JP2657782B2 - 貨物トラックのコンテナーの側面扉用ロックハンドル装置 - Google Patents

貨物トラックのコンテナーの側面扉用ロックハンドル装置

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JP2657782B2
JP2657782B2 JP2222095A JP2222095A JP2657782B2 JP 2657782 B2 JP2657782 B2 JP 2657782B2 JP 2222095 A JP2222095 A JP 2222095A JP 2222095 A JP2222095 A JP 2222095A JP 2657782 B2 JP2657782 B2 JP 2657782B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、貨物トラックのコンテ
ナーの側面扉に装着されるロックハンドル装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】実公昭55−30210号公報に開示さ
れているように、従来の側面扉用ロックハンドル装置で
は、コンテナーの側面扉にロック軸を回転可能に支持
し、ロック軸の上下端部に固着した掛金の側部にコンテ
ナーの扉枠側の受金と係脱する錠止フック部を突設し、
ロック軸の中間部に設けた軸受板に操作ハンドルの基端
部を水平枢軸によって枢着し、側面扉に固着したベース
板の下部に操作ハンドルの先端部が係脱するハンドル受
板を固着し、ハンドル受板19からの操作ハンドル15
の脱出を阻止するハンドルストッパー板をベース板の上
部に水平枢軸によって枢着している。
【0003】このような構造では、側面扉の外面に突出
した操作ハンドルの先端部とハンドル受板に歩行者等が
引っ掛けられる危険性がある。そのため、貨物トラック
の進行方向に関してベース板の前方においてゴム製等の
プロテクターを側面扉に設け、該プロテクターの傾斜面
によって歩行者等が直接ハンドル受板等に接触すること
がないよう誘導することが行われている。
【0004】しかしながら、プロテキターを別途設ける
方式では、部品点数が増えて側面扉への装着手間も追加
されるため、コストが割高になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、部品点数や装着手間を増すことなしに安全性確
保が行える、貨物トラックのコンテナーの側面扉用ロッ
クハンドル装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以下、添付図面中の参照
符号を用いて説明すると、本発明の側面扉用ロックハン
ドル装置では、コンテナー1の側面扉5にロック軸9を
回転可能に支持し、ロック軸9の上下端部に固着した掛
金16,17の側部にコンテナー1の扉枠2側の受金1
6,17と係脱する錠止フック部10,11を突設し、
ロック軸9の中間部に設けた軸受板14に操作ハンドル
15の基端部を水平枢軸35によって枢着し、側面扉5
に固着したベース板18の下半部に操作ハンドル15の
先端部が係脱するハンドル受板19を固着する。
【0007】そして、前記ベース板18の上端部にハン
ドルストッパー板21を水平枢軸24によって枢着し、
ハンドル受板19と操作ハンドルの先端部を包囲してハ
ンドル受板19からの操作ハンドル15の脱出を阻止す
るカバー板部33をハンドルストッパー板21の下半部
に設け、先端に向かう程側面扉5に接近するように貨物
トラックの進行方向に対して傾斜した斜面壁部33aを
カバー板部33に設ける。
【0008】
【作用】コンテナー1の側面扉5を開放操作するには、
水平枢軸24を中心にハンドルストッパー板21を側面
扉5の外面に沿って上方に回転させて、ハンドルストッ
パー板21のカバー板部33によるハンドル受板19の
包囲を解除した後、水平枢軸35を中心として操作ハン
ドル15を側面扉5の外面に沿って持ち上げ回転させ
る。操作ハンドル15の先端部がハンドル受板19から
脱出した後、操作ハンドル15を側面扉5の外面から離
れるよう手前に引くことによって、ロック軸9が所定角
度回転したとき、掛金12,13の錠止フック部10,
11が扉枠2側の受金16,17から脱出する。そのた
め、側面扉5は操作ハンドル15を更に手前に引くこと
によって開放回転させられる。
【0009】側面扉5をコンテナー1の扉枠2に対して
錠止するには、側面扉5を閉鎖回転した後、操作ハンド
ル15を側面扉5に向かって倒伏させ、ロック軸9の逆
回転によって掛金12,13の錠止フック部10,11
を受金16,17に係合させる。この後、操作ハンドル
15を側面扉5の外面に沿って水平枢軸35を中心に下
向きに回転させ、操作ハンドル15の先端部をハンドル
受板19に落とし込む。そして、水平枢軸24を中心の
ハンドルストッパー板21を下向き回転させて、カバー
板部33によってハンドル受板19と操作ハンドル15
の先端部を包囲する。
【0010】貨物トラックのコンテナー1に接近した歩
行者等はカバー板部33の斜面壁部33aによって側面
扉5から離れるように誘導されるため、歩行者等の巻き
込み事故が的確に阻止される。
【0011】
【実施例】側面扉5の基端部は蝶番3,4によってコン
テナー1の扉枠2に枢着され、ロック軸9は側面扉5の
先端部寄りに垂直に配置され、軸受板6,7,8によっ
て側面扉5の外面に支持されている。ベース板18はボ
ルトで構成される水平枢軸24と水平枢軸24の先端部
に螺合されるナット26によって上端部を側面扉5に締
付固着され、別の一組のボルト25とナット27によっ
て下端部を側面扉5に締付固着されている。
【0012】ベース板18の上端部には、円形の相対す
る両側を直線状に切除した所謂小判形断面の受孔36が
設けられ、受孔36には同じく小判形断面のカラー22
が回転不能に嵌められ、水平枢軸24がカラー22の中
央軸孔37に嵌挿されている。ハンドルストッパー板2
1の上端部にはカラー22の前端隆起部32が嵌められ
る軸孔30が設けられ、軸孔30の上辺部にはカラー2
2の前端隆起部32が係脱可能な切欠部31を設けてあ
る。
【0013】カバー板部33でハンドル受板19と操作
ハンドル15の先端部を被覆した後、ハンドルストッパ
ー板21から手を離すと、ハンドルストッパー板21が
自重で下方移動し、軸孔30の切欠部31がカラー22
の小判形断面の前端隆起部32に係合するため、ハンド
ルストッパー板21が車体の振動などによって無意図的
に回転して、操作ハンドル15の拘束が解かれることが
ない。
【0014】ハンドルストッパー板21のカバー板部3
3は、上面と左側面及び正面が閉鎖されて、下面と右側
面及び背面が開放されたものであり、斜面壁部33aは
左側面に形成されている。カバー板部33の正面壁には
長孔29を設けてある。ハンドル受板19は段違い平行
板状に屈曲加工されたものであり、垂直下辺部19bを
ベース板18の下部に溶接されている。操作ハンドル1
5の先端部は、ハンドル受板19の垂直上辺部19cと
水平中間辺部19aとベース板18で形成されるポケッ
ト部に落とし込まれる。
【0015】ハンドル受板19の前面側にはロック受板
20が固着され、ロック受板20には、前記カバー板部
33の長孔29と重なり合う位置に長孔28を設けてあ
る。これら長孔28,29に南京錠のフック棒等の別の
施錠手段を通すことによって、ハンドルストッパー板2
1をベース板18に錠止することもできる。ハンドルス
トッパー板21の上端部左側面には、ベース板18の側
面に当接してハンドルストッパー板21の上下移動を案
内したり、ハンドルケース板21を仮想線で示した退避
回転に保持するための壁部34を設けてある。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明の側面扉用ロックハ
ンドル装置では、側面扉5に固着したベース板18の下
半部に操作ハンドル15の先端部が係脱するハンドル受
板19を固着し、ベース板18の上端部にハンドルスト
ッパー板21を水平枢軸24によって枢着し、ハンドル
受板19と操作ハンドルの先端部を包囲してハンドル受
板19からの操作ハンドル15の脱出を阻止するカバー
板部33をハンドルストッパー板21の下半部に設け、
先端に向かう程側面扉5に接近するように貨物トラック
の進行方向に対して傾斜した斜面壁部33aをカバー板
部33に設けたものであり、斜面壁部33aの誘導作用
によって歩行者等の巻き込み事故が的確に阻止される。
このように安全性確保のためにゴム製等のプロテクター
を別途用意して側面扉5に装着する必要がないので、部
品点数と取付手間の減少によってコストの節減が可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る側面扉用ロックハンド
ル装置を装着した貨物トラックのコンテナーの要部側面
図であり、側面扉は閉鎖施錠状態にある。
【図2】該側面扉用ロックハンドル装置の正面図であ
る。
【図3】該側面扉用ロックハンドル装置の一部を縦断面
で示している拡大左側面図である。
【図4】該側面扉用ロックハンドル装置のハンドルスト
ッパー板の正面図である。
【図5】該ハンドルストッパー板の底面図である。
【図6】該ハンドルストッパー板の左側面図である。
【図7】該ハンドルストッパー板の枢着に用いたカラー
の正面図である。
【図8】該カラーの左側面図である。
【符号の説明】
1 貨物トラックのコンテナー 2 コンテナーの扉枠 3 蝶番 4 蝶番 5 側面扉 6 ロック軸の軸受板 7 ロック軸の軸受板 8 ロック軸の軸受板 9 ロック軸 10 掛金の錠止フック部 11 掛金の錠止フック部 12 掛金 13 掛金 14 操作ハンドルの取付用軸受板 15 操作ハンドル 16 受金 17 受金 18 ベース板 19 ハンドル受板 20 ロック受板 21 ハンドルストッパー板 22 カラー 23 ワッシャ 24 ハンドルストッパー板の水平枢軸 25 ベース板の固着用ボルト 26 ナット 27 ナット 28 施錠手段挿通用長孔 29 施錠手段挿通用長孔 30 軸孔 31 軸孔の切欠部 32 カラーの隆起部 33 ハンドルストッパー板のカバー板部 33a カバー板部の斜面壁部 34 ハンドルケース板の壁部 35 操作ハンドルの水平枢軸 36 ベース板のカラー用受孔 37 カラーの中央軸孔

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナー1の側面扉5にロック軸9を
    回転可能に支持し、ロック軸9の上下端部に固着した掛
    金16,17の側部にコンテナー1の扉枠2側の受金1
    6,17と係脱する錠止フック部10,11を突設し、
    ロック軸9の中間部に設けた軸受板14に操作ハンドル
    15の基端部を水平枢軸35によって枢着し、側面扉5
    に固着したベース板18の下半部に操作ハンドル15の
    先端部が係脱するハンドル受板19を固着し、ベース板
    18の上端部にハンドルストッパー板21を水平枢軸2
    4によって枢着し、ハンドル受板19と操作ハンドルの
    先端部を包囲してハンドル受板19からの操作ハンドル
    15の脱出を阻止するカバー板部33をハンドルストッ
    パー板21の下半部に設け、先端に向かう程側面扉5に
    接近するように貨物トラックの進行方向に対して傾斜し
    た斜面壁部33aをカバー板部33に設けた貨物トラッ
    クのコンテナーのサイド扉用ロックハンドル装置。
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JP2019173374A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 株式会社総合車両製作所 コンテナの閉扉保持装置

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