JPH0613958Y2 - 平面取手装置 - Google Patents
平面取手装置Info
- Publication number
- JPH0613958Y2 JPH0613958Y2 JP9537989U JP9537989U JPH0613958Y2 JP H0613958 Y2 JPH0613958 Y2 JP H0613958Y2 JP 9537989 U JP9537989 U JP 9537989U JP 9537989 U JP9537989 U JP 9537989U JP H0613958 Y2 JPH0613958 Y2 JP H0613958Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- mounting
- case body
- shaft
- leg
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Patch Boards (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は配電盤収納ボックス等の扉の開閉操作に使用さ
れる平面取手装置に関するものである。
れる平面取手装置に関するものである。
［従来の技術］ 従来の平面取手装置では、取手を起立状態及び倒伏状態
に保持する位置決め板は正面凹部の底壁部の取付孔を貫
通する取付用ビスによってケース背面に固着され、該ビ
スの頭部は正面凹部内に露出している。
に保持する位置決め板は正面凹部の底壁部の取付孔を貫
通する取付用ビスによってケース背面に固着され、該ビ
スの頭部は正面凹部内に露出している。
このようにケースの正面側から取付用ビスに接近できる
ため、取付用ビスを緩めて位置決め板の前記保持作用を
減少又は喪失させるという悪戯に対して弱いものであっ
た。
ため、取付用ビスを緩めて位置決め板の前記保持作用を
減少又は喪失させるという悪戯に対して弱いものであっ
た。
［考案が解決しようとする課題］ 従って本考案の目的は、組立が作業能率良く簡単に行な
え、取手の引出し回転が常に円滑になされると共に、取
手の位置決め板の取付用ビスをケース正面側から緩めら
れることがない平面取手装置を提供することである。
え、取手の引出し回転が常に円滑になされると共に、取
手の位置決め板の取付用ビスをケース正面側から緩めら
れることがない平面取手装置を提供することである。
［課題を解決するための手段］ 以下、添付図面中の参照符号を用いて説明すると本考案
の要旨は、扉１に固着されるケース本体２と、ケース本
体２の正面に当接して固着され、軸収容部４を開口部５
の一側に形成したカバー板３と、軸収容部４の両側の切
欠部６，６に脚部９を挿入してカバー板３の開口部５か
らケース本体２の正面凹部７に収容され、軸収容部４内
に配置した軸棒１８を中心として起伏自在に支持された
取手８と、ケース本体２の背面側に配置され、脚部９の
端面３５又は側面３４と係合して取手８を起立状態又は
倒伏状態に保持する位置決め板２７及び押え板２８とか
ら成る平面取手において、ケース本体２の正面凹部７の
底壁部３２に２個の溝孔２２を設け、該溝孔２２に挿入
される取付板部２３，２３をカバー板３の軸収容部４に
連設し、取付基板２４の基端部の溝孔２５に挿入した該
取付板部２３を加締めてケース本体２に取付基板２４を
固着し、取付基板２４の先端部の背面側に取付用ビス２
６を突設し、該取付用ビス２６に位置決め板２７と押え
板２８の各基端部の連結用透孔２９，３０を嵌合し、該
取付用ビス２６に螺合した締付用ナット３１によって位
置決め板２７と押え板２８を取付基板２４に取付け、正
面凹部の底壁部３２の２個の開放部３３から挿入した位
置決め板２７の先端部を脚部９の側面３４と端面３５に
圧接させたことである。
の要旨は、扉１に固着されるケース本体２と、ケース本
体２の正面に当接して固着され、軸収容部４を開口部５
の一側に形成したカバー板３と、軸収容部４の両側の切
欠部６，６に脚部９を挿入してカバー板３の開口部５か
らケース本体２の正面凹部７に収容され、軸収容部４内
に配置した軸棒１８を中心として起伏自在に支持された
取手８と、ケース本体２の背面側に配置され、脚部９の
端面３５又は側面３４と係合して取手８を起立状態又は
倒伏状態に保持する位置決め板２７及び押え板２８とか
ら成る平面取手において、ケース本体２の正面凹部７の
底壁部３２に２個の溝孔２２を設け、該溝孔２２に挿入
される取付板部２３，２３をカバー板３の軸収容部４に
連設し、取付基板２４の基端部の溝孔２５に挿入した該
取付板部２３を加締めてケース本体２に取付基板２４を
固着し、取付基板２４の先端部の背面側に取付用ビス２
６を突設し、該取付用ビス２６に位置決め板２７と押え
板２８の各基端部の連結用透孔２９，３０を嵌合し、該
取付用ビス２６に螺合した締付用ナット３１によって位
置決め板２７と押え板２８を取付基板２４に取付け、正
面凹部の底壁部３２の２個の開放部３３から挿入した位
置決め板２７の先端部を脚部９の側面３４と端面３５に
圧接させたことである。
［作用］ 扉１を開放操作するときには、カバー板３の正面開口部
５からケース本体２の正面凹部７に指を差込んで取手８
を軸棒１８を中心に引出し回転させ、脚部９の端面３５
と係合する位置決め板２７と押え板２８の作用によっ
て、取手８を正面凹部３の底壁部に対して直立させる。
５からケース本体２の正面凹部７に指を差込んで取手８
を軸棒１８を中心に引出し回転させ、脚部９の端面３５
と係合する位置決め板２７と押え板２８の作用によっ
て、取手８を正面凹部３の底壁部に対して直立させる。
扉１は引出した取手８を手前に引くことによって開放さ
れる。扉１を閉鎖した後、取手８は正面凹部７に没入さ
れ、脚部９の側面３４と係合する位置決め板２７と押え
板２８の作用によって、通行や作業の障害とならない位
置に保持される。
れる。扉１を閉鎖した後、取手８は正面凹部７に没入さ
れ、脚部９の側面３４と係合する位置決め板２７と押え
板２８の作用によって、通行や作業の障害とならない位
置に保持される。
［実施例］ 図示の実施例では、取手８はＵ字型のものであり、ケー
ス本体２は箱型のものである。長方形状の開口部５を形
成したカバー板３は、ケース本体２の外周縁板部３７を
包囲してケース本体２の正面に当接されている。ケース
本体２の外周縁板部３７の４隅には取付ボルト３８を回
転不能に嵌合する断面六角形状の凹部３９が背面側に突
設され、ケース本体２とカバー板３をスポット溶接して
接合した状態では、取付ボルト３８の螺子軸部は該凹部
３９の底面開口から突出している。
ス本体２は箱型のものである。長方形状の開口部５を形
成したカバー板３は、ケース本体２の外周縁板部３７を
包囲してケース本体２の正面に当接されている。ケース
本体２の外周縁板部３７の４隅には取付ボルト３８を回
転不能に嵌合する断面六角形状の凹部３９が背面側に突
設され、ケース本体２とカバー板３をスポット溶接して
接合した状態では、取付ボルト３８の螺子軸部は該凹部
３９の底面開口から突出している。
ケース本体２は該取付ボルト３８と締付ナット４０によ
って扉１に固着される。カバー板３の軸収容部４内には
軸差込み体１０と軸嵌込み体１２が溶接されている。脚
部９の軸孔１７，１７と本体ケース２の端面壁部１５の
透孔１６に挿通された軸棒１８は、軸差込み体１０の軸
受孔１１と軸嵌込み体１２の軸受溝１３に嵌挿され、ビ
ス２４によって軸受溝１３内の所定位置に係止されてい
る。
って扉１に固着される。カバー板３の軸収容部４内には
軸差込み体１０と軸嵌込み体１２が溶接されている。脚
部９の軸孔１７，１７と本体ケース２の端面壁部１５の
透孔１６に挿通された軸棒１８は、軸差込み体１０の軸
受孔１１と軸嵌込み体１２の軸受溝１３に嵌挿され、ビ
ス２４によって軸受溝１３内の所定位置に係止されてい
る。
位置決め板２７と押え板２８は金属板を折曲げて形成し
たものであるが、板バネで構成することもできる。位置
決め板２７の先端部には固着用透孔４１が設けられ、該
透孔４１に挿通された取付用ビス２６は頭部を取付基板
２４に溶接されている。正面凹部７の底壁部３２の２個
の開放部３３から挿入した位置決め板２７の先端部は、
取手８の脚部９の側面３４と端面３５に択一的に圧接す
る。
たものであるが、板バネで構成することもできる。位置
決め板２７の先端部には固着用透孔４１が設けられ、該
透孔４１に挿通された取付用ビス２６は頭部を取付基板
２４に溶接されている。正面凹部７の底壁部３２の２個
の開放部３３から挿入した位置決め板２７の先端部は、
取手８の脚部９の側面３４と端面３５に択一的に圧接す
る。
押え板２８の先端部は位置決め板２７の先端部背面に圧
接し、位置決め板２７の弾性を補強している。ケース本
体２の底壁部３２には、取手８が当接する緩衝用ゴム座
４２を装着してある。
接し、位置決め板２７の弾性を補強している。ケース本
体２の底壁部３２には、取手８が当接する緩衝用ゴム座
４２を装着してある。
［考案の効果］ 以上のように本考案の平面取手装置では、正面凹部７の
底壁部３２の背面側に取付基板２４を当接し、カバー板
３の軸収容部４に連設した取付板部２３を該底壁部３２
の溝孔２２から取付基板２４の基端部の溝孔２５に挿通
し、該取付端部２３の突出端部を加締めることによって
取付基板２４をケース本体２に固着し、該取付基板２４
の先端部の背面側に突設した取付用ビス２６とこれに螺
合される締付用ナット３１によって位置決め板２７を取
付基板２４に固着しているため、扉１の閉鎖状態におい
てはケース本体２の正面側から取付用ビス２６と締付用
ナット３１に接近することができず、悪戯によって取手
８の保持機能が減殺される恐れが全くない。
底壁部３２の背面側に取付基板２４を当接し、カバー板
３の軸収容部４に連設した取付板部２３を該底壁部３２
の溝孔２２から取付基板２４の基端部の溝孔２５に挿通
し、該取付端部２３の突出端部を加締めることによって
取付基板２４をケース本体２に固着し、該取付基板２４
の先端部の背面側に突設した取付用ビス２６とこれに螺
合される締付用ナット３１によって位置決め板２７を取
付基板２４に固着しているため、扉１の閉鎖状態におい
てはケース本体２の正面側から取付用ビス２６と締付用
ナット３１に接近することができず、悪戯によって取手
８の保持機能が減殺される恐れが全くない。
第１図は本考案の一実施例に係る平面取手装置の分解状
態の斜視図であり、第２図は該平面取手装置の組立状態
の正面図であり、第３図は該平面取手装置の背面図であ
り、第４図は取手引出し状態の左側面図である。第５図
は第２図のＡ−Ａ線断面図であり、第６図は第２図のＢ
−Ｂ線断面図である。 １……扉、２……ケース本体、３……カバー板、４……
軸収容部、５……開口部、６……切欠部、７……正面凹
部、８……取手、９……脚部、１０……軸差込み体、１
１……軸受孔、１２……軸嵌込み体、１３……軸受溝、
１４……螺子孔、１５……端面壁部、１６……透孔、１
７……軸孔、１８……軸棒、１９……側面壁部、２０…
…固定用透孔、２１……係止用ビス、２２……溝孔、２
３……取付板部、２４……取付基板、２５……溝孔、２
６……取付用ビス、２７……位置決め板、２８……押え
板、２９，３０……連結用透孔、３１……締付用ナッ
ト、３２……底壁部、３３……開放部、３４……脚部の
側面、３５……脚部の端面、３６……軸棒端面、３７…
…外周縁板部、３８……取付ボルト、３９……ボルト受
用凹部、４０……締付ナット、４１……固着用透孔、４
２……緩衝用ゴム座、４３……ボルト挿通孔
態の斜視図であり、第２図は該平面取手装置の組立状態
の正面図であり、第３図は該平面取手装置の背面図であ
り、第４図は取手引出し状態の左側面図である。第５図
は第２図のＡ−Ａ線断面図であり、第６図は第２図のＢ
−Ｂ線断面図である。 １……扉、２……ケース本体、３……カバー板、４……
軸収容部、５……開口部、６……切欠部、７……正面凹
部、８……取手、９……脚部、１０……軸差込み体、１
１……軸受孔、１２……軸嵌込み体、１３……軸受溝、
１４……螺子孔、１５……端面壁部、１６……透孔、１
７……軸孔、１８……軸棒、１９……側面壁部、２０…
…固定用透孔、２１……係止用ビス、２２……溝孔、２
３……取付板部、２４……取付基板、２５……溝孔、２
６……取付用ビス、２７……位置決め板、２８……押え
板、２９，３０……連結用透孔、３１……締付用ナッ
ト、３２……底壁部、３３……開放部、３４……脚部の
側面、３５……脚部の端面、３６……軸棒端面、３７…
…外周縁板部、３８……取付ボルト、３９……ボルト受
用凹部、４０……締付ナット、４１……固着用透孔、４
２……緩衝用ゴム座、４３……ボルト挿通孔
Claims (1)
- 【請求項１】扉１に固着されるケース本体２と、ケース
本体２の正面に当接して固着され、軸収容部４を開口部
５の一側に形成したカバー板３と、軸収容部４の両側の
切欠部６，６に脚部９を挿入してカバー板３の開口部５
からケース本体２の正面凹部７に収容され、軸収容部４
内に配置した軸棒１８を中心として起伏自在に支持され
た取手８と、ケース本体２の背面側に配置され、脚部９
の端面３５又は側面３４と係合して取手８を起立状態又
は倒伏状態に保持する位置決め板２７及び押え板２８と
から成る平面取手装置において、ケース本体２の正面凹
部７の底壁部３２に２個の溝孔２２を設け、該溝孔２２
に挿入される取付板部２３，２３をカバー板３の軸収容
部４に連設し、取付基板２４の基端部の溝孔２５に挿入
した該取付板部２３を加締めてケース本体２に取付基板
２４を固着し、取付基板２４の先端部の背面側に取付用
ビス２６を突設し、該取付用ビス２６に位置決め板２７
と押え板２８の各基端部の連結用透孔２９，３０を嵌合
し、該取付用ビス２６に螺合した締付用ナット３１によ
って位置決め板２７と押え板２８を取付基板２４に取付
け、正面凹部の底壁部３２の２個の開放部３３から挿入
した位置決め板２７の先端部を脚部９の側面３４と端面
３５に圧接させたことを特徴とする平面取手装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9537989U JPH0613958Y2 (ja) | 1989-08-14 | 1989-08-14 | 平面取手装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9537989U JPH0613958Y2 (ja) | 1989-08-14 | 1989-08-14 | 平面取手装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0230473U JPH0230473U (ja) | 1990-02-27 |
| JPH0613958Y2 true JPH0613958Y2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=31320039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9537989U Expired - Lifetime JPH0613958Y2 (ja) | 1989-08-14 | 1989-08-14 | 平面取手装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0613958Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-14 JP JP9537989U patent/JPH0613958Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0230473U (ja) | 1990-02-27 |
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