JP3370488B2 - 荷役車両のカバーストッパ - Google Patents
荷役車両のカバーストッパInfo
- Publication number
- JP3370488B2 JP3370488B2 JP19622395A JP19622395A JP3370488B2 JP 3370488 B2 JP3370488 B2 JP 3370488B2 JP 19622395 A JP19622395 A JP 19622395A JP 19622395 A JP19622395 A JP 19622395A JP 3370488 B2 JP3370488 B2 JP 3370488B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- band plate
- cargo handling
- handling vehicle
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷役車両におけるカバ
ーを開放保持するためのカバーストッパに関する。 【0002】 【従来の技術】従来においては、車体側にステーの端部
を回転自在に設置し、該ステーの反対側の端部を手で持
ち上げ、開放されたカバー内側凹部に引っかけてなる荷
役車両のカバーストッパを使用していた。。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上述の従来の技術で
は、カバーを開放保持した状態で車体内部の点検調整等
を行う際、前述ステーに腕などを引っかけてしまい、カ
バーを開放保持し続けた状態で固定することが困難な場
合があった。また、カバーを開放保持するためには、都
度、ステーをカバー内側凹部に引っかける作業を必要と
した。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を達成
するため、荷を運搬するための荷役車両のバッテリカバ
ーのヒンジ付近の車体側に、軸を中心に該カバーの内面
に沿って回転する帯板を設けると共に、該帯板の一端部
を下方に引き寄せるよう付勢するバネを設けることによ
り、上記カバーを開放する際には上記帯板が垂直方向に
回転して該帯板の他端部が上記カバーを保持することが
でき、該帯板を手で水平方向に回転させて上記カバーを
閉じることができることを特徴とする荷役車両のカバー
ストッパを提供する。 【0005】 【実施例】本発明装置の実施例をオーダピッキング車の
図面にて説明すると、1はオーダーピッキング車の車
体、2は車体1の後部に立設されたマスト、3はマスト
2に沿ってフォークと共に上下動する運転台、4は車体
中央上部に設置したバッテリカバーを示す。 【0006】本発明におけるカバーストッパは本実施例
ではバッテリカバーに用いることとする。図5に示すよ
うに車体2とバッテリカバー4をつなげるヒンジ5付近
の車体側に図5中矢印方向に回転自在に回転軸6に帯板
7を設置する。 【0007】前述帯板7の端部には回転軸6の下部に設
置したブラケット8に固定したバネ9の他端を固定し、
帯板7の端部は常に下方向に引き寄せられている状態と
なる。 【0008】上述の構成にて、バッテリカバー4を開放
すると同時に帯板7の端部はバネ9によって下方向に引
き寄せられ、帯板7は図6に示す水平方向から図5に示
す垂直方向に回転する。従ってバッテリカバー4は開放
するだけで帯板7の上側端部にて保持された状態で自動
的に固定される。 【0009】また、バッテリカバーを閉める際には帯板
7を水平方向に手で回転させ、図5の状態に戻すことで
閉めることができる。 【0010】 【発明の効果】本発明では、カバーがいかなる開放方向
でも開放すると同時に保持できるため、保持し忘れるこ
とがなくなる。また開放状態で車体内部の点検調整等を
行う際にも、腕などを引っかける可能性もなくなる。
ーを開放保持するためのカバーストッパに関する。 【0002】 【従来の技術】従来においては、車体側にステーの端部
を回転自在に設置し、該ステーの反対側の端部を手で持
ち上げ、開放されたカバー内側凹部に引っかけてなる荷
役車両のカバーストッパを使用していた。。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上述の従来の技術で
は、カバーを開放保持した状態で車体内部の点検調整等
を行う際、前述ステーに腕などを引っかけてしまい、カ
バーを開放保持し続けた状態で固定することが困難な場
合があった。また、カバーを開放保持するためには、都
度、ステーをカバー内側凹部に引っかける作業を必要と
した。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を達成
するため、荷を運搬するための荷役車両のバッテリカバ
ーのヒンジ付近の車体側に、軸を中心に該カバーの内面
に沿って回転する帯板を設けると共に、該帯板の一端部
を下方に引き寄せるよう付勢するバネを設けることによ
り、上記カバーを開放する際には上記帯板が垂直方向に
回転して該帯板の他端部が上記カバーを保持することが
でき、該帯板を手で水平方向に回転させて上記カバーを
閉じることができることを特徴とする荷役車両のカバー
ストッパを提供する。 【0005】 【実施例】本発明装置の実施例をオーダピッキング車の
図面にて説明すると、1はオーダーピッキング車の車
体、2は車体1の後部に立設されたマスト、3はマスト
2に沿ってフォークと共に上下動する運転台、4は車体
中央上部に設置したバッテリカバーを示す。 【0006】本発明におけるカバーストッパは本実施例
ではバッテリカバーに用いることとする。図5に示すよ
うに車体2とバッテリカバー4をつなげるヒンジ5付近
の車体側に図5中矢印方向に回転自在に回転軸6に帯板
7を設置する。 【0007】前述帯板7の端部には回転軸6の下部に設
置したブラケット8に固定したバネ9の他端を固定し、
帯板7の端部は常に下方向に引き寄せられている状態と
なる。 【0008】上述の構成にて、バッテリカバー4を開放
すると同時に帯板7の端部はバネ9によって下方向に引
き寄せられ、帯板7は図6に示す水平方向から図5に示
す垂直方向に回転する。従ってバッテリカバー4は開放
するだけで帯板7の上側端部にて保持された状態で自動
的に固定される。 【0009】また、バッテリカバーを閉める際には帯板
7を水平方向に手で回転させ、図5の状態に戻すことで
閉めることができる。 【0010】 【発明の効果】本発明では、カバーがいかなる開放方向
でも開放すると同時に保持できるため、保持し忘れるこ
とがなくなる。また開放状態で車体内部の点検調整等を
行う際にも、腕などを引っかける可能性もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 オーダーピッキング車の前面図を示す。
【図2】 オーダーピッキング車の側面図を示す。
【図3】 オーダーピッキング車のバッテリカバー開放
時前面図を示す。 【図4】 オーダーピッキング車のバッテリカバー開放
時側面図を示す。 【図5】 カバーストッパ部(開放時)前面図を示す。 【図6】 カバーストッパ部(通常時)前面図を示す。 【符号の説明】 1 車体 2 マスト 3 運転台 4 バッテリカバー 5 ヒンジ 6 回転軸 7 帯板 8 ブラケット 9 バネ
時前面図を示す。 【図4】 オーダーピッキング車のバッテリカバー開放
時側面図を示す。 【図5】 カバーストッパ部(開放時)前面図を示す。 【図6】 カバーストッパ部(通常時)前面図を示す。 【符号の説明】 1 車体 2 マスト 3 運転台 4 バッテリカバー 5 ヒンジ 6 回転軸 7 帯板 8 ブラケット 9 バネ
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】荷を運搬するための荷役車両のバッテリカ
バーのヒンジ付近の車体側に、軸を中心に該カバーの内
面に沿って回転する帯板を設けると共に、該帯板の一端
部を下方に引き寄せるよう付勢するバネを設けることに
より、上記カバーを開放する際には上記帯板が垂直方向
に回転して該帯板の他端部が上記カバーを保持すること
ができ、該帯板を手で水平方向に回転させて上記カバー
を閉じることができることを特徴とする荷役車両のカバ
ーストッパ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19622395A JP3370488B2 (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 荷役車両のカバーストッパ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19622395A JP3370488B2 (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 荷役車両のカバーストッパ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0925096A JPH0925096A (ja) | 1997-01-28 |
JP3370488B2 true JP3370488B2 (ja) | 2003-01-27 |
Family
ID=16354255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19622395A Expired - Fee Related JP3370488B2 (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 荷役車両のカバーストッパ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3370488B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103663283A (zh) * | 2013-12-19 | 2014-03-26 | 安徽合叉叉车有限公司 | 一种叉车机罩的锁紧装置 |
-
1995
- 1995-07-07 JP JP19622395A patent/JP3370488B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0925096A (ja) | 1997-01-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20021029 |
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R250 | Receipt of annual fees |
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