JPH0347030Y2 - - Google Patents

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JPH0347030Y2
JPH0347030Y2 JP4940187U JP4940187U JPH0347030Y2 JP H0347030 Y2 JPH0347030 Y2 JP H0347030Y2 JP 4940187 U JP4940187 U JP 4940187U JP 4940187 U JP4940187 U JP 4940187U JP H0347030 Y2 JPH0347030 Y2 JP H0347030Y2
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latch
latch link
hook
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、トラツク荷台のあおり板を荷台静
止側に保持したり、これを解除したりするための
保持装置に関する。
(従来の技術) 上記保持装置には、従来、第4図で示すような
ものがある。
この図はトラツク荷台の部分平面図で、図中、
矢印Frは車両の前方を示している。31は荷台
静止側、32はあおり板で、このあおり板32は
荷台床の端縁に上下回動自在に枢支されている。
上記荷台静止側31にはフツク33が突設され、
一方、同上あおり板32にはブラケツト34を取
り付けてあり、このブラケツト34の後部にはラ
ツチレバー35が枢支軸36により回動自在に枢
支さる。このラツチレバー35の回動端にはラツ
チリンク37を枢支しており、図で示すようにあ
おり板32を上方回動させ、ブラケツト34の前
部を荷台静止側31の外側面に当接させた状態
で、上記ラツチレバー35を前後回動させれば
(図中矢印J図示)、フツク33に対しラツチリン
ク37の回動端が係脱自在となる(図中矢印K図
示)。
そして、図中実線図示の状態からラツチレバー
35を後方回動させてラツチリンク37をフツク
33に係止させた係止姿勢とすれば、あおり板3
2は上方回動した起立姿勢で荷台静止側31に保
持される(図中二点鎖線図示)。
上記のようにラツチリンク37が係止姿勢のと
き、フツク33とラツチリンク37の間には弾性
体38が挟み込まれており、この弾性体38はラ
ツチリンク37に嵌着されている。この弾性体3
8は樹脂製でありフツク33とラツチリンク37
の接合面にがたつきの生じることを防止するもの
で、ラツチリンク37への脱着の便宜上、その断
面はほぼC字状をなしている。
また、上記状態からラツチレバー35を前方回
動させてラツチリンク37をフツク33から離脱
させるとき、このラツチリンク37と共に弾性体
38も移動し、これらラツチリンク37と弾性体
38は共に移動阻止面40に当接し、それ以上の
移動が阻止される。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記従来構成では、弾性体38の断
面の開口端と移動阻止面40とが対面しており、
ラツチリンク37が離脱姿勢のときにはこのラツ
チリンク37が移動阻止面40に当接すると共に
弾性体38の上記開口端も移動阻止面40に当接
することになる。この場合、上記弾性体38はラ
ツチリンク37に単に嵌着してあるだけのため、
図中実線で示すように弾性体38の開口端が移動
阻止面40に押されて弾性変形し、これによつて
弾性体38の開口端間が広がつてこ弾性体38が
ラツチリンク37から抜け落ちるおそれを生じ
る。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、ラツチリンクをフツクに対して離脱
姿勢としたとき、こラツチリンクから弾性体が抜
け落ちないようにし、かつ、この抜け落ちの防止
を簡単な構成で達成するこを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、弾性体を嵌着したラツチリンクの回
動端をフツクに対して離脱姿勢としたとき、この
ラツチリンクの回動端に当接しそれ以上の移動を
阻止する突起を移動阻止面に形成した点にある。
(実施例) 以下、この考案の実施例を第1図から第3図に
より説明する。
第2図において、1はトラツクで、各図中矢印
Frはトラツク1の前方を示している。上記トラ
ツク1の車体前部は運転台2となつており、一
方、この運転台2後方の車体後部には荷台3が形
成されている。
上記荷台3は荷台床5と、この荷台床5の後縁
に図中矢印Aで示すように上下回動自在に枢支さ
れる後あおり板6と、同上荷台床5の左右両側縁
に図中矢印B,B′で示すように上下回動自在に
枢支される左右両側あおり板7,7′とを有し、
いわゆる三方開荷台をなしている。また、上記各
あおり板6,7,7′を起立姿勢にさせたとき、
これらをこの起立姿勢で保持するラツチ手段8,
8′が設けられる。
上記各ラツチ手段8,8′のうち運転台2と左
側あおり板7との間に介設されるラツチ手段8に
ついて、第1図及び第3図により説明する。
荷台静止側たる運転台2の外側面にはフツク1
0が突設され、一方、左側あおり板7の前端外面
にはブラケツト11が取り付けられる。このブラ
ケツト11は第1図で示すように車体の前後方向
に延びて、その後部が左側あおり板7に取り付け
られている。また、上記ブラケツト11は、第3
図で示すように前方から見てコの字状をなし、そ
の側板11aの前部には左側あおり板7の上下回
動で上記フツク10の嵌脱を許容する貫通孔12
が形成されている。
一方、上記ブラケツト11後部の上下板11
b,11b間にはラツチレバー14を枢支軸15
により前後回動自在に枢支している。また、この
ラツチレバー14の回動端側はラツチリンク16
を回動自在に枢支している。このラツチリンク1
6は矩形の枠状をなし、上記ラツチレバー14の
前後回動(第1図中矢印C図示)で前後移動して
(第1図中矢印D図示)その前部材16aがフツ
ク10に係脱自在となる。
そして、左側あおり板7を起立姿勢にしてブラ
ケツト11の前端を運転台2の外側面に当接させ
れば、ブラケツト11の貫通孔12をフツク10
が貫通する。次に、ラツチレバー14の後方回動
によりフツク10に対してラツチリンク16を係
止させれば、左側あおり板7は上記起立姿勢で運
転台2に保持される(第1図中二点鎖線図示)。
一方、この状態からラツチレバー14の前方回動
によりフツク10に対してラツチリンク16を離
脱姿勢とすれば、上記左側あおり板7の保持が解
除される(第1図中実線図示)。これによつて、
上記左側あおり板7の下方回動が許容されること
になり、荷台3を開放することができる。
上記のようにフツク10に対しラツチリンク1
6を係止させたとき、フツク10とラツチリンク
16の前部材16aとの間に弾性体18を挟み込
ませてある。この弾性体18は樹脂製であつて、
第1図で示すように断面がほぼC字状をなし、そ
の開口端が前方へ向くように上記ラツチリンク1
6の前部材16aに嵌着されている。そして、ラ
ツチリンク16がフツク10に係止したとき、弾
性体18はフツク10とラツチリンク16の前部
材16aとに圧接し、これら両者間にがたつきの
生じることを防止する。また、上記弾性体18の
上下両端の後部にはラツチリンク16の上下部材
16bが嵌まり込む切欠18a,18aをそれぞ
れ形成してあり、これがラツチリンク16に対す
る弾性体18の回り止めとなつている。
上記ブラケツト11前部の上下板11b,11
bには、車体の前後方向に延びる長孔19,19
がそれぞれ形成されている。そして、これら両長
孔19,19内を上記ラツチリンク16の前部材
16aと弾性体18が前後摺動自在に貫通してい
る。また、ラツチリンク16が離脱姿勢のとき、
このラツチリンク16の前部材16aと、弾性体
18のそれ以上の前方移動を阻止する移動阻止面
20が上記長孔19の前端に形成されている。
即ち、上記長孔19や移動阻止面20によつて
ラツチリンク16や弾性体18の自由な移動が規
制されており、フツク10に対するこれらラツチ
リンク16や弾性体18の係合が容易にできるよ
うになつている。
また、上記において、ラツチリンク16の前部
材16aを前方移動させたとき、この前部材16
aに当接する突起22,22がそれぞれ上記移動
阻止面20に形成される。これら両突起22,2
2は弾性体18の開口端間の寸法に合致し、か
つ、この開口端間に嵌入可能な形状をなしてい
る。
そして、上記ラツチリンク16が離脱姿勢とな
るように、このラツチリンク16の前部材16a
を前方移動させれば、この前部材16aと共に前
方移動する弾性体18の開口端間に上記突起22
が嵌り込んで、上記突起22に前部材16aが直
接当接する(第1図中実線図示)。これによつて、
上記ラツチリンク16と弾性体18のそれ以上の
前方移動は阻止される。よつて、弾性体18が移
動阻止面20に圧接して、前部材16aから抜け
落ちることは防止される。
なお、上記図示の例では、運転台2と左側あお
り板7との間のラツチ手段8について説明した
が、これを他のラツチ手段8′に適用しても良い。
この場合には、起立姿勢に保持される側のあおり
板が荷台静止側となる。
(考案の効果) この考案によれば、弾性体を嵌着したラツチリ
ンクをフツクに対して離脱姿勢としたとき、この
ラツチリンクの回動端に当接しそれ以上の移動を
阻止する突起を移動阻止面に形成したため、ラツ
チリンクを離脱姿勢としたとき、従来のように弾
性体の開口端が移動阻止面に圧接することを防止
でき、よつて、ラツチリンクからの上記弾性体の
抜け落ちが防止される。
しかも、上記の場合、単に突起を移動阻止面に
形成しただけのため、弾性体の抜け落ちの防止は
簡単な構成で達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図はこの考案の実施例を示し、
第1図は第2図の−線矢視断面図、第2図は
トラツクを後方から見た斜視図、第3図はラツチ
手段を前方から見た斜視図、第4図は従来例を示
し第1図に相当する図である。 1……トラツク、3……荷台、6……後あおり
板、7……左側あおり板、7′……右側あおり板、
8,8′……ラツチ手段、10……フツク、14
……ラツチレバー、16……ラツチリンク、18
……弾性体、20……移動阻止面、22……突
起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 荷台静止側とあおり板の回動端側との一方側に
    フツクを突設し、他方側に回動自在に枢支される
    ラツチレバーを設けると共に、このラツチレバー
    の回動端側にラツチリンクを枢支し、上記ラツチ
    レバーの回動でフツクにラツチリンクの回動端が
    係脱自在に係止するようにし、フツクにラツチリ
    ンクを係止させたとき、これらフツクとラツチリ
    ンクの回動端との間に挟み込まれる断面ほぼC字
    状の弾性体を上記ラツチリンクに嵌着し、一方、
    ラツチレバーの回動でフツクからラツチリンクを
    離脱させたとき、このラツチリンクとこれに嵌着
    されている弾性体のそれ以上の移動を阻止する移
    動阻止面を設けたトラツク荷台のあおり板保持装
    置において、上記フツクからラツチリンクを離脱
    させたとき、このラツチリンクの回動端に当接す
    る突起を移動阻止面に形成したことを特徴とする
    トラツク荷台のあおり板保持装置。
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