JP2529817B2 - 平面ハンドル - Google Patents

平面ハンドル

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JP2529817B2
JP2529817B2 JP6154463A JP15446394A JP2529817B2 JP 2529817 B2 JP2529817 B2 JP 2529817B2 JP 6154463 A JP6154463 A JP 6154463A JP 15446394 A JP15446394 A JP 15446394A JP 2529817 B2 JP2529817 B2 JP 2529817B2
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handle
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shaft
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忠芳 中村
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Nitto Kogyo Co Ltd
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Nitto Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器収納用箱等の
ボックス類の扉に取り付けられる平面ハンドルに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のボックス類の扉に取り付けられる
平面ハンドルは、本出願人が出願した実公平3−192
49号で示すように、本体の前面に設けた凹部に収納さ
れる取手を、本体の軸受部に軸支したシャフトにピンに
より起伏自在に枢支するとともに、本体の下端部に取手
の下端を係止する引掛レバーを設けたものである。そし
て取手を引き起こすためのネジリコイルバネを、上記の
ピンに挿通して取り付けるとともに、本体の下端部に取
手の下端を係止する引掛レバーをピンにより起伏自在に
枢支し、この引掛レバーを常時係止側に附勢するネジリ
コイルバネをピンのまわりに取り付けた構造となってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、取手の組立
工程においてはピンとネジリコイルバネとを同時に組み
込む必要があるが、従来はそのための特別な工夫がなさ
れていなかったため、ネジリコイルバネを手指で保持し
ながらピンを通さねばならず、組立作業が行いにくいと
いう問題があった。また引掛レバーを本体に組み込む際
には、短いダミーピンをネジリコイルバネに挿通して本
体に仮組した後、一方のピン孔の外側から本体の幅と同
じ長さのピンを差し込み、前記ダミーピンを他方のピン
孔から押し出して取り付けるという手数を要する方法を
取っていた。本発明はこのような従来の問題点を解決
し、取手及び引掛レバーの組立を容易に行えるようにし
た平面ハンドルを提供するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めになされた第1の発明は、本体の前面に設けた凹部に
収納される取手を本体の軸受部に軸支したシャフトにピ
ンにより起伏自在に枢支するとともに、本体の下端部に
取手の下端を係止する引掛レバーを設けた平面ハンドル
において、取手の上端にバネ覆いを内向きに設けるとと
もに、その下方に凹弧状のバネ固定部を対向させて設
け、またシャフトの軸受板部の上部にもバネ覆いを設
け、取手を引き起こすネジリコイルバネをこれらのバネ
覆い、バネ固定部、バネ覆いの内部に収納し、ピンを挿
通したことを特徴とするものである。また第2の発明
は、本体の前面に設けた凹部に収納される取手を本体の
軸受部に軸支したシャフトにピンにより起伏自在に枢支
するとともに、本体の下端部に取手の下端を係止する引
掛レバーを設けた平面ハンドルにおいて、引掛レバーの
軸受部の上方間及び下方間にそれぞれバネ保持部を設
け、引掛レバーを常時係止方向に附勢するネジリコイル
バネをこれらのバネ保持部の内部に収納し、ピンを挿通
したことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】まず第1の発明においては、取手の上端に内向
きに設けたバネ覆いと、該バネ覆いの下方に対向して突
設した受け面が凹円弧状のバネ固定部と、前記シャフト
の軸受板部の上部に設けたバネ覆いとの内部に取手を引
き起こすためのネジリコイルバネを収納することができ
るので、取手とシャフトとをピンで枢着する際にネジリ
コイルバネが抜け落ちることがなく、的確容易にピンを
通して取り付けできるものである。
【0006】次に第2の発明においては、引掛レバーの
軸受部の上方間及び下方間に設けた断面凹弧状のバネ保
持部の内部にネジリコイルバネを収納することができる
ので、引掛レバーを本体に組み込む際に該ネジリコイル
バネが抜け落ちることがなく、的確容易にピンを通して
取り付けできるものである。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。1はボックス類の扉に固定される縦長の本体
であり、該本体1は前面に取手収納用の浅い凹部2を設
けてあるとともに、該凹部2の上部後方に軸受部3を突
設している。4は該軸受部3に回動自在に軸支される取
手のシャフトであり、その後部に鎖錠板5が取り付けら
れている。
【0008】6はシャフト4の前側に起伏自在に軸支さ
れ、不使用時に前記凹部2に収納される平板状の取手で
ある。取手6は前記シャフト4の前面に突設したピン孔
7付の一対の軸受板部8、8に、取手6の上部後面両側
に突設した軸受板部9、9の内面を当接させ、軸受板部
9、9に設けたピン孔10、10と前記軸受板部8、8
のピン孔7、7にピン11を通すことにより、シャフト
4に起伏自在に枢着されている。
【0009】12は取手6を操作する際に取手6を自動
的に引き起こすためのネジリコイルバネである。該ネジ
リコイルバネ12は、ピン11のまわりに取り付けられ
たもので、その一端を取手6の内面に設けた溝部に嵌合
させ、他端をシャフト4の前面に当接させることによ
り、取手6を引き起こし方向に附勢している。
【0010】この取手6の上端には、図1に示すように
ゆるやかに内向きに湾曲させたバネ覆い13が設けられ
ている。またこのバネ覆い13の下方に、受け面が凹弧
状のバネ固定部14を対向させて設けてある。さらにシ
ャフト4の一対の軸受板部8、8の上部にも、図1、図
3に示すようにバネ覆い15を設けてある。
【0011】そこで取手6の組立の際には、ネジリコイ
ルバネ12をシャフト4のバネ覆い15の内側に置き、
取手6を覆い被せて押し付ければ、ネジリコイルバネ1
2は取手6側のバネ覆い13とバネ固定部14により抱
持されるため位置がずれることがなく、取手6のピン孔
10とシャフト4のピン孔7とを容易に合致させること
ができる。この状態でピン11を通せば、ネジリコイル
バネ12とともに取手6をシャフト4に容易に組立てる
ことができる。なお、組立後は取手6のバネ覆い13と
シャフト4のバネ覆い15とによってネジリコイルバネ
12が隠されるので、ほこりや腐食などの影響を受けに
くい利点もある。
【0012】本体1の下端部には、取手6の下端を係止
する引掛レバー16が設けられている。この引掛レバー
16は、取手6をネジリコイルバネ12の弾発力に抗し
て凹部2に収納保持しておくためのものであり、その上
端に取手6との係合部24を設けてある。
【0013】この引掛レバー16は、その上部両側に突
設した軸受部17、17の軸孔部18、18に嵌合した
ピン19により、本体1の側板部に設けたピン孔20、
20に軸支されている。このピン19のまわりにはネジ
リコイルバネ21が設けられ、その弾性によって係合部
24を取手6の下端に係合させ、取手6を凹部2内に収
納保持している。
【0014】この引掛レバー16の軸受部17、17の
上方間及び下方間には、それぞれ断面凹状のバネ保持部
22、23が設けられている。図4に示すように、バネ
保持部23は片側の軸受部17との間に隙間を設けてあ
り、ネジリコイルバネ21の端部を通すことができるよ
うになっている。
【0015】そこで引掛レバー16を本体1に組み込む
際には、ネジリコイルバネ21をこれらの引掛レバー1
6のバネ保持部22、23に収納したうえ、引掛レバー
16を本体1に押入れ、引掛レバー16側の軸孔部1
8、18を本体1の側板部に設けたピン孔20、20に
合致させた状態で、ピン19を差し込めばよい。これに
よってピン19のまわりにネジリコイルバネ21を取り
付けた状態で、引掛レバー16を本体1に組み込むこと
ができる。このように第2の発明によれば、従来のよう
なダミーピンを使用することなく、容易に組み立てが可
能となる。
【0016】
【発明の効果】本発明は前記説明によって明らかなよう
に、本体、取手、引掛レバー等にネジリコイルバネを収
納できるバネ保持部等を設けたことにより、各ネジリコ
イルバネとともに取手や引掛レバーを容易に組み立てる
ことができるものである。従って、本発明は従来の平面
ハンドルの問題を解決したものとして、業界に寄与する
ところ大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の平面ハンドルの断面図である。
【図2】実施例の平面ハンドルの分解斜視図である。
【図3】実施例のシャフトを示す斜視図である。
【図4】実施例の引掛レバーを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 本体 2 凹部 3 軸受部 4 シャフト 6 取手 8 軸受板部 9 軸受板部 11 ピン 12 ネジリコイルバネ 13 バネ覆い 14 バネ固定部 15 バネ覆い 16 引掛レバー 17 軸受部 19 ピン 21 ネジリコイルバネ 22 バネ保持部 23 バネ保持部 24 係合部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(1) の前面に設けた凹部(2) に収納
    される取手(6) を本体(1) の軸受部(3) に軸支したシャ
    フト(4) にピン(11)により起伏自在に枢支するととも
    に、本体(1) の下端部に取手(6) の下端を係止する引掛
    レバー(16)を設けた平面ハンドルにおいて、取手(6) の
    上端にバネ覆い(13)を内向きに設けるとともに、その下
    方に凹弧状のバネ固定部(14)を対向させて設け、またシ
    ャフト(4) の軸受板部(8) の上部にもバネ覆い(15)を設
    け、取手(6) を引き起こすネジリコイルバネ(12)をこれ
    らのバネ覆い(13)、バネ固定部(14)、バネ覆い(15)の内
    部に収納し、ピン(11)を挿通したことを特徴とする平面
    ハンドル。
  2. 【請求項2】 本体(1) の前面に設けた凹部(2) に収納
    される取手(6)を本体(1) の軸受部(3) に軸支したシャ
    フト(4) にピン(11)により起伏自在に枢支するととも
    に、本体(1) の下端部に取手(6) の下端を係止する引掛
    レバー(16)を設けた平面ハンドルにおいて、引掛レバー
    (16)の軸受部(17)の上方間及び下方間にそれぞれバネ保
    持部(22)、(23)を設け、引掛レバー(16)を常時係止方向
    に附勢するネジリコイルバネ(21)をこれらのバネ保持部
    (22)、(23)の内部に収納し、ピン(19)を挿通したことを
    特徴とする平面ハンドル。
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