JPH024392Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH024392Y2 JPH024392Y2 JP1984173414U JP17341484U JPH024392Y2 JP H024392 Y2 JPH024392 Y2 JP H024392Y2 JP 1984173414 U JP1984173414 U JP 1984173414U JP 17341484 U JP17341484 U JP 17341484U JP H024392 Y2 JPH024392 Y2 JP H024392Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- handle device
- main body
- attached
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 11
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 6
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 6
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Refrigerator Housings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は例えば冷蔵庫等の箱体の開口を閉塞す
る扉体に設けられ、把手装置において、特に扉体
の開放方向が変更可能なる場合に有効な把手装置
の改良構造に関するものである。
る扉体に設けられ、把手装置において、特に扉体
の開放方向が変更可能なる場合に有効な把手装置
の改良構造に関するものである。
(ロ) 従来の技術
従来の此種把手装置は例えば実公昭44−24855
号公報に示されている。ここに示された構成は冷
蔵庫の扉の周側面の一側辺に螺子によつて把手を
取り外し自在に取り付けるもので、この様な構造
であれば螺子穴の位置を適当に選択できる様にし
ておけば、把手は任意にその取り付け位置を変え
られるので、例えば扉の枢支位置を変えて、開放
方向を変更できる様な扉に対して便利であり、ま
た螺子や螺子穴等は扉の側面に在るので見え難
く、意匠的にも良好であり、更に把手は扉前方に
位置するので横方向の幅が広がらず、寸法的にも
良好である。
号公報に示されている。ここに示された構成は冷
蔵庫の扉の周側面の一側辺に螺子によつて把手を
取り外し自在に取り付けるもので、この様な構造
であれば螺子穴の位置を適当に選択できる様にし
ておけば、把手は任意にその取り付け位置を変え
られるので、例えば扉の枢支位置を変えて、開放
方向を変更できる様な扉に対して便利であり、ま
た螺子や螺子穴等は扉の側面に在るので見え難
く、意匠的にも良好であり、更に把手は扉前方に
位置するので横方向の幅が広がらず、寸法的にも
良好である。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
斯かる構成は以上の如き利点を有するものであ
るが、扉を開く際に把手を介して扉に加えられる
力は、把手の取り付けられた扉一側面を扉より引
き剥がす方向に作用するため、この部分の扉を格
別に補強しなければならない欠点がある。
るが、扉を開く際に把手を介して扉に加えられる
力は、把手の取り付けられた扉一側面を扉より引
き剥がす方向に作用するため、この部分の扉を格
別に補強しなければならない欠点がある。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案は斯かる問題点を解決するため、本体7
とその両端に取り外し自在に設けた取付具8,8
から成る把手装置6の取付具8,8を扉体4,5
の周側面27,28の横辺29,30と縦辺3
1,32にそれぞれ取り外し自在に取り付け、そ
の時本体7は扉体4,5前面と間隔を存して横辺
29若しくは30と縦辺31若しくは32に渡つ
て架設される様にしたものである。
とその両端に取り外し自在に設けた取付具8,8
から成る把手装置6の取付具8,8を扉体4,5
の周側面27,28の横辺29,30と縦辺3
1,32にそれぞれ取り外し自在に取り付け、そ
の時本体7は扉体4,5前面と間隔を存して横辺
29若しくは30と縦辺31若しくは32に渡つ
て架設される様にしたものである。
(ホ) 作用
本考案によれば把手装置は任意に取り付け位置
を変更でき、扉の周側面に取り付けるから意匠上
も良好である。また、把手を介して扉体周側面に
作用する力は横辺と縦辺とに分散されることにな
る。
を変更でき、扉の周側面に取り付けるから意匠上
も良好である。また、把手を介して扉体周側面に
作用する力は横辺と縦辺とに分散されることにな
る。
(ヘ) 実施例
図面に於いて実施例を説明する。第4図は実施
例としての冷凍冷蔵庫1の斜視図を示している。
冷凍冷蔵庫1は前方に開口する断熱箱体2と、こ
の断熱箱体2内の図示しない冷凍室、冷蔵室の各
開口部を開閉自在に閉塞するようヒンジ3によつ
て一側を回動自在に断熱箱体2に取り付けた断熱
扉体4,5とから構成されている。扉体4,5は
ヒンジ3の固定位置を変える等して、その開放方
向を左右に変更可能としており、冷凍冷蔵庫1の
設置場所の状況に種々対応できるようにしてい
る。
例としての冷凍冷蔵庫1の斜視図を示している。
冷凍冷蔵庫1は前方に開口する断熱箱体2と、こ
の断熱箱体2内の図示しない冷凍室、冷蔵室の各
開口部を開閉自在に閉塞するようヒンジ3によつ
て一側を回動自在に断熱箱体2に取り付けた断熱
扉体4,5とから構成されている。扉体4,5は
ヒンジ3の固定位置を変える等して、その開放方
向を左右に変更可能としており、冷凍冷蔵庫1の
設置場所の状況に種々対応できるようにしてい
る。
6は扉体4,5に取り外し自在に取り付けられ
た扉開閉用の把手装置である。把手装置6は第1
図乃至第3図に示す構造である。第2図は第1図
のA−A線断面図、第3図は同B−B線断面図で
ある。把手装置6は例えば硬質樹脂から成る略L
字形状の手掛け部としての本体7と二個の取付具
8,8とから成る。本体7は相互に対称形状を奏
する第1部材9及び第2部材10を相対向せし
め、それぞれ内部に形成された補強爪11,12
がすれ違うと共に縁部の段部17,18をその弾
性によつて相互に係合せしめて組立て構成され
る。本体7には両端部に、相互に直交する方向に
延在すると共に貫通穴13,14を有した厚みが
薄い挿入部15,16が構成されている。取付具
8は頭部に側方に開口して所定の奥行きを有する
挿入孔19を有し、この頭部より下方に延在して
いる。挿入孔19の下方の部分には所定の間隔を
存して孔19の開放方向に突出する爪部20が形
成され、更にその下方には螺子止め用の穴21が
穿設されている。更に挿入孔19の下辺には貫通
穴22が穿設されている。
た扉開閉用の把手装置である。把手装置6は第1
図乃至第3図に示す構造である。第2図は第1図
のA−A線断面図、第3図は同B−B線断面図で
ある。把手装置6は例えば硬質樹脂から成る略L
字形状の手掛け部としての本体7と二個の取付具
8,8とから成る。本体7は相互に対称形状を奏
する第1部材9及び第2部材10を相対向せし
め、それぞれ内部に形成された補強爪11,12
がすれ違うと共に縁部の段部17,18をその弾
性によつて相互に係合せしめて組立て構成され
る。本体7には両端部に、相互に直交する方向に
延在すると共に貫通穴13,14を有した厚みが
薄い挿入部15,16が構成されている。取付具
8は頭部に側方に開口して所定の奥行きを有する
挿入孔19を有し、この頭部より下方に延在して
いる。挿入孔19の下方の部分には所定の間隔を
存して孔19の開放方向に突出する爪部20が形
成され、更にその下方には螺子止め用の穴21が
穿設されている。更に挿入孔19の下辺には貫通
穴22が穿設されている。
取付具8,8は本体7の挿入部15,16を取
付具8,8の挿入孔19,19にそれぞれ挿入
し、貫通穴13,22及び14,22に螺子2
5,26を螺合する事によつて本体7に取り付け
られ、これによつて把手装置6は組み立てられ
る。このようにして組み立てた把手装置6は取付
具8,8の一方を扉体4,5の周側面27,28
の上下横辺29,30の何れかに、他方を左右縦
辺31,32の何れかに螺子33によつて穴21
を通してそれぞれ固着されて、扉4,5に取り付
けられる。この時、爪20は扉体4,5の前面に
当接し、また、螺子33が螺合する穴は予め扉
4,5の周側面27,28に形成しておく。更
に、本体7の表裏同一意匠としておけば、本体7
への取付具8,8の取り付け方向を変える事によ
つて第4図の如く、同一の本体7及び取付具8,
8によつて把手装置6の扉体4,5への取り付け
位置を任意に変更できる。従つて扉の開放方向の
変更にも容易に対応できると共に、同一の本体7
及び取付具8,8にて使い分けられるからコスト
的にも良好であり、量産性にも富む。更に把手装
置6を固着する穴は扉体4,5の周側面27,2
8に穿設すれば良いから意匠的にも問題とならな
い。また、この取り付け状態で把手装置6の手掛
け部となる本体7は取付具8,8が扉体4,5の
周側面27,28に取り付けられた状態で、扉体
4,5の前方にその前面と爪部20の位置により
決まる所定の間隔を存して横辺29,30及び縦
辺31,32間に渡つて架設される形となり、従
つて扉体4,5の左右上下への突出寸法も最少限
となる。扉体5(若しくは4)を開く際に把手装
置6の本体7から取付具8,8を介して扉体5に
加わる力は周側面28の縦辺32若しくは横辺3
0を扉体5より引き剥がす方向に作用するが両辺
30,32に拡散される事になり一辺の多大な作
用力が加わる事が無くなる。従つて例えば横辺3
0若しくは縦辺32の一方に取り付けるものに比
して一辺に加わる力は弱められるので破損する危
険性も少なく、その為補強も最少限で済む。扉体
4についても同様である。
付具8,8の挿入孔19,19にそれぞれ挿入
し、貫通穴13,22及び14,22に螺子2
5,26を螺合する事によつて本体7に取り付け
られ、これによつて把手装置6は組み立てられ
る。このようにして組み立てた把手装置6は取付
具8,8の一方を扉体4,5の周側面27,28
の上下横辺29,30の何れかに、他方を左右縦
辺31,32の何れかに螺子33によつて穴21
を通してそれぞれ固着されて、扉4,5に取り付
けられる。この時、爪20は扉体4,5の前面に
当接し、また、螺子33が螺合する穴は予め扉
4,5の周側面27,28に形成しておく。更
に、本体7の表裏同一意匠としておけば、本体7
への取付具8,8の取り付け方向を変える事によ
つて第4図の如く、同一の本体7及び取付具8,
8によつて把手装置6の扉体4,5への取り付け
位置を任意に変更できる。従つて扉の開放方向の
変更にも容易に対応できると共に、同一の本体7
及び取付具8,8にて使い分けられるからコスト
的にも良好であり、量産性にも富む。更に把手装
置6を固着する穴は扉体4,5の周側面27,2
8に穿設すれば良いから意匠的にも問題とならな
い。また、この取り付け状態で把手装置6の手掛
け部となる本体7は取付具8,8が扉体4,5の
周側面27,28に取り付けられた状態で、扉体
4,5の前方にその前面と爪部20の位置により
決まる所定の間隔を存して横辺29,30及び縦
辺31,32間に渡つて架設される形となり、従
つて扉体4,5の左右上下への突出寸法も最少限
となる。扉体5(若しくは4)を開く際に把手装
置6の本体7から取付具8,8を介して扉体5に
加わる力は周側面28の縦辺32若しくは横辺3
0を扉体5より引き剥がす方向に作用するが両辺
30,32に拡散される事になり一辺の多大な作
用力が加わる事が無くなる。従つて例えば横辺3
0若しくは縦辺32の一方に取り付けるものに比
して一辺に加わる力は弱められるので破損する危
険性も少なく、その為補強も最少限で済む。扉体
4についても同様である。
(ト) 考案の効果
本考案によれば扉体の開放方向に応じて把手装
置を付け変えられ便利であると共に、把手装置の
取り付け穴等は扉体の周側面に形成すれば良く意
匠的に良好である。この時把手装置の本体は扉体
前面に位置する事になるから扉体外方に出張ら
ず、また、同一の本体、同一の取付具にて種々取
り付け位置を変更できるので量産性に富む。更に
把手装置は扉体周側面の横辺及び縦辺に渡つて取
り付けられるので、扉体開放の際把手装置より扉
体に加わる作用力は周側面の一辺に加わるものに
比して力が拡散されて弱められ、従つて破損等の
発生する危険性も少なく、その為補強も最少限で
済む等実用的効果の大なるものである。
置を付け変えられ便利であると共に、把手装置の
取り付け穴等は扉体の周側面に形成すれば良く意
匠的に良好である。この時把手装置の本体は扉体
前面に位置する事になるから扉体外方に出張ら
ず、また、同一の本体、同一の取付具にて種々取
り付け位置を変更できるので量産性に富む。更に
把手装置は扉体周側面の横辺及び縦辺に渡つて取
り付けられるので、扉体開放の際把手装置より扉
体に加わる作用力は周側面の一辺に加わるものに
比して力が拡散されて弱められ、従つて破損等の
発生する危険性も少なく、その為補強も最少限で
済む等実用的効果の大なるものである。
各図は本考案の実施例を示すもので、第1図は
把手装置の分解斜視図、第2図は第1図のA−A
線断面図、第3図は同B−B線断面図、第4図は
冷凍冷蔵庫の斜視図である。 4,5……扉体、6……把手装置、7……本
体、8,8……取付具、27,28……周側面、
29,30……横辺、31,32……縦辺。
把手装置の分解斜視図、第2図は第1図のA−A
線断面図、第3図は同B−B線断面図、第4図は
冷凍冷蔵庫の斜視図である。 4,5……扉体、6……把手装置、7……本
体、8,8……取付具、27,28……周側面、
29,30……横辺、31,32……縦辺。
Claims (1)
- 本体と該本体の両端部に取り外し自在に設けた
取付具とから成り、該取付具は扉体周側面の横辺
及び縦辺にそれぞれ取り外し自在に取り付けられ
ると共に、前記本体は前記扉体前面と間隔を有し
て前記横辺から縦辺に渡つて架設される事を特徴
とする把手装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984173414U JPH024392Y2 (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984173414U JPH024392Y2 (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6189790U JPS6189790U (ja) | 1986-06-11 |
JPH024392Y2 true JPH024392Y2 (ja) | 1990-02-01 |
Family
ID=30731067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984173414U Expired JPH024392Y2 (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH024392Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100384506B1 (ko) * | 2000-11-08 | 2003-05-22 | 삼성전자주식회사 | 냉장고의 도어 핸들 |
WO2010076199A2 (en) * | 2008-12-30 | 2010-07-08 | Arcelik Anonim Sirketi | A cooling device comprising a door handle |
EP2433069A2 (en) * | 2009-05-22 | 2012-03-28 | Arçelik Anonim Sirketi | A refrigerator comprising a door handle |
CN102226622B (zh) * | 2011-06-21 | 2012-11-28 | 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 | 制冷设备的门体和冰箱 |
JP5606490B2 (ja) * | 2012-05-07 | 2014-10-15 | 株式会社東芝 | 冷蔵庫扉 |
KR102470041B1 (ko) * | 2017-08-29 | 2022-11-23 | 삼성전자주식회사 | 냉장고 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58116988U (ja) * | 1982-02-01 | 1983-08-10 | 株式会社日立製作所 | 冷蔵庫用ハンドル取付構造 |
-
1984
- 1984-11-15 JP JP1984173414U patent/JPH024392Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6189790U (ja) | 1986-06-11 |
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