JPS6111394Y2 - - Google Patents

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JPS6111394Y2
JPS6111394Y2 JP3991881U JP3991881U JPS6111394Y2 JP S6111394 Y2 JPS6111394 Y2 JP S6111394Y2 JP 3991881 U JP3991881 U JP 3991881U JP 3991881 U JP3991881 U JP 3991881U JP S6111394 Y2 JPS6111394 Y2 JP S6111394Y2
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JP
Japan
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stay
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hook
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JP3991881U
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JPS57153145U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は床下収納装置あるいは床下点検口など
の床面開口を閉塞する蓋体の自立装置に関するも
のである。
従来、床下収納装置あるいは床下点検口などの
床面開口を閉塞する蓋体の自立装置としては、第
5図に示すように、床面開口1を閉塞する蓋体3
を90゜以下に開いた状態でストツプアーム4′に
より係止するようにしたものがあつた。しかしな
がらこのような従来例にあつては、ストツプアー
ム4′の先端と受枠2の係合孔6との係合が不用
意に解除された場合に、蓋体3が自重によつて内
側(床面開口1の閉塞側)に倒れ込むことにな
り、蓋体3が作業者に当たつたり、蓋体3と受枠
2との間に指あるいは手が挟まつたりする危険が
あるという問題があつた。
本考案は上記の点に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、ステー金具による
係止が不用意に解除された場合にあつても蓋体が
床面開口の閉塞側へ倒れ込まないようにすること
ができるとともに、係止バーが操作されていない
状態で不用意に蓋体に力が加わつた場合にあつて
も、蓋体の床面開口の閉塞側への倒れ込みを防止
することができる蓋体自立装置を提供することに
ある。
以下、実施例について図を用いて説明する。第
1図〜第4図は本考案一実施例を示すものであ
り、1は床下収納庫を構成する床面開口、2は床
面開口1の全周縁に亘つて配設された蓋体載置用
受枠であり、受枠2は断面がL字状であり、垂直
片2aの上端には受枠2を床面開口1の周縁に引
掛ける引掛片10が外方に向つて延設されてお
り、水平片2bの先端部には上方に突出した凸段
部11が設けられている。3は床面開口1を閉塞
する蓋体であり、蓋体3は受枠2の水平片2bに
後端縁を中心として回動自在に載置されており、
蓋体3の回動時において水平片2bの凸段部11
によつて蓋体3の後端縁が内方に移動するのが阻
止されるようになつている。すなわち、凸段部1
1、水平片2bおよび垂直片2aにて形成される
枢支用の凹所に蓋体3の後端上縁が係合され、蓋
体3は後端縁を上記凹所にて枢支された状態で回
動自在に配設されている。13は床下収納庫を形
成する収納ボツクスであり、収納ボツクス13は
水平片2bの先端に突設された吊設片12に上端
縁を引掛係合することにより吊設される。14は
断面L字形補強枠、15は水平片2bの下面に設
けられた溝16に嵌挿される補強片である。4は
ステー金具であり、ステー金具4の一端は蓋体3
の側端面の中央部に軸16にて枢着されており、
先端には鈎状引掛部5が設けられている。このス
テー金具4は床面開口1側縁の受枠2の水平片2
bの前後方向の中央部に穿設された係合孔6に挿
通されており、係合孔6の後縁6aの下面にステ
ー金具4の鈎状引掛部5の先端部5aが係合する
ことにより蓋体3を床面7に対して90゜以上開い
た状態で自立させるようになつている。すなわ
ち、蓋体3を90゜以上開いた場合には蓋体3は自
重によつて後方に倒れようとするが、ステー金具
4の鈎状引掛部5が係合孔6の後縁6aの下面に
引掛係合されているので、蓋体3は後方に倒れる
ことなく自立するようになつている。一方、ステ
ー金具4は蓋体3の側端面に穿設された長孔18
と、両端部が長孔18に係合して矢印A1,A2
向に移動自在な係止バー19と、係止バー19を
矢印A1方向に付勢するコイルばね20とより成
る係止手段8にて第3図に示すように蓋体3に対
して所定角度θで係止されるようになつており、
この係止状態すなわち蓋体3を自立させた状態に
おいて、ステー金具4の鈎状引掛部5の一部5b
が受枠2の水平片2bよりも上方に位置するよう
になつている。ところで係合孔6の前縁6bは蓋
体3を自立させた状態にてステー金具4を回動さ
せたときの鈎状引掛部5の軌跡Xよりも外方で、
かつステー金具4を係止手段8にて係止した状態
にて蓋体3を回動させたときの鈎状引掛部5の軌
跡Yよりも内方に位置するようになつている。す
なわち、蓋体3を自立させてステー金具4が係止
手段にて係止された状態にて蓋体3を前方に回動
したときステー金具4の先端部5aの一部5b
(受枠2の水平片2bの上方に位置している部
分)が係合孔6の前縁6bに係合され、ばね20
に抗して係止バー19を操作して係止手段による
ステー金具4の係止を解除した状態にて蓋体3を
前方に回動したときステー金具4の先端部が係合
孔6の前縁6bと係合されないようにしている。
いま、蓋体3を上方に開いた場合、前述したよ
うにステー金具4の鈎状引掛部5が係合孔6の後
縁6aの下面に係合することにより蓋体3の後倒
れが阻止されて蓋体3は第3図に示すように自立
する。この状態において、蓋体3を前方(矢印
C)に回動させるような外力が加わつた場合、ス
テー金具4が係止手段8にて蓋体3と所定角度θ
に保たれたまま蓋体3が前方に回動することにな
り、このときの鈎状引掛部5の軌跡Yの内方に係
合孔6の前縁6bが位置しているので、鈎状引掛
部5が係合孔6の前縁6bに当接することによ
り、蓋体3の前倒れが阻止される。一方、蓋体3
の自立状態において、係止バー19を矢印A2
向に押し下げると、ステー金具4は鈎状引掛部5
が第2図に示すように受枠2の水平片2bの下方
に位置するまで自重によつて回動する。この場
合、係合孔6の前縁6bは鈎状引掛部5の軌跡X
よりも外方に位置しているので、ステー金具4は
スムーズに回動する。このようにして鈎状引掛部
5が受枠2の水平片2bよりも下方に位置させる
ことにより、蓋体3は自由に前方へ回動できるこ
とになつて床面開口1を蓋体3にて閉塞すること
ができるものである。なお、21はステー金具4
の枢支部の近傍に設けられた突部であり、この突
部21が蓋体3の裏面の周縁に設けた凹段部22
に当接することにより、蓋体3が自立している状
態で蓋体3の下部に外力が加わつた場合におい
て、蓋体3の後端縁が受枠2の水平片2bの凸段
部11を乗り越えて内方に移動するのを防止する
ようになつている。また、係合孔6は受枠2の水
平片2bに穿設された透孔23と、補強片15に
穿設された透孔24とで形成され、両透孔23,
24は前後方向に若干ずれており、蓋体3の前倒
れ阻止時に大きな力が加わる係合孔6の後端縁6
aを変形し難い材料(鉄など)よりなる補強片1
5にて形成することにより、変形し易い材料(ア
ルミニウム)よりなる受枠2の水平片2bが蓋体
3の前倒れ阻止時に変形しないようになつてい
る。
本考案は上述のように、床面開口の全周縁に亘
つて断面L字状の受枠を配設し、受枠の水平片に
周端部が載置され床面開口1を閉塞する蓋体をそ
の後端縁を中心として回動自在に配設し、蓋体の
側端面の中央部に一端が枢着されたステー金具の
先端に鈎状引掛部を設け、床面開口側縁部の受枠
の水平片の前後方向の中央部に穿設された係合孔
の後縁の下面に上記鈎状引掛部を係合することに
より蓋体を床面に対して90゜以上開いた状態で自
立せしめたものであるので、ステー金具による係
止が不用意に解除された場合にあつても蓋体は自
重によつて床面閉塞側とは反対側に倒れることに
なり、蓋体が床面開口の閉塞側へ倒れ込まないよ
うにすることができ、作業者に危険が及ばないよ
いにすることができるという効果がある。
また、蓋体の両側端面の後端縁側に穿設した長
孔に端部が嵌挿されステー金具に係合する係止バ
ーと、該係止バーを中央部側に付勢するばねとよ
りなり、蓋体を自立させた状態におけるステー金
具の先端部の一部が受枠の水平片より上方に位置
するようにステー金具を係止自在な係止手段を設
け、蓋体を自立させてステー金具が係止手段にて
係止された状態にて蓋体を前方に回動したときス
テー金具の先端部が係合孔の前縁に係合され、ば
ねに抗して係止バーを操作した係止手段によるス
テー金具の係止を解除した状態にて蓋体を前方に
回動したときステー金具の先端部が係合孔の前縁
と係合されないようにしているので、係止バーが
操作されていない状態で不用意に蓋体に力が加わ
つた場合においても、ステー金具の先端部が係合
孔に係止されて蓋体の床面開口の閉塞側への倒れ
込みを防止することできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の斜視図、第2図およ
び第3図は同上の構成および動作を示す断面図、
第4図aは同上の要部上面図、第4図bは同上の
要部側面図、第5図は従来例の構成を示す斜視図
である。 1は床面開口、2は受枠、2bは水平片、3は
蓋体、4はステー金具、5は鈎状引掛部、6は係
合孔、6aは後縁、6bは前縁、7は床面、8は
係止手段である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床面開口の全周縁に亘つて断面略L字状の受枠
    を配設し、受枠の水平片に周端部が載置され床面
    開口を閉塞する蓋体をその後端縁を中心として回
    動自在に配設し、蓋体の側端面の中央部に一端が
    枢着されたステー金具の先端に鈎状引掛部を設
    け、床面開口側縁部の受枠の水平片の前後方向の
    中央部に穿設された係合孔の後縁の下面に上記鈎
    状引掛部を係合することにより蓋体を床面に対し
    て90゜以上開いた状態で自立せしめて成る蓋体自
    立装置であつて、蓋体の両側端面の後端縁側に穿
    設した長孔に端部が嵌挿されステー金具に係合す
    る係止バーと、該係止バーを中央部側に付勢する
    ばねとよりなり、蓋体を自立させた状態における
    ステー金具の先端部の一部が受枠の水平片より上
    方に位置するようにステー金具を係止自在な係止
    手段を設け、蓋体を自立させてステー金具が係止
    手段にて係止された状態に蓋体を前方に回動した
    ときステー金具の先端部が係合孔の前縁に係合さ
    れ、ばねに抗して係止バーを操作して係止手段に
    よるステー金具の係止を解除した状態にて蓋体を
    前方に回動したときステー金具の先端部や係合孔
    の前縁と係合されないようにしたことを特徴とす
    る蓋体自立装置。
JP3991881U 1981-03-19 1981-03-19 Expired JPS6111394Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3991881U JPS6111394Y2 (ja) 1981-03-19 1981-03-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3991881U JPS6111394Y2 (ja) 1981-03-19 1981-03-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57153145U JPS57153145U (ja) 1982-09-25
JPS6111394Y2 true JPS6111394Y2 (ja) 1986-04-10

Family

ID=29837035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3991881U Expired JPS6111394Y2 (ja) 1981-03-19 1981-03-19

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JP (1) JPS6111394Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015034400A (ja) * 2013-08-08 2015-02-19 三菱電機株式会社 電気機器の筐体構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015034400A (ja) * 2013-08-08 2015-02-19 三菱電機株式会社 電気機器の筐体構造

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Publication number Publication date
JPS57153145U (ja) 1982-09-25

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