JPH0134590Y2 - - Google Patents

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JPH0134590Y2
JPH0134590Y2 JP1984064805U JP6480584U JPH0134590Y2 JP H0134590 Y2 JPH0134590 Y2 JP H0134590Y2 JP 1984064805 U JP1984064805 U JP 1984064805U JP 6480584 U JP6480584 U JP 6480584U JP H0134590 Y2 JPH0134590 Y2 JP H0134590Y2
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JP
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outer panel
beverage container
cradle
pedestal
holding
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JP1984064805U
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JPS60176930U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、車両の室内に設けられる飲料容器保
持装置に関する。
従来の技術 車両の室内で缶ジユース、コツプ等の飲料容器
を立てた状態で保持できる飲料容器保持装置は従
来より公知である。従来の保持装置は、第4図に
例示するように車内前部に位置するインストルメ
ントパネル1に開閉自在に枢着されたグローブボ
ツクス用のリツド2に形成された適数の凹部3か
ら成り、この凹部3に飲料容器4を載置して保持
していた。凹部3はリツド2の裏面側、すなわち
グローブボツクス側の面に形成され、リツド2を
開いた状態にして凹部3を使用する。ところがこ
の構成によるとリツド2を開かなければ保持装置
を使用できないため、その使用時にグローブボツ
クス5の内部が丸見えとなり、見映えが阻害され
るだけでなく、グローブボツクス内の収納物が飛
び出る恐れもある。しかも凹部3だけで容器4を
保持するため、その安定性が悪く、車両走行時の
振動によつて容器4が倒れる恐れもあつた。
またグローブボツクスの内部と該ボツクスから
突出した位置との間を作動可能なスライドプレー
トを設け、飲料容器を保持すべきときはグローブ
ボツクス用のリツドを開くと共に、スライドプレ
ートをグローブボツクス内から引き出し、スライ
ドプレートの支持孔に飲料容器を差し込んで該容
器を保持する飲料容器保持装置も提案されてい
る。この装置によれば、スライドプレートによつ
て飲料容器を保持できるので、容器が倒れる不具
合を阻止できる。
ところがこの装置の場合にも、リツドを開かな
ければ容器保持装置を使用できず、このため第4
図に示した従来例と同様に、保持装置の使用時に
グローブボツクスの内部が丸見えとなり、しかも
ボツクス内の収納物が飛び出てくる恐れを免れな
い。しかも保持装置の非使用時にはスライドプレ
ートをグローブボツクス内に納めておくので、ボ
ツクス内のスペースがスライドプレートによつて
占められ、収納物の収納空間が狭められる。また
スライドプレートをガイドする機構、これを引き
出したとき該プレートを保持する機構等の構成が
複雑で、装置全体のコストが上昇する欠点も免れ
ない。
一方、グローブボツクス用リツドの車内側面に
飲料容器載置用の受け台を回動可能に枢着し、リ
ツドを閉じたまま飲料容器を受け台上の載置でき
る保持装置も提案されている。
ところがこの装置も、第4図に示した装置と同
様に飲料容器を単に受け台上に載せておくだけの
ものであるため、車両の振動によつて飲料容器が
倒れてしまう恐れを免れない。
上述のように従来から各種形式の飲料容器保持
装置が提案されているが、それぞれ一長一短があ
り、全ての要求を簡単な構成で満失させ得るもの
はなかつた。
目 的 本考案の目的は上記従来の欠点を全て除去した
飲料容器保持装置を提供することである。
構 成 本考案は、上記目的を達成するため、車内側に
位置するアウタパネルとグローブボツクス側に位
置するインナパネルとを有するグローブボツクス
用リツドのアウタパネルに、ほぼ水平な開位置
と、アウタパネル外面とほぼ面一状となる閉位置
との間を、下部を中心として開閉可能な受け台を
枢着し、 閉位置にもたらされた受け台と前記インナパネ
ルとの間の収納位置と、開位置にもたらされた受
け台の上方で、該受け台とほぼ平行な使用位置と
の間を回動可能な保持部材を前記アウタパネルに
枢着し、 該保持部材を、飲料容器を保持するリング状部
と、前記アウタパネルに枢着された基部より成る
ワイヤによつて構成したことを特徴とする、車両
における飲料容器保持装置を提案する。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に従つて詳細に説
明する。
第1図および第2図において、1は車内の前部
に設けられたインストルメントパネル、2はイン
ストルメントパネル1に枢着されたグローブボツ
クス用のリツドである。図示したリツド2は車内
6の側に位置するアウターパネル2aと、グロー
ブボツクス5の側に位置するインナーパネル2b
とから構成され、該リツド2に飲料容器保持装置
7が付設されている。
保持装置7は、アウターパネル2aに設けられ
た受け台8と、同様にアウターパネル2aに枢着
された保持部材9とを有している。受け台8はア
ウターパネル2aに穿設された開口10の下縁部
10aにねじ11によつて取付けられ、また受け
台8の下部にはインテグラルヒンジ12が形成さ
れている。このインテグラルヒンジ12は受け台
自体の肉厚を薄く形成しこの部分で容易に曲折で
きるようにしたヒンジである。このようにして受
け台8はその下部のインテグラルヒンジ12を中
心として、第2図に実線で示した閉位置と鎖線で
示した開位置(第1図の状態)の間を自由に回動
することができるようにアウタパネル2aに枢着
されている。
受け台8の上部にはグローブボツクス側に突出
した係止片13が設けられ、この係止片13に対
応するアウターパネル部分には孔14が穿設さ
れ、ここに板ばね等から成るクリツプ15が固定
されている。受け台8を閉じたときその係止片1
3がクリツプ15の両舌部間に係入し、該係止片
13はクリツプ15の弾性で挟持され、受け台8
が閉位置に保持される。また受け台8が鎖線で示
す開位置に回動すると、受け台8の下部がアウタ
ーパネル2aに形成された段状のストツパ2cに
当たり、受け台8は開位置に保持される。
一方、保持部材9は第3図に明示する如く飲料
容器を保持するためのリング状部9aとその基部
9bとから成るワイヤから構成され、これらの基
部9bがアウターパネル2aに回動可能に枢着さ
れている。よつて保持部材9は、第2図に実線で
示した収納位置と、鎖線で示した使用位置との間
を自由に回動することができる。
保持装置7の非使用時にはその保持部材9を第
2図に実線で示した収納位置に収め、受け台8を
閉位置に保持する。このとき受け台8はアウタパ
ネル2aの外面とほぼ面一状となり、受け台8に
対向するアウターパネル2aの開口10は受け台
8によつて閉鎖される。しかも保持部材9は受け
台8とインナーパネル2bとの間に収納され、外
部から完全に遮蔽される。このため、保持装置7
がリツド2の外観を害し、あるいはリツドの機能
を阻害することはなく、従来と同様にリツド2を
用いることができる。
保持装置7を使用するときはリツド自体は閉じ
ておき、インテグラルヒンジ12を中心として受
け台8を第2図における反時計方向に回動し、こ
れを第2図に鎖線で示した開位置にもたらし、保
持部材9をその使用位置に回動する。このとき受
け台8はほぼ水平な位置に保持され、また保持部
材9は受け台8の上方で、該受け台とほぼ平行に
位置する。この状態で保持部材9のリング状部9
aに缶ジユース、コツプ等の飲料容器4を嵌め込
み、受け台8上に載置する。このとき受け台8に
穿設されたリブ状の押え部8aに容器4の下部を
嵌合する。このようにして容器4は受け台8と平
行な保持部材9によつてその周囲を確実に保持さ
れ、しかも水平に位置する受け台8上に安定状態
で載置され、その押え部8aによつて容器4のず
れ動きが阻止される。このため車両走行時の振動
によつても容器4は倒れることはない。押え部8
aとして突起状のリブを用いる代りに受け台8を
凹入形成した凹部を用いてもよい。また保持部材
9が設けられているので、押え部8aを省略する
こともできる。
また保持部材9はワイヤから成るため、これを
回動するだけで、保持部材9を収納位置に納め、
或いは使用位置にセツトでき、その操作は大変簡
単である。
効 果 本考案に係る飲料容器保持装置によれば、ほぼ
水平な開位置を占めた受け台上に飲料容器を載置
し、かつ保持部材のリング状部によつて飲料容器
を保持できるので、飲料容器を安定した状態で保
持しておくことができる。しかも保持装置の使用
時にはリツド自体は閉じられているため、グロー
ブボツクス内の収納物が車内から見え、見映えが
悪くなつたり、ボツクス内の収納物が飛び出す不
都合は生じない。受け台を閉位置にもたらしたと
き、該受け台はリツドの外面とほぼ面一状にな
り、しかも保持部材はこの受け台とリツドのイン
ナパネル間に収納されるので、リツドの外観が低
下する恐れは全くない。また受け台はグローブボ
ツクス用のリツドに対して開閉するものであつ
て、その非使用時に受け台がクローブボツクス内
に格納されることはないため、容器保持装置を使
用しないときも、グローブボツクス内のスペース
を大きくとることができる。その上、保持部材が
ワイヤによつて構成されているため、その構造を
簡素化でき、コストの上昇を抑えることができる
と共に、保持部材を収納位置から使用位置にセツ
トする操作も至つて簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る飲料容器保持装置の使用
状態を示す車両前部の斜視図、第2図はこの保持
装置の垂直断面図、第3図は保持部材の取付状態
を示す斜視図、第4図は従来の保持装置の一例を
示す第1図と同様な斜視図である。 2……リツド、2a……アウタパネル、2b…
…インナパネル、4……飲料容器、5……グロー
ブボツクス、6……車内、7……飲料容器保持装
置、8……受け台、9……保持部材、9a……リ
ング状部、9b……基部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車内側に位置するアウタパネルとグローブボツ
    クス側に位置するインナパネルとを有するグロー
    ブボツクス用リツドのアウタパネルに、ほぼ水平
    な開位置と、アウタパネル外面とほぼ面一状とな
    る閉位置との間を、下部を中心として開閉可能な
    受け台を枢着し、 閉位置にもたらされた受け台と前記インナパネ
    ルとの間の収納位置と、開位置にもたらされた受
    け台の上方で、該受け台とほぼ平行な使用位置と
    の間を回動可能な保持部材を前記アウタパネルに
    枢着し、 該保持部材を、飲料容器を保持するリング状部
    と、前記アウタパネルに枢着された基部より成る
    ワイヤによつて構成したことを特徴とする、車両
    における飲料容器保持装置。
JP6480584U 1984-05-04 1984-05-04 車両における飲料容器保持装置 Granted JPS60176930U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6480584U JPS60176930U (ja) 1984-05-04 1984-05-04 車両における飲料容器保持装置

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JP6480584U JPS60176930U (ja) 1984-05-04 1984-05-04 車両における飲料容器保持装置

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Publication Number Publication Date
JPS60176930U JPS60176930U (ja) 1985-11-25
JPH0134590Y2 true JPH0134590Y2 (ja) 1989-10-20

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ID=30596226

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JP6480584U Granted JPS60176930U (ja) 1984-05-04 1984-05-04 車両における飲料容器保持装置

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0529154Y2 (ja) * 1986-12-22 1993-07-27
JPH054762Y2 (ja) * 1987-09-08 1993-02-05

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5844242B2 (ja) * 1978-09-05 1983-10-01 俊弘 津村 追従操舵信号発生装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57139456U (ja) * 1981-02-27 1982-08-31
JPS5844242U (ja) * 1981-09-21 1983-03-24 日産自動車株式会社 自動車のグロ−ブボツクス
JPS58194229U (ja) * 1982-06-22 1983-12-24 大同コンクリ−ト工業株式会社 コンクリ−ト杭等の継手金具

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JPS5844242B2 (ja) * 1978-09-05 1983-10-01 俊弘 津村 追従操舵信号発生装置

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JPS60176930U (ja) 1985-11-25

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