JPH0736826Y2 - ワゴン車のバックドア - Google Patents

ワゴン車のバックドア

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JPH0736826Y2
JPH0736826Y2 JP15833987U JP15833987U JPH0736826Y2 JP H0736826 Y2 JPH0736826 Y2 JP H0736826Y2 JP 15833987 U JP15833987 U JP 15833987U JP 15833987 U JP15833987 U JP 15833987U JP H0736826 Y2 JPH0736826 Y2 JP H0736826Y2
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JP
Japan
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door
extension member
wagon
lower door
back door
Prior art date
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JP15833987U
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English (en)
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JPH0162120U (ja
Inventor
辰巳 福永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、ワゴン車のバックドア、特に2分割のバック
ドアに関する。
b.従来の技術 従来、ワゴン車のバックドアは、上ヒンジ下開きのもの
が多く、一部のワゴン車には、2分割ドアによる上・下
開きのものがある。
しかし、2分割ドアの上・下開きタイプのワゴン車であ
っても、その全開時の状態は、第4図に示す如きもので
あった。
すなわち、上側ドア101は、その上部を蝶番102等によっ
て車体本体103側に取り付けられており、開閉操作を容
易にするための補助機構として、トーションバー、また
はガスステー104等が取り付けられている。
また、全開時の寸法hは、荷物の出し入れのためには高
いほどよいが、高すぎると逆に、閉じる場合等に手をか
けにくくなるため、1.8〜1.9m程度とされているのが一
般的である。
一方、下側ドア105は、その下部が蝶番106等によって車
体本体103側に取り付けられており、その全開時には、
第4図の実線で示す如く、下側に垂れ下がった状態、あ
るいは想像線で示した如く、鎖107等によって水平に保
持された状態となっている。
c.考案が解決しようとする問題点 然し乍ら、上述した2分割ドアの上・下開きタイプのバ
ックドアにあっては、軽量の小荷物等をワゴン車内に収
納しようとする場合は問題ないが、重量物、例えば冷蔵
庫,ピアノ,オートバイ等を収納しようとする場合に
は、第4図に想像線で示した如く、道板108等を設置し
て、その上をキャスター等を転がすことによって搬入し
ていた。
すなわち、重量物の運搬が予定される場合は、道板を別
途用意しておく必要があり、万一、道板がない場合は、
重量物のワゴン車内への搬入・搬出が非常に困難であっ
た。
本考案は、上述した問題点に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、冷蔵庫,オートバイといった重量物を
ワゴン車内に搬入、あるいはワゴン車内から搬出する際
に、道板の役目をし得るワゴン車のバックドアを提供す
ることにある。
d.問題点を解決するための手段 本考案は、上述した問題点を解決するため、その要旨
は、車体の荷物室の開口部を開閉するドアを上下に配置
した上側ドア及び下側ドアより形成し、上記開口部の下
縁に該下側ドアの一端を蝶番で回動自在に枢着したワゴ
ン車のバックドアにおいて、上記下側ドアに蝶着若しく
はスライド可能に取着した板状の延長部材を、上記下側
ドアの延長線上に沿って連接し、上記延長部材の先端に
地面に当接する接地部を設け、該接地部が接地する際
に、上記下側ドア及び延長部材の傾斜角度を保持する傾
斜角度保持手段を設けたことを特徴とするワゴン車のバ
ックドアにある。
e.作用 本考案にかかる上・下2分割タイプのワゴン車のバック
ドアは、下側ドアに延長部材を蝶着若しくはスライド可
能に取着しているためオートバイ等の重量物をワゴン車
内に搬入、あるいはワゴン車内から搬出する際に、該延
長部材を道板として利用することができる。
f.実施例 以下、本考案にかかるワゴン車のバックドアの一実施例
を、添付図面第1図〜第3図に従って詳細に説明する。
第1図中、1はワゴン車の本体である。2,3は2分割さ
れたワゴン車のバックドアであり、その内2は、その上
部を蝶番4によって車体本体1側に取り付けられた上側
ドア、3は同じく蝶番5によって車体本体1に取り付け
られた下側ドアである。6は前記下側ドアに連設された
延長部材であり、該延長部材6下面には脚部材7(傾斜
角度保持手段)が設けられている。該脚部材7は、下側
ドア3と延長部材6との連設部付近に働く力を支えるた
めのものである。
下側ドア3の構造を、第2図及び第3図に基づいて更に
詳細に説明すると、下側ドア3は蝶番5の他、1節支持
杆8によって車体本体1に対して所定の角度で支持され
るように構成されている。9は該下側ドアの上面に設け
られた凹部であって、該凹部9に延長部材6が第3図に
示す如く収納される。10は下側ドア3上部に折り畳み可
能に延長部材6を連設するための蝶番、11は下側ドア
3、及び延長部材6の上面に設けられた滑り止めであ
る。該滑り止め11の存在により、オートバイ等の重量物
を容易にワゴン内に収納することができる。
7は上述した如く、延長部材6の下面に設けられた脚部
材であって、該脚部材7は、延長部材6の下面枠部12に
ネジによって回転可能に支持されている。なお、脚部材
7の支持位置は、延長部材6の上方であり、そのため通
常時においては、第3図に示す如く折り畳み延長部材6
の下面枠部12内に収納される。一方使用時においては、
脚部材7は、延長部材6の下面枠部12の上端内壁に当接
することにより、延長部材6に対して略垂直に支持さ
れ、延長部材6が道板として機能する場合の強度を補強
する。
13は延長部材6の下方側の接地部に設けられた切欠きで
あり、該切欠き13(接地部)の存在により、延長部材6
は安定した状態で接地する。14は延長部材6の上面に設
けられたシリコンゴム製の弾性部材、15は下側ドア3と
当接する延長部材枠部12の側面側に設けられたシリコン
ゴム製の弾性部材である。これら両弾性部材14,15の存
在により、延長部材6の収納時、あるいは使用時の衝
撃,騒音等を緩和する。
以上、本考案の一実施例について説明したが、本考案は
上記実施例に限定されるものではなく、例えば、延長部
材は、下側ドア内にスライド可能に取り付けられた構造
であってもよい。
g.考案の効果 本考案は、下側ドアに延長部材を蝶着若しくはスライド
可能に取り付けられているため、オートバイ等の重量物
をワゴン車内に搬入、あるいはワゴン車内から搬出する
際に、該延長部材を道板として利用することができ、そ
の搬入・搬出が容易となる。
また、延長部材は通常時においては、下側ドアに折り畳
み、あるいはスライド形式によって収納されているた
め、全く邪魔になることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる一実施例であるバックドアを使
用した状態を示すワゴン車の側面図、第2図は第1図の
要部拡大斜視図、第3図は第2図における延長部材を収
納した状態を示す斜視図である。第4図は従来のバック
ドアを使用した状態を示すワゴン車の側面図である。 1……車体本体、2……上側ドア、3……下側ドア、6
……延長部材、7……脚部材、9……凹部、10……蝶
番、11……滑り止め。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の荷物室の開口部を開閉するドアを上
    下に配置した上側ドア及び下側ドアより形成し、上記開
    口部の下縁に該下側ドアの一端を蝶番で回動自在に枢着
    したワゴン車のバックドアにおいて、上記下側ドアに蝶
    着若しくはスライド可能に取着した板状の延長部材を、
    上記下側ドアの延長線上に沿って連接し、上記延長部材
    の先端に地面に当接する接地部を設け、該接地部が接地
    する際に、上記下側ドア及び延長部材の傾斜角度を保持
    する傾斜角度保持手段を設けたことを特徴とするワゴン
    車のバックドア。
  2. 【請求項2】上記下側ドア及び延長部材の上面に滑り止
    めが設けられていることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第(1)項記載のワゴン車のバックドア。
  3. 【請求項3】傾斜角度保持手段が上記延長部材の下面に
    蝶着された脚部材であることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第(1)項若しくは第(2)項記載のワゴン
    車のバックドア。
JP15833987U 1987-10-16 1987-10-16 ワゴン車のバックドア Expired - Lifetime JPH0736826Y2 (ja)

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JPH0162120U JPH0162120U (ja) 1989-04-20
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KR100814684B1 (ko) * 2007-07-11 2008-03-18 주식회사 오텍 수동식 슬로프를 구비한 장애인용 차량
JP5823722B2 (ja) * 2011-04-27 2015-11-25 アイシン軽金属株式会社 スロープ装置の車体連結構造及び回動アシスト構造
JP6316666B2 (ja) * 2013-12-18 2018-04-25 アイシン軽金属株式会社 反転式スロープ装置

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JPH0162120U (ja) 1989-04-20

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