JP2002004565A - 壁厚収納庫 - Google Patents

壁厚収納庫

Info

Publication number
JP2002004565A
JP2002004565A JP2000188749A JP2000188749A JP2002004565A JP 2002004565 A JP2002004565 A JP 2002004565A JP 2000188749 A JP2000188749 A JP 2000188749A JP 2000188749 A JP2000188749 A JP 2000188749A JP 2002004565 A JP2002004565 A JP 2002004565A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
wall
indoor
bottom plate
top plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000188749A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Sumori
明 須森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUMORI KOGYO KK
Original Assignee
SUMORI KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SUMORI KOGYO KK filed Critical SUMORI KOGYO KK
Priority to JP2000188749A priority Critical patent/JP2002004565A/ja
Publication of JP2002004565A publication Critical patent/JP2002004565A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】耐震性を高めた壁厚収納庫を提供する。 【解決手段】壁構造が複数の柱2の室外側および室内側
に壁板4を固定して成る。壁構造の2本の柱2の内側に
2枚の側板3が壁板4と垂直に固定されている。2枚の
側板3は互いに対向して挟まれる空間を室内側に開放す
る。各側板3の上部および下部に天板および底板をそれ
ぞれ有する。天板および底板は2本の柱2の内側で各側
板3に接続する。各側板3、天板および底板は外側の柱
2より室内側に突出している。各側板3、天板および底
板は、室内側の縁の外側に突出部を有する。突出部は室
外側端部の外側コーナーが半径5ミリ以上の曲面となっ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁の中に納められ
る壁厚収納庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の壁厚収納庫としては、室内の仕切
壁の中に組み込まれた下駄箱がある。壁厚収納庫は、壁
の厚みスペースを有効に利用し、通路の幅や部屋のスペ
ースを広くとれる利点を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
壁厚収納庫では、背面板が壁の中の合板に釘付けされる
ことにより固定されているため、地震などで正面方向に
揺れの力が加わると、釘が合板から抜けて正面方向に倒
れるおそれがあるという課題があった。
【0004】本発明は、このような従来の課題に着目し
てなされたもので、耐震性を高めた壁厚収納庫を提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の本発明に係る壁厚収納庫は、複数の柱の
室外側および室内側に壁板を固定して成る壁構造の2本
の柱の内側に、2枚の側板が互いに対向して挟まれる空
間を室内側に開放するよう前記壁板と垂直に固定されて
成る。
【0006】請求項1の本発明に係る壁厚収納庫は、2
枚の側板が2本の柱の内側に固定されているため、地震
などで正面方向に揺れの力が加わっても正面方向に倒れ
にくく、耐震性が高められている。なお、壁厚収納庫
は、下駄箱、本棚、タンス、食品倉庫その他、いかなる
用途に用いられてもよい。
【0007】請求項2の本発明に係る壁厚収納庫は、請
求項1記載の壁厚収納庫において、各側板の上部および
下部に前記2本の柱の内側で各側板に接続する天板およ
び底板をそれぞれ有し、各側板、前記天板および前記底
板は、外側の柱より室内側に突出していることを特徴と
する。
【0008】請求項2の本発明に係る壁厚収納庫は、各
側板、天板および底板が外側の柱より室内側に突出して
いるため、収納スペースを広くとることができる。
【0009】請求項3の本発明に係る壁厚収納庫は、請
求項2記載の壁厚収納庫において、各側板、前記天板お
よび前記底板は、室内側の縁の外側に連続する突出部を
有し、前記側板は外側の柱に固定され、前記突出部は室
外側端部が外側の柱の室内側の壁板に当接していること
を特徴とする。
【0010】請求項4の本発明に係る壁厚収納庫は、請
求項2記載の壁厚収納庫において、各側板、前記天板お
よび前記底板は、室内側の縁の外側に連続する突出部を
有し、前記側板は外側の柱から内側に間隔をあけて配置
され、前記突出部は室外側端部が外側の柱の室内側の壁
板に当接していることを特徴とする。
【0011】請求項3または4の本発明に係る壁厚収納
庫は、側板、天板および底板の室内側の縁の外側に連続
する突出部を有するので、側板等と柱との間の境目を正
面側から隠すことができる。また、突出部の室外側端部
が外側の柱の室内側の壁板に当接しているので、室外側
端部がストッパーとなって側板、天板および底板の位置
決めを容易にすることができるとともに、耐震性を高め
ることができる。なお、突出部は、側板、天板または底
板と一体であっても、別部材から成ってもよい。
【0012】請求項5の本発明に係る壁厚収納庫は、請
求項2,3または4記載の壁厚収納庫において、前記突
出部は室外側端部の外側コーナーが半径5ミリ以上の曲
面となっていることを特徴とする。
【0013】請求項5の本発明に係る壁厚収納庫は、突
出部の室外側端部の外側コーナーが半径5ミリ以上の曲
面となっているため、室外側端部の端面が壁板に対して
角度をなして当接している場合にも、端面が壁板に平行
に当接している場合との違いが目立たない。また、壁板
に壁紙を張るとき、室外側端部の外側コーナーと壁板と
の間に壁紙を差し込むことができ、突出部の位置で壁紙
の縁を目立たせずに見栄えよく処理することができる。
このように、施工精度を下げても、見栄えをよくし、施
工効率を高めることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態について説明する。図1〜図4は、本発明の実施
の形態を示している。図1および図2に示すように、壁
厚収納庫1は、木造住宅の壁構造の2本の柱2の内側に
2枚の側板3を固定して成っている。壁構造は、複数の
柱2の室外側および室内側に壁板4(室外側の壁板は図
示せず)を固定して成る。壁構造は、外断熱構造となっ
ている。壁厚収納庫1は、各側板3の上部および下部に
2本の柱2の内側で各側板3に接続する天板5および底
板6をそれぞれ有する。各側板3、天板5および底板6
は、外側の柱2より室内側に突出している。2枚の側板
3は、壁板4と垂直になるよう外側の柱2に内側から釘
で固定されており、互いに対向して挟まれる空間を室内
側に開放している。なお、各側板3は外側の柱2から内
側に間隔をあけて配置されていてもよい。この場合、2
本の柱2の間隔にかかわらず、収納庫1の幅を調節する
ことができる。
【0015】図3に示すように、各側板3には、上部か
ら下部まで複数の棚板7が固定されている。棚板7は、
固定棚と、取外し可能な可動棚とから成る。各側板3の
室内側の縁の内側には、蝶番により扉8が取り付けられ
ている。
【0016】各側板3、天板5および底板6の室内側の
縁の外側には、突出部9が開口部周囲を連続的に包囲す
るよう固定されている。突出部9は、室外側端部が外側
の柱2の室内側の壁板4に当接している。図4に示すよ
うに、突出部9は、室内側端部の外側コーナー9aおよ
び内側コーナー9bならびに室外側端部の外側コーナー
9cがそれぞれ半径5ミリ以上の曲面となっている。
【0017】図2に示すように、壁厚収納庫1は、2枚
の側板3が2本の柱2の内側に釘で固定されているた
め、地震などで正面方向に揺れの力が加わっても正面方
向に倒れにくく、耐震性が高められている。また、壁厚
収納庫1は、2本の柱2の内側に固定されているため、
2本の柱2により両側が支持されて安定度が高められて
いる。
【0018】壁厚収納庫1では、壁の厚みスペースを有
効に利用し、通路の幅や部屋のスペースを広くとること
ができる。壁厚収納庫1は、各側板3、天板5および底
板6が外側の柱2より室内側に突出しているため、収納
スペースを広くとることができる。
【0019】壁厚収納庫1は、側板3、天板5および底
板6の室内側の縁の外側に連続する突出部9を有するの
で、側板3等と柱2との間の境目を正面側から隠すこと
ができる。また、突出部9の室外側端部が外側の柱2の
室内側の壁板4に当接しているので、室外側端部がスト
ッパーとなって側板3、天板5および底板6の位置決め
を容易にすることができるとともに、耐震性を高めるこ
とができる。
【0020】また、図4に示すように、壁厚収納庫1
は、突出部9の室外側端部の外側コーナー9cが半径5
ミリ以上の曲面となっているため、室外側端部の端面9
dが壁板4に対して角度をなして当接している場合に
も、端面が壁板4に平行に当接している場合との違いが
目立たない。また、壁板4に壁紙を張るとき、室外側端
部の外側コーナー9cと壁板4との間に壁紙を差し込む
ことができ、突出部9の位置で壁紙の縁を目立たせずに
見栄えよく処理することができる。このように、施工精
度を下げても、見栄えをよくし、施工効率を高めること
ができる。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る壁厚収納庫によれば、耐震
性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の壁厚収納庫を示す正面図
である。
【図2】図1の壁厚収納庫を示すII−II線断面図で
ある。
【図3】図1の壁厚収納庫を示すIII−III線断面
図である。
【図4】図1の壁厚収納庫の要部を示す拡大横断面図で
ある。
【符号の説明】
1 壁厚収納庫 2 柱 3 側板 4 壁板 5 天板 6 底板 7 棚板 8 扉 9 突出部 9c 突出部の室外側端部の外側コーナー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の柱の室外側および室内側に壁板を固
    定して成る壁構造の2本の柱の内側に、2枚の側板が互
    いに対向して挟まれる空間を室内側に開放するよう前記
    壁板と垂直に固定されて成ることを特徴とする壁厚収納
    庫。
  2. 【請求項2】各側板の上部および下部に前記2本の柱の
    内側で各側板に接続する天板および底板をそれぞれ有
    し、各側板、前記天板および前記底板は、外側の柱より
    室内側に突出していることを特徴とする請求項1記載の
    壁厚収納庫。
  3. 【請求項3】各側板、前記天板および前記底板は、室内
    側の縁の外側に連続する突出部を有し、前記側板は外側
    の柱に固定され、前記突出部は室外側端部が外側の柱の
    室内側の壁板に当接していることを特徴とする請求項2
    記載の壁厚収納庫。
  4. 【請求項4】各側板、前記天板および前記底板は、室内
    側の縁の外側に連続する突出部を有し、前記側板は外側
    の柱から内側に間隔をあけて配置され、前記突出部は室
    外側端部が外側の柱の室内側の壁板に当接していること
    を特徴とする請求項2記載の壁厚収納庫。
  5. 【請求項5】前記突出部は室外側端部の外側コーナーが
    半径5ミリ以上の曲面となっていることを特徴とする請
    求項2,3または4記載の壁厚収納庫。
JP2000188749A 2000-06-23 2000-06-23 壁厚収納庫 Pending JP2002004565A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000188749A JP2002004565A (ja) 2000-06-23 2000-06-23 壁厚収納庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000188749A JP2002004565A (ja) 2000-06-23 2000-06-23 壁厚収納庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002004565A true JP2002004565A (ja) 2002-01-09

Family

ID=18688486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000188749A Pending JP2002004565A (ja) 2000-06-23 2000-06-23 壁厚収納庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002004565A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5848848U (ja) * 1981-09-30 1983-04-02 松下電工株式会社 壁への箱状の棚の取付け構造
JPH09317156A (ja) * 1996-05-29 1997-12-09 Doi Mokko Kk 収納家具

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5848848U (ja) * 1981-09-30 1983-04-02 松下電工株式会社 壁への箱状の棚の取付け構造
JPH09317156A (ja) * 1996-05-29 1997-12-09 Doi Mokko Kk 収納家具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002004565A (ja) 壁厚収納庫
JPH10131281A (ja) フェンスの構造
KR100929009B1 (ko) 높이 및 폭 조절이 자유로운 블록형 파티션
JP2002004561A (ja) 室内縁部構造
JPH1150569A (ja) 住宅の壁構造
JP2501135B2 (ja) 壁パネル及びその取付方法
JP5464056B2 (ja) 紙製パネルの組立構造
US20030127955A1 (en) Decorative recessed cabinets
JPH0642075A (ja) 押出セメント板の横積み構造
JP4220437B2 (ja) 間仕切り用パネル
JPH09291694A (ja) 壁埋込型収納装置
JP7176851B2 (ja) 建物の壁構造
JP2005237671A (ja) 収納家具
JP2000300358A (ja) 組立式押入
JP2001140481A (ja) 収納付きの建物
JP3382690B2 (ja) 棚部材支持構造
JP2008180042A (ja) 浴室と洗面室の間仕切り構造
KR200192821Y1 (ko) 욕실용 코너장
JP2530152Y2 (ja) トイレ等用ブース
KR20220061395A (ko) 가구 선반 조립구조
JP3697496B2 (ja) 収納装置
JP3102887U (ja) 収納棚
JP3186352U (ja) コンパクト耐震シェルター
JP2587967Y2 (ja) 梁の支持構造
JPS6316452Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070625

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20080924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100525

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101005