JPS624593Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS624593Y2 JPS624593Y2 JP7325483U JP7325483U JPS624593Y2 JP S624593 Y2 JPS624593 Y2 JP S624593Y2 JP 7325483 U JP7325483 U JP 7325483U JP 7325483 U JP7325483 U JP 7325483U JP S624593 Y2 JPS624593 Y2 JP S624593Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- edge
- sliding rod
- pry
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は地下構造物の蓋開閉機構の改良に関す
るものである。
るものである。
本考案の目的は、蓋を閉じると自動的に施錠さ
れるとともに、蓋を開けるときはこじり棒で解錠
できる錠機構を、蓋体縁部に形成したこじり孔に
近接して設けることにより、蓋体の開閉操作を容
易化しかつ内部への雨水土砂等の流入防止を図つ
た地下構造物用蓋開閉機構を提供することにあ
る。
れるとともに、蓋を開けるときはこじり棒で解錠
できる錠機構を、蓋体縁部に形成したこじり孔に
近接して設けることにより、蓋体の開閉操作を容
易化しかつ内部への雨水土砂等の流入防止を図つ
た地下構造物用蓋開閉機構を提供することにあ
る。
即ち本考案は蓋体１の縁部１′を受け止める枠
体２の内周に突縁３を形成し、蓋体１のこじり孔
４近くの縁部１′下面に、前記突縁３と係・脱可
能な係止鉤５を有する摺動杆６を保持部材７を介
して取り付け、更に前記こじり孔４を下側から覆
う部材８を蓋体１に枢支するとともに、前記覆い
部材８の内方端８ａを摺動杆６に連繋したことを
特徴とする地下構造物用蓋開閉機構である。而し
て第１図乃至第４図は第１実施例に関し、この例
は、蓋体１に設けたこじり孔４を下側から覆う部
材８の内方端８ａと、突縁３に係・脱可能な係止
鉤５を有する摺動杆６との連繋手段１０として、
摺動杆６の前面に突設した突起１１に前記内方端
８ａを下側から係合させたものである。第５図乃
至第７図は第２実施例を示し、この連繋手段１０
は、摺動杆６を嵌挿した保持部材７の側面に摺動
方向の長孔１２を形成するとともに、該長孔１２
より摺動杆６に突設した案内ピン１３を突出さ
せ、該ピン１３に覆い部材８の内方端８ａを下側
から係合させたものである。９は覆い部材８の枢
支ピンである。第８図乃至第１１図は第３実施例
を示し、覆い部材８の下部内方端８ａを係合突起
として内方端８ａの先端部８ｂが摺動杆６の前面
に突設された突起１１の下部傾斜面１１ａに連繋
して摺動杆６を後退させ蓋体縁部１′の下面との
係合を外す構成であり、覆い部材８はそれから内
方へ延びるアーム８ｃにより蓋体１側に回動自在
に軸支８ｄされ、アーム８ｃの他端に設けた重り
８ｅにより上方に付勢されている。尚、各実施例
のものは保持部材７をその基部７ｂで蓋体１の裏
面に垂設した断面Ｌ型の取付片１５に係合して取
付け、他の取付片１５′に保持部材７の側方へ突
設したコ型固定片７ｃ部分をボルト１６により緊
締することにより取付けてある。各図中、１８は
枠体２の突縁３を突設した蓋体１の受止駒、１９
はこじり棒を示す。こじり棒１９は先端に、蓋体
１のこじり孔４の孔縁に形成されている突条２０
に係合する係合凹部２０′又は突起２１、或いは
蓋体１の周辺垂縁１″がこじり孔４部分で切欠れ
た部位から、該垂縁１″の裏側に係止できるＬ形
又はＴ形の係合部２２，２３を備えている。尚上
述のこじり孔及び蓋開閉機構は１箇に限られな
い。
体２の内周に突縁３を形成し、蓋体１のこじり孔
４近くの縁部１′下面に、前記突縁３と係・脱可
能な係止鉤５を有する摺動杆６を保持部材７を介
して取り付け、更に前記こじり孔４を下側から覆
う部材８を蓋体１に枢支するとともに、前記覆い
部材８の内方端８ａを摺動杆６に連繋したことを
特徴とする地下構造物用蓋開閉機構である。而し
て第１図乃至第４図は第１実施例に関し、この例
は、蓋体１に設けたこじり孔４を下側から覆う部
材８の内方端８ａと、突縁３に係・脱可能な係止
鉤５を有する摺動杆６との連繋手段１０として、
摺動杆６の前面に突設した突起１１に前記内方端
８ａを下側から係合させたものである。第５図乃
至第７図は第２実施例を示し、この連繋手段１０
は、摺動杆６を嵌挿した保持部材７の側面に摺動
方向の長孔１２を形成するとともに、該長孔１２
より摺動杆６に突設した案内ピン１３を突出さ
せ、該ピン１３に覆い部材８の内方端８ａを下側
から係合させたものである。９は覆い部材８の枢
支ピンである。第８図乃至第１１図は第３実施例
を示し、覆い部材８の下部内方端８ａを係合突起
として内方端８ａの先端部８ｂが摺動杆６の前面
に突設された突起１１の下部傾斜面１１ａに連繋
して摺動杆６を後退させ蓋体縁部１′の下面との
係合を外す構成であり、覆い部材８はそれから内
方へ延びるアーム８ｃにより蓋体１側に回動自在
に軸支８ｄされ、アーム８ｃの他端に設けた重り
８ｅにより上方に付勢されている。尚、各実施例
のものは保持部材７をその基部７ｂで蓋体１の裏
面に垂設した断面Ｌ型の取付片１５に係合して取
付け、他の取付片１５′に保持部材７の側方へ突
設したコ型固定片７ｃ部分をボルト１６により緊
締することにより取付けてある。各図中、１８は
枠体２の突縁３を突設した蓋体１の受止駒、１９
はこじり棒を示す。こじり棒１９は先端に、蓋体
１のこじり孔４の孔縁に形成されている突条２０
に係合する係合凹部２０′又は突起２１、或いは
蓋体１の周辺垂縁１″がこじり孔４部分で切欠れ
た部位から、該垂縁１″の裏側に係止できるＬ形
又はＴ形の係合部２２，２３を備えている。尚上
述のこじり孔及び蓋開閉機構は１箇に限られな
い。
本考案は以上説明したような構成を備えている
ので、蓋体１を閉じると、係止鉤５は枠体内側の
突縁３を通過し、互いに触れ合つても係止鉤５の
前面の斜面５ａにより摺動杆６は一時的に後退す
るだけで、突縁３の下側に係止鉤５が配置されそ
の状態で蓋体１を上に引き上げても開蓋下能なよ
うに錠止される。蓋体１が錠止された状態では他
の工具では開けようとしても解錠できないし、ま
た、地下構造物の内圧があがつたり、水が上つて
きても押上げられず、開蓋してしまうことはな
い。この状態から蓋体１を開けるには、こじり棒
１９の先端を覆い部材８に押し当て、摺動杆６を
連繋手段１０を介して内上方に移動させることに
より係止鉤５を斜めに後退させ、突縁３との係止
状態を解除し、こじり棒１９の係合部２０〜２３
等により蓋体１を持上げれば良い。従つて本考案
によれば、従来の人孔鉄蓋等に見られたような手
かぎ穴をなくし、こじり孔４で済むため土砂の侵
入率が非常に減少し、また蓋体１の開閉について
は、蓋閉じにより自動的に施錠できると同時に、
閉蓋時はこじり孔４を覆い部材８で覆えるため雨
水や塵埃の侵入する虞れがなくなり、またこの覆
い部材８を操作することで開蓋時に容易に施錠を
外すことが可能であるから操作性が良く、しかも
内部の汚れを最小限にとどめることができる。
ので、蓋体１を閉じると、係止鉤５は枠体内側の
突縁３を通過し、互いに触れ合つても係止鉤５の
前面の斜面５ａにより摺動杆６は一時的に後退す
るだけで、突縁３の下側に係止鉤５が配置されそ
の状態で蓋体１を上に引き上げても開蓋下能なよ
うに錠止される。蓋体１が錠止された状態では他
の工具では開けようとしても解錠できないし、ま
た、地下構造物の内圧があがつたり、水が上つて
きても押上げられず、開蓋してしまうことはな
い。この状態から蓋体１を開けるには、こじり棒
１９の先端を覆い部材８に押し当て、摺動杆６を
連繋手段１０を介して内上方に移動させることに
より係止鉤５を斜めに後退させ、突縁３との係止
状態を解除し、こじり棒１９の係合部２０〜２３
等により蓋体１を持上げれば良い。従つて本考案
によれば、従来の人孔鉄蓋等に見られたような手
かぎ穴をなくし、こじり孔４で済むため土砂の侵
入率が非常に減少し、また蓋体１の開閉について
は、蓋閉じにより自動的に施錠できると同時に、
閉蓋時はこじり孔４を覆い部材８で覆えるため雨
水や塵埃の侵入する虞れがなくなり、またこの覆
い部材８を操作することで開蓋時に容易に施錠を
外すことが可能であるから操作性が良く、しかも
内部の汚れを最小限にとどめることができる。
図は本考案の地下構造物用蓋開閉機構を示すも
ので、第１図は第１実施例の斜視図、第２図は蓋
体の要部下面図、第３図は断面図、第４図は蓋体
中心側から見た要部の背面図、第５図は第２実施
例の斜視図、第６図は蓋体の下面図、第７図は要
部断面図、第８図は第３実施例の斜視図、第９図
は蓋体の下面図、第１０図は断面図、第１１図は
要部背面図である。 １……蓋体、２……枠体、３……突縁、４……
こじり孔、５……係止鉤、６……摺動杆、７……
保持部材、８……覆い部材。
ので、第１図は第１実施例の斜視図、第２図は蓋
体の要部下面図、第３図は断面図、第４図は蓋体
中心側から見た要部の背面図、第５図は第２実施
例の斜視図、第６図は蓋体の下面図、第７図は要
部断面図、第８図は第３実施例の斜視図、第９図
は蓋体の下面図、第１０図は断面図、第１１図は
要部背面図である。 １……蓋体、２……枠体、３……突縁、４……
こじり孔、５……係止鉤、６……摺動杆、７……
保持部材、８……覆い部材。
Claims (1)
- 蓋体１の縁部１′を受け止める枠体２の内周に
突縁３を形成し、蓋体１のこじり孔４近くの縁部
１′下面に、前記突縁３と係・脱可能な係止鉤５
を有する摺動杆６を保持部材７を介して取り付
け、更に前記こじり孔４を下側から覆う部材８を
蓋体１に枢支するとともに、前記覆い部材８の内
方端８ａを摺動杆６に連繋したことを特徴とする
地下構造物用蓋開閉機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7325483U JPS59178447U (ja) | 1983-05-17 | 1983-05-17 | 地下構造物用蓋開閉機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7325483U JPS59178447U (ja) | 1983-05-17 | 1983-05-17 | 地下構造物用蓋開閉機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59178447U JPS59178447U (ja) | 1984-11-29 |
| JPS624593Y2 true JPS624593Y2 (ja) | 1987-02-02 |
Family
ID=30203383
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7325483U Granted JPS59178447U (ja) | 1983-05-17 | 1983-05-17 | 地下構造物用蓋開閉機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59178447U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6087734B2 (ja) * | 2013-06-06 | 2017-03-01 | 虹技株式会社 | 施錠装置および蓋体装置 |
-
1983
- 1983-05-17 JP JP7325483U patent/JPS59178447U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59178447U (ja) | 1984-11-29 |
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