JPH0734570A - 間仕切りパネルの取付構造 - Google Patents

間仕切りパネルの取付構造

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JPH0734570A
JPH0734570A JP5201897A JP20189793A JPH0734570A JP H0734570 A JPH0734570 A JP H0734570A JP 5201897 A JP5201897 A JP 5201897A JP 20189793 A JP20189793 A JP 20189793A JP H0734570 A JPH0734570 A JP H0734570A
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JP5201897A
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Isao Kaneko
勲 金子
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 木口を傷たり、コーナー部の外観を損ったり
することなく間仕切りパネルを部屋のコーナー部に取り
付けることができる間仕切りパネルの取付構造を提供す
る。 【構成】 仕上材20の側面から突出する凸部11a
と、側面内部に凹部13aとを備える間仕切りパネル1
を複数立設し、これら複数の凸部と凹部とを嵌合させな
がら接合して、部屋300を画成する。部屋のコーナー
部301においては、間仕切りパネル嵌合間仕切りパネ
ル嵌合凹部65を直交する2側面62に有する断面方形
状のジョイント材60を立設し、間仕切りパネル1−3
´の凸部を、ジョイント材の間仕切りパネル嵌合間仕切
りパネル嵌合凹部に嵌合させる。そして、ジョイント材
の外側面63からネジ68を通して、2枚の間仕切りパ
ネルをジョイント材に接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工業化住宅の各部屋を
画成する仕上済み間仕切りパネルの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の間仕切りパネルの取付構
造を示す断面図である。
【0003】間仕切りパネル100は、方形状に枠組み
された芯材101の両面に合板103を貼り付けた構造
になっており、この間仕切りパネル100が両側の外壁
パネル120,121に、複数、横並びで取り付けられ
る。
【0004】これらの間仕切りパネル100は、取り付
ける際、各間仕切りパネル100の芯材101間と、両
側の間仕切りパネル100の芯材101と外壁パネル1
20,121とを釘打ちすることにより、接合される。
【0005】したがって、表面に傷を付けることができ
ない仕上材(図示省略)は、上記のごとく間仕切りパネ
ル100を釘打ち接合した後、現場で合板103の両面
に貼り付けられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の間仕切りパネルの取付構造では、間仕切りパネル10
0を釘打ちにて接合した後、仕上材を合板103の表面
に貼り付けて仕上処理をするという二重の作業を現場で
行わなければならないので、現場作業が煩雑なものとな
っていた。
【0007】そこで、図7に示すように、予め仕上材2
04を貼り付けた間仕切りパネル200を、ほとんど釘
を使わずに現場で接合させる構造にして、現場作業の省
力化を図ることが考えられる。
【0008】具体的には、間仕切りパネル200を、間
仕切りパネル200の一方の縦芯材201が仕上材20
4の側面から突出し、他方の縦芯材202が仕上材20
2の側面内部に凹んだ構造する。そして、この突出した
縦芯材201を凹んだ縦芯材202側に嵌め込みなが
ら、複数の間仕切りパネル200を横並びに接合する。
【0009】しかしながら、このような間仕切りパネル
200を用いると、横並び接合に費やす現場作業は省力
化されるが、この間仕切りパネル200で画成される部
屋300のコーナー部301における接合構造に問題が
生じる。
【0010】すなわち、このコーナー部301において
は、間仕切りパネル200−1,200−2を直角に配
置し、間仕切りパネル200−1の端面に間仕切りパネ
ル200−2の仕上材204表面を当接して、仕上材2
04の上から釘210を打って、間仕切りパネル200
−1,200−2同士を接合しなければならない。
【0011】このため、仕上材204の表面が傷ついた
り、木口が傷ついたりして、コーナー部301の外観が
損われるおそれがある。
【0012】本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、木口を傷たり、コーナー部の
外観を損ったりすることなく間仕切りパネルを部屋のコ
ーナー部に取り付けることができる間仕切りパネルの取
付構造を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、第1の発明は、両側に縦芯材を有する略方形状の芯
材と、この芯材の両面に貼り付けられる仕上材と、これ
ら仕上材の側面から前記縦芯材の一方が突出して形成さ
れる凸部と、仕上材の側面内部に前記縦芯材の他方が凹
んで形成される凹部とを備える間仕切りパネルを複数立
設し、これら複数の間仕切りパネルを前記凸部と凹部と
を嵌合させながら接合して、部屋を画成する間仕切りパ
ネルの取付構造であって、前記部屋のコーナー部に、直
交する2側面に各々間仕切りパネル嵌合凹部を形成した
断面方形状のジョイント材を立設し、このジョイント材
の前記直交する2側面のうち少なくとも一方に前記間仕
切りパネルの凸部側側面を配置し、前記間仕切りパネル
嵌合凹部と間仕切りパネルの凸部とを嵌合させ、前記ジ
ョイント材と間仕切りパネルの縦芯材とを固着手段にて
固着したことを特徴としている。
【0014】また、第2の発明は、前記ジョイント材の
間仕切りパネルの凸部と当接する側面に対し、この側面
と直交する他方の側面に間仕切りパネルの凹部側側面を
配置し、この間仕切りパネルの凹部内に端面が前記仕上
げ材の側面から突出する状態で調整材を取付け、この調
整材と前記他方の側面に形成した間仕切りパネル嵌合凹
部とを嵌合させ、前記ジョイント材と間仕切りパネルの
縦芯材とを固着手段にて固着したことを特徴としてい
る。
【0015】さらに、第3の発明は、前記ジョイント材
の外側面に凹溝を設け、この凹溝より前記間仕切りパネ
ルの縦芯材とジョイント材とを固着手段により固着する
と共に、前記凹溝にパッキン材を嵌め込んで、前記固着
手段を外側から覆うことを特徴としている。
【0016】
【作用】前記構成の第1の発明においては、部屋の出隅
や入隅等のコーナー部に間仕切りパネル嵌合凹部を有す
るジョイント材を立設し、このジョイント材の側面に、
コーナー部を形成する2枚の間仕切りパネルの側面を各
々合せて固着手段により固着するので、仕上材を傷つけ
ることなく、間仕切りパネルの木口をジョイント材によ
って覆うことができ、仕上済み間仕切りパネルの木口を
保護することが可能となる。
【0017】そして、少なくとも一方の間仕切りパネル
嵌合凹部に間仕切りパネルの凸部を嵌合させることによ
り、間仕切りパネルの凸部を用いてジョイント材の位置
決め及び強固な接合が可能となる。
【0018】また、第2の発明においては、間仕切りパ
ネルの凹部側に調整材を仕上材側面より突出させて取付
け、この調整材をジョイント材の間仕切りパネル嵌合凹
部に嵌合させて固着するので、間仕切りパネルの凹部側
の側部とジョイント材との位置決め及び強固な接合が可
能となる。
【0019】さらに、第3の発明においては、ジョイン
ト材と間仕切りパネルとをジョイント材の外側面に設け
た凹溝より固着手段により固着し、この固着手段を凹溝
に嵌込んだパッキンにより覆うことにより、外観を良好
にすることが可能となる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施例に係る間仕切り
パネルの取付構造を示す断面図である。
【0022】本実施例は、複数の間仕切りパネル1を凸
部11aと凹部13aとを嵌合させながら横並びに接合
し、部屋300のコーナー部301においては、ジョイ
ント材60を介して間仕切りパネル1の側部を接合する
構造になっている。
【0023】以下、具体的に説明する。
【0024】間仕切りパネル1は、図2に示すように、
略方形状の芯材10と、この芯材10の両面に貼り付け
られる仕上材としての石膏ボード20とを備え、仕上処
理された間仕切りパネルである。
【0025】芯材10は、両側の縦芯材11,13の間
に横芯材15,17,19が所定間隔で組み付けられた
構造になっている。
【0026】一方、石膏ボード20は、その側面から縦
芯材11が突出しかつ側面内部に縦芯材13が凹むよう
に、芯材10に貼り付けられ、これにより、間仕切りパ
ネル1の側方に突出する凸部11aと、側方で凹む凹部
13aとが形成されている。
【0027】さらに、縦方向(図2の上,下方向)にお
いては横芯材15,19が凹むように、石膏ボード20
が芯材10に貼り付けられており、これにより、間仕切
りパネル1の上下で凹む凹部15a,19aが形成され
ている。そして、凹部19aには、断面T字状の上間隙
調整材30が、上方に引出し可能に嵌め込まれるように
なっている。なお、符号31は横間隙調整材であり、後
述する最終の間仕切りパネル1に嵌められる。
【0028】このような間仕切りパネル1は、横並びに
接合されている。
【0029】すなわち、図3に示すように、床80にネ
ジ止め固定された長尺状の合板81,82の上に間仕切
りパネル1の凹部15aが嵌合可能な支持材89が取付
けられている。この支持材89に凹部15aを嵌めて、
最初の間仕切りパネル1−1が立てられる。
【0030】この間仕切りパネル1−1は、図4に示す
ように、外壁パネル87側に移動され、その凸部11a
が外壁パネル87にネジ止め固定された合板84,85
の表面に当接される。そして、凸部11aの両側にスペ
ーサー40が嵌められ、その上からネジ41にて固定さ
れる。さらに、このスペーサー40の上から、カバー材
50が被せられ、石膏ボード20の側端部と合板84,
85の両側部が隠される。
【0031】そして、図3に示すように、凹部15aに
嵌合した支持材89の両側にスペーサー40が嵌めら
れ、その上からネジ41にて固定される。
【0032】さらに、間仕切りパネル1−1の上部にお
いては、上間隙調整材30が天井83側に引出され、天
井83に当接された後、上間隙調整材30がネジ35に
て天井83に固定される。そして、上間隙調整材30の
両側にスペーサー40が嵌められ、その上からネジ41
にて固定される。
【0033】このように外壁パネル87側に立設固定さ
れた最初の間仕切りパネル1−1に、2番目の間仕切り
パネル1−2が接合されている(図1参照)。
【0034】すなわち、図3に示すように、床80の支
持材89に、2番目の間仕切りパネル1−2が嵌められ
て立てられ、図4に示すように、間仕切りパネル1−1
側に移動させされる。
【0035】この移動は、図1に示すように、間仕切り
パネル1−2の凸部11aが間仕切りパネル1−1の凹
部13aに完全に嵌り込むまで行われ、凸部11aと凹
部13aとを嵌合させた状態で、図3に示すように、支
持材89の両側にスペーサー整材40が嵌められ、その
上からネジ41にて固定される。
【0036】次に、間仕切りパネル1−2の上部におい
て、上間隙調整材30が天井83側に引出され、天井8
3に当接された後、上間隙調整材30がネジ35にて天
井83に固定される。
【0037】そして、上間隙調整材30の両側にスペー
サー40が嵌められ、その上からネジ41にて固定され
る。
【0038】このようにして、複数の間仕切りパネル1
−1,1−2,〜,1−3が順に横並びに接合されて、
部屋300が画成されている(図4参照)。
【0039】このとき、コーナー部301がない部屋3
00(図4参照)においては、最終の間仕切りパネル1
−3に予め横間隙調整材31が嵌められており、この横
間隙調整材31を介して、間仕切りパネル1−3と外壁
パネル88とが接合されている。
【0040】すなわち、図4の二点鎖線で示すように、
横間隙調整材31を間仕切りパネル1−3の凹部13a
に嵌め込んでおき、この間仕切りパネル1−3を上記の
ごとく立設した時点で、図4の実線で示すように、横間
隙調整材31を外壁パネル88側に引出す。
【0041】そして、横間隙調整材31が外壁パネル8
8に当接され、横間隙調整材31の両側にスペーサー4
0が嵌められて、その上からネジ35にて固定される。
さらに、このスペーサー40の上から、カバー材53が
被せられ、石膏ボード20の側端部と横間隙調整材31
の両側部が隠される。
【0042】このように、複数の間仕切りパネル1(1
−1〜1−3)を外壁パネル87,88間に横並びに接
合した後、図3に示すように、複数の間仕切りパネル1
の横並び方向に渡って、カバー材51,52が被せられ
る。
【0043】具体的には、下側のカバー材51は、下側
のスペーサー40の上から被せられ、石膏ボード20の
下端部と合板81,82の両側部とが隠される。また、
上側のカバー材52は、上側のスペーサー40の上から
被せられ、石膏ボード20の上端部と上間隙調整材30
の両側部が隠される。一方、図1に示すように、コーナ
ー部301がある部屋300においては、最終の間仕切
りパネル1−3,1−3´同士がジョイント材60を介
して接合される。
【0044】詳しくは、上記のように、横並びに列設さ
れた間仕切りパネル1−1〜1−3の最終間仕切りパネ
ル1−3と、間仕切りパネル1−1〜1−3と直角方向
に列設された間仕切りパネル1−1´〜1−3´の最終
間仕切りパネル1−3´とで部屋300のコーナー部3
01が形成される。
【0045】このコーナー部301には、間仕切りパネ
ル1−3の凹部13aと、間仕切りパネル1−3´の凸
部11aとが位置し、これら凹部13aと凸部11aに
ジョイント材60が接合される。
【0046】ジョイント材60は、間仕切りパネル1−
3,1−3´の高さに対応して自由に切断することがで
きる木材や合成樹脂等で形成された断面方形状の長尺材
であり、その直交する2側面61,62に、長さ方向に
沿って間仕切りパネル嵌合凹部64,65が形成されて
いる。間仕切りパネル嵌合凹部65は、間仕切りパネル
1−3´の凸部11aを嵌合するための溝であり、間仕
切りパネル嵌合凹部64よりも深めに形成されている。
【0047】さらに、外側に位置される側面63,63
には、パッキン材69を嵌め込むための凹部66,66
が形成されている。
【0048】このようなジョイント材60は、間仕切り
パネル嵌合凹部64を間仕切りパネル1−3側に向け、
間仕切りパネル嵌合凹部65を間仕切りパネル1−3´
側に向けた状態で、コーナー部301に立設される。
【0049】このとき、ジョイント材60の間仕切りパ
ネル嵌合凹部64と間仕切りパネル1−3の凹部13a
との間には調整材67がはめ込まれ、間仕切りパネル嵌
合凹部65には凸部11aが嵌め込まれる。 この状態
で、ネジ68,68がジョイント材60の凹部66,6
6側から調整材67,凸部11a側に向かって通され
て、間仕切りパネル1−3と間仕切りパネル1−3´と
がジョイント材60に接合される。しかる後、各凹部6
6にパッキン材69が嵌め込まれて、各ネジ68の頭部
が隠される。
【0050】また、図5に示すように、最終の間仕切り
パネル1−3,1−3´の凹部13a同士がコーナー部
301に位置する場合には、直交する2側面71,72
に凹部74を有するジョイント材70が用いられる。
【0051】即ち、ジョイント材70が、各凹部74を
間仕切りパネル1−3,1−3´の凹部13a側に向け
た状態で、コーナー部301に立設される。
【0052】このとき、ジョイント材70の凹部74と
間仕切りパネル1−3,1−3´の凹部13aとの間に
は調整材77が嵌め込まれ、この状態で、ネジ78がジ
ョイント材70の凹部76側から調整材77に向かって
通されて、間仕切りパネル1−3と間仕切りパネル1−
3´とがジョイント材70に接合される。しかる後、各
凹部76にパッキン材79が嵌め込まれて、各ネジ78
の頭部が隠される。
【0053】また、図示しないが、最終の間仕切りパネ
ル1−3,1−3´の凸部11a同士がコーナー部30
1に位置する場合には、凸部11aと嵌合可能な凹部を
直交する2側面の各々に有したジョイント材が用いられ
ることは勿論である。
【0054】上述したように、本実施例によれば、隣接
する間仕切りパネル1同士の横方向の接合においては釘
打ち作業が削減され、かつ間仕切りパネル1が仕上処理
された状態で取り付けられるので、間仕切りパネル1の
取付作業が著しく省力化される。
【0055】また、コーナー部301においては、最終
間仕切りパネル1−3の凹部13aや間仕切りパネル1
凹部がジョイント材60,70によって隠されるので、
コーナー部301の外観が向上する。そして、このコー
ナー部301においては、ネジ68,78が石膏ボード
20を避けて通されるので、石膏ボード20の木口等が
傷付けられることはない。
【0056】また、ネジ68,78をパッキン材69,
79によって外側から簡単に隠すことができるので、コ
ーナー部301の外観をさらに向上させることができ
る。
【0057】また、上記のように仕上処理された間仕切
りパネル1を横方向に接合していくが、コーナー部30
1において、横方向の施工誤差が生じる場合がある。こ
のようなときでも、ジョイント材60,70によって、
その誤差を吸収することができるので、寸法精度の向上
を図ることができる。
【0058】なお、前記実施例においては、間仕切りパ
ネルの凸部側側部と、凹部側側部とをジョイント材にて
連結する場合について説明したが、この例に限らず、凸
部側の側部同士を連結するようにしてもよいことはいう
までもない。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明におい
ては、部屋の出隅や入隅等のコーナー部に間仕切りパネ
ル嵌合凹部を有するジョイント材を立設し、このジョイ
ント材の側面に、コーナー部を形成する2枚の間仕切り
パネルの側面を各々合せて固着手段により固着するの
で、仕上材を傷つけることなく、間仕切りパネルの木口
をジョイント材によって覆うことができ、仕上済み間仕
切りパネルの木口を保護することができるという効果が
ある。
【0060】そして、少なくとも一方の間仕切りパネル
嵌合凹部に間仕切りパネルの凸部を嵌合させることによ
り、間仕切りパネルの凸部を用いてジョイント材の位置
決め及び強固な接合ができるという効果がある。
【0061】また、第2の発明においては、間仕切りパ
ネルの凹部側に調整材を仕上材側面より突出させて取付
け、この調整材をジョイント材の間仕切りパネル嵌合凹
部に嵌合させて固着するので、間仕切りパネルの凹部側
の側部とジョイント材との位置決め及び強固な接合がで
きるという効果がある。
【0062】さらに、第3の発明においては、ジョイン
ト材と間仕切りパネルとをジョイント材の外側面に設け
た凹溝より固着手段により固着し、この固着手段を凹溝
に嵌込んだパッキンにより覆うことにより、外観を良好
にすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る間仕切りパネルの取付
構造を示す断面図である。
【図2】本実施例に適用される間仕切りパネルを一部破
断して示す斜視図である。
【図3】間仕切りパネルの縦方向の取付状態を示す断面
図である。
【図4】間仕切りパネルの横方向の取付状態を示す断面
図である。
【図5】凹部同士が位置するコーナー部での接合状態を
示す断面図である。
【図6】従来の間仕切りパネルの取付構造を示す断面図
である。
【図7】凸部と凹部を有する間仕切りパネル同士の接合
状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 間仕切りパネル 11a 凸部 13a,65,66 凹部 20 石膏ボード 61,62,63 側面 60 ジョイント材 68 ネジ 69 パッキン材 300 部屋 301 コーナー部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側に縦芯材を有する略方形状の芯材
    と、この芯材の両面に貼り付けられる仕上材と、これら
    仕上材の側面から前記縦芯材の一方が突出して形成され
    る凸部と、仕上材の側面内部に前記縦芯材の他方が凹ん
    で形成される凹部とを備える間仕切りパネルを複数立設
    し、これら複数の間仕切りパネルを前記凸部と凹部とを
    嵌合させながら接合して、部屋を画成する間仕切りパネ
    ルの取付構造であって、 前記部屋のコーナー部に、直交する2側面に各々間仕切
    りパネル嵌合凹部を形成した断面方形状のジョイント材
    を立設し、このジョイント材の前記直交する2側面のう
    ち少なくとも一方に前記間仕切りパネルの凸部側側面を
    配置し、前記間仕切りパネル嵌合凹部と間仕切りパネル
    の凸部とを嵌合させ、前記ジョイント材と間仕切りパネ
    ルの縦芯材とを固着手段にて固着したことを特徴とする
    間仕切りパネルの取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記ジョイント材の間仕切りパネルの凸部と当接する側
    面に対し、この側面と直交する他方の側面に間仕切りパ
    ネルの凹部側側面を配置し、この間仕切りパネルの凹部
    内に端面が前記仕上げ材の側面から突出する状態で調整
    材を取付け、この調整材と前記他方の側面に形成した間
    仕切りパネル嵌合凹部とを嵌合させ、前記ジョイント材
    と間仕切りパネルの縦芯材とを固着手段にて固着したこ
    とを特徴とする間仕切りパネルの取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、 前記ジョイント材の外側面に凹溝を設け、この凹溝より
    前記間仕切りパネルの縦芯材とジョイント材とを固着手
    段により固着すると共に、前記凹溝にパッキン材を嵌め
    込んで、前記固着手段を外側から覆うことを特徴とする
    間仕切りパネルの取付構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5645453A (en) * 1995-03-31 1997-07-08 Yazaki Corporation Connector
JP2010168863A (ja) * 2009-01-26 2010-08-05 Panahome Corp コーナ材及びそれを用いた外壁の施工方法

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