JPS6113642Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6113642Y2
JPS6113642Y2 JP14670481U JP14670481U JPS6113642Y2 JP S6113642 Y2 JPS6113642 Y2 JP S6113642Y2 JP 14670481 U JP14670481 U JP 14670481U JP 14670481 U JP14670481 U JP 14670481U JP S6113642 Y2 JPS6113642 Y2 JP S6113642Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
gap
large diameter
screw
insertion groove
Prior art date
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Application number
JP14670481U
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JPS5848848U (ja
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Publication date
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Publication of JPS6113642Y2 publication Critical patent/JPS6113642Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は壁に前面が開口した箱状の棚を取付け
るための技術に関する。
従来、壁9に前面が開口した箱状の棚2を取付
ける場合に箱状の棚2は第1図に示すように外周
が前後方向において同一の大きさであり、壁9の
壁面材10に設けた切欠部11に箱状の棚2の後
部を嵌め込んで取付けていた。この従来例にあつ
ては箱状の棚を壁の壁面材10に直接当てて取付
けるものに比べて箱状の棚2の壁9よりの突出長
さを短くできるものである。ところが上記従来例
にあつては、切欠部11を現場で正確な寸法に切
欠できないため第1図Xで示すすき間が発生し、
仕上がりが悪く、外観上見苦しいという問題があ
つた。また棚2の前部を大径部3、後部を小径部
4とし、小径部4を壁9の壁面材10の切欠部1
1に嵌め込んで取付ける場合、大径部3により切
欠部4の縁部分の切断縁が見えにくくなりこの部
分のすき間が外部に目立たないようにできるが、
この場合、第2図のように壁9内の空間12の巾
lが短いと壁面材10の表面と大径部3の後端面
との間に新たなすき間Yが生じ、仕上がり外観が
見苦しいものとなる。
本考案は上記の点に鑑みて考案したものであつ
て、その目的とするところは、切欠部を正確な大
きさに切欠しなくとも収まりよく箱状の棚を壁に
設けた切欠部に嵌め込んで取付けることができ、
また壁内の空間の巾が狭くても壁面材の表面と大
径部の後端面との間にすき間が生じないようにで
きる壁への箱状の棚の取付け構造を提供するにあ
る。
本考案の壁への箱状の棚の取付け構造は、前面
が開口した箱状の棚2の前部を大径部3とすると
共に後部を小径部4とし、大径部3に後端面に開
口したすき間かくし材挿入溝5を設けると共にす
き間かくし材挿入溝5にすき間かくし材6を挿入
し、大径部3の前端面より板材挿入溝5に連通す
るねじ孔7を設け、このねじ孔7にすき間かくし
材6を大径部3の後端面より突出させるたさのね
じ8を螺合し、棚2の後部の小径部4を壁9の壁
面材10に形成した切欠部11に嵌め込んで取付
け、すき間かくし材6を壁面材10に押し当てて
成るものであつて、このような構成を採用するこ
とで、上記した本考案の目的を達成したものであ
る。すなわち本考案にあつては、すき間かくし材
6により切欠部11の切断縁部分及び壁面材10
の表面と大径部3の後端面との間のすき間を確実
にして隠して収まりを良くすることができないよ
うにしたものである。
以下本考案を実施例により詳述する。図中2は
前面が開口部1となつた箱状の棚であり、前部が
大径部3となつており、後部が小径部4となつて
いる。大径部3には図に示すように後端面に開口
したすき間かくし材挿入溝5が設けてあり、この
すき間かくし材挿入溝5に板材で形成したすき間
かくし材6が挿入してあり、また大径部3の前端
面よりすき間かくし材挿入溝5に連通するねじ孔
7が設けてある。ねじ孔7にはねじ8が螺合して
あり、ねじ孔7の前端は必要に応じて着脱自在な
キヤツプ13にて閉じるようにしてもよい。しか
して壁9の壁面材10には、小径部4より若干大
きく大径部3より小さい切欠部11を形成し、こ
の切欠部11に棚2の小径部4を嵌め込み、柱1
4や横桟等に固着具16により固着する。ここで
壁9内の空間12の巾lが長い場合には大径部3
を壁面材10に押し当てた状態で取付けるが、l
が短い場合にはねじ8を回転操作して(例えばね
じ8の端面にドライバ溝等を付けておいてねじ8
を回転操作できるようにしておくとよい)すき間
かくし材6を後方に押し当てるものである。なお
必要に応じて棚2の開口部1に開閉自在な扉や引
き戸等を取付けてもよいものである。
本考案にあつては、叙述のように前面が開口し
た箱状の棚の前部を大径部とすると共に後部を小
径部とし、大径部に後端面に開口したすき間かく
し材挿入溝を設けると共にすき間かくし材挿入溝
にすき間かくし材を挿入し、大径部の前端面より
板材挿入溝に連通するねじ孔を設け、このねじ孔
にすき間かくし材を大径部の後端面より突出させ
るたさのねじを螺合し、棚の後部の小径部を壁の
壁面材に形成した切欠部に嵌め込んで取付け、す
き間かくし材を壁面材に押し当ててあるので、壁
内の巾が狭くて壁面材に大径部の後端面が当接し
ない場合において、ねじを操作してすき間かくし
材を壁面材に押し当てることで、すき間の発生を
防止し、収まりを良くすることができて外観が良
いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の一部切欠斜視図、第2図は他
の従来例の一部切欠斜視図、第3図は本考案の縦
断面図、第4図は同上の横断面図、第5図は同上
の棚を背方から見た斜視図であつて、 2は棚、3は大径部、4は小径部、5はすき間
かくし材挿入溝、6はすき間かくし材、7はねじ
孔、8はねじ、9は壁、10は壁面材、11は切
欠部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面が開口した箱状の棚の前部を大径部とする
    と共に後部を小径部とし、大径部に後端面に開口
    したすき間かくし材挿入溝を設けると共にすき間
    かくし材挿入溝にすき間かくし材を挿入し、大径
    部の前端面より板材挿入溝に連通するねじ孔を設
    け、このねじ孔にすき間かくし材を大径部の後端
    面より突出させるたさのねじを螺合し、棚の後部
    の小径部を壁の壁面材に形成した切欠部に嵌め込
    んで取付け、すき間かくし材を壁面材に押し当て
    て成る壁への箱状の棚の取付け構造。
JP14670481U 1981-09-30 1981-09-30 壁への箱状の棚の取付け構造 Granted JPS5848848U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14670481U JPS5848848U (ja) 1981-09-30 1981-09-30 壁への箱状の棚の取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14670481U JPS5848848U (ja) 1981-09-30 1981-09-30 壁への箱状の棚の取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5848848U JPS5848848U (ja) 1983-04-02
JPS6113642Y2 true JPS6113642Y2 (ja) 1986-04-26

Family

ID=29939600

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JP14670481U Granted JPS5848848U (ja) 1981-09-30 1981-09-30 壁への箱状の棚の取付け構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002004565A (ja) * 2000-06-23 2002-01-09 Sumori Kogyo:Kk 壁厚収納庫

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5848848U (ja) 1983-04-02

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