JP2526110Y2 - フォークリフトのエンジンフードロック解除装置 - Google Patents

フォークリフトのエンジンフードロック解除装置

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JP2526110Y2
JP2526110Y2 JP2390492U JP2390492U JP2526110Y2 JP 2526110 Y2 JP2526110 Y2 JP 2526110Y2 JP 2390492 U JP2390492 U JP 2390492U JP 2390492 U JP2390492 U JP 2390492U JP 2526110 Y2 JP2526110 Y2 JP 2526110Y2
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JP
Japan
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engine hood
handle
hook
pin
lock
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JP2390492U
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JPH0575290U (ja
Inventor
徹 榊原
Original Assignee
住友エール株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、運転席がエンジンフ
ード上にあるフォークリフトトラック等の産業車両にお
けるエンジンフードの開き防止のためのロック及びロッ
ク解除装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フォークリフトトラックは、その運転席
がエンジンフード上に設置されているので、エンジンフ
ードにロック装置が装着されていないと、車両の衝突時
や転倒時等にエンジンフードが開くことにより、運転者
が放り出されて人身事故に繋がる危険性がある。
【0003】この危険防止のためロック装置を装着する
ことが公知であるが、エンジンフード開閉用の把手とロ
ックおよびロック解除装置が分離されているため、エン
ジンルーム内の点検時等、エンジンフードの開閉操作が
非常に面倒であるという問題点があり、また、自動ロッ
クでないものはロックをし忘れることがあるという危険
性がある。
【0004】図3および図4に従来公知のエンジンフー
ドのロック装置の例を示す。図中1は、上部に運転席を
設置したエンジンフードであって、車体フレーム10に
ピン11’およびヒンジ12’を介して開閉自在に枢着
されている。2’は、該エンジンフード1開閉用の把手
である。
【0005】図3に示す従来例は、エンジンフード1の
前面に鎖錠式のロック装置13を備えた例であるが、自
動ロックの機能なく、且つ、ロックおよびロック解除に
際し手動操作が必要であるため、エンジンフード1を開
けるときは、把手2’による開放操作に先立ちロック装
置13のロックを解除しなければならず、また、エンジ
ンフード1を閉じるときは、把手2’による閉合操作の
終了後ロック装置13の施錠が必要であり、エンジンフ
ード開閉の都度、把手2’による開閉操作のほかにロッ
ク装置13のロックおよびロック解除操作が必要であ
り、操作が面倒であるばかりでなく、ロック忘れの危険
が伴うという問題点がある。
【0006】図4に示す従来例は、エンジンフード1の
前面下部内側に常時バネ9’により閉合側に付勢された
フック13’を取り付け、車体床面15に突設された鉤
16に係合させるようにした例であって、エンジンフー
ド1を閉じるときは自動ロックが可能であるが、エンジ
ンフード1を開けるときは、ロック解除レバー3’を操
作してケーブル14を牽引し、バネ9’に抗してフック
13’を解除側に回動させてロックを解除し、その状態
を維持したまま把手2’によりエンジンフード1を開け
なければならないため、離れた位置にあるロック解除レ
バー3’と把手2’とを両手により同時に操作しなけれ
ばならず、その操作が甚だ面倒であるという問題点があ
る。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】この考案は、上記の問
題点を解決することを課題とするものであって、エンジ
ンフード1の閉合時に自動ロックが可能なロック装置に
おいて、開放時には片手によるワンタッチ操作でロック
解除とフードの開放が同時にできるようにした、フォー
クリフトのエンジンフードのロック解除装置を提供しよ
うとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前端部をヒンジ12およ
びピン11を介して車体の前方フレーム10aに枢着し
て開閉自在としたエンジンフード1の後端部上面に開閉
用把手2を取り付け、同じく後端部下面にブラケット4
を突設してピン6を介してロック用フック5を回動自在
に支持し、該フック5の先端鉤部5aを車体の後方フレ
ーム10bに支持されたシャフト8と係合自在としてな
るエンジンフードの自動ロック装置において、前記フッ
ク5の基端側を長孔5bおよびピン7を介してロック解
除ボタン3の下端と連結しバネ9によって常時閉合側に
付勢すると共に、前記ロック解除ボタン3を前記開閉用
把手2に近接して設けたことを特徴とするフォークリフ
トのエンジンフードロック解除装置を考案要旨とするも
のである。
【0009】
【実施例】図1にこの考案の第1実施例を示す。図中、
1はエンジンフードであって、その上部には運転席1a
が設置されている。2は、該エンジンフード1開閉用の
把手、3は該把手2と一体的に設けられたロック解除ボ
タンである。
【0010】エンジンフード1の後端下面にはブラケッ
ト4が突設され、ロック用フック5がピン6を介して回
動自在に枢着されている。フック5の基端側には長孔5
bが穿設されておりピン7を介して前記ロック解除ボタ
ン3の下端と連結され、エンジンフード1の上面とロッ
ク解除ボタン3の段部3aの下面との間に挿入されたバ
ネ9によって常時上向きに、換言すればフック5を閉合
する方向に付勢されている。一方、フック5の先端鉤部
5aは車体の後方フレーム10bに支持されたシャフト
8と係合自在となっている。
【0011】エンジンフード1の前端下面にはヒンジ1
2が設けられ、ピン11を介して車体の前方フレーム1
0aに回動自在に枢着されている。
【0012】図2に第2実施例を示す。第1実施例との
相違点は、ロック解除ボタン3が把手2と一体ではなく
隣接して設けられていることと、バネ9は圧縮バネに代
えて引張りバネを用い、エンジンフード1の下面とフッ
ク5の基端部上面との間に挿入したことであるが、作用
および効果については変わりはない。
【0013】
【作用】エンジンフード1が開いた状態から、該フード
1を閉じると、ロック用フック5の先端鉤部5aがシャ
フト8に当たるが、運転席1aを含むエンジンフード1
の自重により、フック5はピン6を支点として開放側す
なわち反時計方向に回動して開き、先端鉤部5aがシャ
フト8を乗り越えると、バネ9の力によって閉合側すな
わち時計方向に回動して、図示のようにフック5の先端
鉤部5aがシャフト8と係合して自動的にロック状態と
なる。
【0014】図示のようにエンジンフード1が閉じら
れ、フック5の先端鉤部5aがシャフト8と係合してロ
ックされている状態からエンジンフード1を開くとき
は、片手で把手2を握りながら親指でロック解除用ボタ
ン3を押せば、フック5はピン6を支点として開放側に
回動して開き、先端鉤部5aがシャフト8から外れてロ
ックが解除されるから、そのまま把手2を持ち上げてエ
ンジンフード1を開くことができる。
【0015】
【効果】本考案によれば、フック5の基端側を長孔5b
およびピン7を介してロック解除ボタン3の下端と連結
し、バネ9によって常時閉合側に付勢すると共に、前記
ロック解除ボタン3を開閉用把手2に近接して設けたこ
とにより、エンジンフード1を閉じるときは格別の操作
を要せずして自動ロックが可能であり、一方、エンジン
フード1を開くときは、開閉用把手2を握りながらロッ
ク解除ボタン3を押すことによりロックを解除し、その
まま把手2を持ち上げてエンジンフード1を開くことが
できるから、ロック忘れの危険なく、しかも、片手によ
るワンタッチ操作によりロック解除が可能であり、安全
確実で操作容易なエンジンフードのロックおよびロック
解除装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の第1実施例の側断面図である。
【図2】本考案装置の第2実施例の要部説明図である。
【図3】従来例の説明図である。
【図4】他の従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 エンジンフード 2 把手 3 ロック解除ボタン 4 ブラケット 5 フック 5a フックの先端鉤部 5b 長孔 6 ピン 7 ピン 8 シャフト 9 バネ 10 車体フレーム 10a 車体の前方フレーム 10b 車体の後方フレーム 11 ピン 12 ヒンジ

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前端部をヒンジ(12)およびピン(11)を介
    して車体の前方フレーム(10a) に枢着して開閉自在とし
    たエンジンフード(1) の後端部上面に開閉用把手(2) を
    取り付け、同じく後端部下面にブラケット(4) を突設し
    てピン(6) を介してロック用フック(5) を回動自在に支
    持し、該フック(5) の先端鉤部(5a)を車体の後方フレー
    ム(10b) に支持されたシャフト(8) と係合自在としてな
    るエンジンフードのロック装置において、前記フック
    (5) の基端側を長孔(5b)およびピン(7) を介してロック
    解除ボタン(3) の下端と連結しバネ(9) によって常時閉
    合側に付勢すると共に、前記ロック解除ボタン(3) を前
    記開閉用把手(2) に近接して設けたことを特徴とするフ
    ォークリフトのエンジンフードロック解除装置。
  2. 【請求項2】 ロック解除ボタン(3) を開閉用把手(2)
    に一体的に付設してなる請求項1記載のフォークリフト
    のエンジンフードロック解除装置。
  3. 【請求項3】 ロック解除ボタン(3) を開閉用把手(2)
    の一端に隣接して設けてなる請求項1記載のフォークリ
    フトのエンジンフードロック解除装置。
JP2390492U 1992-03-23 1992-03-23 フォークリフトのエンジンフードロック解除装置 Expired - Lifetime JP2526110Y2 (ja)

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JPH0575290U JPH0575290U (ja) 1993-10-15
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