JP2516292Y2 - 貨物自動車 - Google Patents

貨物自動車

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JP2516292Y2
JP2516292Y2 JP902091U JP902091U JP2516292Y2 JP 2516292 Y2 JP2516292 Y2 JP 2516292Y2 JP 902091 U JP902091 U JP 902091U JP 902091 U JP902091 U JP 902091U JP 2516292 Y2 JP2516292 Y2 JP 2516292Y2
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JP
Japan
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rear door
door
rotating arm
luggage carrier
attached
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JP902091U
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Inventor
米田  卓
崇 朝倉
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、荷台の後扉を後方傾斜
位置に保持する保持機構を備えた貨物自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、貨物自動車としては、図6に示す
ように、後部のシャーシフレーム1上のサブフレーム2
に、ボデー5を搭載して、図7に示すように、このボデ
ー5をリフトフレーム3により後方へスライドさせて路
面と平行に接地させ、このボデー5に自動車Cを積載す
るものがある。そして、自動車Cを積載したボデー5を
リフトフレーム3により前方へスライドさせてサブフレ
ーム2の上に搭載する。このような貨物自動車において
は、ボデー(荷台)5の後部に歩み板兼用の後扉6が開
閉自在に取付けられ、この後扉6は、図5に示すよう
に、貨物自動車の走行中はボデー5に設けた固縛装置7
で係合ピン8が係止されて、垂直位置Aに保持されてい
る。
【0003】ところが、ボデー5に全長の長い外車等を
積載した場合、図5に示すように、外車のマフラー9に
後扉6が当たるので、後扉6を垂直位置Aに保持するこ
とができない。そこで、ボデー5と後扉6をチェーン
(図示しない。)で連結して、後扉6を後方傾斜位置Bに
保持するようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、チェー
ンはたわみやすいので、貨物自動車の走行中に後扉6が
跳ね上がって大きな音が発生し、また、跳ね上がりが大
きいと後扉6が積載した自動車のマフラー9に当たっ
て、このマフラー9を破損するという問題があった。
【0005】そこで、本考案の目的は、後扉を後方傾斜
位置に確実に保持して跳ね上がらないようにした貨物自
動車を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、車体の後部に荷台が積載され、この荷台
の後部に後扉が開閉自在に取付けられ、上記荷台に、こ
の後扉の第1係合ピンを係止する固縛装置が回動自在に
設けられた貨物自動車において、上記後扉に一端部が取
付けられ、他端部が上記荷台に当接可能な回動アーム
と、この回動アームの他端部に取付けられ、上記固縛装
置で係止可能な第2係合ピンとが設けられていることを
特徴としている。
【0007】
【作用】上記後扉を垂直位置に保持するには、後扉の第
1係合ピンを荷台の固縛装置で係止する。また、上記後
扉を後方傾斜位置に保持するには、回動アームの他端部
を荷台に当接させ、この回動アームの第2係合ピンを荷
台の固縛装置で係止する。後扉は剛性を有するソリッド
な回動アームで後方傾斜位置に保持されるので、保持が
確実で後扉が跳ね上がらなくなる。
【0008】
【実施例】以下、本考案を図示の実施例により詳細に説
明する。
【0009】図1〜図4は、車体の後部に、左右の側扉
(右側扉は図示しない。)10と後扉11とでなる荷台1
2が積載された貨物自動車である。
【0010】上記後扉11の下部にブラケット14が取
付けられ、このブラケット14と車体フレームの後部に
取付けられたブラケット15とがヒンジ軸16で連結さ
れて、後扉11が後方へ開閉自在に取付けられている。
【0011】上記荷台12の側扉10の後部上面には、
ハンドル17、リングフック18、アーム19,スプリ
ング38等からなる固縛装置20が設けられている。こ
の固縛装置20は、ハンドル17を前方(ロック方向)へ
倒すとフック18が前方へ移動し、ハンドル17を後方
(アンロック)へ立ち上げるとフック18が後方へ移動す
る周知の構成であり、詳細な説明は省略する。
【0012】上記後扉11の側面上部には第1係合ピン
21が設けられ、この第1係合ピン21は、後扉11で
荷台12の後部を閉じたときに、上記固縛装置20のフ
ック18で係止されて、後扉11を垂直位置Aに保持す
るためのものである(図3、図4参照)。
【0013】一方、上記後扉11の内面にブラケット2
2が固定され、このブラケット22に回動アーム23の
一端部23aがピン24で回動自在に取付けられてい
る。この回動アーム23の他端部には、後扉11を所定
の後方傾斜位置Bに傾斜させた状態で、上記側扉10の
後面に面対面で当接する折曲部23bが設けられてい
る。この折曲部23bには、側壁10の後面に当接させ
たときに、この後面に形成した位置決め孔に嵌入する位
置決めピン25が設けられている。また、この折曲部2
3bには、第2係合ピン26が設けられ、この第2係合
ピン26は、回動アーム23の折曲部23bを側扉10
の後面に当接させたときに、上記固縛装置20のフック
18で係止されて、後扉11を後方傾斜位置Bに保持す
るためのものである(図1、図2参照)。
【0014】上記構成によれば、後扉11を垂直位置A
に保持するには、後扉11で荷台12の後部を閉じ、固
縛装置20のフック18で第1係合ピン21を係止す
る。このとき、後扉11の内面に沿って後方へ倒されて
いる回動アーム23は、側扉10の内面に取付けたスト
ッパー27との間に挟まれるので、走行中の振動等でが
たつかない。
【0015】一方、上記後扉11を後方傾斜位置Bに保
持するには、後扉11を所定の後方傾斜位置Bに後方傾
斜させた状態で、回動アーム23の折曲部23aを側扉
10の後面に面対面で当接させながら位置決めピン25
を位置決め孔に嵌入させる。ついで、固縛装置20のフ
ック18で第2係合ピン26を係止する。
【0016】このように、回動アーム23の第2係合ピ
ン26を側扉10の固縛装置20で係止すると、後扉1
1が後方傾斜位置Bに保持される。この回動アーム23
は従来のようなたわみやすいチェーンとは違って剛体で
あるから、後扉11を後方傾斜位置Bに確実に保持す
る。したがって、貨物自動車の走行中に後扉11が跳ね
上がらないので、大きな音が発生せず、また、荷台12
に積載した自動車のマフラーを破損するという事故も発
生しない。
【0017】上記実施例は、荷台12が固定の貨物自動
車であり、歩み板を渡して自動車を積載するタイプであ
ったが、図5〜図7に示した貨物自動車のように、ボデ
ー5を路面に水平に降ろして自動車を積載するタイプ、
あるいはボデー5を前方傾斜状態で自動車を積載するタ
イプ、あるいはダンプカーにも本考案が適用できること
は言うまでもない。
【0018】
【考案の効果】以上の説明からも明らかなように、本考
案の貨物自動車は、第1係合ピンを係止して後扉を垂直
位置に保持するための固縛装置を利用して、後扉に設け
た回動アームの第2係合ピンを係止し、後扉を後方傾斜
位置に保持するようにしたものである。したがって、回
動アームは剛体であるから、後扉を後方傾斜位置に確実
に保持できるので、走行中に後扉が跳ね上がらなくな
り、大きな音の発生や積載した自動車のマフラーの破損
事故も発生しなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案による貨物自動車の後扉の後方傾斜位
置の側面図である。
【図2】 図1の平面図である。
【図3】 本考案による貨物自動車の後扉の垂直位置の
側面図である。
【図4】 図3の平面図である。
【図5】 従来の後扉の後方傾斜位置と自動車のマフラ
ーとの関係を示す側面図である。
【図6】 従来の貨物自動車のボデー搭載時の側面図で
ある。
【図7】 従来の貨物自動車のボデー下降時の側面図で
ある。
【符号の説明】
10 側扉 11 後扉 12 荷台 16 ヒンジ軸 20 固縛装置 21 第1係合ピン 23 回動アーム 26 第2係合ピン

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の後部に荷台が積載され、この荷台
    の後部に後扉が開閉自在に取付けられ、上記荷台に、こ
    の後扉の第1係合ピンを係止する固縛装置が設けられた
    貨物自動車において、上記後扉に一端部が回動自在に取
    付けられ、他端部が上記荷台に当接可能な回動アーム
    と、この回動アームの他端部に取付けられ、上記固縛装
    置で係止可能な第2係合ピンとが設けられていることを
    特徴とする貨物自動車。
JP902091U 1991-02-26 1991-02-26 貨物自動車 Expired - Lifetime JP2516292Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP902091U JP2516292Y2 (ja) 1991-02-26 1991-02-26 貨物自動車

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JP902091U JP2516292Y2 (ja) 1991-02-26 1991-02-26 貨物自動車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04106040U JPH04106040U (ja) 1992-09-11
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2576752Y2 (ja) * 1992-09-07 1998-07-16 新明和工業株式会社 貨物自動車の荷箱

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JPH04106040U (ja) 1992-09-11

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