JPH0219493Y2 - - Google Patents

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JPH0219493Y2
JPH0219493Y2 JP3476183U JP3476183U JPH0219493Y2 JP H0219493 Y2 JPH0219493 Y2 JP H0219493Y2 JP 3476183 U JP3476183 U JP 3476183U JP 3476183 U JP3476183 U JP 3476183U JP H0219493 Y2 JPH0219493 Y2 JP H0219493Y2
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JP
Japan
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handle
glass
frame
stile
base
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JP3476183U
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JPS59140658U (ja
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Wing Frames And Configurations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は取付けが容易なガラス引戸用把手の取
付構造に関する。
従来のガラス引戸用把手の取付構造について説
明する。第5図に示される取付構造においては、
ガラス51の側縁を支持固定する縦框52におい
て、縦框52のガラス51を支持するスリツト5
3を形成する片52aに、把手54をガラス51
の面に沿わせてビス55で固定するようにしてい
る。この取付構造によれば、縦框52の片52a
にビス締用の孔加工を施さなければならず、框の
製作が面倒となる。
第6図、第7図に示される取付構造では、左右
の把手が一体的に形成され、この把手部材61を
縦框62のガラス63を嵌入するスリツト62b
の部分に形成された切欠き62aに挿入し、爾後
背面に形成されたビス締部61aに縦框62の外
側より孔を介してビス64を挿入装着して固定す
るようにしている。この取付構造によれば、縦框
62にビス64を挿通せしめる孔を加工しなけれ
ばならず、また把手部材61を縦框内に挿入する
ための切欠き62aをも形成しなければならな
い。それ故に框の製作が面倒となる。このような
切欠きは一般に大部分のガラス引戸用把手の取付
部分に設けられるもので、従来の取付構造につい
ては上記問題が一般に起きる。
また前記各実施例の結合手段としてはビスが使
用されるためにビス締め作業が必要となり、迅速
な取付けを行うことができない。
その他の先行技術としては実開昭57−120650号
を例に挙げることができる。この取付構造によつ
ても前記のものと同様に框の加工を必要とし且つ
ワンタツチ的操作による迅速な取付けを行うこと
ができないという欠点を有している。
本考案者は上記の如き問題に鑑みこれを有効に
解決すべく本考案を成したものである。
本考案の目的は、ガラス引戸の枠体を成す框に
何らの加工を施す必要はなく、且つワンタツチに
把手を取り付けることができ、以つて取付作業の
容易化、迅速化を企図したガラス引戸用把手の取
付構造を提供することにある。
本考案の特徴は、把手部材の骨子となる把手基
枠を把手を成す把手外被材と別個に弾性材によつ
て形成し、且つ該把手基枠の略コ字型の両把手部
を、框内に収納される基部に対して拡開させて形
成し、その弾性作用によつて框に固定せしめるよ
うに構成したことにある。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づ
いて説明する。
第1図は本考案に係る把手の斜視図を示すもの
で、ガラス引戸の枠体を成す縦框1の内側壁には
ガラス2を嵌入せしめガラス2の縦側縁を支持す
るスリツト3が形成されている。そして縦框1の
内側壁及びガラス2の面に沿つて把手4が取り付
けられる。第1図中把手4はガラス2の手前側の
もののみ配設しているが、本来はガラス2の向う
側にも同位置に取り付けられている。ただし第1
図中において向う側の把手は省略されている。
第1図における水平線断面図を第2図に示す。
第2図では両側の把手4が図示されている。第2
図において、縦框1は断面矩形の筒体で内側の壁
部に前記スリツト3が形成されており、更には該
内側壁に平行に縦框1内にて隔壁1aが設けられ
ている。隔壁1aの内側面には断面略コ字型の凹
部1bが形成されている。
上記把手4を形成する把手部材5は、骨子とな
る弾性を生ぜしめる把手基枠6と把手外被材7と
から成る。把手基枠6は、第2図及び把手基枠に
関する第2図中のA−A線断面図である第3図か
ら明らかなように、スリツト3を介し縦框1内に
収納される基部8と、縦框1の外に位置し前記把
手4の骨子となる把手部9とからなり、把手部9
は第3図に示すように側面形状が略コ字型の板材
でその上下片9aの図中左端部が基部8を成す背
面壁8aの上下片8bにつながつており、全体と
して一体的に形成されている。把手基枠6の材質
としては例えばSUS301による厚味0.5〜1mm程度
の板材が使用され、力が加わらない状態において
は第4図に示されるように背面壁8aを中心に把
手部9が拡開する如く形成される。
把手基枠6においては、背面壁8aの4箇所を
打出し加工し、中央の2箇所には外方へ傾斜させ
た起立片8a−1,8a−2を設け、上下の2箇
所には内方へ傾斜させた起立片8a−3,8a−
4を設けている。そして起立片8a−3,8a−
4には直接にガラス2の側縁に当接するのを防止
するためのゴム、軟質塩化ビニール等から成る緩
衝材10,10が内面に貼着されている。また基
部8の上下片8bには打出し加工によつて図中右
方且つ外方に突出した突片8b−1が形成され
る。他方把手部9の上下片9aには同じく打出し
加工によつてフツク9a−1が外方に向つて形成
されると共に、縦片9bにはテーパー面状の小孔
9b−1が3個穿設されている。
上記の如き構造を有する把手基枠6の把手部9
の外側には把手外被材7が固設される。把手外被
材7は把手部9と略同形状であつて少し大きめに
作られ、材質的には触感が良好なアルミダイカス
ト、亜鉛ダイカスト等の金属或いは樹脂材、木材
等が使用される。その取付構造としては前記フツ
ク9a−1に上下片7aを係止し且つ前記小孔9
b−1を介してビス11で縦片7bを固定するも
のである。
また把手基枠6の把手部9の内面には、金属で
ある把手部9がガラス2の表面に直接に当たるの
を避けるため前記緩衝材10と同様な緩衝材12
が全面に或いはその一部に貼着等によつて固設さ
れる。斯かる緩衝材12は図示される如く若干厚
味を有するものであるから、把手部9の上下片9
aを、基部8の上下片8bより外方へ折曲させる
ようにし、これにより緩衝材12の配置スペース
を確保するようにしている。しかし、斯かる把手
部9の上下片の形状は必ず必要とするものではな
い。
以上の如く構成を有する把手部材5は次のよう
に縦框1に取り付けられる。第4図に図示され
る、開いた状態の把手部材5の把手の部分を把持
して想像線で示される如き形状に圧縮せしめる。
前記背面壁8aの幅は予め縦框1のスリツト3の
幅と略々同一或いは少し狭くなるように形成して
あるため、上記の形状のままで基部8をスリツト
3を介し縦框1内に挿入し、背面壁8aが隔壁1
aの凹部1bによつて支承されるまで押し入れ
る。そうすると起立片8a−1,8a−2が凹部
1bの底面に当つてその弾性力で把手部材5全体
を外方へ押出そうとする。他方把手部材5の基部
8を押し入れた状態で把手部分の把持を解除する
と第4図に示したように把手部9はその弾性作用
で開こうとし、その拡開力によつてスリツト縁1
cに圧接されると共に、上記起立片8a−1,8
a−2の弾性力により突片8b−1がスリツト縁
1cに圧接し抜け止め防止がなされる。斯くして
第2図に示されるが如き状態にてガタを発生する
ことなく、把手部材5が縦框のスリツト3の内部
に固定される。
上記の取付状態において、ガラス2を配設す
る。先ずガラスの厚みよりも狭い状態にある、縦
框1の外部に位置する把手部9を手で押し開き、
その間にガラス2を挿入する。ガラス2が嵌入さ
れると把手部9の先部には間隔を狭めようとする
力が作用し、緩衝材12がガラス面が圧接される
ことになり、これによつて把手部材5自体の固定
は更に強固なものとなる。
上記において把手外被材7を把手部9に固設す
るのに、縦片7bについてはビス11を使用する
ようにしたが、フツクを用いて係止させる構造と
してもよい。
以上の説明で明らかなように本考案は次のよう
な効果を奏する。
先ず、把手部材の把手基枠にバネ作用を生ぜし
めたために、ワンタツチ操作で簡単に把手部材を
縦框に取り付けることができ、また構成的に室内
外の把手が一体的にユニツトとして形成されるた
め一度の取付操作で取り付けることができ、極め
て便利である。
また把手部材を縦框のスリツトに装備するにあ
たつてバネ特性を有する薄板材より成る把手基枠
を使用するため切欠き、ビス孔等の加工を特別に
施こす必要がなく、縦框の製作が簡略化されると
共に、把手部材を縦框にセツトした状態で縦框を
搬送してもその把手基枠の弾性作用によつて把手
部材は縦框に圧接され、このために外れたり、ず
れたりしないという利点を有する。
またガラスを装着した状態ではその取付状態は
極めて強固なものとなり、ガラス引戸における開
閉時の大きな衝撃にも十分に耐え得る能力を有す
る。
更には把手部材を骨子となる把手基枠と把手外
被材とから作るようにしたため、把手外被材の材
料選定の自由度が増し商品化の上で都合がよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は本考
案に係る把手の斜視図、第2図は第1図における
水平線断面図、第3図は第2図中のA−A線断面
図、第4図は把手部材の作用を説明する水平断面
図、第5図は従来の取付構造を示す第1実施例の
斜視図、第6図は従来の取付構造を示す第2実施
例の斜視図、第7図は該従来の第2実施例に係る
取付構造の水平断面図である。 なお図面中、1は縦框、2はガラス、3はスリ
ツト、5は把手部材、6は把手基枠、7は把手外
被材、8は基部、9は把手部、10,12は緩衝
材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 框外に位置する略コ字型の両側の把手部と框内
    に収納され且つガラス嵌入部の縁部に係止する突
    片を有する基部から成り弾性を有する板材で上記
    把手部を拡開させて一体的に形成された把手基枠
    と、上記把手部に固設される把手外被材と、ガラ
    ス嵌入部と上記基部を受ける内壁とを有する框と
    から成ることを特徴とするガラス引戸用把手の取
    付構造。
JP3476183U 1983-03-10 1983-03-10 ガラス引戸用把手の取付構造 Granted JPS59140658U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3476183U JPS59140658U (ja) 1983-03-10 1983-03-10 ガラス引戸用把手の取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3476183U JPS59140658U (ja) 1983-03-10 1983-03-10 ガラス引戸用把手の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59140658U JPS59140658U (ja) 1984-09-20
JPH0219493Y2 true JPH0219493Y2 (ja) 1990-05-29

Family

ID=30165489

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3476183U Granted JPS59140658U (ja) 1983-03-10 1983-03-10 ガラス引戸用把手の取付構造

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JPS59140658U (ja) 1984-09-20

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