が設けられ、前記電話ジャツク
12と巡回スイッチ13の双方又は一方に対応して保守用窓
20が設けられ、部品取付台17を覆うようにこの部品取付
台17に取付けられたプレート15と、プレート15の保守用
窓20を通常は閉塞して保守点検時等では開放する蓋板26
とを有する火災発信機において、 蓋板26はプレート15の背面側と部品取付台17の表面側
との間に配置されると共に、蓋板26には第1のガイド27
が設けられ、部品取付台17には、蓋板26を保守用窓20の
前記閉塞位置から前記開放位置側へ移動させたときに第
1のガイド27が係合され、この係合後は第1のガイド27
が摺動されて蓋板26の前記移動を前記開放位置まで案内
する第2のガイド36と、前記閉塞位置での蓋板26をプレ
ート15の背面側へ押圧するばね37とが設けてなることを
特徴とする。
(作用) プレート15の保守用窓20が蓋板26で閉塞されている閉
塞位置では蓋板26は、ばね37によってプレート15の背面
側へ押圧されている。
この閉塞位置から蓋板26を、プレート15の保守用窓20
の内側へ押しながら開放位置側へ移動させると、商品取
付台17の第2のガイド36に蓋板26の第1のガイド27が係
合され、以後はこの第2のガイド36に第1のガイド27が
摺動されて蓋板26は開放位置まで案内される。
蓋板26の開放動作あるいは閉塞動作は、部品取付台17
の第2のガイド36に蓋板26の第1のガイド27が係合さ
れ、そしてこの第2のガイド36に第1のガイド27が摺動
されることによって行われるので、蓋板26や部品取付台
17のこれらのガイド27、36の開閉動作関係の構造は簡易
に設定構成ができるものである。
しかも、蓋板26の開放動作あるいは閉塞動作は、蓋板
26を手で移動操作することにより、部品取付台17の第2
のガイド36に蓋板26の第1のガイド27が係合し、そして
摺動して、円滑かつ、確実に行われる。
(実施例) 次にこの考案の一実施例を図にもとづいて説明する。
第1図に正面を、第2図に、第1図のA−A線矢視
を、示した火災発信機は、火災通報用押釦装置11(図中
2点鎖線で示す)と共に、電話ジャック12及び、巡回ス
イッチ13が筺体14内に収容され、 第2図に2点鎖線で示す椀形のプレート15を筺体14へ
取付けることによって開口部16が塞がれる。
火災通報用押釦装置11,電話ジャック12,巡回スイッチ
13は、部品取付台17へ取付けられ、部品取付台17は、取
付ねじ18によって筺体14に固定されている。
第7図に分解斜視を示したように、プレート15には、
押釦操作孔19と保守用窓20が穿孔され、取付板21が保守
用窓20の一方の口縁20aの一部を内方へ切下げて横へ
(プレート15の表面に平行に)曲げて形成され、ビス孔
22を取付板21に設けている。
このプレート15は、その外周縁部15aを、筺体14の筒
部の段付部14aに嵌合し、部品取付台17のプレート取付
座23に、取付板21を合接すると、部品取付台17上に立設
されているジャック取付台24,25の内側部24aと25aに取
付板21の左右側部21a,21aが当接することになってビス
孔22は、プレート取付座23のめねじ39に直ちに芯合せさ
れることになり、ねじ10をめねじ39へねじ込むと、プレ
ート15が筺体14に固定される。
保守用窓20を開閉する蓋板26は、裏面にL形断面の第
1のガイド27,27が突設され、表面には、把手28と、保
守用窓20に殆んどガタツキなく嵌合する大きさで、か
つ、プレート15の肉厚に略等しい、厚さの凸状の主体部
29を設け、主体部29の左右と把手28の上方は、少し薄肉
の左右部30,30と上部31を設けている。
ジャック取付台24,25には、図示省略したプラグを挿
入できる孔32,33が設けられ、孔32,33の左右外方に摺動
部34,34とこれよりやや高いガイド部35,35を設け、蓋板
26の左右部30,30が、このガイド部35,35にガイドされて
上下移動できるようにしている。摺動部34,34の上方に
は、支持手段Sの一部を成す形断面の第2のガイド3
6,36を部品取付台17に設けている。
さらに支持手段Sは、摺動部34,34に、その摺動面か
ら前方へ少し突出する圧接手段Pの一例としてのばね3
7,37を設け、保守用窓20が蓋板26によって閉鎖された状
態を示す第4図〜第6図のように、ばね37,37によって
蓋板26が前方へ押されて左右部30,30と上部31が保守用
窓20の裏面に当接することになり、このとき、主体部29
の表面は、プレート15と略面一になっている。
第5図の閉鎖位置の蓋板26を、少し内方(同図の右
方)へ押しながら矢線方向へ押すと、主体29がプレート
15の裏面に入り込むと共に、左右部30,30がガイド部35,
35にガイドされて移動を始め、間もなく、第1のガイド
27,27が部品取付台17の第2のガイド36,36に係合を始め
て以後は、第2のガイド36,36に沿って蓋板26は保守用
窓26を開き、第1図〜第3図のように蓋板26はプレート
15内に収納されて保守用窓26は全開し、このとき、電話
ジャック12と巡回スイッチ13の孔32,33は露出すること
になる。蓋板26の開放動作あるいは閉塞動作は、部品取
付台17の第2のガイド36に蓋板26の第1のガイド27が係
合され、そしてこの第2のガイド36に第1のガイド27が
摺動されることによって行われるので、蓋板26や部品取
付台17のこれらのガイド27、36の開閉動作関係の構造は
簡易に設計、製作ができるものである。
しかも、蓋板26の開放動作あるいは閉塞動作は、蓋板
26を手で移動操作することにより、部品取付台17の第2
のガイド36に蓋板26の第1のガイド27が係合し、そして
摺動して円滑かつ、確実に行われる。
図示例のばね37は、合成樹脂材を用いて作ったジャッ
ク取付台24,25に一体に形成した板ばねであり、具体的
構造は、摺動部34の一部を板に形成して平面視形の切
込み38をこの板に入れることにより、第2図のように側
面視形のばね37が形成され、摺動部34の面からこのば
ね37の先端部が前方へ突出することになっている。
上記支持手段Sは、図示例のガイド36に限られるもの
ではなく、要するに、 (a)窓開閉動作時に蓋板26がプレート15の裏面を摺動
できるように構成された例えばガイド溝のようなもの。
又は、 (b)蓋板26がプレート15の裏面に圧接されるように例
えば弾性材を蓋板26の裏面に取付けたもの。
であれば良い。
(考案の効果) この考案に係る火災発信機は上記のように構成されて
いるので、蓋板26の開放動作あるいは閉塞動作は、部品
取付台17の第2のガイド36に蓋板26の第1のガイド27が
係合され、そしてこの第2のガイド36に第1のガイド27
が摺動されることによって行われるので、蓋板26や部品
取付台17のこれらのガイド27、36の開閉動作関係の構造
は簡易に設定構成ができるものである。
しかも、蓋板26の開放動作あるいは閉塞動作は、蓋板
26を手で移動操作することにより、部品取付台17の第2
のガイド36に蓋板26の第1のガイド27が係合し、そして
摺動して円滑かつ、確実に行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図はこの考案の一実施例を示し、第1図は
正面図、第2図は第1図のA-A線矢視図、第3図は第1
図のB-B線矢視図、第4図は装置の要部正面図、第5図
は第4図のA-A線矢視図、第6図は第4図のB矢視図、
第7図は分解状態における要部斜視図、第8図は従来の
火災発信機の要部正面図、第9図は第8図の蓋板の斜視
図である。 11…火災通報用押釦、12…電話ジャツク、13…巡回スイ
ッチ、15…プレート、17…部品取付台、19…押釦操作
孔、20…保守用窓、26…蓋板、27…第1のガイド、36…
第2のガイド、37…ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話ジャツクと巡回スイッチの双方又は一
    方と、火災通報用押釦とが設けられた部品取付台と、前
    記火災通報用押釦に対応して押釦操作孔が設けられ、前
    記電話ジャツクと巡回スイッチの双方又は一方に対応し
    て保守用窓が設けられ、部品取付台を覆うようにこの部
    品取付台に取付けられたプレートと、プレートの保守用
    窓を通常は閉塞して保守点検時等では開放する蓋板とを
    有する火災発信機において、 蓋板はプレートの背面側と部品取付台の表面側との間に
    配置されると共に、蓋板には第1のガイドが設けられ、
    部品取付台には、蓋板を保守用窓の前記閉塞位置から前
    記開放位置側へ移動させたときに第1のガイドが係合さ
    れ、この係合後は第1のガイドが摺動されて蓋板の前記
    移動を前記開放位置まで案内する第2のガイドと、前記
    閉塞位置での蓋板をプレートの背面側へ押圧するばねと
    が設けてなることを特徴とする火災発信機。
JP11592087U 1987-07-30 1987-07-30 火災発信機 Expired - Lifetime JPH089834Y2 (ja)

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JP11592087U JPH089834Y2 (ja) 1987-07-30 1987-07-30 火災発信機

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JPS6424492U JPS6424492U (ja) 1989-02-09
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JP11592087U Expired - Lifetime JPH089834Y2 (ja) 1987-07-30 1987-07-30 火災発信機

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JP4613664B2 (ja) * 2005-03-30 2011-01-19 サクサ株式会社 セキュリティー機器におけるコネクタの実装構造

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JPS6424492U (ja) 1989-02-09

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