JPH0114553Y2 - - Google Patents

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JPH0114553Y2
JPH0114553Y2 JP1984164201U JP16420184U JPH0114553Y2 JP H0114553 Y2 JPH0114553 Y2 JP H0114553Y2 JP 1984164201 U JP1984164201 U JP 1984164201U JP 16420184 U JP16420184 U JP 16420184U JP H0114553 Y2 JPH0114553 Y2 JP H0114553Y2
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JP
Japan
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spare tire
shielding plate
rear end
door
crank handle
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JP1984164201U
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は車両のフレームに対しスペアタイヤ
キヤリヤを吊上げた状態で固定支持するために設
置されたスペアタイヤキヤリヤの巻上げ回転軸に
対する不正回転操作を防止するための不正操作防
止装置に関する。
(従来の技術) 従来では、第7図イに示すように、スペアタイ
ヤキヤリヤhにおいて、スペアタイヤtを支承す
るためのホイール受け部材uに繋止されたチエー
ンcを錠前iで施錠して巻上げ回転軸mの不正回
転操作を防止したり、第7図ロに示すようにホイ
ールt1とホイール受け部材uとを錠前jで施錠し
てスペアタイヤキヤリヤtの脱離を防止したり、
第7図ハに示すように、巻上げ回転軸mを回転操
作するクランクハンドルが挿通される通し孔a
を、ボデイbにボルトlを介して締着されたプレ
ートpで閉塞して巻上げ回転軸mの不正回転操作
を防止していた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記第7図イ,ロの防止手段の場合には錠前j
の施錠、解錠操作をフレーム下へ潜り込んで行な
う必要があるため、作業性が悪化する問題点や錠
前jの管理手数が煩雑となる問題点があり、ま
た、第7図ハの防止手段の場合にはスペアタイヤ
の交換都度プレートpを脱着する手数が煩雑とな
る問題点があつた。
本考案の目的はスペアタイヤキヤリヤの巻上げ
回転軸に対する不正回転操作を的確に防止しうる
とともに、回転操作時の作業性を良化しうる不正
操作防止装置を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は車両のフレームに対し回転操作用のク
ランクハンドルを挿通するために貫設された通し
孔には前記クランクハンドルの挿通路を退避可能
に遮断するためにボデイの後端に対し閉止された
ドアで押止されて動作が規制されるように支持さ
れた遮蔽板を対置した不正操作防止装置を要旨と
するものである。
(作用) 本考案装置はスペアタイヤキヤリヤの巻上げ回
転軸を回転操作するクランクハンドルが挿通され
る通し孔を、ドアの開閉動作に対応して解放およ
び押止される遮蔽板で退避可能に閉塞して巻上げ
回転軸に対する不正回転操作を防止するように構
成したものである。
(実施例) 続いて、本考案の第1実施例を第1図、第2図
に従つて説明すると、図中、Bは車両のボデイ、
D,DはボデイBの後端に対し水平開閉動作可能
に蝶着された左右1対のドア、F1,F1は両側
のサイドフレーム、F2は両サイドフレームF1
の後端に横架されたクロスフレーム、F3はクロ
スフレームF2の前方で両サイドフレームF1間
に橋架された支持フレームである。
1は支持フレームF3の下側に対しスペアタイ
ヤTを吊上げた状態で固定支持するために設置さ
れたスペアタイヤキヤリヤCの本体、2は本体1
に可転横支された巻上げ回転軸であつて、この巻
上げ回転軸2を正逆に回転操作したときにはスペ
アタイヤTのホイールT1を支承するためのホイ
ール受け部材4に繋止されチエーン3が本体1に
巻込まれ、若しくは本体1から引出され、スペア
タイヤTを支持フレームF3に固定若しくは解離
することができる。
5は巻上げ回転軸2に対向してクロスフレーム
F2に貫設された通し孔であつて、巻上げ回転軸
2を車外で回転操作するために巻上げ回転軸2に
対して係脱可能に連繋されるクランクハンドル6
を挿通することができる。
7は通し孔5を開放可能に閉塞してクランクハ
ンドル6の挿通路8を遮断し、巻上げ回転軸2に
対する不正回転操作を阻止するために通し孔5に
対置された遮蔽板であつて、ボデイBの後端面B
1に対し閉止状態のドアDの下端縁に対向してピ
ン9を介して傾動動作可能に支持され、かつ、ス
プリングや自重で常には直立状態で保持されてそ
の上部付近がボデイBの後端面B1に当接するよ
うに後端面B1に添装されていて、ドアDを閉止
たときには遮蔽板7の上端がドアDの下端に止着
された当接部材10を介してドアDでボデイBに
押止され、遮蔽板7が通し孔5を閉塞した直立状
態でロツクされかつクランクハンドル6の挿通路
8が遮断された状態でロツクされる一方、ドアD
を開放したときにはこのドアDで押止された遮蔽
板7のロツク状態が自動的に解除され、クランク
ハンドル6を、遮蔽板7が押動されてクランクハ
ンドル6の挿通路8から退避するように通し孔5
内に挿入して巻上げ回転軸2に連繋し、クランク
ハンドル6で巻上げ回転軸2を回転操作すること
ができる。
次に、上記した構成をもつ第1実施例の作用と
効果を説明する。
さて、本例では車両後端のクロスフレームF2
に対し回転操作用のクランクハンドル6を挿通す
るために貫設された通し孔5にはクランクハンド
ル6の挿通路8を退避可能に遮断するためにボデ
イBの後端面B1に対し閉止されたドアDで押止
されて傾動動作が規制されるように支持された遮
蔽板7を対置してある。
このため、遮蔽板7で通し孔5を閉塞した状態
がドアDの開閉動作に対応して自動的にアンロツ
クおよびロツクされて遮蔽板7がドアDから解放
された状態と、挿通路8を遮断したロツク状態と
に転換され、閉止状態のドアDでロツクされた遮
蔽板7によつて巻上げ回転軸2に対する不正回転
操作を的確に阻止しうるとともに、ドアDの開放
状態ではクランクハンドル6で遮蔽板7を押し退
けて巻上げ回転軸2を容易に回転操作することが
できる。次に、第3図イ,ロに示す本考案の第2
実施例について説明すると、本例では遮蔽板7A
はボデイBの後端面B1に対し同後端面B1に止
着された支持プレート11を介して上下スライド
可能に支持されかつ上端が内方へ曲折されてボデ
イBに掛止され、また、通し孔5Aに対し上方へ
の退避可能に対置されていて、ドアDの閉止時に
は遮蔽板7Aが当接部材10Aを介してドアDで
押止され、遮蔽板7Aで通し孔5Aを閉塞した状
態がロツクされるように構成してある。
次に、第4図イ,ロに示す本考案の第3実施例
では遮蔽板7BがボデイBの後端面B1に対し縦
長状の長孔12に貫挿されてボデイBの後端面B
1に止着されたピン13を介して上下スライド可
能に支持されている外は第2実施例とほぼ同様に
構成してある。
また、第5図イ,ロに示す第4実施例では遮蔽
板7Cはその上端がボデイBに掛止されかつ通し
孔5Cの中心の直上に対して偏位した位置でボデ
イBに止着されたピン14を介してボデイBの後
端面B1に対し図示時計方向への一方的垂直回動
可能に支持されている。
さらに、第6図イ,ロ,ハに示す第5実施例で
は遮蔽板7DはボデイBの後端面B1に対しピン
15を介して左右両方向への垂直回動可能に支持
されている。
なお、第2実施例乃至第5実施例の作用と効果
については第1実施例とほぼ同様であるため、そ
の説明を省略する。
(考案の効果) すなわち、本考案は車両フレームの後端付近に
対しスペアタイヤを吊上げて固定するために設置
されたスペアタイヤキヤリヤの巻上げ回転軸に対
する不正回転操作を防止するための防止装置であ
つて、フレームに対し回転操作用のクランクハン
ドルを挿通するために貫設された通し孔には前記
クランクハンドルの挿通路を退避可能に遮断する
ためにボデイの後端に対し閉止されたドアで押止
されて動作が規制されるように支持された遮蔽板
を対置したことによつて、ドアの開閉動作に対応
して前記遮蔽板を解放された状態と前記通し孔を
閉塞した状態とに転換して巻上げ下回転軸に対す
る不正回転操作を的確に防止しうる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案の各実施例を示すもの
で、第1図は第1実施例の不正操作防止装置の縦
断面図、第2図は同じく斜視図、第3図イ,ロは
遮蔽板の第2実施例を示す斜視図および縦断面
図、第4図イ,ロは遮蔽板の第3実施例を示す斜
視図および縦断面図、第5図イ,ロは遮蔽板の第
4実施例を示す斜視図および縦断面図、第6図
イ,ロは遮蔽板の第5実施例を示す斜視図および
縦断面図、第6図ハは第6図イのX−X線断面
図、第7図はイ,ロ,ハはそれぞれ従来の不正操
作防止手段を示す縦断面図である。 2……巻上げ回転軸、5,5A,5B,5C,
5D……通し孔、6……クランクハンドル、7,
7A,7B,7C,7D……遮蔽板、8……挿通
路、B……ボデイ、C……スペアタイヤキヤリ
ヤ、D……ドア、F2……フレーム、T……スペ
アタイヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両フレームの後端付近に対しスペアタイヤを
    吊上げて固定するために設置されたスペアタイヤ
    キヤリヤの巻上げ回転軸に対する不正回転操作を
    防止するための防止装置であつて、フレームに対
    し回転操作用のクランクハンドルを挿通するため
    に貫設された通し孔には前記クランクハンドルの
    挿通路を退避可能に遮断するためにボデイの後端
    に対し閉止されたドアで押止されて動作が規制さ
    れるように支持された遮蔽板を対置したことを特
    徴とするスペアタイヤキヤリヤのための不正操作
    防止装置。
JP1984164201U 1984-10-29 1984-10-29 Expired JPH0114553Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984164201U JPH0114553Y2 (ja) 1984-10-29 1984-10-29

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984164201U JPH0114553Y2 (ja) 1984-10-29 1984-10-29

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Publication Number Publication Date
JPS6178079U JPS6178079U (ja) 1986-05-24
JPH0114553Y2 true JPH0114553Y2 (ja) 1989-04-27

Family

ID=30722066

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JP1984164201U Expired JPH0114553Y2 (ja) 1984-10-29 1984-10-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6834855B2 (ja) * 2017-09-01 2021-02-24 トヨタ自動車株式会社 車両下部構造

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JPS6178079U (ja) 1986-05-24

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