JPS5920517Y2 - 錠前 - Google Patents
錠前Info
- Publication number
- JPS5920517Y2 JPS5920517Y2 JP8364880U JP8364880U JPS5920517Y2 JP S5920517 Y2 JPS5920517 Y2 JP S5920517Y2 JP 8364880 U JP8364880 U JP 8364880U JP 8364880 U JP8364880 U JP 8364880U JP S5920517 Y2 JPS5920517 Y2 JP S5920517Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- back cover
- lock
- hole
- locking
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Furniture Connections (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はケーシングへの錠前機構の取付けが容易で、し
かもこの錠前を家具等の取付孔に不用意な脱落もなく堅
固にかつ一操作で取付けできる錠前に関する。
かもこの錠前を家具等の取付孔に不用意な脱落もなく堅
固にかつ一操作で取付けできる錠前に関する。
一般に錠前機構をビス止めによりケーシング内に装着し
、更にこの錠前を家具等の扉に前記同様ビス止め、ある
いは溶接によって取付けていたが、取付は作業に手数を
要して作業性が悪く、これに伴いコスト高にもなってい
た。
、更にこの錠前を家具等の扉に前記同様ビス止め、ある
いは溶接によって取付けていたが、取付は作業に手数を
要して作業性が悪く、これに伴いコスト高にもなってい
た。
これを解消すべく実公昭52−29109号の如き考案
が提案された。
が提案された。
この考案は錠前機構を組入れたケーシングに、先端をテ
ーパー状に曲成して係合爪とした板ばねの基端をビス等
の止め具にて固着し、この係合爪とケーシング前面の板
内面とで家具等の取付孔縁を挟持させるようにしたもの
であるが、この場合においても、板ばねをビス等の止め
具にて固着しなければならず、しかも前記の如き係合爪
を備えた壁部とこの壁部に対向する壁部とで挾持固定す
るものであるから、その他の壁部と取付孔縁とは何等係
合等の固定手段を有しておらず、従って、この壁部方向
に力が作用すると、がたつきが生じ、更には取付孔から
錠前が脱落する虞れもあった。
ーパー状に曲成して係合爪とした板ばねの基端をビス等
の止め具にて固着し、この係合爪とケーシング前面の板
内面とで家具等の取付孔縁を挟持させるようにしたもの
であるが、この場合においても、板ばねをビス等の止め
具にて固着しなければならず、しかも前記の如き係合爪
を備えた壁部とこの壁部に対向する壁部とで挾持固定す
るものであるから、その他の壁部と取付孔縁とは何等係
合等の固定手段を有しておらず、従って、この壁部方向
に力が作用すると、がたつきが生じ、更には取付孔から
錠前が脱落する虞れもあった。
本考案は上記事情に鑑みなされたもので、ケーシングへ
の錠前機構の装着が容易であることはもとより、家具等
の取付孔へ何等取付部材を付設することなく容易に取付
けできて、しがもがたつがず又不用意な脱落もなく堅固
に取付けし得る錠前を提供することにある。
の錠前機構の装着が容易であることはもとより、家具等
の取付孔へ何等取付部材を付設することなく容易に取付
けできて、しがもがたつがず又不用意な脱落もなく堅固
に取付けし得る錠前を提供することにある。
以下本考案に係る錠前の一実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
第1図乃至第3図において、1は錠前機構2が装着され
るケーシングで、ボックス状裏カバー3と化粧板4とか
らなっている。
るケーシングで、ボックス状裏カバー3と化粧板4とか
らなっている。
裏カバー3は前面が開口し、かつ錠前機構2のロックレ
バ5をキーの差込み操作で回動可能に挿通すべく土壁か
ら裏壁上部に至る略T字状の挿入孔6を有している。
バ5をキーの差込み操作で回動可能に挿通すべく土壁か
ら裏壁上部に至る略T字状の挿入孔6を有している。
このロックレバ−5は図示しないが対向位置する家具等
の壁面に形成された嵌入凹部に係脱自在に構成されて、
扉をロック可能になっている。
の壁面に形成された嵌入凹部に係脱自在に構成されて、
扉をロック可能になっている。
この裏カバー3の土壁には更に錠前機構2の係止爪7,
7が嵌入可能な透孔8,8を穿設し、かつ両側壁の上下
両部に後述する化粧板4の係止爪9.9・・・・・・が
嵌入可能な透孔10,10・・・・・・を夫々穿設する
と共に、その両側壁に夫々壁面からや・外方に突出して
かつ内方に向かう押圧力に対して弾性復元力のある係合
爪11,11を形成する。
7が嵌入可能な透孔8,8を穿設し、かつ両側壁の上下
両部に後述する化粧板4の係止爪9.9・・・・・・が
嵌入可能な透孔10,10・・・・・・を夫々穿設する
と共に、その両側壁に夫々壁面からや・外方に突出して
かつ内方に向かう押圧力に対して弾性復元力のある係合
爪11,11を形成する。
又裏カバー3の下壁外面両側部には家具等錠前取付板1
2に穿設した取付孔の端縁が圧接する位置決め用の突子
13.13を設け、かつ下壁の略中夫に後述の係止爪1
6が嵌入可能な透孔21を穿設しておく。
2に穿設した取付孔の端縁が圧接する位置決め用の突子
13.13を設け、かつ下壁の略中夫に後述の係止爪1
6が嵌入可能な透孔21を穿設しておく。
一方、前記ロックレバ−5等を備えた錠前機構2は板状
のベース14に装着されており、このベース14の上部
両側に前記透孔8から所定長だけ突出可能な係止爪7,
7を有している。
のベース14に装着されており、このベース14の上部
両側に前記透孔8から所定長だけ突出可能な係止爪7,
7を有している。
更にベース14には挿入孔6の開口側端縁6aと係止可
能な係止爪15、及び前記透孔21に嵌入可能な係止爪
16を突設すると共に、ベースの上下両側部には後述す
る化粧板の係止爪9,9が挿通する切欠17,17・・
・・・・を形成する。
能な係止爪15、及び前記透孔21に嵌入可能な係止爪
16を突設すると共に、ベースの上下両側部には後述す
る化粧板の係止爪9,9が挿通する切欠17,17・・
・・・・を形成する。
又化粧板4は板状又は深さの浅い皿状に形成されており
、かつ前記錠前機構2のキー差込み部が嵌入する透孔1
8を有している。
、かつ前記錠前機構2のキー差込み部が嵌入する透孔1
8を有している。
この化粧板4の上下両側部には前記裏カバー3内から嵌
入して係合可能な係止爪9,9を突設する。
入して係合可能な係止爪9,9を突設する。
尚、前記各係止爪7,9,15.16は、夫々の孔縁と
係止可能に楔状又はL字状に形成しておく。
係止可能に楔状又はL字状に形成しておく。
上記構成の錠前において、ケーシング1及び錠前機構2
を組立てるには、まずロックレバ−5を挿入孔6の径大
部から挿通させ、次いで係止爪7゜7を透孔8,8内に
嵌入させて係止すると同時に、係止爪15を挿入孔6の
端縁に、又係止爪16を透孔21に夫々係止させる。
を組立てるには、まずロックレバ−5を挿入孔6の径大
部から挿通させ、次いで係止爪7゜7を透孔8,8内に
嵌入させて係止すると同時に、係止爪15を挿入孔6の
端縁に、又係止爪16を透孔21に夫々係止させる。
更に化粧板4の係止爪9.9・・・・・・を裏カバー3
の開口側より、ベース14の切欠17,17・・・・・
・に挿通させた後、透孔10,10・・・・・・に係止
させる。
の開口側より、ベース14の切欠17,17・・・・・
・に挿通させた後、透孔10,10・・・・・・に係止
させる。
」上記錠前を家具の扉等に取付けるには、まずその扉等
の錠前取付板12に取付孔19を穿設しておき、その錠
前取付板12の前面側から取付孔19内に裏カバー3の
部分を挿入し、前記の如く透孔8,8から外方に突出す
る係止爪7,7と化粧板内縁とで形成させる嵌入溝20
内に取付孔19の上縁を嵌入させると共に、その取付孔
19の下縁と突子13とを圧接させる。
の錠前取付板12に取付孔19を穿設しておき、その錠
前取付板12の前面側から取付孔19内に裏カバー3の
部分を挿入し、前記の如く透孔8,8から外方に突出す
る係止爪7,7と化粧板内縁とで形成させる嵌入溝20
内に取付孔19の上縁を嵌入させると共に、その取付孔
19の下縁と突子13とを圧接させる。
この時、係合爪11,11は取付孔19の両側縁により
その付勢に抗して裏カバー3の内方に押圧され、次いで
取付孔19の両側縁が化粧板4の内縁に当接した時に、
解圧されて係合爪11.11自体の弾性付勢力で復帰す
る。
その付勢に抗して裏カバー3の内方に押圧され、次いで
取付孔19の両側縁が化粧板4の内縁に当接した時に、
解圧されて係合爪11.11自体の弾性付勢力で復帰す
る。
この係合爪11.11が復帰すると、第2図に示す如く
係合爪11,11の先端と化粧板4の内縁とで取付孔1
9の側縁を挟持する。
係合爪11,11の先端と化粧板4の内縁とで取付孔1
9の側縁を挟持する。
従って、側方向の力が作用したとしても取付孔19の孔
縁が係合爪11と化粧板4の内縁とで堅固に挾持される
ので、ケーシング1はがたつくことなく又脱落もしない
。
縁が係合爪11と化粧板4の内縁とで堅固に挾持される
ので、ケーシング1はがたつくことなく又脱落もしない
。
以」二の如く本考案に係る錠前によれば、開口面を有す
るボックス状裏カバー内に錠前機構を嵌着すると共に、
この裏カバーの開口側を化粧板に係合固定し、かつ裏カ
バーの壁部外面に取付孔の孔縁が嵌入可能な溝を形成す
ると共に、互いに対向する裏カバーの壁部には前記化粧
板の内縁との間で取付孔の孔縁を挟持可能に弾性ある係
合爪を夫々一体に形成したことから、ケーシングの組立
て更にはこのケーシングへの錠前機構の装着が容易で、
しかも斯様な錠前を家具の扉等に取付ける場合において
、錠前取付孔に嵌着させるのみの一操作で行うことがで
きるので、取付は手数の削減により家具等の低廉化を促
進でき、又錠前に対してあらゆる方向から不用意な力が
作用したとしても、がたつくことなく、又脱落もせず、
堅固に取付けできる等実用上類る有益な効果を有する。
るボックス状裏カバー内に錠前機構を嵌着すると共に、
この裏カバーの開口側を化粧板に係合固定し、かつ裏カ
バーの壁部外面に取付孔の孔縁が嵌入可能な溝を形成す
ると共に、互いに対向する裏カバーの壁部には前記化粧
板の内縁との間で取付孔の孔縁を挟持可能に弾性ある係
合爪を夫々一体に形成したことから、ケーシングの組立
て更にはこのケーシングへの錠前機構の装着が容易で、
しかも斯様な錠前を家具の扉等に取付ける場合において
、錠前取付孔に嵌着させるのみの一操作で行うことがで
きるので、取付は手数の削減により家具等の低廉化を促
進でき、又錠前に対してあらゆる方向から不用意な力が
作用したとしても、がたつくことなく、又脱落もせず、
堅固に取付けできる等実用上類る有益な効果を有する。
第1図は本考案に係る錠前の一実施例を示す分解斜視図
、第2図はその錠前を一部切欠した底面図、第3図はそ
の錠前の側面図である。 2・・・・・・錠前機構、3・・・・・・裏カバー、4
・・・・・・化粧板、11・・・・・・係合爪、19・
・・・・・取付孔、20・・・・・・嵌入溝。
、第2図はその錠前を一部切欠した底面図、第3図はそ
の錠前の側面図である。 2・・・・・・錠前機構、3・・・・・・裏カバー、4
・・・・・・化粧板、11・・・・・・係合爪、19・
・・・・・取付孔、20・・・・・・嵌入溝。
Claims (1)
- 裏カバーと化粧板とからなるケーシング内に錠前機構が
装着される構造において、前記錠前機構はロックレバ−
をベースに装着すると共に、該ロックレバ−を家具等に
係脱自在に構成し、前記ベースの上部に前記裏カバーの
透孔から所定長さ突出可能な係止爪を突設すると共に、
裏カバーと錠前機構とを係止可能な係止爪をそれぞれ突
設し、またベースの両側部に切欠を形威し、前記裏カバ
ーは前面を開口し前記ロックレバ−を回動可能に挿通ず
る略T字状の挿入孔を設け、前記裏カバーの上下壁には
前記ベースの各係止爪が嵌入可能な透孔を、また両側壁
には化粧板の各係止爪が嵌入可能な透孔を各々穿設する
と共に、両側壁には側壁面から外方に突出し、かつ内方
に向かう押圧力に対して弾性復元力のある係合爪を形成
し、また下壁外面に位置決め用突子を設け、前記化粧板
は皿状に形成され、かつキー差込み部が嵌入する透孔を
有すると共に裏面両側部に前記裏カバーの各透孔に内側
から嵌太し得る係止爪を突設してなることを特徴とする
錠前。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8364880U JPS5920517Y2 (ja) | 1980-06-14 | 1980-06-14 | 錠前 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8364880U JPS5920517Y2 (ja) | 1980-06-14 | 1980-06-14 | 錠前 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS576462U JPS576462U (ja) | 1982-01-13 |
JPS5920517Y2 true JPS5920517Y2 (ja) | 1984-06-14 |
Family
ID=29445966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8364880U Expired JPS5920517Y2 (ja) | 1980-06-14 | 1980-06-14 | 錠前 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5920517Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-14 JP JP8364880U patent/JPS5920517Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS576462U (ja) | 1982-01-13 |
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