JPH0426282Y2 - - Google Patents

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JPH0426282Y2
JPH0426282Y2 JP1986178134U JP17813486U JPH0426282Y2 JP H0426282 Y2 JPH0426282 Y2 JP H0426282Y2 JP 1986178134 U JP1986178134 U JP 1986178134U JP 17813486 U JP17813486 U JP 17813486U JP H0426282 Y2 JPH0426282 Y2 JP H0426282Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば自動車に用いて好適な車両
用コンソールボツクスに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、第8図は、実公昭60−39300号公報に記
載される「自動車用フロアコンソールボツクスの
コツプ置きを備えた蓋体」であつて、フロアコン
ソールボツクスの蓋体の裏蓋を利用して、コツプ
類を安定して保持できるコツプ置きを設けたもの
であり、『フロアコンソールボツクスの蓋体2′
が、該ボツクスの上面に対して蓋体2′裏面が鈍
角を形成する開位置と、閉位置との2位置に固定
できるように取付けられており、該蓋体2′の裏
蓋23は、蓋体2′の開放先端部寄り位置を回動
中心として開閉自在とされ、該裏蓋23に普通の
ガラスコツプの中程の外径に相当するコツプ挿入
孔15′が穿設されており、更に該裏蓋23には、
蓋体2′が前記開位置に保持されたとき、蓋体
2′裏面側の係止部に係止されて裏蓋23を水平
位置に保つ支持片24が回動自在に取付けられて
おり、蓋体2′裏面側には、前記支持片24側の
係止部分を係止する係止部と、該裏面に重ねられ
た裏蓋23の係止具とが設けられていることを特
徴とする』ものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、第8図の場合、フロアコンソールボツ
クスの蓋体(ドア)2′を開位置にしたとき、そ
の開放先端部寄り位置に裏蓋23が水平状態に保
持されるため、車両の振動によりコツプの保持が
多少不安定となり、また、車両の振動等によつて
はフロアコンソールボツクスの蓋体2′が倒れ易
くなる場合もあり得るため、この場合、裏蓋23
に保持されたコツプ等が落下することになる。
そこで、この考案は、コツプ等を保持する物置
台をその使用状態において水平状態に維持するこ
とにより、蓋体の裏面に前記物置台を安定して保
持するとともに、物置台の使用時に蓋体が倒れる
のを防止することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため、この考案は、コンソールボツクスの
蓋体をヒンジを介してコンソールボツクス本体
に、開位置と閉位置との2位置に開閉するように
取付けた車両用コンソールボツクスにおいて、 前記蓋体裏面に物置台の一端を回動自在に軸支
し、さらに、この物置台の軸支部よりも他端側に
保持脚を回動自在に軸支するとともに、この保持
脚の回動端側の回動方向後面部に前記コンソール
ボツクス本体と係合する係合部を形成し、かつ、
前記物置台の保持脚の軸支部に近接する部位に、
前記保持脚の係合部がコンソールボツクス本体と
係合する位置で前記保持脚の回動方向前面部が当
接するストツパ面部を形成したものである。
〔作用〕
上述の手段により、物置台を使用する場合は、
蓋体を開位置にした後、蓋体の裏面に軸支された
物置台をその一端を中心として水平状態まで回動
させ、さらに、物置台に軸支された保持脚を回動
させて、この保持脚の回動端側の回動方向後面部
に形成した係合部をコンソールボツクス本体に係
合させるとともに、その保持脚に形成されたスト
ツパ面部に、保持脚の回動方向前面部を当接させ
ることにより、前記物置台が水平位置に保持され
る。そして、この場合、車両の振動等により蓋体
が閉方向に倒れようとしても、物置台に軸支され
た保持脚が、その回動端側の回動方向後面部では
コンソールボツクス本体に係合し、また、回動方
向前面部は物置台のストツパ面部に当接している
ので、物置台は水平状態に維持され、蓋体の閉方
向への倒れは阻止される。
〔実施例〕
以下、添付図面に基づいて、この考案の実施例
を説明する。
第1図から第4図までの図面は、この考案の第
一実施例を示しており、第2図から分かるよう
に、自動車用のフロアコンソールボツクスの蓋体
2がコンソールボツクス本体1の上面に対してヒ
ンジ3により、蓋体2の裏面20がコンソールボ
ツクス本体1の上面と鈍角を形成する開位置と、
両者が平行となる閉位置との2位置に開閉するよ
うに取付けられている。
そして、前記蓋体2の裏面20のヒンジ3寄り
には、ピン4により物置台5の一端5aが回動自
在に軸支され、物置台5が第2図の鎖線図示のよ
うに蓋体2の裏面20に平行に格納装着されるよ
うになつている。
また、第2図にて鎖線図示の前記物置台5のピ
ン4による軸支部よりも他端5b側の側面50に
は、鎖線図示の保持脚6の一側6aが軸7により
回動自在に軸支されており、この保持脚6の回動
端である他側6bに第2図図示のように指8を引
つ掛けて、物置台5をピン4を中心に第2図の矢
印A方向に回動させることができるようになつて
いる。また、この保持脚6,6の他側6b,6b
の回動方向後面部側にはコンソールボツクス本体
1の物置台保持リブ11に係合する係合部12が
形成してある。
なお、保持脚6の前記他側6b近傍には、第1
図および第3図に示すように保持脚6,6に係合
爪9,9が設けてあつて、この係合爪9,9に係
合する係合孔10,10が蓋体2の裏面側部2
1,21に設けてある。また、保持脚6,6の他
側6b,6b間には保持バー60が形成してあ
る。
さらに、物置台5の保持脚6の軸支部に近接す
る部位には、その保持脚6の回動軸7の軸方向と
同方向にストツパ面部14が形成されており、保
持脚6の回動時に保持脚6の回動方向前面部が当
接するようになつている。
これにより、物置台5を第1図および第2図の
ように水平位置に保つて第2図に鎖線図示のコツ
プ13等を保持する物置台5として使用する場合
は、第2図から分かるように、保持脚6の回動端
である他側6bに指8を引つ掛けて物置台5を矢
印A方向に回動させ、保持脚6の他側6bを第2
図の矢印B方向に回動させて、物置台5の側面5
0に設けてあるストツパ面部14(第1図が最も
分かり易い)に保持脚6の回動方向前面部を当接
させて保持脚6を物置台5に垂直に倒立させ、ま
た、保持脚6の他側6bの回動方向後面部側に形
成してある係合部12をコンソールボツクス本体
1の物置台保持リブ11に係合させることによ
り、物置台5は水平状態に保持される。そして、
この場合、車両の振動等により蓋体2が閉方向に
倒れようとしても、物置台5軸支された保持脚6
の他側6bの回動方向後面部側の係合部12がコ
ンソールボツクス本体1に係合し、また、回動方
向前面部は物置台5のストツパ面部14に当接し
ているので、物置台5は水平状態に維持され、蓋
体2の閉方向への倒れは阻止される。
なお、第4図図示の前記物置台保持リブ11
は、リブに限らず第5図図示の物置台保持溝11
0であつてもよい。
また、第2図に鎖線図示のコツプ13の底部は
前記保持脚6に形成してある保持バー60に載置
される状態となる。
なお、第1図図中の符号15は物置台5に設け
たコツプ挿通保持孔であり、符号16は蓋体2の
開き角度を規制するチエツクアームである。
さらにまた、第1図および第2図図中の符号1
7は蓋体ロツクであり、この蓋体ロツク17のフ
ツク170はコンソールボツクス本体1に設けた
ロツク孔18に係合されて、蓋体2をフロアコン
ソールボツクス1に開閉自在にロツクするように
なつている。
第6図および第7図は、この考案の第二実施例
を示しており、第一実施例と異なるところは、物
置台5に軸7により回動自在に取付けてある保持
脚6の一側6aの周りに、保持脚6をその軸7を
中心に常に第7図図示の矢印B方向に付勢する捩
りスプリング19を設けたものであり、この捩り
スプリング19の一端19aは物置台5の孔22
aに引つ掛け、捩りスプリング19の他端19b
は保持脚6の孔22bに引つ掛けたものであつ
て、その他の構成は第一実施例と同じであるか
ら、第一実施例と同一符号を付してその説明を省
略する。
但し、前記捩りスプリング19は、第3図図示
の前記保持脚6の係合爪9と蓋体2の係合孔10
との係合を解除すれば、第7図に鎖線図示の保持
脚6は軸7を中心に矢印B方向に自動的に回転
し、保持脚6は第7図の実線図示のように垂直に
倒立して物置台5の側面50に設けてあるストツ
パ面部14に当接して停止セツトされるので、保
持脚6と物置台5を共に下げるだけでよいのであ
る。
このためには、前記捩りスプリング19のばね
力は、保持脚6の係合爪9と蓋体2の係合孔10
との解除荷重を、第7図に鎖線図示のように保持
脚6を物置台5に対し平行にセツトしたときに受
ける第7図図示のモーメントCより若干高めに設
定してある。
〔考案の効果〕
この考案は上述のように、フロアコンソールボ
ツクスの蓋体裏面に軸支した物置台に保持脚を回
動自在に軸支し、この保持脚の回動端側の回動方
向後面部に形成した係合部をコンソールボツクス
本体に係合させるとともに、保持脚の回動方向前
面部を物置台のストツパ面部に当接させるように
したので、物置台の使用時に物置台が水平状態に
維持されて安定して保持することができるため、
物置台の使用中に蓋体が倒れるのを確実に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図までの図面は、この考案の第
一実施例を示しており、第1図は斜視図、第2図
は側面図、第3図は第2図の−線断面図、第
4図は第1図の矢視拡大斜視図、第5図は第4
図の他の例を示す斜視図、第6図および第7図
は、この考案の第二実施例を示しており、第6図
は第1図相当の斜視図、第7図は第2図相当の側
面図、第8図は従来例を示す斜視図である。 1……コンソールボツクス本体、2……蓋体、
20……裏面、3……ヒンジ、5……物置台、5
a……一端、5b……他端、50……側面、6…
…保持脚、6a……一側、6b……他側、12…
…係合部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 コンソールボツクスの蓋体をヒンジを介してコ
    ンソールボツクス本体に、開位置と閉位置との2
    位置に開閉するように取付けた車両用コンソール
    ボツクスにおいて、 前記蓋体裏面に物置台の一端を回動自在に軸支
    し、さらに、この物置台の軸支部よりも他端側に
    保持脚を回動自在に軸支するとともに、この保持
    脚の回動端側の回動方向後面部に前記コンソール
    ボツクス本体と係合する係合部を形成し、かつ、
    前記物置台の保持脚の軸支部に近接する部位に、
    前記保持脚の係合部がコンソールボツクス本体と
    係合する位置で前記保持脚の回動方向前面部が当
    接するストツパ面部を形成したことを特徴とする
    車両用コンソールボツクス。
JP1986178134U 1986-11-19 1986-11-19 Expired JPH0426282Y2 (ja)

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JP1986178134U JPH0426282Y2 (ja) 1986-11-19 1986-11-19

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