JPH031947Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH031947Y2 JPH031947Y2 JP6169884U JP6169884U JPH031947Y2 JP H031947 Y2 JPH031947 Y2 JP H031947Y2 JP 6169884 U JP6169884 U JP 6169884U JP 6169884 U JP6169884 U JP 6169884U JP H031947 Y2 JPH031947 Y2 JP H031947Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage box
- ceiling
- rod
- attached
- hinge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
この考案は、天井内を収納部分として使用する
天井収納箱に関する。
天井収納箱に関する。
一側部分がヒンジを介して天井面に取り付けら
れ、天井面に形成された凹部に嵌め込まれるよう
になつている天井収納箱がある。このものは、使
用時、収納箱とは別体で、先端が鉤状になつた棒
体を用い、その先端を収納箱下面に設けられた鉤
受に掛けてから棒体を引き下げるようにして、収
納箱を天井から引き寄せていた。収納箱を使用す
るためには、前記棒体が絶体に必要である。しか
し、棒体が紛失してしまうと収納箱が使えなくな
る恐れがあり、それを防ぐために目につきやすい
場所に置かれると、今度は邪魔になるという問題
があつた。また、棒体の先端を収納箱に引つ掛け
ることは面倒な作業であつた。
れ、天井面に形成された凹部に嵌め込まれるよう
になつている天井収納箱がある。このものは、使
用時、収納箱とは別体で、先端が鉤状になつた棒
体を用い、その先端を収納箱下面に設けられた鉤
受に掛けてから棒体を引き下げるようにして、収
納箱を天井から引き寄せていた。収納箱を使用す
るためには、前記棒体が絶体に必要である。しか
し、棒体が紛失してしまうと収納箱が使えなくな
る恐れがあり、それを防ぐために目につきやすい
場所に置かれると、今度は邪魔になるという問題
があつた。また、棒体の先端を収納箱に引つ掛け
ることは面倒な作業であつた。
そこで、この考案は、手間どることなく引き寄
せることができるとともに、引き寄せ用の棒が紛
失したり、邪魔になつたりしない天井収納箱を提
供することを目的とする。
せることができるとともに、引き寄せ用の棒が紛
失したり、邪魔になつたりしない天井収納箱を提
供することを目的とする。
考案者は、上記の目的を達成するために鋭意検
討を重ね、この考案を完成した。
討を重ね、この考案を完成した。
この考案は、一側部がヒンジを介して天井面に
取り付けられ、天井面に形成された凹部に嵌め込
まれるようになつている天井収納箱であつて、そ
の下面には前記ヒンジと対向する側に棒体の一端
が枢着されていて、この棒体の他端には紐の一端
が取り付けられており、前記棒体は常に収納箱下
面に寄せられるよう付勢されていることを特徴と
する天井収納箱をその要旨とする。以下、これ
を、その実施例をあらわす図面に基づいて詳しく
説明する。
取り付けられ、天井面に形成された凹部に嵌め込
まれるようになつている天井収納箱であつて、そ
の下面には前記ヒンジと対向する側に棒体の一端
が枢着されていて、この棒体の他端には紐の一端
が取り付けられており、前記棒体は常に収納箱下
面に寄せられるよう付勢されていることを特徴と
する天井収納箱をその要旨とする。以下、これ
を、その実施例をあらわす図面に基づいて詳しく
説明する。
第1図および第2図にみるように、収納箱1底
壁に設けられている板体2の一側部分がヒンジ3
を介して天井面4に取り付けられ、板体2が天井
面4の凹部5の蓋になつている。収納箱1は天井
面4に形成された凹部5に嵌め込まれるようにな
つている。板体2の下面には、前記ヒンジ3と対
向する側に棒体6の一端が枢着されている。この
棒体6の枢着部分は次のとうりである。板体2下
面には金具7が取り付けられており、前記棒体6
の一端を挟む両側位置にある突片8,8と、これ
らの間にわたされた軸体9と、軸体9に巻回れた
ねじりばね10,10とを備えている。棒体6の
一端は軸体9に枢着されており、両側にあるねじ
りばね10,10により、常に板体2下面に寄せ
られる方向の付勢を受けている。他方、棒体6の
他端には紐11の一端が取り付けられている。紐
11は、その他端にある、合成樹脂等で出来てい
るおもり12のために垂れ下がつている。
壁に設けられている板体2の一側部分がヒンジ3
を介して天井面4に取り付けられ、板体2が天井
面4の凹部5の蓋になつている。収納箱1は天井
面4に形成された凹部5に嵌め込まれるようにな
つている。板体2の下面には、前記ヒンジ3と対
向する側に棒体6の一端が枢着されている。この
棒体6の枢着部分は次のとうりである。板体2下
面には金具7が取り付けられており、前記棒体6
の一端を挟む両側位置にある突片8,8と、これ
らの間にわたされた軸体9と、軸体9に巻回れた
ねじりばね10,10とを備えている。棒体6の
一端は軸体9に枢着されており、両側にあるねじ
りばね10,10により、常に板体2下面に寄せ
られる方向の付勢を受けている。他方、棒体6の
他端には紐11の一端が取り付けられている。紐
11は、その他端にある、合成樹脂等で出来てい
るおもり12のために垂れ下がつている。
上記天井収納箱の使用に当たつては、第1図に
みるように、棒体6の一端から垂れ下がつている
紐11を引つ張り、鎖線で示すように、ねじりば
ね10,10の力(矢印方向)に抗して棒体6を
引き寄せる。つづいて、第2図にみるように、棒
体6を手で引つ張るようにして板体2を回動さ
せ、収納箱1を引き寄せる。収納箱1を天井面4
の凹部5に収納するには、手を棒体6から放すだ
けで良い。収納箱1は常に、凹部5方向(矢印方
向)へ付勢されているため、鎖線で示すように、
自然に凹部5内へ収納される。棒体6も、ねじり
ばね(図示せず)の付勢により板体2下面に沿う
位置まで回動する。
みるように、棒体6の一端から垂れ下がつている
紐11を引つ張り、鎖線で示すように、ねじりば
ね10,10の力(矢印方向)に抗して棒体6を
引き寄せる。つづいて、第2図にみるように、棒
体6を手で引つ張るようにして板体2を回動さ
せ、収納箱1を引き寄せる。収納箱1を天井面4
の凹部5に収納するには、手を棒体6から放すだ
けで良い。収納箱1は常に、凹部5方向(矢印方
向)へ付勢されているため、鎖線で示すように、
自然に凹部5内へ収納される。棒体6も、ねじり
ばね(図示せず)の付勢により板体2下面に沿う
位置まで回動する。
収納箱にはロツク機構が備わつていると好まし
い。例えば、第1図にみる棒体6の枢着側端部の
内部にピン等が収められていて、前記棒体6を回
転させるその方向によつて内部のピン等が突出し
たり没したりするようになつており、このピン等
の出没如何によつて収納箱がロツクされたりロツ
ク解除されたりするようになつていても構わな
い。
い。例えば、第1図にみる棒体6の枢着側端部の
内部にピン等が収められていて、前記棒体6を回
転させるその方向によつて内部のピン等が突出し
たり没したりするようになつており、このピン等
の出没如何によつて収納箱がロツクされたりロツ
ク解除されたりするようになつていても構わな
い。
実施例では、板体に対して天井面凹部方向への
付勢が施されていたが、付勢は収納箱自体に対し
てなされていても構わない。また、付勢を施す部
分の構造は、実施例では特に示さなかつたが、例
えば第3図にみるような構造であつても構わな
い。すなわち、板体2が、天井面凹部5内の対向
する各側部に枢着されているガススプリング13
と金具14を介して連結されている。ガススプリ
ング13は、そのロツド15の先端が金具14と
枢着されるようにして連結されている。これによ
り、板体2は、常に凹部5方向への付勢を受け
る。そのため、棒体6を手から離すと、ロツド1
5が鎖線矢印方向へ縮み、板体2が凹部5方向へ
回動するようになつている。図中、1は収納箱、
4は天井面である。しかしながら、付勢を施す部
分の構造は、上記のものに限られず、引張りばね
等を用いてなれれても良い。
付勢が施されていたが、付勢は収納箱自体に対し
てなされていても構わない。また、付勢を施す部
分の構造は、実施例では特に示さなかつたが、例
えば第3図にみるような構造であつても構わな
い。すなわち、板体2が、天井面凹部5内の対向
する各側部に枢着されているガススプリング13
と金具14を介して連結されている。ガススプリ
ング13は、そのロツド15の先端が金具14と
枢着されるようにして連結されている。これによ
り、板体2は、常に凹部5方向への付勢を受け
る。そのため、棒体6を手から離すと、ロツド1
5が鎖線矢印方向へ縮み、板体2が凹部5方向へ
回動するようになつている。図中、1は収納箱、
4は天井面である。しかしながら、付勢を施す部
分の構造は、上記のものに限られず、引張りばね
等を用いてなれれても良い。
実施例では、天井面凹部の蓋となる部分が収納
箱底壁に別個に取り付けられた板体であつた。し
かしながら、板体が設けられず、収納箱底壁自体
が天井面凹部の蓋を形成するようになつていても
構わない。
箱底壁に別個に取り付けられた板体であつた。し
かしながら、板体が設けられず、収納箱底壁自体
が天井面凹部の蓋を形成するようになつていても
構わない。
収納箱底壁自体またはこれと別個に設けられた
板体が天井面凹部の蓋を形成する時、この蓋の周
縁にアングル等形鋼が装着された構成にするなら
ば、蓋が閉じた時に隙間ができなくなるため好ま
しい。また、第4図にみるように、ガススプリン
グ13を蓋2の付勢具として使用する場合には、
その力によつて蓋2が変形しやすいが、蓋2の周
縁を前記形鋼16で補強するならば、蓋2が変形
しなくなる。図中、1は収納箱、4は天井面、5
は凹部である。
板体が天井面凹部の蓋を形成する時、この蓋の周
縁にアングル等形鋼が装着された構成にするなら
ば、蓋が閉じた時に隙間ができなくなるため好ま
しい。また、第4図にみるように、ガススプリン
グ13を蓋2の付勢具として使用する場合には、
その力によつて蓋2が変形しやすいが、蓋2の周
縁を前記形鋼16で補強するならば、蓋2が変形
しなくなる。図中、1は収納箱、4は天井面、5
は凹部である。
以上のように、この考案にかかる天井収納箱
は、一側部がヒンジを介して天井面に取り付けら
れ、天井面に形成された凹部に嵌め込まれるよう
になつている天井収納箱であつて、その下面に
は、前記ヒンジと対向する側に棒体の一端が枢着
されていて、この棒体の他端には紐の一端が取り
付けられており、前記棒体は常に収納箱下面に寄
せられるよう付勢されていることを特徴としてお
り、収納箱引き寄せ用の棒体が取り付けられてい
るため、この考案によれば、棒体が紛失すること
がないという効果、および、棒体は常に収納箱下
面に寄せられるよう付勢されているため、邪魔に
ならないという効果がもたらされる。また、使用
時には、紐を引つ張つて棒体を引き寄せ、この棒
体を引つ張るという操作だけで済むので、収納箱
が手間どることなく引き寄せられるという効果も
もたらされるのである。
は、一側部がヒンジを介して天井面に取り付けら
れ、天井面に形成された凹部に嵌め込まれるよう
になつている天井収納箱であつて、その下面に
は、前記ヒンジと対向する側に棒体の一端が枢着
されていて、この棒体の他端には紐の一端が取り
付けられており、前記棒体は常に収納箱下面に寄
せられるよう付勢されていることを特徴としてお
り、収納箱引き寄せ用の棒体が取り付けられてい
るため、この考案によれば、棒体が紛失すること
がないという効果、および、棒体は常に収納箱下
面に寄せられるよう付勢されているため、邪魔に
ならないという効果がもたらされる。また、使用
時には、紐を引つ張つて棒体を引き寄せ、この棒
体を引つ張るという操作だけで済むので、収納箱
が手間どることなく引き寄せられるという効果も
もたらされるのである。
第1図はこの考案にかかる天井収納箱を天井下
から見た場合をあらわす斜視図、第2図は第1図
の天井収納箱の作用をあらわす側面図、第3図お
よび第4図はそれぞれこの考案にかかる天井収納
箱の別の実施例をあらわす部分的側面図および天
井面凹部開口時の正面図である。 1……収納箱、2……板体、3……ヒンジ、4
……天井面、5……天井面の凹部、6……棒体、
10……ねじりばね、11……紐、16……形
鋼。
から見た場合をあらわす斜視図、第2図は第1図
の天井収納箱の作用をあらわす側面図、第3図お
よび第4図はそれぞれこの考案にかかる天井収納
箱の別の実施例をあらわす部分的側面図および天
井面凹部開口時の正面図である。 1……収納箱、2……板体、3……ヒンジ、4
……天井面、5……天井面の凹部、6……棒体、
10……ねじりばね、11……紐、16……形
鋼。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一側部がヒンジを介して天井面に取り付けら
れ、天井面に形成された凹部に嵌め込まれるよ
うになつている天井収納箱であつて、その下面
には前記ヒンジと対向する側に棒体の一端が枢
着されていて、この棒体の他端には紐の一端が
取り付けられており、前記棒体は常に収納箱下
面に寄せられるよう付勢されていることを特徴
とする天井収納箱。 (2) 収納箱底壁自体またはこれと別個に設けられ
た板体が天井面凹部の蓋となつており、この蓋
の周縁に形鋼が装着されている実用新案登録請
求の範囲第1項記載の天井収納箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6169884U JPS60172946U (ja) | 1984-04-25 | 1984-04-25 | 天井収納箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6169884U JPS60172946U (ja) | 1984-04-25 | 1984-04-25 | 天井収納箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60172946U JPS60172946U (ja) | 1985-11-15 |
JPH031947Y2 true JPH031947Y2 (ja) | 1991-01-21 |
Family
ID=30590212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6169884U Granted JPS60172946U (ja) | 1984-04-25 | 1984-04-25 | 天井収納箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60172946U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002103898A (ja) * | 2000-09-28 | 2002-04-09 | Yayoi Chemical Industry Co Ltd | 壁紙糊付機 |
-
1984
- 1984-04-25 JP JP6169884U patent/JPS60172946U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60172946U (ja) | 1985-11-15 |
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