JPH0513888Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0513888Y2 JPH0513888Y2 JP1986128837U JP12883786U JPH0513888Y2 JP H0513888 Y2 JPH0513888 Y2 JP H0513888Y2 JP 1986128837 U JP1986128837 U JP 1986128837U JP 12883786 U JP12883786 U JP 12883786U JP H0513888 Y2 JPH0513888 Y2 JP H0513888Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- door
- shaped groove
- shaped member
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 1
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Hinge Accessories (AREA)
- Hinges (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、バン型車両或いは海上コンテナ（以
下単にコンテナという）の扉保持装置に関するも
のである。更に詳しくいえば、コンテナの開口部
の側柱に蝶着されている観音扉を全開したとき、
その前面に取付けた掛け金部材をコンテナの側壁
に取付けた留め金に掛止して観音扉を開放状態に
しつかりと保持できるようにした観音扉の保持装
置に関するものである。
下単にコンテナという）の扉保持装置に関するも
のである。更に詳しくいえば、コンテナの開口部
の側柱に蝶着されている観音扉を全開したとき、
その前面に取付けた掛け金部材をコンテナの側壁
に取付けた留め金に掛止して観音扉を開放状態に
しつかりと保持できるようにした観音扉の保持装
置に関するものである。
（従来技術）
従来の観音扉の保持装置は観音扉の前面にチエ
ーンよりなる掛け金部材を取付け、他方コンテナ
側には鍵型の留め金を取り付け、観音扉を全開し
た時、前記掛け金部材を留め金に掛止して開放状
態を保持できるようにしていた。
ーンよりなる掛け金部材を取付け、他方コンテナ
側には鍵型の留め金を取り付け、観音扉を全開し
た時、前記掛け金部材を留め金に掛止して開放状
態を保持できるようにしていた。
かゝる構造の保持装置は掛け金と留め金の係合
が振動等で簡単にはずれやすかつた。例えば扉を
開放保持したまゝ、バン型車両を短い距離ではあ
るが移動したい場合等に車両の振動で保持装置が
外れ事故につながるという危険がひそんでいた。
が振動等で簡単にはずれやすかつた。例えば扉を
開放保持したまゝ、バン型車両を短い距離ではあ
るが移動したい場合等に車両の振動で保持装置が
外れ事故につながるという危険がひそんでいた。
（考案の解決しようとする問題点）
本考案は上記従来技術の問題点に鑑みて考案さ
れたもので、掛け金部材と留め金部材の掛合がき
わめてしつかりしていて、人為的操作を加えなけ
れば絶対に掛合を解くことができないような安全
保持装置を提供しようとするものである。
れたもので、掛け金部材と留め金部材の掛合がき
わめてしつかりしていて、人為的操作を加えなけ
れば絶対に掛合を解くことができないような安全
保持装置を提供しようとするものである。
（考案による解決手段）
コンテナの後部側枠に蝶着した観音扉の自由端
側下部に取付けたＴ型部材を有する掛け金と、該
Ｔ型部材が挿入されるＴ字型溝を穿設した本体
と、該本体に回動可能に取付け自由状態ではＴ字
型溝の上部を覆うよう構成した外れ止め片とから
なり、コンテナの側部下枠に固着した留め具とで
構成される。そして、扉開放位置を保持するには
手動で外れ止め具を回動してＴ字型溝を露出させ
てＴ型部材を該溝に挿入する。挿入したら外れ止
め片を元の位置に戻してＴ型部材の外れを防止す
るようにした。
側下部に取付けたＴ型部材を有する掛け金と、該
Ｔ型部材が挿入されるＴ字型溝を穿設した本体
と、該本体に回動可能に取付け自由状態ではＴ字
型溝の上部を覆うよう構成した外れ止め片とから
なり、コンテナの側部下枠に固着した留め具とで
構成される。そして、扉開放位置を保持するには
手動で外れ止め具を回動してＴ字型溝を露出させ
てＴ型部材を該溝に挿入する。挿入したら外れ止
め片を元の位置に戻してＴ型部材の外れを防止す
るようにした。
（実施例）
第１図において１はバン型車両である。２はバ
ン型車両１の後部側柱３に蝶着された観音扉で、
閉鎖時は施錠杆４をハンドル５をもつて回動し、
上下のカム６を上枠と下枠に設けたカムキーパ７
に係合して施錠しておく。又開放時は観音扉２の
下部にとりつけたチエーンよりなる掛け金８をバ
ン型車両の下部側枠９に固着した留め具１０に掛
止して扉の開放状態を保持する。本考案はこの保
持装置の新規な構成に関するものである。
ン型車両１の後部側柱３に蝶着された観音扉で、
閉鎖時は施錠杆４をハンドル５をもつて回動し、
上下のカム６を上枠と下枠に設けたカムキーパ７
に係合して施錠しておく。又開放時は観音扉２の
下部にとりつけたチエーンよりなる掛け金８をバ
ン型車両の下部側枠９に固着した留め具１０に掛
止して扉の開放状態を保持する。本考案はこの保
持装置の新規な構成に関するものである。
第２図を参照して掛け金８について説明する。
１１はチエーンで扉２にボルト１３で固着された
取付具１２に保持されている。１４はチエーン１
１の自由端に取付けた掛止用Ｔ型部材である。
１１はチエーンで扉２にボルト１３で固着された
取付具１２に保持されている。１４はチエーン１
１の自由端に取付けた掛止用Ｔ型部材である。
次に第４図を参照して留め具１０について説明
する。留め具１０は断面ハツト型をした本体１０
ａと外れ止め片１０ｂとからなつている。本体１
０ａの中央部にはＴ字型溝１５が穿設されてい
る。外れ止め片１０ｂは長方形をなしていて、そ
の一隅で回動可能に本体１０ａにピン１６で枢着
されている。枢着部のピン１６と対向する隅部に
は90°折曲げた引掛片１７が一体に設けられてい
て、これが本体１０ａの側部に引掛ると、それ以
上に外れ止め片１０ｂは回動できない。
する。留め具１０は断面ハツト型をした本体１０
ａと外れ止め片１０ｂとからなつている。本体１
０ａの中央部にはＴ字型溝１５が穿設されてい
る。外れ止め片１０ｂは長方形をなしていて、そ
の一隅で回動可能に本体１０ａにピン１６で枢着
されている。枢着部のピン１６と対向する隅部に
は90°折曲げた引掛片１７が一体に設けられてい
て、これが本体１０ａの側部に引掛ると、それ以
上に外れ止め片１０ｂは回動できない。
このような構成であるから、観音扉２を開いて
その位置を保持したいときは、留め具１０側の外
れ止め片１０ｂを回動して本体１０ａのＴ字型溝
１５を露出させる。そしてＴ型部材１４を本体１
０ａのＴ字型溝に係合させたのち（第４図の仮想
線）、外れ止め片１０ｂをピン１６のまわりに回
動して引掛片１７が本体１０ａの側部に当るまで
下す。すると第４図の如くＴ字型溝１５の上部が
塞がれるので、Ｔ型部材１４は容易に外れない。
その位置を保持したいときは、留め具１０側の外
れ止め片１０ｂを回動して本体１０ａのＴ字型溝
１５を露出させる。そしてＴ型部材１４を本体１
０ａのＴ字型溝に係合させたのち（第４図の仮想
線）、外れ止め片１０ｂをピン１６のまわりに回
動して引掛片１７が本体１０ａの側部に当るまで
下す。すると第４図の如くＴ字型溝１５の上部が
塞がれるので、Ｔ型部材１４は容易に外れない。
第５図は本考案の第２実施例である。本例にお
いては、外れ止め片１９が本体１０ａの上部に蝶
番２０で上下に回動可能にとりつけられている。
いては、外れ止め片１９が本体１０ａの上部に蝶
番２０で上下に回動可能にとりつけられている。
この例においては扉を開いてその位置を保持す
るには外れ止め片１９を上方に矢印方向に回し、
Ｔ字型溝１５を露出させて、Ｔ型部材１４を本体
１０ａのＴ字型溝１５に係合させたのち、外れ止
め片１９を下方に回転させて下せばよい。
るには外れ止め片１９を上方に矢印方向に回し、
Ｔ字型溝１５を露出させて、Ｔ型部材１４を本体
１０ａのＴ字型溝１５に係合させたのち、外れ止
め片１９を下方に回転させて下せばよい。
（効果）
外れ止め片を回動してＴ字型溝を露出し、こゝ
にＴ型部材を係合したのち、外れ止め片を元に戻
せば、Ｔ型部材は振動等が作用しても絶対に外れ
ない。
にＴ型部材を係合したのち、外れ止め片を元に戻
せば、Ｔ型部材は振動等が作用しても絶対に外れ
ない。
従つて扉を開放位置に安心して保持できるの
で、扉を開放状態で少距離移動するときもきわめ
て安全である。
で、扉を開放状態で少距離移動するときもきわめ
て安全である。
手動操作によつて外れ止め片の開放を必要とす
るので、安全装置のかけ忘れがなく、しかも構造
が簡単であるから、この種安全装置として好適で
ある。
るので、安全装置のかけ忘れがなく、しかも構造
が簡単であるから、この種安全装置として好適で
ある。
第１図は本考案を備えたバン型車両。第２図は
掛け金の正面図。第３図は第２図の矢視断面
図。第４図は留め金の斜視図。第５図は留め金の
別の実施例。 図において；１……バン型車両、２……観音
扉、３……後部側柱、４……施錠杆、５……ハン
ドル、６……カム、７……カムキーパ、８……掛
け金、９……下部側枠、１０……留め金、１０ａ
……本体、１０ｂ……外れ止め片、１１……チエ
ーン、１２……取付具、１３……ボルト、１４…
…Ｔ型部材、１５……Ｔ字型溝、１６……ピン、
１７……引掛片、１８……（第２実施例の）留め
具、１９……（第２実施例の）外れ止め片、２０
……蝶番。
掛け金の正面図。第３図は第２図の矢視断面
図。第４図は留め金の斜視図。第５図は留め金の
別の実施例。 図において；１……バン型車両、２……観音
扉、３……後部側柱、４……施錠杆、５……ハン
ドル、６……カム、７……カムキーパ、８……掛
け金、９……下部側枠、１０……留め金、１０ａ
……本体、１０ｂ……外れ止め片、１１……チエ
ーン、１２……取付具、１３……ボルト、１４…
…Ｔ型部材、１５……Ｔ字型溝、１６……ピン、
１７……引掛片、１８……（第２実施例の）留め
具、１９……（第２実施例の）外れ止め片、２０
……蝶番。
Claims (1)
- コンテナの後部側枠に蝶着した観音扉２の自由
端側下部に取付けたＴ型部材１４を有する掛け金
８と、該Ｔ型部材１４が挿入されるＴ字型溝１５
を穿設した本体１０ａと、該本体１０ａに回動可
能に取付け自由状態ではＴ字型溝１５の上部を覆
うよう構成した外れ止め片１０ｂ，１９とからな
り、コンテナの側部下枠に固着した留め具１０，
１８とで構成されたバン型車両等に於ける観音扉
保持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986128837U JPH0513888Y2 (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986128837U JPH0513888Y2 (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6334875U JPS6334875U (ja) | 1988-03-05 |
| JPH0513888Y2 true JPH0513888Y2 (ja) | 1993-04-13 |
Family
ID=31024864
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986128837U Expired - Lifetime JPH0513888Y2 (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0513888Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012197662A (ja) * | 2011-03-07 | 2012-10-18 | Nippon Fruehauf Co Ltd | 箱型荷台の回動式ドアの係止装置 |
| JP2014020077A (ja) * | 2012-07-17 | 2014-02-03 | Nittsu Shoji Co Ltd | コンテナにおけるドア開閉装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7221660B2 (ja) * | 2017-11-14 | 2023-02-14 | タキゲン製造株式会社 | 箱型荷台用ドアストッパー |
| FR3127163B1 (fr) * | 2021-09-21 | 2023-08-11 | Jean Chereau Sas | Carrosserie de véhicule routier de transport de marchandises munie d’un système de retenue d’au moins une porte arrière |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4822099B1 (ja) * | 1969-11-06 | 1973-07-03 | ||
| JPS5629491U (ja) * | 1979-08-14 | 1981-03-20 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4822099U (ja) * | 1971-07-21 | 1973-03-13 |
-
1986
- 1986-08-26 JP JP1986128837U patent/JPH0513888Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4822099B1 (ja) * | 1969-11-06 | 1973-07-03 | ||
| JPS5629491U (ja) * | 1979-08-14 | 1981-03-20 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012197662A (ja) * | 2011-03-07 | 2012-10-18 | Nippon Fruehauf Co Ltd | 箱型荷台の回動式ドアの係止装置 |
| JP2014020077A (ja) * | 2012-07-17 | 2014-02-03 | Nittsu Shoji Co Ltd | コンテナにおけるドア開閉装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6334875U (ja) | 1988-03-05 |
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