JPS6318263Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6318263Y2 JPS6318263Y2 JP12302682U JP12302682U JPS6318263Y2 JP S6318263 Y2 JPS6318263 Y2 JP S6318263Y2 JP 12302682 U JP12302682 U JP 12302682U JP 12302682 U JP12302682 U JP 12302682U JP S6318263 Y2 JPS6318263 Y2 JP S6318263Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- panel pad
- pad
- air outlet
- instrument panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 claims description 5
Landscapes
- Passenger Equipment (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動車のインストルメントパネルの
改良に関するものである。
改良に関するものである。
自動車のインストルメントパネルには空調ユニ
ツトの空気吹出口を設けることが行なわれてお
り、例えば実開昭53−72357号公報ではインスト
ルメントパネル前面に空気吹出口を形成させ、吹
出口には吹出方向を変えられるルーパを球面接触
で保持させるようにしたものが示されている。そ
してこの吹出口はインストルメントパネルの前面
板に単に開口を形成させたものである。また実開
昭53−7042号公報ではグローブボツクスのドアを
開いた状態でドア内面に容器を受けるための環状
凸縁が形成されたものが示されている。この容器
受けが形成されていると、コツプなどを置くのに
便利ではあるが、上記構成では自動車の走行中は
安定性が悪く、またコツプなどを置いた状態では
ロープボツクス内の物の出し入れができないとい
う欠点がある。
ツトの空気吹出口を設けることが行なわれてお
り、例えば実開昭53−72357号公報ではインスト
ルメントパネル前面に空気吹出口を形成させ、吹
出口には吹出方向を変えられるルーパを球面接触
で保持させるようにしたものが示されている。そ
してこの吹出口はインストルメントパネルの前面
板に単に開口を形成させたものである。また実開
昭53−7042号公報ではグローブボツクスのドアを
開いた状態でドア内面に容器を受けるための環状
凸縁が形成されたものが示されている。この容器
受けが形成されていると、コツプなどを置くのに
便利ではあるが、上記構成では自動車の走行中は
安定性が悪く、またコツプなどを置いた状態では
ロープボツクス内の物の出し入れができないとい
う欠点がある。
この考案はこのような従来の欠点を解消するた
めになされたものであり、空調ユニツトの空気吹
出口の周辺のパネルパツドを利用して容器受けを
形成させたものである。すなわち、この考案はイ
ンストルメントパネルの前面板を構成するパネル
パツドを空気吹出口周辺に設け、このパネルパツ
ドの空気吹出口開口を容器受けにするようにした
ものである。
めになされたものであり、空調ユニツトの空気吹
出口の周辺のパネルパツドを利用して容器受けを
形成させたものである。すなわち、この考案はイ
ンストルメントパネルの前面板を構成するパネル
パツドを空気吹出口周辺に設け、このパネルパツ
ドの空気吹出口開口を容器受けにするようにした
ものである。
以下、この考案の実施例を図面によつて説明す
る。第1図において、インストルメントパネル1
の前面板2にはこれと同一面を形成するパネルパ
ツド3が設けられ、このパネルパツド3に空気吹
出口4が形成されている。またインストルメント
パネル1の内側には空調ユニツト5が設置され、
ここからダクト6を通して吹出口4に空気が送ら
れるようになつている。
る。第1図において、インストルメントパネル1
の前面板2にはこれと同一面を形成するパネルパ
ツド3が設けられ、このパネルパツド3に空気吹
出口4が形成されている。またインストルメント
パネル1の内側には空調ユニツト5が設置され、
ここからダクト6を通して吹出口4に空気が送ら
れるようになつている。
第2,3図に示すように、パネルパツド3の下
部内側にはヒンジプレート7が取付けられ、イン
ストルメントパネル側に取付けられたヒンジプレ
ート8とヒンジプレート7とはピン9によつて互
いに回転可能に結合されている。またダクト6の
端部の空気吹出口4にはルーパ10が設けられ、
これが外周部で環状部材11によつて球面接触で
保持され、これによつてルーパ10が任意の方向
に回動可能になつている。パネルパツド3には、
ルーパ10に対向する位置に開口13が形成され
ている。またパネルパツド3の上部内面とインス
トルメントパネル1の前端部との間は一対の互い
に回転可能に連結されたリンク部材15,16に
よつて連結されている。パネルパツド3の上端部
はインストルメントパネル1の上面側に折り曲げ
られ、その先端内側には突起17が形成され、こ
の突起17がパネルパツド3自体の弾力によつて
インストルメントパネル1に形成した凹部18に
嵌入、圧着され、これによつてパネルパツド3が
閉鎖状態に維持されている。
部内側にはヒンジプレート7が取付けられ、イン
ストルメントパネル側に取付けられたヒンジプレ
ート8とヒンジプレート7とはピン9によつて互
いに回転可能に結合されている。またダクト6の
端部の空気吹出口4にはルーパ10が設けられ、
これが外周部で環状部材11によつて球面接触で
保持され、これによつてルーパ10が任意の方向
に回動可能になつている。パネルパツド3には、
ルーパ10に対向する位置に開口13が形成され
ている。またパネルパツド3の上部内面とインス
トルメントパネル1の前端部との間は一対の互い
に回転可能に連結されたリンク部材15,16に
よつて連結されている。パネルパツド3の上端部
はインストルメントパネル1の上面側に折り曲げ
られ、その先端内側には突起17が形成され、こ
の突起17がパネルパツド3自体の弾力によつて
インストルメントパネル1に形成した凹部18に
嵌入、圧着され、これによつてパネルパツド3が
閉鎖状態に維持されている。
上記構成において、通常はパネルパツド3は第
2図実線に示す状態に保たれ、ダクト6を通して
送られた風はルーパ10、開口13を通して車室
内に送り込まれる。またパネルパツド3の突起1
7を凹部18との嵌合から外し、ピン9を中心に
回動させると、折畳まれていたリンク部材15,
16が一直線に延びて第3図に示すようにパネル
パツド13を水平状態に保持する。この状態でも
ルーパ10は車室内に開口しているためにダクト
6からの空気を車室内に送り込むことができる。
また開口13にはコツプ等の容器19をはめ込む
ことによつて容器受けとして利用することができ
る。この容器受けは容器19をパネルパツド3上
に載せるのではなく、開口13中に嵌入させて保
持するようにしているために車の走行による振動
で倒れるおそれがなく、安定して保持される。ま
た容器受けの構成も、空気吹出口の開口をそのま
ま利用するだけで特別な加工は必要ないためにき
わめて簡単である。なお、パネルパツド3を水平
状態に保持する手段として、リンク部材15,1
6の代りにパネルパツド3の回動を規制するスト
ツパをリンクプレート8の付近に設けるようにし
てもよい。
2図実線に示す状態に保たれ、ダクト6を通して
送られた風はルーパ10、開口13を通して車室
内に送り込まれる。またパネルパツド3の突起1
7を凹部18との嵌合から外し、ピン9を中心に
回動させると、折畳まれていたリンク部材15,
16が一直線に延びて第3図に示すようにパネル
パツド13を水平状態に保持する。この状態でも
ルーパ10は車室内に開口しているためにダクト
6からの空気を車室内に送り込むことができる。
また開口13にはコツプ等の容器19をはめ込む
ことによつて容器受けとして利用することができ
る。この容器受けは容器19をパネルパツド3上
に載せるのではなく、開口13中に嵌入させて保
持するようにしているために車の走行による振動
で倒れるおそれがなく、安定して保持される。ま
た容器受けの構成も、空気吹出口の開口をそのま
ま利用するだけで特別な加工は必要ないためにき
わめて簡単である。なお、パネルパツド3を水平
状態に保持する手段として、リンク部材15,1
6の代りにパネルパツド3の回動を規制するスト
ツパをリンクプレート8の付近に設けるようにし
てもよい。
以上説明したように、この考案は空調ユニツト
の空気吹出口付近に開閉可能なパネルパツドを設
け、これによつて容器受けを形成させたものであ
り、簡単な構成で容器を安定して保持させること
ができるものである。
の空気吹出口付近に開閉可能なパネルパツドを設
け、これによつて容器受けを形成させたものであ
り、簡単な構成で容器を安定して保持させること
ができるものである。
第1図はこの考案の実施例を示すインストルメ
ントパネルの斜視図、第2図はその空気吹出口部
の断面図、第3図はそのパネルパツドを開いた状
態の断面図である。 1……インストルメントパネル、3……パネル
パツド、4……空気吹出口、7,8……ヒンジプ
レート、9………ピン、10……ルーパ、13…
…開口、15,16……リンク部材。
ントパネルの斜視図、第2図はその空気吹出口部
の断面図、第3図はそのパネルパツドを開いた状
態の断面図である。 1……インストルメントパネル、3……パネル
パツド、4……空気吹出口、7,8……ヒンジプ
レート、9………ピン、10……ルーパ、13…
…開口、15,16……リンク部材。
Claims (1)
- 空調ユニツトの空気吹出口がインストルメント
パネル前面に開口され、この開口部の周辺にはイ
ンストルメントパネル前面板を構成するパネルパ
ツドが設けられ、パネルパツドはその下端部に取
付けられたヒンジを中心に回動して開閉するよう
になつており、このパネルパツドにはパネルパツ
ド開き状態でほぼ水平に維持させる保持手段が設
けられていて、このパネルパツドの開き状態で上
記吹出口が容器受けとなることを特徴とする自動
車のインストルメントパネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12302682U JPS5926038U (ja) | 1982-08-12 | 1982-08-12 | 自動車のインストルメントパネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12302682U JPS5926038U (ja) | 1982-08-12 | 1982-08-12 | 自動車のインストルメントパネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5926038U JPS5926038U (ja) | 1984-02-17 |
| JPS6318263Y2 true JPS6318263Y2 (ja) | 1988-05-23 |
Family
ID=30280985
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12302682U Granted JPS5926038U (ja) | 1982-08-12 | 1982-08-12 | 自動車のインストルメントパネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5926038U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2726351B2 (ja) * | 1992-03-09 | 1998-03-11 | 株式会社クボタ | 刈取収穫機の走行制御機構 |
| JP2002067773A (ja) * | 2000-08-30 | 2002-03-08 | Mitsuboshi Belting Ltd | カップホルダー |
-
1982
- 1982-08-12 JP JP12302682U patent/JPS5926038U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5926038U (ja) | 1984-02-17 |
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