JP2540361Y2 - トラック荷台における中間柱の取付構造 - Google Patents

トラック荷台における中間柱の取付構造

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JP2540361Y2 JP1990118799U JP11879990U JP2540361Y2 JP 2540361 Y2 JP2540361 Y2 JP 2540361Y2 JP 1990118799 U JP1990118799 U JP 1990118799U JP 11879990 U JP11879990 U JP 11879990U JP 2540361 Y2 JP2540361 Y2 JP 2540361Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、トラック荷台の前後方向で分割された側煽
板の間に取り付けられる中間柱の取付構造に関する。
[従来の技術] 第5図は、一般的なウィングボディ形トラックの一例
を概略的に示したもので、左半分側に正面部を、右半分
側に後面部をそれぞれ示している。また、第6図は、第
5図に示したウィングボディ形トラックの荷箱単体を示
す斜視図である。
第5図および第6図において、トラック1は、キャビ
ン2の後部シャーシ3上に設けた荷台4に、ウィングボ
ディ形の荷箱5が取り付けられている。
この荷箱5は、キャビン2と隣接している前壁6と、
荷台4の後部に位置した後壁7と、荷台4の左右にそれ
ぞれヒンジ(不図示)を介して回動自在に取り付けられ
た側煽板9と、一対の左右ウィング11,11等で構成され
ている。
そして、後壁7には、それぞれヒンジ16,17,18で回動
可能に支持され、互いに観音開きされる左右一対の開閉
扉12が設けられており、通常はロッキング機構8で閉ロ
ックされている。
次に、一対のウィング11,11は、一端側が前壁6の上
部に取り付けられているとともに他端側が後壁7の上部
に取り付けられたセンタフレーム10に対して、左右対称
な状態で取り付けられている。また、この各ウィング11
は、側壁13と天壁部14とを有して断面形状が略L字状を
なした状態に作られ、天壁部14が荷箱5の天面片側半分
を形成し、側壁部13が荷箱5の一側上部を形成した状態
になっている。加えて、各ウィング11は、センターフレ
ーム10とウィング11との間に各々介装された油圧シリン
ダー15(第5図参照)の制御によって、センターフレー
ム10を支点として回動される開閉が得られるようになっ
ている。そして、開放時は第5図中に一点鎖線で示すよ
うに側面から天面にかけて一度に上方へ開くとともに、
閉じたときは実線で示しているように側煽板9と面一状
態となるようになっている。
一方、側煽板9は、荷台4の前後方向で二つに分割さ
れており、その隣接し合う中間部分側の端部は、荷台4
に取り付けられた中間柱19にそれぞれ開放自在に支持さ
れている。
上記中間柱19は、第7図および第8図に、第6図の要
部拡大図として示すように、下端側に差し込み片20が固
定されており、この差し込み片20が、荷台4の枠体21と
この枠体21の側面に固定されたストッパー片22との間の
ストッパー穴23に抜き差し可能になっている。したがっ
て、この中間柱19は、このストッパー片22をストッパー
穴23内に差し込むと荷台4に取り付けられ、逆に取り外
す場合は引き抜くと取り外すことができる。
[考案が解決しようとする課題] しかし、上述した従来の構造では、中間柱19を上下方
向に操作してストッパー片22をストッパー穴23に抜き差
ししなければならない。このため、車高が大きい荷台4
の場合は、作業者が荷台4の上に乗らなければ操作が困
難で、また大きな力を必要とする問題点があった。
そこで、この問題点を解決するため、従来より種々な
構造が試みられており、その構造としては、例えば実開
昭57−181679号等でも見ることができる。この実開昭57
−181679号における中間柱の取付構造では、中間柱と荷
台(荷床)との間に回動及び着脱自在に取り付けできる
ヒンジ係合部分を設けておき、中間柱を取り付けるとき
には、この中間柱の下端を荷台にヒンジ係合させて上方
に回動する。また、回動させた後は、中間柱の背面側に
設けられているレバーを手で直接持って回動操作してロ
ックしたり、あるいは中間柱の背面側に設けられている
ロック機構により自動ロックされる構造になっている。
しかしながら、実開昭57−181679号に開示されている
構造では、次の(1)及び(2)に述べるような問題点
があった。
(1)中間柱の背面側に設けられているレバーを手で回
動操作してロックする構造では、ロック及びロック解除
時に、作業者が中間柱の背面側、すなわち荷床の下側に
手を差し込んで操作をしなければならない。このため、
雨の日等には滴が手や服にかかり汚れる。また、手探り
で操作するので、操作性が悪く、安全性にも欠ける。
(2)中間柱の背面側に設けられているロック機構によ
り自動ロックされる構造のものでは、ロック状態が目で
確認できないので安全性に欠ける。また、ロックを解除
するときには、上記(1)と同様の作業者が中間柱の背
面側、すなわち荷床の下側に手を直接差し込んでロック
解除操作をしなければならない。さらに、嵌合方式を採
っている本構造の場合では、ロック力が大きいと、その
解除に大きな力を必要として操作性が悪い。逆に、ロッ
ク力が小さいと外れ易くなって信頼性に欠ける。また、
雨の日等には滴が手や服にかかり汚れる。
加えて、何れの取付構造も構成が複雑で操作性が悪い
ととともに、コストも高く、さらには重量も大きい等の
問題点があった。
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、
その目的は構造が簡単でコストを下げることができると
ともに、操作性に優れたトラックの荷台における中間柱
の取付構造を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記目的を達成するために、次の技術手段を
講じたことを特徴とする。すなわち、前後方向に分割さ
れている側煽板の間に位置して、荷台4上に立設して取
り付けられる中間柱19の取付構造において、 前記荷台4の側面に設けられたヒンジ係合片35と、 前記ヒンジ係合片35の上方で前記荷台4の側面に設け
られたロック用貫通穴27と、 前記ロック用貫通穴27内より連続して切り欠き形成さ
れている切欠部51と、 前記中間柱19の下端より延長されて設けられていると
ともに、下端部33に前記ヒンジ係合片35上に取り外し自
在にヒンジ結合される部分を有し、前記荷台4の外面側
で前記ヒンジ係合片35と前記下端部33とがヒンジ結合さ
れた部分を支点として、前記荷台4の外側から内側に向
かって回転しながら前記中間柱19と一体に引き起こさ
れ、前記荷台4の外面に面対向して配設される部材24
と、 前記ロック用貫通穴27に貫通可能な外径で軸状に形成
されているとともに、前記部材24が前記荷台4の外面側
に取り付けられたときに一端側が前記ロック用貫通穴27
を通って荷台4の裏面側まで突出される長さを有して、
前記部材24に回転可能に取り付けられているロックピン
28と、 前記ロックピン28の前記荷台4の裏面側まで突出され
る一端側に、前記ロックピン28の周面より略直角な方向
に突出して設けられているとともに、前記ロックピン28
が前記ロック用貫通穴27に挿通されるときに、前記切欠
部51で逃がされて前記ロックピン28と共に前記荷台4の
裏面側まで突出可能なストッパー32と、 前記部材24の表面側より突出されている前記ロックピ
ン28の他端側に、前記部材24の表面上に配置されて、前
記ロックピン28と一体に回転可能にして取り付けられた
ハンドル50とを備え、 前記ヒンジ係合片35と前記下端部33とをヒンジ結合さ
せて、前記部材24を前記荷台4側に回転させて前記荷台
4の外面側に当接させるとともに、前記ストッパー32を
切欠部51に対応させると、前記ロックピン28の一端側を
前記ストッパー32と共に前記荷台4の裏面側に突出させ
ることができ、さらに前記ハンドル50を介して前記ロッ
クピン28を前記ストッパー32と共に回転させると、前記
ストッパー32が前記切欠部51と対応した位置よりずらさ
れて前記荷台4の裏面側に掛け止めされ、この掛け止め
により前記部材24が前記荷台4側に前記中間柱19と共に
ロックされる構成としたものである。
[作用] この構成によれば、ヒンジ係合片35と下端部33とをヒ
ンジ結合させて、部材24を荷台4側に回転させて荷台4
の外面側に当接させるとともに、ストッパー32を切欠部
51に対応させると、ロックピン28の一端側がストッパー
32と共に荷台4の裏面側に突出される。次いで、部材24
の表面上に配置されているハンドル50を介してロックピ
ン28をストッパー32と共に回転させると、ストッパー32
が切欠部51と対応した位置よりずらされて荷台4の裏面
側に掛け止めされ、部材24が荷台4側に中間柱19と共に
ロックされる。
したがって、この取付構造では、荷台の下側に手を差
し込まなくても、荷台の外側でハンドル50を操作するこ
とによってロック及びロックの解除を目で確認しながら
行うことができる。
また、ロック機構は、切欠部51を有したロック用貫通
穴27とヒンジ係合片35を設けた部材(25)の他に、スト
ッパー32とハンドル50とを有したロックピン28と、中間
柱19に取り付けられた部材24を用意すれば良いので、簡
単な構造で達成することができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例について図面を用いて詳細に説
明する。
第1図乃至第4図は、本考案に係るトラック荷台にお
ける中間柱の取付構造の一実施例を示すもので、第7図
および第8図に示した従来の取付構造に代わって用いら
れるものである。すなわち、この取付構造を入れ変える
だけで、ウィングボディ形トラックのその他の構造は従
来通りそのまま変えることなく使用できるものである。
したがって、第1図乃至第4図において第5図乃至第8
図と同一符号を付したものは第5図乃至第8図と同一の
ものを示している。
そこで、第1図乃至第4図に示した構造を説明する
と、この取付構造では、中間柱19の下端に固定された第
1の部材24および荷台4の枠体21に取り付けられた第2
の部材25とでなるヒンジ装置26と、枠体21と第2の部材
25とに対応して形成されたロック用貫通穴27および第1
の部材24側に取り付けられたロックピン28とでなるロッ
ク装置29等で構成されている。
さらに詳述すると、第1の部材24は、中間柱19の下端
より延長された状態で、上端側が中間柱19の下端に固定
して取り付けられている。また、中間部には、ロックピ
ン28が回動可能に貫通して取り付けられる貫通穴30が設
けられている。加えて、この貫通穴30には、下側に位置
して、この貫通穴30と連続した状態で切欠部31が形成さ
れている。なお、この切欠部31は後述するロックピン28
上のストッパー32の外形よりも若干大きく形成されてお
り、ストッパー32を切欠部31に対応させて押し込むと、
このロックピン28が貫通穴30内に貫通挿入できるように
なっている。また、第1の部材24の外面側には、貫通穴
30の周面から下端部33に至るまでの間にわたって凹部34
が形成されている。
これに対して、第2の部材25は、上部が枠対21の裏面
側に固定され、下端部にはヒンジ結合片35が溶接固定さ
れて設けられている。このヒンジ係合片35は外側に向か
って突出され、先端側はさらに上方に向かって折り曲げ
られていて、このヒンジ係合片35に第1の部材24の下端
部33が回動可能に当接係合できる状態になっている。加
えて、ヒンジ係合片35の上方で、第2の部材25の中間部
分には、第1の部材24側の窓穴36と対応する位置に、永
久磁石として作られている突起部材37が形成されてい
る。そして、ハンドル50が第2図中の矢印C方向に回動
されて倒されているときに、この突起部材37の磁力によ
って引かれて保持され、不用意にハンドル50が外側へ開
かないようになっている。なお、この第2の部材25の裏
面下端側には、荷台40の横根太40に一端が取り付けられ
ている補強材41の他端が固定されている。
次に、ロックピン28は、一端側に貫通穴30の内径寸法
よりも十分大きい膨出部38を一体に有しているととも
に、他端側には上記ストッパー32が一体に設けられてい
る。また、膨出部38には、アーム39を介してハンドル50
が取り付けられている。また、このハンドル50は、アー
ム39と膨出部38との連結部分を支点にして第2図中の矢
印C−D方向に往復回動され、ロックピン28の一端側よ
り延長された状態となる起立位置と、ロックピン28と略
直角に折り曲げられた倒伏位置とに切り換え可能になっ
ている。そして、このロックピン28は、第1の部材24の
切欠部31にストッパー32を対応させて、膨出部38が貫通
穴30の周辺部に当接されるまで挿入させ、その後ハンド
ル50が凹部34と対応する位置まで約180度回転させる
と、第1の部材24に抜け止めされて取り付けられ、以後
はこの第1の部材24に取り付けられたままの状態で取り
扱われる。また、倒伏位置では凹部34内にほぼ完全に格
納され、平時はこの状態で保持されている。
一方、ロックピン28が挿入係合されるロック用貫通穴
27は、ヒンジ係合片35上に第1の部材24の下端部33を載
置させて連結した状態で、第1の部材24を中間柱19と共
に第2の部材25側に回動させて行くと重なり合う位置に
形成されている。そして、内径寸法はロックピン28の外
径寸法と略等しく形成され、また左右両側にはストッパ
ー32を逃がすための切欠部51がロック用貫通穴27内より
連続して切り欠き形成されている。すなわち、切欠部51
にストッパー32を対応させてロックピン28をロック用貫
通穴27内に押し込むと、ストッパー32が第2の部材25の
裏面側へ通過するまで挿入できるようになっている。
次に、このように構成された構造において、荷台4に
中間柱19を取り付ける動作について説明する。
まず、説明に当たって、現在の中間柱19は第1の部材
24と共に取り外されているものとする。そして、中間柱
19を取り付ける場合は、まず第2図中に一点鎖線で示す
ように、第1の部材24の下端部33を第2の部材25のヒン
ジ係合片35上に掛けて係合状態にする。さらに、この状
態で第1の部材24を中間柱19と共に、同図中の矢印E方
向に、ロックピン28がロック用貫通穴27に当接するまで
回転させる。次いで、この位置でハンドル50を同図中の
矢印D方向に回転させて引き出し、ハンドル50を介して
ロックピン28を右または左方向に回転させる。すると、
ロックピン28のストッパー32が、第4図中の二点鎖線で
示すように、ロック用貫通穴27の切欠部51に対応する。
さらに、この状態で膨出部38が貫通穴30の周辺にぶつか
るまで押し込むと、ストッパー32が第2の部材25の裏面
側に突出した状態になる。また、この状態でハンドル50
が凹部34と対応する位置まで、ロックピン28を前とは逆
に約90度戻すと、第4図中に点線で示すようにストッパ
ー32が切欠部51とずれた位置に配置されてロックされ
る。そして、この位置でハンドル50を倒伏させると、凹
部34内に格納されてロック状態が保持される。すなわ
ち、この状態では、第1の部材24の下端側と第2の部材
25の下端側がヒンジ係合片35で結合されるとともに、中
間部分がロックピン28を介して係合ロックされた状態に
なり、これによって中間柱19が第1の部材24と共に枠体
21側に取り付け保持される。なお、第1図および第2図
に実線で示す状態は、この取り付け完了後の状態を示し
ている。
これに対して、中間柱19を取り外す場合は、逆の順序
で操作すると、再び取り外すことができる。
したがって、この実施例によるトラック荷台における
中間柱の取付構造では、中間柱19の下端に固定された第
1の部材24の下端部33を荷台14の枠体21側に固定された
第2の部材25のヒンジ結合片35(下端部)に連結させ、
この連結部分を支点にして第1の部材24を中間柱19と共
に第2の部材25側に向かって回動させると、ロックピン
28とロック用貫通穴27とが対応する。そして、この位置
でストッパー32が切欠部51と対応するまでロックピン28
を回転させてロック用貫通穴27内に挿入させ、その後か
らさらにロックピン28を回転させてストッパー32と切欠
部51との位置をずらす。すると、ストッパー32が荷台4
(第2の部材25)の裏面側に掛け止めされ、第1の部材
24と第2の部材25とがロックされ、このロックを介して
荷台4の枠体21に中間柱19を取り付けて保持することが
できる。
また、これとは逆にロックピン28を回転させてストッ
パー32をロック用貫通穴27との係合から外して引くとロ
ックが解除され、さらに中間柱19を第1の部材24と共に
回動させた後に、第1の部材24の下端部33と第2の部材
25のヒンジ結合片35(下端部)の連結を外すと、第1の
部材24と共に中間柱19を枠体21より簡単に取り外すこと
ができる。すなわち、従来構造のように、中間柱19の全
体を上下方向に移動させて抜き差しせずとも、第1の部
材24の下端部33と第2の部材25のヒンジ係合片35(下端
部)とを連結させた状態で回動させれば良いので、その
都度作業作業者が荷台4の上側に乗って操作しなくても
作業が行える。これにより操作性が向上する。また、ロ
ック装置29も第1の部材24および第2の部材25とでなる
ヒンジ装置26と、第1の部材24側に取り付けられたスト
ッパー32付のロックピン28および第2の部材25側に形成
されたロック用貫通穴27とで済むので、構造が簡単にな
りコストを下げることができる。
なお、本考案は上記実施例により説明したが、この実
施例の構造に限定されることなく、本考案の要旨を逸脱
しない範囲で色々と設計の変更をしても差し支えないも
のである。例えば、上記実施例はウィングボディ形トラ
ックに適用した場合について説明したが、ウィングボデ
ィ形トラックに限ることなく、通常のトラックに適用し
ても良いものである。
[考案の効果] 以上説明したとおり、本考案に係るトラック荷台にお
ける中間柱の取付構造によれば、従来構造のように、荷
台の下側に手を差し込まなくても、荷台の外側でハンド
ル50を操作することによってロック及びロックの解除を
目で確認しながら行うことができる。これにより、操作
性並びにロックの信頼性が向上する。
また、ロック機構は、切欠部51を有したロック用貫通
穴27とヒンジ係合片35を設けた部材の他に、ストッパー
32とハンドル50とを有したロックピン28と、中間柱19に
取り付けられた部材24を用意すれば良いので、簡単な構
造で達成することができ、コストを下げて安価に提供す
ることができる等、実用性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るトラックの荷台における中間柱の
取付構造の一実施例を適用したトラックの要部を示す側
面図、第2図は第1のA−A線に沿う概略断面図、第3
図は第1図および第2図に示した同上要部の分解斜視
図、第4図はストッパーとロック用貫通穴との係合ロッ
ク動作を説明するための図、第5図は一般的なウィング
ボディ形トラックの一例を左半分側に正面部を右半分側
に後面図を示した概略構成図、第6図は第5図に示した
同上ウィングボディ形荷箱の外観斜視図、第7図は従来
における中間柱の取付構造の一例を取付途中の状態で示
す斜視図、第8図は第7図に示した同上取付構造を取付
完了状態で断面して示す図である。 1……トラック、4……荷台、9……、側煽板、19……
中間柱、21……枠体、24……第1の部材、25……第2の
部材、26……ヒンジ装置、27……ロック用貫通穴、28…
…ロックピン、29……ロック装置、32……ストッパー、
33……第1の部材の下端部、35……ヒンジ係合片(第2
の部材の下端部)、50……ハンドル。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後方向に分割されている側煽板の間に位
    置して、荷台4上に立設して取り付けられる中間柱19の
    取付構造において、 前記荷台4の側面に設けられたヒンジ係合片35と、 前記ヒンジ係合片35の上方で前記荷台4の側面に設けら
    れたロック用貫通穴27と、 前記ロック用貫通穴27内より連続して切り欠き形成され
    ている切欠部51と、 前記中間柱19の下端より延長されて設けられているとと
    もに、下端部33に前記ヒンジ係合片35上に取り外し自在
    にヒンジ結合される部分を有し、前記荷台4の外面側で
    前記ヒンジ係合片35と前記下端部33とがヒンジ結合され
    た部分を支点として、前記荷台4の外側から内側に向か
    って回転しながら前記中間柱19と一体に引き起こされ、
    前記荷台4の外面に面対向して配設される部材24と、 前記ロック用貫通穴27に貫通可能な外径で軸状に形成さ
    れているとともに、前記部材24が前記荷台4の外面側に
    取り付けられたときに一端側が前記ロック用貫通穴27を
    通って荷台4の裏面側まで突出される長さを有して、前
    記部材24に回転可能に取り付けられているロックピン28
    と、 前記ロックピン28の前記荷台4の裏面側まで突出される
    一端側に、前記ロックピン28の周面より略直角な方向に
    突出して設けられているとともに、前記ロックピン28が
    前記ロック用貫通穴27に挿通されるときに、前記切欠部
    51で逃がされて前記ロックピン28と共に前記荷台4の裏
    面側まで突出可能なストッパー32と、 前記部材24の表面側より突出されている前記ロックピン
    28の他端側に、前記部材24の表面上に配置されて、前記
    ロックピン28と一体に回転可能にして取り付けられたハ
    ンドル50とを備え、 前記ヒンジ係合片35と前記下端部33とをヒンジ結合させ
    て、前記部材24を前記荷台4側に回転させて前記荷台4
    の外面側に当接させるとともに、前記ストッパー32を切
    欠部51に対応させると、前記ロックピン28の一端側を前
    記ストッパー32と共に前記荷台4の裏面側に突出させる
    ことができ、さらに前記ハンドル50を介して前記ロック
    ピン28を前記ストッパー32と共に回転させると、前記ス
    トッパー32が前記切欠部51と対応した位置よりずらされ
    て前記荷台4の裏面側に掛け止めされ、この掛け止めに
    より前記部材24が前記荷台4側に前記中間柱19と共にロ
    ックされることを特徴とするトラック荷台における中間
    柱の取付構造。
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