JPH09317156A - 収納家具 - Google Patents

収納家具

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JPH09317156A
JPH09317156A JP13532096A JP13532096A JPH09317156A JP H09317156 A JPH09317156 A JP H09317156A JP 13532096 A JP13532096 A JP 13532096A JP 13532096 A JP13532096 A JP 13532096A JP H09317156 A JPH09317156 A JP H09317156A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 住宅などの建物の建築工期の妨げにならず
に、短期間で効率良く内壁面へと組み付けが行え、施工
性の向上を図るとともに、汚損や破損などを起こさずに
仕上げる。 【解決手段】 建物壁面Bに構築される方形箱状の凹部
1の高さH,奥行きD,幅Wの各長さに合わせて上下左
右の各板部4,5,6にて外形が形成され、凹部1内に
遊嵌状態で収容され嵌め込まれる略箱形状の家具本体部
3と、家具本体部3の上板部4及び左右側板部5におけ
る各外側面4b,5bと凹部1の内側面1b,1cとの
間隙Cに挿入される固定片29が裏面19b,20b,
21bに突設され、各板部4,5における各外側面4
b,5bに固定されるとともに、裏面19b,20b,
21bが各板部4,5の前端面と凹部1周囲の建物壁面
W縁部とに当接して渡設され、家具本体部3と凹部1と
の間隙Cを閉塞する化粧枠18とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅などの建築物
の居室内壁面に嵌め込まれる収納家具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、収納家具は、住宅などの建築物
の居室内の壁面に寄せて配置されるが、この室内空間を
広く利用するために、収納家具の機能を、居室内に造り
付けで構成される押し入れ部分と同様に建物壁面内に構
築し、この家具前面の例えば扉部分を壁面と兼ねさせる
構造が知られている。
【0003】このような壁面収納家具は、従来では、ま
ず、住宅などの建築物の施工時に、収納家具が収容され
嵌め込まれる空間を、建築作業者が室内の内壁面部分に
構築し、同時にこの空間の高さ,幅,奥行きの各寸法を
家具職人が採寸を行う。
【0004】次に、家具職人は、これら寸法に適合する
収納家具の台輪,側板,天板,棚板等の各部を現場内で
製作し、その内壁面施工中にこれら各部品にて前記空間
内に家具を組み立てる。
【0005】家具の組み立てと同時に、建築作業者は、
前記空間の周囲の内壁の施工を行い、この空間内に組み
立てられる収納家具と、その周囲の内壁面との境が間隙
となって現れないように仕上げが行われる。そして、家
具には前面に扉等が取り付けられ、完成となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の収納家具では、その家具が備え付けられる内壁
面の空間の大きさに合わせた家具を製作することから、
各現場毎に製作を行うこととなり、それぞれ各々のサイ
ズの異なる家具となることから、汎用性のない家具とな
ってしまい、製作における手間がかかり、またその製作
時間を要するという欠点を有しており、このことから、
建築現場での他の作業の妨げとなる欠点を有している。
【0007】また、各異なる大きさの家具を、建物側の
空間が概略出来上がった後に、採寸し製作するため、建
物の建築工期に合わせることが困難であり、また、家具
組み付け後の後工程である壁の仕上げ工程が遅延してし
まうために、家具製作を短期間で行うよう家具職人に対
して製作時間短縮化を強いられてしまい、問題となって
いる。
【0008】さらに、この従来の収納家具では、建築物
と一体となる構成であることから、建築物の完成ととも
に、収納家具が出来上がっていなければならず、すなわ
ち建築工期の関係から両作業を同時進行させなければな
らないが、建築作業者と家具職人とが別の職種であり、
互いの作業が両立するものではないことから、施工作業
はスムーズに進行せず、建物自体の建築工期の長期化が
避けられず問題となっていた。
【0009】また、家具が導入された後に、居室の内壁
面仕上げ工事などが行われるが、その仕上げ工事の際
に、収納家具の表面に傷がついたり、汚れが付くなどの
問題が発生する場合があった。
【0010】そこで本発明は、上記問題点を解消するた
めに、住宅などの建物の建築工期の妨げにならずに、短
期間で効率良く内壁面へと組み付けが行え、施工性の向
上を図るとともに、汚損や破損などを起こさずに仕上げ
られる収納家具を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】次に、上記の課題を解決
するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照し
て説明する。この発明の収納家具2は、一側面が開放形
成された箱形状に形成されるとともに、建物壁面Bに構
築される方形箱状の凹部1の高さH,奥行きD,幅Wの
各長さに合わせて上下左右の各板部4,5,6にて外形
が形成され、前記凹部1内に遊嵌状態で収容され嵌め込
まれる家具本体部3と、前記家具本体部3の上板部4及
び又は下板部6と左右側板部5における各外側面4b,
5bと前記凹部1の内側面1b,1cとの間隙Cに挿入
される固定片29が裏面19b,20b,21bに突設
され、前記各板部4,5,6における各外側面4b,5
bに固定されるとともに、前記裏面19b,20b,2
1bが前記各板部4,5,6の前端面と凹部1周囲の建
物壁面W縁部とに当接して渡設され、前記家具本体部3
と前記凹部1との間隙Cを閉塞する化粧枠18と、を具
備することを特徴としている。
【0012】また、この発明の収納家具2は、複数種類
の所定寸法で高さ,奥行き,幅の各長さがそれぞれ組み
合わされて形成される一側面が開放形成された複数の箱
形状の収納部13’で構成され、建物壁面Bに構築され
る方形箱状の凹部1の高さH,奥行きD,幅Wの各長さ
に合わせて前記収納部13’が組み合わされて連結さ
れ、該凹部1内に遊嵌状態で収容され嵌め込まれる家具
本体部3と、前記家具本体部3の上板部4及び又は下板
部6と左右側板部5における各外側面4b,5bと前記
凹部1の内側面1b,1cとの間隙Cに挿入される固定
片29が裏面19a,20a,21aに突設され、前記
各板部4,5,6における各外側面4b,5bに固定さ
れるとともに、前記裏面19a,20a,21aが前記
各板部4,5,6の前端面と凹部1周囲の建物壁面B縁
部とに当接して渡設され、前記家具本体部3と前記凹部
1との間隙Cを閉塞する化粧枠18と、を具備すること
を特徴としている。
【0013】なお、前記化粧枠18は、上枠部19及び
又は下枠部22と左右枠部20,21とで分割構成され
る構造とし、前記各枠部19,20,21,22同士が
連結される端面に、接続プレート25が介設されて互い
が連結される構成としてもよく、また、前記化粧枠18
を、上枠部19及び左右枠部20,21とで分割構成さ
れて門型形状とし、該各枠部19,20,21の連結端
面19a,20a,21aが、前記各枠部19,20,
21が互いに連結された状態で入隅と出隅を構成する各
稜角を結ぶ仮想線に沿う面で形成され、前記左右枠部2
0,21の前記上枠部19両端に対向する上部連結端面
20a,21aに接続プレート25が固設されて、該接
続プレート25に前記上枠部19の連結端面19aが係
合され、前記各枠部19,20,21間に介設される構
成としてもよい。
【0014】さらに、前記化粧枠18は、真直な上枠部
19Aと、上端が略L字状に屈曲形成され両先端が互い
に対向するよう配設される左右枠部20A,21Aとで
構成される門型形状とされるとともに、前記左右各枠部
20A,21Aの両先端面にはそれぞれ接続プレート2
5が固設され、各接続プレート25に前記上枠部19A
の両端が係合し、前記左右枠部20A,21A間に架設
状態で連結される構成としてもよい。
【0015】また、前記接続プレート25と、前記化粧
枠18を構成する枠部の連結端面19a,20a,21
aに、凹溝28と凸部27との組み合わせで構成される
係合部26をそれぞれ形成し、互いの係合により位置決
めされて前記各枠部19,20,21が接続されること
とすれば、各枠部が互いに正しく連結される。
【0016】このような構成により、家具本体部3は、
建物壁面Bの凹部1内に収容されて嵌め込まれ、その前
面側の開放部分が壁面Bと略同一面とされるとともに、
この家具本体部3の各板部4,5,6の外側面と前記凹
部1の内壁面との間隙Cが覆い隠されるように、その周
囲に位置して、化粧枠18が取り付けられ、固定され
る。
【0017】
【発明の実施の形態】はじめに、本発明の収納家具2が
設置される住宅などの建物について説明する。この建物
Aには、図1及び図6に示すように、居室などの内部に
おける壁面Bに、凹部1が構築される。
【0018】この凹部1は、建物Aの構造に応じるとと
もに、その建物Aの建築主の希望に応じた所望の高さ
H,奥行きD,幅Wに構築された空間であり、本実施の
形態では、居室の床面Fと同一面の底面1aとされると
ともに、居室内の入隅部や出隅部に近接しない壁面Bの
略中央部分に設けられる。また、この凹部1の周囲は、
居室内壁面Bと同様に壁紙などの室内装飾が施され、凹
部1内は下地壁面が表出される構成とされる。
【0019】次に、本実施の形態の収納家具2は、家具
本体部3と、化粧枠18とで大略構成されている。
【0020】家具本体部3は、図1に示すように、上板
部4と、左右側板部5と、下板部6とで大略構成され、
外形が形成されている。
【0021】この家具本体部3の外形は、前述した建物
Aに構築される凹部1の高さH,奥行きD,幅Wの各長
さに合わされるとともに、この凹部1の各長さよりやや
短い高さ,奥行き,幅の各長さに前記各板部4,5,6
の寸法が設定され形成されており、方形に枠組みされて
いる。
【0022】また、組み立てられた各板部4,5,6の
奥方となる端縁側には、各板部間に展張する背板7が設
けられており、すなわち、前面側となる一側面が開放形
成された方形箱形状に形成されている。
【0023】また、この家具本体部3には、図1に示す
ように、上板部4と下板部6との間で左右に位置して、
仕切板8が左右一対となって垂直に2枚配設されている
とともに、各仕切板8,8と左右側板部5,5との間の
上下に上下各板部4,6に沿う支持板9,9がそれぞれ
設けられている。
【0024】さらに、これら仕切板8と同幅(奥行き
幅)の左右帆立板10と天板11,底板12とで矩形に
枠組みされる収納部13が、前記左右仕切板8,8間に
嵌め込まれており、すなわち、この家具本体部3は、縦
に3分割された収納部分が形成されている。
【0025】なお、左右側板部5,5と左右仕切板8,
8とで構成される左右の収納部のそれぞれの板間には、
上支持板9に近接してパイプ受け金具などを介してパイ
プ14が水平に渡設されており、また、下板部6には、
その下面に台輪部15が設けられるとともに、図2に示
すようにアジャスター16が複数装着されている。
【0026】また、左右側板部5,5と上板部4とにお
ける開放側の各前端4a,5a近傍には、所定間隔毎に
複数の取付穴17が板面を貫通して形成されている。
【0027】次に、化粧枠18は、本実施の形態では、
それぞれ真直に形成されている上枠部19と左枠部20
及び右枠部21とで構成されているとともに、それぞれ
が分割され、各々が連結されて門型形状に形成されてい
る。
【0028】これら枠部19,20,21は、木又は合
成樹脂などよりなり、本実施の形態では、図3及び図4
に示すように、その断面形状が略くさび状に形成され、
化粧枠18として組み立てられた状態での外周部23に
対し、内周部24の厚みが小さくなるよう形成されると
ともに、その断面形状における各角部分が湾曲形成され
丸みを帯びた形状とされている。
【0029】また、これら枠部19,20,21の左右
各枠部20,21のそれぞれの上端、及び上枠部19の
両端には、連結端面19a,20a,21aが形成され
ている。
【0030】これら連結端面19a,20a,21a
は、各枠部19,20,21を組み立て連結させて門型
形状とした状態における入隅と出隅を構成する各稜角を
結ぶ仮想線に沿う面となる枠部本体の長手方向に対して
傾斜した面とされ、本実施の形態では、枠部本体の長手
方向に対して45°傾斜した面に形成されている。
【0031】また、左右各枠部20,21の上端となる
連結端面20a,21aには、接続プレート25が固定
されている。この接続プレート25は、左右で互いに対
称形状となる一対で構成され、例えば金属材質で形成さ
れており、図5(a)に示すように、連結端面20a,
21aと略同形状の外形に形成されるとともに、薄肉な
厚さに形成され、一方の面25aの略中央に真直な畦状
に形成され係合部26を構成する凸部27を有してい
る。
【0032】また、この接続プレート25には、図5
(a〜c)に示すように、連結端面20a,21aに固
定された状態での表出される外周縁部が、連結端面20
a,21aの面形状より延出し、突出するように形成さ
れるとともに、プレート本体の厚さより厚く条縁部25
bが形成され、凸部27の形成される一方の面25a側
に縁状に突出し、すなわち、図5(b)に示すようにこ
の突出した条縁部25bに対してプレート本体の一方の
面25aが凹状に形成されている。
【0033】そして、この接続プレート25は、ネジな
どの固定手段にて左右各枠部20,21の各連結端面2
0a,21aに他方の面25cが対向し、凸部27が突
出するように固定される。
【0034】また、上枠部19の両端の各連結端面19
aには、前述した接続プレート25の凸部27に対応す
る真直な溝状の凹溝28がそれぞれ形成されており、凸
部27が嵌合されるようになっている。すなわち、この
上枠部19は、左右各枠部20,21と連結される際
に、両端の連結端面19aが接続プレート25を介して
接続されるようになっている。
【0035】また、上及び左右の各枠部19,20,2
1の裏面19b,20b,21bには、図3及び図4に
示すように、その裏面19b,20b,21bに対して
略垂直に突出するように、固定片29が固設されてい
る。
【0036】この固定片29は、各枠部19,20,2
1においてのその長手方向に沿うように長尺に形成され
る断面略矩形の杆状部材で、各枠部19,20,21の
裏面19b,20b,21bに接着やネジ,ダボなどの
固定手段にて固定されている。
【0037】また、この固定片29には、長手方向の所
定間隔毎、本実施の形態では上枠部19の固定片29の
場合は前記上板部4の取付穴17に対応する箇所とさ
れ、左右各枠部20,21の固定片29の場合は前記左
右各板部5の取付穴17に対応する箇所とされる位置
に、鬼目ナットなどのナット部材30が、各枠部の裏面
19b,20b,21bと平行となって埋め込まれ設け
られている。
【0038】なお、本実施の形態では、この固定片29
の固定位置が、枠部の裏面19b,20b,21bにお
ける内周側24に近接した位置とされるとともに、この
内周側24端より、家具本体部3の上板部4及び左右側
板部5の厚さの略半分の長さとなる位置に設定されてい
る。
【0039】さらに、これら枠部19,20,21の裏
面19b,20b,21bには、断面形状における厚み
のある外周側23に位置した面に、図3及び図 に示す
ように、前記固定片29に沿ってパッキン材31が設け
られている。
【0040】このパッキン材31は、例えば、一方の面
にモヘアなどが植毛された帯状の部材や、塩化ビニール
樹脂よりなるチューブ状部材などよりなり、両面テープ
や接着剤などにて各枠部19,20,21の裏面に接着
固定されている。
【0041】なお、この化粧枠18の左右各枠部20,
21の下端部には、床面Fと接する袴木などの部材を設
けてもよい。
【0042】次に、上述した構成の収納家具2の設置手
順について説明する。なお、この収納家具2が収容され
嵌め込まれる壁面Bの凹部1は、建築施工時に予め構築
される手順とする。
【0043】まず、住宅などの建築物Aの建築中に、収
納家具2の設置位置である壁面Bの凹部1の高さH.奥
行きD,幅Wの各長さを採寸する(図6参照)。
【0044】次に、採寸した凹部1の寸法に合わせて家
具本体部2の外形を構成する上板部4,下板部6,左右
各側板部5,5を工場内にて製作する。なお、各板部
4,5,6の寸法、すなわち上板部4の奥行き幅と横幅
の各長さ、下板部6の奥行き幅と横幅の各長さ、左右各
板部5,5の奥行き幅と高さである各寸法を、前記凹部
1における各寸法よりやや小さく設定し製作する。
【0045】また同時に、この家具本体部3の内部を構
成する収納部分の仕切板8や棚板,支持板9,台輪部1
5や開口部分を閉塞する扉32などを製作し、また、化
粧枠18を構成する上枠部19及び左右各枠部20,2
1を壁面Bの凹部1の高さH及び幅Wに合わせて製作す
る。
【0046】なお、このとき、建物の建築現場では、凹
部1や、その周囲の壁面Bの施工などが続行される。
【0047】次に、工場内で各寸法に製作された上下左
右の各板部4,5,6や、仕切板8,化粧枠18等を、
それぞれ建築現場に搬入する。このとき、居室内の凹部
1や壁面Bなどの施工は終了しており、壁紙などの内装
施工も全て終了されている。
【0048】次に、居室内にて各板部4,5,6及び仕
切板8などにて家具本体部3を組み立てる(図1参
照)。
【0049】次に、組み立てられた家具本体部3を壁面
Bの凹部1内に収容し嵌め込む。このとき、家具本体部
3の開口側を閉塞する扉32はまだ取り付けない状態と
する。
【0050】この嵌め込まれた状態では、図7に示すよ
うに、凹部1に対して家具本体部3が遊嵌状態とされて
おり、上板部4及び左右側板部5,5の各外側面4b,
5bと凹部1内壁の天井面1c及び側壁面1bとの間に
間隙Cを有した状態で底面1aに設置され、かつ開口面
が凹部1の左右壁面Bと略面一となるように設置され
る。なお、このとき、台輪部15のアジャスター16に
てその設置状態の微調整が行われる。
【0051】次に、化粧枠18の左右各枠部20,21
を、図8に示すように、家具本体部3に固定する。この
左右各枠部20,21には、予め連結端面20a,21
aに接続プレート25が木ねじなどの固定手段にて固定
される。
【0052】この左右各枠部20,21の固定は、裏面
20b,21bの固定片29を家具本体部3の側板部5
と凹部内壁側面1bとの間隙Cに挿入するように、その
間隙Cに沿って真直に嵌め込む。
【0053】次に、間隙C内の固定片29を、家具本体
部3の側板部5の内面側から、取付穴17を介して固定
ボルト33を挿し込み、ナット部材30に螺着させるこ
とで固定する。このとき、左右各枠部20,21は、そ
の裏面20b,21bの内周側24が家具本体部3の側
板部5前端面の半部に当接し、外周側23がパッキン材
31を介して壁面Bに当接する(図4参照)。
【0054】次に、化粧枠18の上枠部19を、図9に
示すように、取り付け固定する。この上枠部19の固定
時は、まずこの上枠部19を左右各枠部20,21の上
方より落とし込むように、かつ、裏面19bの固定片2
9を家具本体部3の上板部4と凹部天井面1cとの間隙
Cに挿入するように行う。
【0055】このとき、この上枠部4の両端の連結端面
19aに形成されている凹溝28を、左右枠部20,2
1の連結端面20a,21aに固定されている接続プレ
ート25の凸部27に嵌合させるように互いを係合し接
続する。これにより、上枠部19は連結端面19aにお
ける取付状態の位置決めが行われる。そして、この上枠
部19を左右各枠部20,21間に架け渡すように取り
付ける。なお、上枠部19の連結端面19aは、接続プ
レート25の一方の面25aに形成されている条縁部2
5bの内側に装入されて、接続プレート25の板面に当
接するようになり、この連結端面19aの周囲が覆われ
るようになる。
【0056】次に、前記左右枠部20,21と同様に、
図3に示すように、家具本体部3の上板部4と凹部天井
面1cとの間隙C内に挿入された固定片29を、上板部
4の内面側から、取付穴17を介して固定ボルト33を
挿し込み、ナット部材30に螺着させることで固定す
る。このとき、上枠部19は、その内周側24の裏面1
9bが家具本体部3の上板部4前端面の半部に当接し、
外周側23の裏面19bがパッキン材31を介して壁面
Bに当接する。
【0057】そして、この家具本体部3の内部に棚板な
どが適宜支持ダボなどを介して取り付けられ、扉32を
家具本体部3の開口縁部である左右側板部5,5の前端
縁側内面に蝶番などを介して取り付けることで図10に
示すように完成される。なお、扉32の揺動端側32a
を支持するレール等を設ける場合も化粧枠18の固定後
となる。
【0058】従ってこのように構成された収納家具2で
は、建築現場の建築作業中に、この収納家具2を搬入し
たり、組み立て作業を行うことがなく、建築作業と家具
組立作業とを同時に進行させることとならず、建築施工
中の凹部1の寸法さえ予め採寸しておけば、この収納家
具2は建築作業終了後に搬入,設置でき、すなわち、通
常の家具の搬入と同様に行うことが可能となる。
【0059】また、建築作業中の家具の設置作業ではな
いことから、この収納家具2の内壁面への組み付けが短
期間で効率良く行え、施工性の向上を図ることが可能と
なる。
【0060】さらに、上記のことから、この収納家具2
の製作が建築作業とは別工程となり、建築現場ではなく
工場内となるので、建築時の施工作業を妨げることがな
く、この建築の工期を遅らせることがない。
【0061】そして、居室内壁面B及び凹部1の構築工
事の完了後にこの収納家具2が設置されるので、この収
納家具2を汚損や破損させることがなく、商品価値の低
下を招くことがない。
【0062】また、この収納家具2によれば、建築施工
後に家具を凹部1に収容させ嵌め込み、その後に仕上が
った内壁面Bと家具2の各板部4,5,6の前端面との
間の間隙Cを塞ぐように化粧枠18を取り付ける構成で
あるので、壁面Bに予め造り付けの家具のように仕上げ
られ、見栄えがよく仕上げられることとなる。
【0063】また、分割構成された化粧枠18の連結端
面19a,20a,21aに接続プレート25が介設さ
れて接続されるので、その接続部分の形状及び意匠性を
損ねることがない。さらに、この接続プレート25と連
結端面20a,21aとが、凹溝28と凸部27とで構
成される係合部26を有していることで、互いの位置決
めが行われるので、各枠部19,20,21の取付状態
が正しく行われる。
【0064】また、化粧枠18の各枠部19,20,2
1の裏面19b,20b,21bにパッキン材31が設
けられているので、凹部1の周囲の壁面Bが同一の面上
に形成されていなくても、このパッキン材31が圧縮変
形などを起こし、隙間なく取り付けられる。
【0065】さらに、この収納家具2によれば、建物自
体に固定されずに、通常の家具同様に設置され、この収
納家具2と壁面凹部1との間隙Cを閉塞する化粧枠18
も家具本体部3側に固定される構成であるので、この収
納家具2を用途に応じた構造の他の収納家具2と取り替
えることが可能となり、その使用者に合わせた構成を行
うことが可能となる。
【0066】また、この収納家具2によれば、上述した
ように建物とは分離した構造であり、建物の凹部1への
組み付け時に、建物に固定しないので、建物壁面B側に
亀裂などを起こさせないとともに、この建物側の修繕や
改築などが行われる場合、この収納家具2に影響なく、
すなわち、この収納家具2を壁面凹部1より退避させ
て、建物側の施工作業を行うことが可能となる。
【0067】なお、上述した実施の形態では、建築施工
中の壁面凹部1の高さH,奥行きD,幅Wを採寸し、そ
の各長さに合わせた収納家具2を工場内にて製作し、壁
面凹部1内に収容し嵌め込む構成とし、矩形に枠組みさ
れた家具本体部3を構成する上下左右の各板部4,5,
6間に仕切板8などで収納部分を構成させる構造である
が、図11に示すように、予め所定の寸法で製作される
収納部13’を複数用いるとともに、各収納部13’の
機能を、例えば扉付きや引き出しなどの構造とし、また
数種類のサイズで用意することで、これらを互いに連結
させ、1つの家具本体部3を構成させる構造としてもよ
い。この場合、家具本体部3を構成させる各収納部1
3’を使用者の要望に合わせて組み換えることが可能と
なる。なお、図11に示すように、各収納部13’のサ
イズが凹部1に対して小型である場合は、この図11に
示すようなパネル状の背板113及び天板111を設
け、凹部1内における奥方の背面及び天井面1cの表出
を隠す構成とする。また、このような構造の場合でも、
凹部1への嵌め込み時には、扉等は外された状態とし
て、略箱状の家具本体部3として施工を行う。
【0068】また、上記したように家具本体部3が出来
上がっており、各寸法が予め設定されている構成であれ
ば、この家具本体部3の寸法に合わせて凹部1を構築す
る手順としてもよく、この場合では、家具本体部3及び
収納部13’の汎用性を向上させることが可能となり、
特にこの家具の搬入期間を大幅に短縮することが可能と
なる。
【0069】また、上述した本実施の形態では、家具本
体部3の組み立てを、建築現場にて行う例について述べ
たが、工場内で家具本体部3を組み立て、これを搬入
し、壁面凹部1内に嵌め込む手順としてもよく、また上
記のような予め各収納部13’が形成されてそれらを組
み合わせて家具本体部3とする場合も、建築現場にて家
具本体部3を組み立てる手順と、工場内にて家具本体部
3を組み立て建築現場に搬入する手順と、いずれの手順
としてもよい。
【0070】さらに、上述した実施の形態では、化粧枠
18を構成する各枠部19,20,21の連結を、接続
プレート25を介して行う構成としたが、この接続プレ
ート25を介設しない構造としてもよい。この場合は、
各枠部19,20,21の連結端面19a,20a,2
1aは、平滑な面に形成し、接着剤やダボなどの固定手
段にて互いの面を当接させて固定させる。
【0071】また、上述した実施の形態では、化粧枠1
8を、左右枠部20,21と上枠部19とで構成し、各
枠部19,20,21の連結部分を化粧枠18としての
角部分とし、各枠部の連結端面19a,20a,21a
を、その長手方向に対し傾斜した面で構成する例につい
て述べたが、図12に示すように、化粧枠18の構造
を、左右枠部20A,21Aと上枠部19Aとで構成す
るとともに、上枠部19Aは、真直な形状とし、左右枠
部20A,21Aの上端をL字状に屈曲形成して、それ
ら先端面20Aa,21Aaに接続プレート等を固定し
て、上枠部19Aの両端を支持するように係合し構成す
る化粧枠18Aとしてもよい。この場合、各枠部19
A,20A,21Aの連結端面19Aa,20Aa,2
1Aaは、垂直な面で構成され、特に上枠部19Aは、
両端の連結端面19Aaが、その長手方向に対して直交
する面とされるので、化粧枠18Aを構成する際の、上
枠部製作時にその幅長の設定が行いやすくなる。
【0072】さらに、上述した実施の形態では、化粧枠
18を構成する各枠部19,20,21の裏面の固定片
29が、接着やネジ,ダボなどの固定手段にて固定され
る構成とされているが、各枠部19,20,21と一体
成形により形成されるものでもよい。
【0073】また、この固定片29を杆状の部材で構成
する例について述べたが、図13及び図14に示すよう
にL字状のアングル金具にて構成してもよい。このL字
金具よりなる固定片29を用いる場合は、図13及び図
14に示すように、この固定片29を木ねじ34などの
固定部材にて各枠部19,20,21の裏面に固定し、
この固定片29にて家具本体部3の各板部4,5,6に
固定する構成とする。
【0074】また、このL字金具よりなる固定片29の
場合は、図15及び図16に示すような、家具本体部3
の開放側前端面を覆い、この家具本体部3の各板部4,
5,6の前端縁を兼ねる枠材35を介して設ける構成と
してもよく、この場合は、この枠材35に固定片29を
介して枠部19,20,21を固定し、枠材35を各板
部4,5,6に固定する。なお、このL字金具にて構成
する場合は、図17に示すように、この固定片29は、
短尺な形状とされ、枠部19,20,21に複数並列し
て設ける構成とする。
【0075】さらに、上述した実施の形態では、床面F
に設置される家具として構成される収納家具2について
説明したが、図18に示すように、居室内などの壁面B
の中央部分に形成される戸棚状の収納家具2として構成
させてもよく、また、図19に示すように天井面に沿っ
て天袋状に構成させてもよい。なお、壁面中央に構成さ
せる場合は、化粧枠18の構成を上枠部19と下枠部2
2及び左右各枠部20,21にて構成し、この化粧枠1
8を矩形状に枠組みし家具本体部3に取り付ける。ま
た、天井面に沿うように収納家具2を構成させる場合
は、下枠部22と左右各枠部20,21にて逆門型形状
に化粧枠18を構成させる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように本発明による収納家
具では、建物壁面の凹部に合わせて家具本体部及び化粧
枠を工場内にて製作し、これらを建築作業終了後に搬入
して設置する手順とされることから、建築現場の作業中
に、この収納家具を搬入したり、組み立て作業を行うこ
とがなく、建築作業と家具組立作業とを建築現場にて同
時に進行させることとならず、すなわち、通常の家具の
搬入と同様に行うことができるという効果が得られる。
【0077】また、建築作業中の家具の設置作業ではな
いことから、この収納家具の内壁面への組み付けが短期
間で効率良く行え、建物側の施工性及び家具設置の施工
性の向上を図ることが可能となる。
【0078】さらに、上記のことから、この収納家具の
製作が建築作業とは別工程であり、建築現場ではなく工
場内であるので、建築時の施工作業を妨げることがな
く、この建築の工期を遅らせることがないという効果が
ある。
【0079】そして、内壁面及び凹部の構築工事の完了
後にこの収納家具が設置されるので、この収納家具を汚
損や破損させることがなく、商品価値の低下を招くこと
がないという効果がある。
【0080】また、この収納家具によれば、建築施工後
に家具本体部を凹部に収容させ嵌め込み、その後に凹部
内壁面と家具本体部の各板部との間の間隙を塞ぐように
化粧枠が取り付けられる構成であるので、予め壁面に造
り付けられた家具のように仕上げられ、見栄えが良好と
なり意匠性が向上するという効果が得られる。
【0081】また、この化粧枠を、分割構成された化粧
枠とし、その連結端面に接続プレートが介設される構造
とすると、その連結部分の形状及び意匠性を損ねること
がなく、さらに、この接続プレートと連結端面とが、凹
溝と凸部とで構成される係合部を有していることで、互
いの位置決めが行われるので、各枠部の取付状態が正し
く行われるという効果がある。
【0082】さらに、この収納家具によれば、建物自体
に固定されずに、通常の家具同様に設置され、この収納
家具と壁面凹部との間隙を閉塞する化粧枠も収納家具側
に固定片にて固定される構成であるので、この収納家具
を用途に応じた構造の他の収納家具と取り替えることが
可能となり、その使用者に合わせた構成を行うことが可
能となる。
【0083】また、上記したように、この収納家具が建
物とは分離した構造であり、建物の凹部への組み付け時
に、建物に固定しないので、建物壁面側に亀裂などの不
具合を起こさせないとともに、この建物側の修繕や改築
などが行われる場合、この収納家具に影響なく、すなわ
ち、この収納家具を壁面凹部より退避させて、建物側の
施工作業を行うことができるという効果がある。
【0084】また、化粧枠の形状を、左右枠部と上枠部
とで構成するとともに、上枠部は、真直な形状とし、左
右枠部の上端をL字状に屈曲形成して、それら先端面間
に上枠部の両端を支持するように係合させた構成とした
場合では、化粧枠とされて組み立てられた状態の角部分
が、予めL字状に製作されていることとなるので、この
化粧枠を組み立てる際の作業が簡便になり、施工性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による収納家具の一実施の形態を示す分
解斜視図
【図2】同収納家具の下部における一部裁断拡大正面図
【図3】同収納家具の側断面図
【図4】同収納家具の平断面図
【図5】(a)接続プレートの平面図 (b)図5(a)におけるb−b線断面図 (c)同c−c線断面図
【図6】同収納家具が収容される凹部の斜視図
【図7】同収納家具の施工手順を示す斜視図
【図8】同収納家具の施工手順を示す斜視図
【図9】同収納家具の施工手順を示す斜視図
【図10】同収納家具の完成状態を示す斜視図
【図11】本発明による収納家具の他の実施の形態を示
す分解斜視図
【図12】本発明による収納家具の他の実施の形態を示
す分解斜視図
【図13】本発明による収納家具の他の実施の形態を示
す側断面図
【図14】同平面図
【図15】本発明による収納家具の他の実施の形態を示
す側断面図
【図16】同平面図
【図17】同枠部の斜視図
【図18】本発明による収納家具の他の実施の形態を示
す斜視図
【図19】本発明による収納家具の他の実施の形態を示
す斜視図
【符号の説明】
1…凹部 1b…側面 1c…天井面 2…収納家具 3…家具本体部 4…上板部 4b,5b…外側面 5…側板部 6…下板部 13’…収納部 18…化粧枠 19…上枠部 20…左枠部 21…右枠部 19a,20a,21a…連結端面 19b,20b,21b…裏面 22…下枠部 25…接続プレート 26…係合部 27…凸部 28…凹溝 29…固定片 B…壁面 C…間隙 D…奥行き H…高さ W…幅

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側面が開放形成された箱形状に形成さ
    れるとともに、建物壁面に構築される方形箱状の凹部の
    高さ,奥行き,幅の各長さに合わせて上下左右の各板部
    にて外形が形成され、前記凹部内に遊嵌状態で収容され
    嵌め込まれる家具本体部と、 前記家具本体部の上板部及び又は下板部と左右側板部に
    おける各外側面と前記凹部の内側面との間隙に挿入され
    る固定片が裏面に突設され、前記各板部における各外側
    面に固定されるとともに、前記裏面が前記各板部の前端
    面と凹部周囲の建物壁面縁部とに当接して渡設され、前
    記家具本体部と前記凹部との間隙を閉塞する化粧枠と、 を具備することを特徴とする収納家具。
  2. 【請求項2】 複数種類の所定寸法で高さ,奥行き,幅
    の各長さがそれぞれ組み合わされて形成される一側面が
    開放形成された複数の箱形状の収納部で構成され、建物
    壁面に構築される方形箱状の凹部の高さ,奥行き,幅の
    各長さに合わせて前記収納部が組み合わされて連結さ
    れ、該凹部内に遊嵌状態で収容され嵌め込まれる家具本
    体部と、 前記家具本体部の上板部及び又は下板部と左右側板部に
    おける各外側面と前記凹部の内側面との間隙に挿入され
    る固定片が裏面に突設され、前記各板部における各外側
    面に固定されるとともに、前記裏面が前記各板部の前端
    面と凹部周囲の建物壁面縁部とに当接して渡設され、前
    記家具本体部と前記凹部との間隙を閉塞する化粧枠と、 を具備することを特徴とする収納家具。
  3. 【請求項3】 前記化粧枠は、上枠部及び又は下枠部と
    左右枠部とで分割構成されるとともに、前記各枠部同士
    が連結される端面に、接続プレートが介設されて互いが
    連結されることを特徴とする請求項1又は2記載の収納
    家具。
  4. 【請求項4】 前記化粧枠は、上枠部及び左右枠部とで
    分割構成されて門型形状とされるとともに、該各枠部の
    連結端面が、前記各枠部が互いに連結された状態で入隅
    と出隅を構成する各稜角を結ぶ仮想線に沿う面で形成さ
    れており、前記左右枠部の前記上枠部両端に対向する上
    部連結端面には接続プレートが固設されて、該接続プレ
    ートに前記上枠部の連結端面が係合され、前記各枠部間
    に介設されることを特徴とする請求項1又は2記載の収
    納家具。
  5. 【請求項5】 前記化粧枠は、真直な上枠部と、上端が
    略L字状に屈曲形成され両先端が互いに対向するよう配
    設される左右枠部とで構成される門型形状とされるとと
    もに、前記左右各枠部の両先端面にはそれぞれ接続プレ
    ートが固設され、各接続プレートに前記上枠部の両端が
    係合し、前記左右枠部間に架設状態で連結されることを
    特徴とする請求項1又は2記載の収納家具。
  6. 【請求項6】 前記接続プレートと、前記化粧枠を構成
    する枠部の連結端面には、凹溝と凸部との組み合わせで
    構成される係合部がそれぞれ形成され、互いの係合によ
    り位置決めされて前記各枠部が接続されることを特徴と
    する請求項3又は4又は5記載の収納家具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002004565A (ja) * 2000-06-23 2002-01-09 Sumori Kogyo:Kk 壁厚収納庫
JP2020045734A (ja) * 2018-09-21 2020-03-26 凸版印刷株式会社 収納ユニット及び収納ユニットの組み立て方法

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