JP4150241B2 - ドアハンドル装置及びドアハンドルの組み付け方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のドアを外部から開閉する際に操作するドアハンドル装置及びそのドアハンドルの組み付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用のドアのドアアウターパネルにはドアを外部から開閉操作するドアハンドルが装着される。
ドアハンドルはドアアウターパネルに固定されるベースと、ベースの本体より延出する軸受け部に枢支軸を介してアーム部が枢支されるハンドルノブとを備える。このドアハンドルが取付けられるドアアウターパネルにはドアハンドルを装着するための凹部が形成され、同凹部の一部に開口や取付片部が形成される。ドアハンドルはベース及びハンドルノブが凹部に嵌合され、同時にベースの締め付け固定部が取付片部に重ね合わされ適宜の締め付け手段で締め付け結合される。しかも、ベースの枢支部や同枢支部に枢支軸を介して枢着されるハンドルノブのアームは開口を遊嵌状態で嵌挿され、ドアアウターパネル内室に配設される。取付片部に固定されたベースの枢支部とハンドルノブのアームに形成された軸受け部とは長ピン状の枢支軸を介して枢着される。このため、ハンドルノブが枢支軸回りに引き上げ操作されることにより、ハンドルノブのアームが枢支軸回りにてこ作動し、アームの揺動端がドアロック機構に連結される開閉用リンク系の一端をロック解除方向に作動できる。
【0003】
このようなドアハンドル装置は各種の構成を採り、例えば、特開平11−200669号公報(特許文献1)のドアハンドル装置は、ドアアウターパネルの開口を覆うハンドルケース14のケースアーム14eにハンドルノブ15のハンドルアーム15bを回転軸18でピン結合した構成を開示する。ここではハンドルケース14を開口の縁部の取付けフランジ12bにボルト止めするとともにフック状の一対の当接部14cを開口の縁部に係止してハンドルケース14をぐらつき無く取付けできる。
【0004】
特開平10−205181号公報(特許文献2)のドアハンドル装置は、ドアパネルの開口を覆うハンドルケース23のハンドルケースアーム23cにハンドル把持部40のハンドルアーム45をシャフト60でピン結合した構成を開示する。ここではシャフト60に外嵌されハンドル把持部40を閉操作方向に付勢するリターンスプリング80の先端部80aでハンドルアーム45の揺動端に取付けられるバランスウエイト30を係止し、離脱を防止している。
【0005】
特開平10−299297号公報(特許文献3)のドアハンドル装置は、ドアパネルの開口を覆うハンドルベース8の支持脚84に手掛け部11のアーム10、10’をヒンジ軸80でピン結合した構成を開示する。ここでは手掛け部11を閉操作方向に付勢するトーションスプリング81がヒンジ軸80に外嵌され、手掛け部11のアーム10、10’の揺動端にバランスウエイト2が嵌着され、クリップ7および円弧状押え面14aの働きでバランスウエイト2の離脱を阻止している。
【0006】
特開2001−140506号公報(特許文献4)のドアハンドル装置は、ドアパネルの開口を覆うハンドルベース1のベースアーム1bにハンドル本体2のハンドルアーム2b、2b’を支軸11でピン結合した構成を開示する。ここではハンドル本体2を閉操作方向に付勢するトーションスプリング3が支軸11に外嵌され、ハンドル本体2より延出するハンドルアーム2b、2b’のウエイト受け部4、4’に棒状のカウンタウエイト7が差込み嵌着され、カウンタウエイト7のスプリング嵌合溝5にトーションスプリング3の先端部が係合することでカウンタウエイト7のがたつきを防止している。
【0007】
このような各ドアハンドル装置は、ドアアウターパネルに固定されるベースやハンドルノブ等の形状等に相違があるものの、いずれもベース側の枢支部にハンドルノブより延出するアームの軸受け部が重ねられ、両者に枢支軸を貫通させた上で、適宜の抜け止め処理を行なうものである。
【0008】
更に、図8(a)、(b)に示すドアハンドル装置は、ハンドル本体100の一対の軸受け凸部110、120と不図示のドアアウターパネルに固定されるベース130側の一対の枢支部131、132とをピン状の軸部材140を介して枢着している。このドアハンドル装置はハンドル本体100を閉操作方向に付勢するバネ150を軸部材140に外嵌し、その軸部材をベース130に組込んで仮組し、その仮組体mをハンドル本体100に組み付けるようにしている。
【0009】
【特許文献1】
特開平11−200669号
【特許文献2】
特開平10−205181号
【特許文献3】
特開平10−299297号
【特許文献4】
特開2001−140506号
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述の特許文献1乃至4に開示した各ドアハンドル装置では、ベース側の枢支部とハンドルノブより延出するアームの軸受け部とを重ねた上でこれらを貫通するように軸部材を取付け、軸部材には抜け止め処理が成されるものであり、組み付け時の作業工数が比較的多くなる。
【0011】
これに対して、図8(a)、(b)に示すドアハンドル装置では、バネ150を外嵌した軸部材130側の両側部をベース130の一対の枢支部131、132に差込み、しかも、バネ150の先に組込まれる先側係止端部151をベース130に係止して仮組体mを形成している。軸部材140にはフランジ143が形成され、これにバネ150が係合して軸方向に弾性力を付加できるようにしている。
【0012】
このような仮組み体mをハンドル本体100に組み付けるには、ハンドル本体2の一対の軸受け凸部110、120に形成される軸端部受け穴160の一方に軸部材140の先に組込まれる先側端部141を差込む。その後、先側端部141をバネ150の弾性力に抗して軸端部受け穴160内に深く押し込みつつ、軸部材140の後に組込まれる後側端部142を軸端部受け穴160の他方に対向させ、嵌挿させる。その上でバネ150の後に組込まれる後側係止端部152を弾性変形させ、ハンドル本体2に形成される弾性部材係止溝170に嵌合させている。
【0013】
このようなドアハンドル装置では、軸部材140の両端部が一対の軸端部受け穴160に嵌合し、バネ150の弾性力で軸部材のずれが防止されると、その後で抜け止め処理をする必要が無く、組み付け工数が低減される。しかし、軸部材140の先側端部141をバネ150の弾性力に抗して軸端部受け穴160の一方に深く押し込みつつ、後側端部142を軸端部受け穴160の他方に対向させ、嵌挿させる作業に手間取る。しかも、バネ150の後側係止端部152をハンドル本体2の弾性部材係止溝170に嵌合させるのに適宜の工具を必要とし、嵌挿作業に手間取り、工数大、コスト増を招くこととなる。
本発明は、以上のような課題に基づきなされたもので、組み付け工数低減を図れ、コスト削減及び生産性向上を図るドアハンドル装置及びドアハンドルの組み付け方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、把持部の裏側より一対の軸受け凸部を突き出し形成すると共に同一対の軸受け凸部が車体に取付けられるべ一ス部材に軸部材を介して回動自在に支持されるレバー部材と、上記レバー部材の把持部を閉操作方向に付勢する弾性部材とを有するドアハンドル装置において、上記レバー部材は、上記一対の軸受け凸部に形成されると共に上記軸部材の両側端部のうち先に組込まれる先端端部と後に組み込まれる後側端部を嵌合する一対の軸端部受け穴と、上記一方の軸受け凸部に形成されると共に上記軸端部受け穴に上記後側端部を案内する軸端部ガイド面と、上記一方の軸受け凸部に形成されると共に上記弾性部材の両係止端部のうち組み込みが後となる後側係止端部を係止する弾性部材係止溝と、上記一方の軸受け凸部に形成されると共に上記軸部材の後側端部を上記軸端部ガイド面に沿って案内するための押圧力を上記弾性部材の後側係止端部にも加えた際に、同後側係止端部を弾性変形させつつ上記弾性部材係止溝に案内する弾性部材ガイド面と、を有することを特徴とする。
このように弾性部材を外嵌した軸部材を組み込んだベース部材を仮組み体とし、同仮組み体をレバー部材に組込むにあたり、このレバー部材の一方の軸受け凸部に軸端部ガイド面と弾性部材ガイド面とを設けたので、まず、軸部材の両側端部のうち組み付けが先の先側端部を軸端部受け穴の一方に嵌合し、その上で軸端部ガイド面に沿って組み込みが後となる後側係止端部を弾性部材ガイド面に沿って案内するための押圧力を加え、これと同時に、弾性部材の後側係止端部を押圧して弾性変形させつつ弾性部材ガイド面に沿って弾性部材係止溝に案内することができ、このため、レバー部材への軸部材と弾性部材の組み付け作業が簡易化される。
【0015】
請求項2の発明は、請求項1に記載のドアハンドル装置において、上記弾性部材は組み付けが先となる先側係止端部を上記べ一ス部材に係止するよう設けられると共に、上記べ一ス部材に先側端部が組み付けられた軸部材の後側端部を同後側端部と嵌合する上記軸端部受け穴の側に付勢するよう設けられたことを特徴とするドアハンドル装置。
このように、レバー部材を閉操作方向に付勢するために設けられている弾性部材を利用して軸部材の後側端部を同後側端部と嵌合する軸端部受け穴の側へ付勢するようにしたので、軸部材の後側端部が軸端部受け穴へ案内され嵌合する際、軸部材の後側端部を軸端部受け穴に弾性的に押圧して嵌合させるので、軸部材の組み付け作業が簡易化される。
【0016】
請求項3の発明は、車体に取付けられるべ一ス部材に軸部材を介して回動自在に支持されるレバー部材と、同レバー部材を閉操作方向に付勢する弾性部材とを有し、上記レバー部材には上記軸部材の両側端部のうち先に組込まれる先側端部と後に組込まれる後側端部とがそれぞれ嵌合する一対の軸端部受け穴を形成したドアハンドル装置において、上記べ一ス部材は上記軸部材の両側部を支持する一対の取付孔が設けられ、上記軸部材は上記一対の取付孔で支持される間の中間部にフランジ部が形成され、上記弾性部材は上記軸部材に外嵌される巻きバネ形状部を備え、上記レバー部材に先に組込まれる先側係止端部と上記レバー部材に後に組込まれる後側係止端部とがそれぞれ形成され、且つ、上記一対の軸端部受け穴の一方に先側端部が組込まれた軸部材の後側端部を上記フランジ部を介して上記軸端部受け穴の他方に付勢するよう設けられ、上記レバー部材は、上記軸端部受け穴の一方に先側端部が組込まれた軸部材の後側端部を軸端部受け穴の他方に案内する軸端部ガイド面と、上記弾性部材の後側係止端部を係止する弾性部材係止溝と、上記軸部材の後側端部を上記軸端部ガイド面に沿って案内するための押圧力を上記弾性部材の後側係止端部にも加えた際に、同後側係止端部を弾性変形させつつ上記弾性部材係止溝に案内する弾性部材ガイド面と、を有することを特徴とする。
【0017】
このように弾性部材の巻きバネ形状部を外嵌した軸部材の両側端部のうち、組み付けが先の先側端部を軸端部受け穴の一方に嵌合してベース部材を仮組み体とした上で、この仮組み体を軸端部ガイド面と弾性部材ガイド面とを設けたレバー部材に組込む。この組み付けにあたり、まず、組み込みが後となっている後側端部に押圧力を加えて軸端部ガイド面に沿って軸端部受け穴の他方に案内し、これと同時に、弾性部材の後側係止端部を押圧し、この押圧操作を強めることで、後側端部が軸端部受け穴に達し、この際に弾性部材の巻きバネ形状部によりフランジ部を介して弾性的に押圧されている軸部材の後側端部を軸端部受け穴の他方に嵌合させ、しかも、弾性部材の後側係止端部が押圧力で弾性変形して弾性部材ガイド面に沿って摺動して弾性部材係止溝に案内することができる。このため、レバー部材への軸部材と弾性部材の組み付け作業が簡易化される。
【0018】
請求項4の方法発明は、車体に取付けられるべ一ス部材に軸部材を介して回動自在に支持されるレバー部材と、同レバー部材を閉操作方向に付勢する弾性部材とを有し、上記レバー部材は、上記軸部材の両側端部のうち先に組込まれる先側端部と後に組込まれる後側端部とがそれぞれ嵌合する一対の軸端部受け穴と、同軸端部受け穴に上記後側端部を案内する軸端部ガイド面と、上記弾性部材の両係止端部のうち組み込みが後となる後側係止端部を係止する弾性部材係止溝と、上記後側係止端部を弾性変形させた上で上記弾性部材係止溝に案内する弾性部材ガイド面とを備えて成るドアハンドルの組み付け方法であって、上記弾性部材で形成した巻きバネ形状部を外嵌した上記軸部材の両側端をべ一ス部材の一対の軸受け部の各孔に順次差込んだ上で上記巻きバネ形状部の一側の先側係止端部をべ一ス部材の係止片に係止することでベース部材を仮組みする工程と、上記ベース部材に仮組みされた軸部材の後側端部に押圧力を加えて軸端部ガイド面に沿って軸端部受け穴の他方に対向させ、この押圧力の一部を弾性部材の後側係止端部にも加えて弾性部材ガイド面に沿って摺動させて弾性部材係止溝に対向させる押圧工程と、上記押圧工程後に上記弾性部材の巻きバネ形状部によりフランジ部を介して弾性的に軸端部ガイド面に押圧されている軸部材の後側端部を軸端部受け穴の他方に嵌合させ、しかも、弾性部材ガイド面に沿って摺動してきた弾性部材の後側係止端部を弾性部材係止溝に嵌合させる嵌合工程と、を行なうことを特徴とする。
【0019】
このように仮組み工程で上記弾性部材を外嵌した軸部材の先側端部をベース部材の軸端部受け穴の一方に嵌合し、押圧工程でベース部材に仮組みされた軸部材の後側端部を軸端部受け穴の他方に対向させ、しかも弾性部材の後側係止端部も弾性部材ガイド面に沿って摺動させて弾性部材係止溝に対向させ、嵌合工程で、軸部材の後側端部を軸端部受け穴の他方に嵌合させ、しかも、弾性部材の後側係止端部を弾性部材係止溝に嵌合させる。このように、仮組み工程、押圧工程、嵌合工程の各処理が容易化され、しかも、弾性部材を外嵌すると共にベース部材に仮組みされた軸部材をレバー部材へ組み付ける作業が簡易化される。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態としてのドアハンドル装置とドアハンドルの組み付け方法を図1乃至図7を参照して説明する。
ドアハンドル装置は図示しない車両の側壁開口を開放可能に閉鎖する不図示のドアのドアアウターパネル1に装着される。
図1に示すように、ドアアウターパネル1にはドアハンドル装置を装着するための略楕円状の凹部である取付け凹部2が形成される。取付け凹部2にはその上側域の要部に車体前後方向Xに長い開口3が形成され、開口3の下縁部には固定部4が開口側に突き出すように形成され、同部に一対の貫通孔5が形成される。
【0021】
図2に示すように、ドアハンドル装置はドアアウターパネル1の固定部4に固定されるベース部材6と、ベース部材6に軸部材であるピン9を介して回動可能に保持された把持部を成すレバー部材7と、レバー部材7を閉操作方向Zに付勢する弾性部材としてのスプリング8(図3参照)とを備えている。
【0022】
図2、3、5(c)に示すように、ベース部材6は矩形状で固定部4に重ねられる主部601と、主部601の両側端より屈曲して延出する軸受け部602と、主部601の中央の切欠孔603と、切欠孔603の縁部より屈曲して突き出し後述するスプリング8の先側係止端801を係止する係止片604と、主部601の中央の切欠孔603を挟んで一対突き出して配置される取付けネジ605とを備える。
【0023】
図1乃至図4に示すように、レバー部材7は把持部701と、把持部701の裏側に突き出し形成された一対の軸受け凸部702、703と、把持部701の裏側より車体前後方向Xに沿って長く形成された中央覆い部704と、把持部701の裏側の両端部より車体前後方向Xに沿って連続形成された一対の前後覆い部705と、軸受け凸部703よりドアアウターパネル1の内部空間(図2で紙面左側)に向け延出するアーム11とを備える。
【0024】
把持部701は、図2、3、4に示すように、ドアアウターパネル1の取付け凹部2に離脱方向に揺動操作可能に嵌着される。把持部701の下縁部は取付け凹部2との間に隙間e(図2参照)を確保するように形成され、これにより、操作者の指が容易に把持部701の下縁部に係合できるようにしている。
把持部701の裏側に形成された中央覆い部704及び一対の前後覆い部705はその延出端部dが取付け凹部2の凹壁面に接近するよう延出形成される。これにより把持部701の非操作時において、把持部701の下縁部より取付け凹部2との間の隙間eを通して開口3が目視されることを防止できる。
【0025】
図3に示すように、一対の軸受け凸部702、703は車体前後方向Xにおいて所定間隔を保つ状態で把持部701の裏壁面より突き出し形成される。
図3、7に示すように、一対の軸受け凸部702、703はそれぞれ車体前後方向Xに所定厚さt1、t2を有する厚板状を成し、向かい合う対向壁面f1、f2を有し、これら対向壁面f1、f2に後述のピン9を嵌合する軸端部受け穴12、13がそれぞれ形成される。
一方の軸受け凸部702には軸端部受け穴12が貫通孔として形成され、その対向壁面f1は平面を成すように形成される。
【0026】
他方のピン9の後述する後側端部902と嵌合する軸受け凸部703には軸端部受け穴13が形成され、その近傍の対向壁面f2にガイド溝14が形成される。ガイド溝14は突き出し面C側より軸端部受け穴13に延びる凹溝である。ガイド溝14はその溝底が後述のピン9を案内する軸端部ガイド面f3を形成している。ガイド溝14は突き出し面C側で最も深く形成され、軸端部受け穴13に達する部分c2で最も浅く形成される。
【0027】
更に、図4、6に示すように、軸受け凸部703はその軸端部受け穴13及びガイド溝14の下側近傍に弾性部材係止溝15を形成される。軸受け凸部703はその突き出し面C上であって、ガイド溝14より下側の位置に凸状湾曲面を成す弾性部材ガイド面f4を形成しており、その弾性部材ガイド面f4の下端に連続して弾性部材係止溝15を切り込み形成している。
【0028】
一方、図2、3に示すように、軸受け凸部702より延出するアーム11はその突端近傍に係止孔111を形成される。係止孔111には不図示のドアロック機構に連結される開閉用リンク系の一端が係合される。このため、把持部701が引き上げ操作(図2の矢視U方向)されてピン9回りに回動すると、アーム11がピン9回りにてこ作動し、アーム11の揺動端に連結される不図示のドアロック機構開閉用リンク系をロック解除方向に作動できる。
【0029】
図5(c)に示すように、べ一ス部材6の主部601の両側端より延出する一対の軸受け部602には、図5(a)に示すような軸部材であるピン9が嵌挿され、ピン9には図5(b)に示すような弾性部材としてのスプリング8が外嵌される。
ピン9はレバー部材7への組み付け時において、先に組込まれる先側端部901と後で組込まれる後側端部902を備え、その後側端部902の近傍部分にフランジ903が形成される。フランジ903はスプリング8の弾性力を軸方向に受け得るように形成される。
【0030】
スプリング8はピン9に外嵌される巻きバネ形状部803と、コイル状主部803の一側に形成されると共に、べ一ス部材6の主部601への組み付け時に先に組込まれる先側係止端部801と、コイル状主部803の他側に形成されると共に、レバー部材7への組込み時に後で組込まれる後側係止端部802とを備える。なお、スプリング8は後述するピン9の一端部である後側端部902を突き出し付勢するよう機能する。
【0031】
次にこのような構成のドアハンドル装置の組立方法を説明する。
まず、ベース部材を仮組みする工程を行なう。
ここでは軸部材であるピン9に対してスプリング8の巻きバネ形状部803を外嵌し、スプリング8を外嵌したピン9の両側端をべ一ス部材6の一対の軸受け部602の各孔に順次差込み装着する。その上でスプリング8の一側の先側係止端部801を主部601の係止片604に係止し、図5(c)のベース部材仮組み体m1を組み立て、ベース部材仮組み工程を完了させる。
【0032】
次いで、ベース部材仮組み体m1をレバー部材7に組み付ける前段工程である押圧工程を行なう。
ここではベース部材仮組み体m1上のピン9のうち、先に組込まれる先側端部901をレバー部材7の一方の軸端部受け穴12へ差込み、図7の2点鎖線で示す傾斜状態の位置j1に一端保持する。その上で、ピン9のうち、後で組込まれる後側端部902をレバー部材7の他方の軸端部受け穴13へ差込むため、まず、スプリング8の弾性力に抗して貫通孔である軸端部受け穴12にピン9の先側端部901を深く押し込み、2点鎖線で示す加圧位置j2に押圧し、ピン9の後側端部902を軸端部ガイド面f3に当接する押圧位置g1(図7の2点鎖線参照)に保持する。次いで、後側端部902に押圧力(図7で矢視する符号Pの方向)を加えて、軸端部ガイド面f3に沿って摺動させ、他方の軸端部受け穴3との対向位置g2に案内する。
【0033】
この時、ピン9に加えていた押圧力Pの一部をスプリング8の後側係止端部802にも加える。これにより、スプリング8の後側係止端部802は突き出し面C上に形成された弾性部材ガイド面f4の当接位置i1(図6参照)に押圧する。更に、この押圧力を強めることで、後側係止端部802を弾性部材ガイド面f4に沿って摺動させて弾性部材係止溝15との対向位置i2に移動させ、押圧工程を完了させる。
【0034】
次いで、ベース部材仮組み体m1をレバー部材7に組み付ける後段工程である嵌合工程を行なう。
ここでは、ピン9の押圧力Pを増加して、対向位置g2のピン9の後側端部902を軸端部受け穴13に摺動させる。これによりスプリング8の弾性力をフランジ部901を介して弾性的に受けていたピン9は、その後側端部902を軸端部受け穴の他方に押し込み、嵌合位置g3に自動的に嵌合する。
【0035】
これと同時に、増加したピン9の押圧力Pの一部を受けていたスプリング8の後側係止端部802は、対向位置i2より弾性部材係止溝15の開口に接近し、自身の弾性力で変位を開始する。これにより後側係止端部802は自身の弾性力で弾性部材係止溝15の低部の嵌合位置i3に自動的に達し、嵌合工程を完了させる。
このような、仮組み工程、押圧工程及び嵌合工程により組み付けられたドアハンドル装置は、この後、車体組立工程に供給され、そこでベース6の取付けネジ605がドアアウターパネル1の固定部4の貫通孔5に嵌挿され、ナットの締め処理により固定部4に固定され、ドアハンドル装置は取付け凹部2に装着されることとなる。
【0036】
上述のように、図1のドアハンドル装置では、スプリング8の巻きバネ形状部803を外嵌したピン9の両側端部のうち、組み付けが先の先側端部901を軸端部受け穴12の一方に嵌合してベース部材仮組み体m1とした上で、ベース部材仮組み体m1を軸端部ガイド面f3と弾性部材ガイド面f4とを設けたレバー部材7に組込む。この組み付けにあたり、まず、ピン9の後側端部902に押圧力Pを加えて軸端部ガイド面f3に沿って他方の軸端部受け穴13に向けて案内し、これと同時に、押圧力Pの一部をスプリング8の後側係止端部802に加え、後側端部902を軸端部受け穴に向けて案内する。この際、スプリング8によりピン9は弾性的に押圧され、後側端部903を軸端部受け穴13に嵌合させ、しかも、スプリング8の後側係止端部802が押圧力で弾性変形して弾性部材ガイド面f4に沿って摺動して弾性部材係止溝15に嵌合できる。このため、ピン9とスプリング8の組み付け体であるベース部材仮組み体m1のレバー部材7への組み付け作業が簡易化される。
【0037】
しかも、図1のドアハンドル装置では、レバー部材6を閉操作方向Zに付勢するために設けられているスプリング8を利用してピン9の後側端部902を他方側の軸端部受け穴13に付勢するようにしたので、ピン9の後側端部902が軸端部受け穴13へ案内され嵌合する際、軸端部受け穴13に弾性的に押圧して嵌合させるので、ピン9の組み付け作業が簡易化される。このため、図1のドアハンドル装置はコスト削減及び生産性向上を図れる。
【0038】
更に、このドアハンドル装置の組立方法では、仮組み工程において、スプリング8を外嵌したピン9の両側端をべ一ス部材6の一対の軸受け部602の各孔に順次差込み装着し、その上でスプリング8の一側の先側係止端部801を主部601の係止片604に係止し、ベース部材仮組み体m1を仮組みする。次いで、押圧工程において、ベース部材仮組み体m1のピン9の後側端部902を軸端部ガイド面f3に沿って摺動させて他方の軸端部受け穴13に対向させ、しかも、スプリング8の後側係止端802も弾性部材ガイド面f3に沿って摺動させて弾性部材係止溝15に対向させている。更に、嵌合工程において、ピン9の押圧力を増すことで後側端部902をレバー部材7側の他方の軸端部受け穴13に対向させてスプリング8の弾性力で嵌合させ、スプリング8の後側係止端部802を弾性部材係止溝15に対向させて自身の弾性力で嵌合させる。
【0039】
このように、このドアハンドル装置の組立方法では、仮組み工程、押圧工程、嵌合工程の各処理が容易化され、しかも、ベース部材仮組み体m1のピン9をレバー部材7へ組み付ける作業が簡易化される。しかも、各工程が複雑な作業を必要としないことより、組み立て工程の自動化を達成することが容易化される。
【0040】
上述のところにおいて、ドアハンドル装置はドアアウターパネル1の取付け凹部2内の固定部4に長片状のベース部材6がボルト止めされ、ベース部材6にピン9を介してレバー部材7が枢着され、レバー部材7は揺動端が凹部2に直接接離する構成を採っていた。このような構成に代えて、ドアアウターパネルの一部に形成された開口に、同開口を覆う不図示のハンドルケースをベース部材として固着し、ハンドルケースの裏面の取付凸部にハンドル把持部の裏側のアームをピン結合するものに本発明を適用しても良い。
【0041】
この場合、不図示のハンドルケースの取付凸部に互いに対向する一対の軸端部受け穴を形成し、そこにスプリングを外嵌したピンの両側端を差込み、不図示のベース部材仮組み体m1を形成する。しかも、そのベース部材仮組み体m1側のピンの先側軸端及び後側軸端をハンドル把持部の一方と他方の各軸端部受け穴に嵌合させるにあたり、本発明を同様に適用でき、同様の作用効果が得られる。
【0042】
【発明の効果】
以上のように、本発明は、軸部材の両側端部のうち組み付けが先の先側端部を軸端部受け穴の一方に嵌合し、その上で軸端部ガイド面に沿って組み込みが後となる後側係止端部を弾性部材ガイド面に沿って案内するための押圧力を加え、これと同時に、弾性部材の後側係止端部を押圧して弾性変形させつつ弾性部材ガイド面に沿って弾性部材係止溝に案内することができるので、レバー部材への軸部材と弾性部材の組み付け作業が簡易化される。
【0043】
請求項2の発明は、レバー部材を閉操作方向に付勢するために設けられている弾性部材を利用して軸部材の後側端部を同後側端部と嵌合する軸端部受け穴の側へ付勢するようにしたので、軸部材の後側端部が軸端部受け穴へ案内され嵌合する際、軸部材の後側端部を軸端部受け穴に弾性的に押圧して嵌合させるので、軸部材の組み付け作業が簡易化される。
【0044】
請求項3の発明は、組み込みが後となっている後側端部に押圧力を加えて軸端部ガイド面に沿って軸端部受け穴の他方に案内し、これと同時に、弾性部材の後側係止端部を押圧し、この押圧操作を強めることで、後側端部が軸端部受け穴に達し、この際に弾性部材の巻きバネ形状部によりフランジ部を介して弾性的に押圧されている軸部材の後側端部を軸端部受け穴の他方に嵌合させ、しかも、弾性部材の後側係止端部が押圧力で弾性変形して弾性部材ガイド面に沿って摺動して弾性部材係止溝に案内することができる。このため、レバー部材への軸部材と弾性部材の組み付け作業が簡易化される。
【0045】
請求項4の方法発明は、仮組み工程、押圧工程、嵌合工程の各処理が容易化され、しかも、弾性部材を外嵌すると共にベース部材に仮組みされた軸部材をレバー部材へ組み付ける作業が簡易化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのドアハンドル装置の切欠概略正面図である。
【図2】図1のドアハンドル装置におけるA−A線の縦断面図である。
【図3】図1のドアハンドル装置のドアアウターパネルに組み付ける前の裏側斜視図である。
【図4】図1のドアハンドル装置で用いるレバー部材の裏側の斜視図である。
【図5】図1のドアハンドル装置で用いる部材を示し、(a)はピンの斜視図、(b)はスプリングの斜視図、(c)はベース部材仮組み体の斜視図である。
【図6】図1内のレバー部材に一体形成される一方の軸受け凸部の要部拡大切欠側断面図である。
【図7】図1内のレバー部材に一体形成される一対の軸受け凸部の要部切欠拡大断面図である。
【図8】従来のドアハンドルの組み付け説明図である。
【符号の説明】
1 ドアアウターパネル
6 べ一ス部材
7 レバー部材
8 スプリング(弾性部材)
802 後側係止端部
9 ピン(軸部材)
902 後側端部
13 軸端部受け穴
15 弾性部材係止溝
f3 軸端部ガイド面
f4 弾性部材ガイド面
m1 ベース部材仮組み体
P 押圧力
X 車体前後方向
Z 閉操作方向
Claims (4)
- 把持部の裏側より一対の軸受け凸部を突き出し形成すると共に同一対の軸受け凸部が車体に取付けられるべ一ス部材に軸部材を介して回動自在に支持されるレバー部材と、上記レバー部材の把持部を閉操作方向に付勢する弾性部材とを有するドアハンドル装置において、
上記レバー部材は、
上記一対の軸受け凸部に形成されると共に上記軸部材の両側端部のうち先に組込まれる先端端部と後に組み込まれる後側端部を嵌合する一対の軸端部受け穴と、
上記一方の軸受け凸部に形成されると共に上記軸端部受け穴に上記後側端部を案内する軸端部ガイド面と、
上記一方の軸受け凸部に形成されると共に上記弾性部材の両係止端部のうち組み込みが後となる後側係止端部を係止する弾性部材係止溝と、
上記一方の軸受け凸部に形成されると共に上記軸部材の後側端部を上記軸端部ガイド面に沿って案内するための押圧力を上記弾性部材の後側係止端部にも加えた際に、同後側係止端部を弾性変形させつつ上記弾性部材係止溝に案内する弾性部材ガイド面と、
を有することを特徴とするドアハンドル装置。 - 請求項1に記載のドアハンドル装置において、
上記弾性部材は組み付けが先となる先側係止端部を上記べ一ス部材に係止するよう設けられると共に、上記べ一ス部材に先側端部が組み付けられた軸部材の後側端部を同後側端部と嵌合する上記軸端部受け穴の側に付勢するよう設けられたことを特徴とする請求項1に記載のドアハンドル装置。 - 車体に取付けられるべ一ス部材に軸部材を介して回動自在に支持されるレバー部材と、同レバー部材を閉操作方向に付勢する弾性部材とを有し、上記レバー部材には上記軸部材の両側端部のうち先に組込まれる先側端部と後に組込まれる後側端部とがそれぞれ嵌合する一対の軸端部受け穴を形成したドアハンドル装置において、
上記べ一ス部材は上記軸部材の両側部を支持する一対の取付孔が設けられ、
上記軸部材は上記一対の取付孔で支持される間の中間部にフランジ部が形成され、
上記弾性部材は上記軸部材に外嵌される巻きバネ形状部を備え、上記べ一ス部材に先に組込まれる先側係止端部と上記レバー部材に後に組込まれる後側係止端部とがそれぞれ形成され、且つ、上記一対の軸端部受け穴の一方に先側端部が組込まれた軸部材の後側端部を上記フランジ部を介して上記軸端部受け穴の他方に付勢するよう設けられ、
上記レバー部材は、
上記軸端部受け穴の一方に先側端部が組込まれた軸部材の後側端部を軸端部受け穴の他方に案内する軸端部ガイド面と、
上記弾性部材の後側係止端部を係止する弾性部材係止溝と、
上記軸部材の後側端部を上記軸端部ガイド面に沿って案内するための押圧力を上記弾性部材の後側係止端部にも加えた際に、同後側係止端部を弾性変形させつつ上記弾性部材係止溝に案内する弾性部材ガイド面と、
を有することを特徴とするドアハンドル装置。 - 車体に取付けられるべ一ス部材に軸部材を介して回動自在に支持されるレバー部材と、同レバー部材を閉操作方向に付勢する弾性部材とを有し、
上記レバー部材は、上記軸部材の両側端部のうち先に組込まれる先側端部と後に組込まれる後側端部とがそれぞれ嵌合する一対の軸端部受け穴と、同軸端部受け穴に上記後側端部を案内する軸端部ガイド面と、上記弾性部材の両係止端部のうち組み込みが後となる後側係止端部を係止する弾性部材係止溝と、上記後側係止端部を弾性変形させた上で上記弾性部材係止溝に案内する弾性部材ガイド面とを備えて成るドアハンドルの組み付け方法であって、
上記弾性部材に形成した巻きバネ形状部を外嵌した上記軸部材の両側端をべ一ス部材の一対の軸受け部の各孔に順次差込んだ上で上記巻きバネ形状部の一側の先側係止端部をべ一ス部材の係止片に係止することでベース部材を仮組みする工程と、
上記ベース部材に仮組みされた軸部材の後側端部に押圧力を加えて軸端部ガイド面に沿って軸端部受け穴の他方に対向させ、この押圧力の一部を弾性部材の後側係止端部にも加えて弾性部材ガイド面に沿って摺動させて弾性部材係止溝に対向させる押圧工程と、
上記押圧工程後に上記弾性部材の巻きバネ形状部によりフランジ部を介して弾性的に軸端部ガイド面に押圧されている軸部材の後側端部を軸端部受け穴の他方に嵌合させ、しかも、弾性部材ガイド面に沿って摺動してきた弾性部材の後側係止端部を弾性部材係止溝に嵌合させる嵌合工程と、を行なうことを特徴とするドアハンドルの組み付け方法。
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