JPS6018514Y2 - 自動車のドアロック機構 - Google Patents
自動車のドアロック機構Info
- Publication number
- JPS6018514Y2 JPS6018514Y2 JP1979093659U JP9365979U JPS6018514Y2 JP S6018514 Y2 JPS6018514 Y2 JP S6018514Y2 JP 1979093659 U JP1979093659 U JP 1979093659U JP 9365979 U JP9365979 U JP 9365979U JP S6018514 Y2 JPS6018514 Y2 JP S6018514Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door lock
- door
- armrest
- lock mechanism
- lock device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車のドアロック装置をおよび解錠操作す
るドアロックノブ(以下単にロックノブという)を有す
る自動車のドアロック機構の改良に関する。
るドアロックノブ(以下単にロックノブという)を有す
る自動車のドアロック機構の改良に関する。
一般に、自動車のドアロック機構においては、乗員が安
全を意識してロックノブを操作してドアロック装置を施
錠している。
全を意識してロックノブを操作してドアロック装置を施
錠している。
このため、この種のドアロック機構においては、乗員が
安全を意識しないかぎりドアロック装置は施錠されず、
自動車の走行時における安全性がかならずしも十分には
確保されない。
安全を意識しないかぎりドアロック装置は施錠されず、
自動車の走行時における安全性がかならずしも十分には
確保されない。
本考案は、このような問題に対処しようとするもので、
その主たる目的は、乗員が無意識の状態でもドアロック
装置の施錠操作をしうるドアロック機構を提供するにあ
り、以下本考案を図面に基づ゛いて説明する。
その主たる目的は、乗員が無意識の状態でもドアロック
装置の施錠操作をしうるドアロック機構を提供するにあ
り、以下本考案を図面に基づ゛いて説明する。
第1図には、本考案に係るドアロック機構の一例が示さ
れている。
れている。
このドアロック機構10は、図示しない公知のドアロッ
ク機構と、第2図および第3図に示すように、ドア内板
21に取付けられたロックノブ11およびインサイドバ
ンドル12と、ドアロック装置およびロックノブ11に
連結されたリンク13と、ドアロック装置およびインサ
イドバンドル12に連結されたリンク14とにより構成
されている。
ク機構と、第2図および第3図に示すように、ドア内板
21に取付けられたロックノブ11およびインサイドバ
ンドル12と、ドアロック装置およびロックノブ11に
連結されたリンク13と、ドアロック装置およびインサ
イドバンドル12に連結されたリンク14とにより構成
されている。
これにより、ドアロック機構10においては、ロックノ
ブ11の操作によりリンク13を車体の前後方向へ移動
させるとドアロック装置が施錠および解錠され、またド
アロック装置の解錠時インサイドバンドル12の操作に
よりリンク14を車体の前後方向へ移動させるとドア2
0の開放操作が可能になっている。
ブ11の操作によりリンク13を車体の前後方向へ移動
させるとドアロック装置が施錠および解錠され、またド
アロック装置の解錠時インサイドバンドル12の操作に
よりリンク14を車体の前後方向へ移動させるとドア2
0の開放操作が可能になっている。
一方、ドア内板21には、第1図〜第3図に示すように
アームレスト30が取付けられていてドア20の内側2
0a(トリム内面)から車室内に突出している。
アームレスト30が取付けられていてドア20の内側2
0a(トリム内面)から車室内に突出している。
このアームレスト30は、第1図および第2図に示すよ
うに、平面略U字形を呈していて、ドア20の内側20
aとアームレスト30の外側30a間に孔部Sが配置さ
れている。
うに、平面略U字形を呈していて、ドア20の内側20
aとアームレスト30の外側30a間に孔部Sが配置さ
れている。
しかして、ロックノブ11は孔部Sに配置されて、アー
ムレスト30の肘掛面30bと略平行な回転軸を介して
上下方向へ回動可能に枢着されている。
ムレスト30の肘掛面30bと略平行な回転軸を介して
上下方向へ回動可能に枢着されている。
かかるロックノブ11においては、第3図の仮想線で示
すようにその自由端部が肘掛面30bから上方へ突出す
るとともに、回転操作により同図の破線で示すように肘
掛面30bと略同一平面上に位置し、上動時にはドアロ
ック装置を解錠しかつ下動時にはドアロック装置を施錠
する。
すようにその自由端部が肘掛面30bから上方へ突出す
るとともに、回転操作により同図の破線で示すように肘
掛面30bと略同一平面上に位置し、上動時にはドアロ
ック装置を解錠しかつ下動時にはドアロック装置を施錠
する。
また、インサイドハンドル12もロックノブ11と同様
に孔部Sに配置されていて、ロックノブ11の下方にて
水平方向へ回動可能に取付けられている。
に孔部Sに配置されていて、ロックノブ11の下方にて
水平方向へ回動可能に取付けられている。
これにより、ドアロック装置が解錠状態にあるときイン
サイドハンドル12が第2図の仮想線にて示すように内
方へ回動させると、ドア20の開放操作が可能となる。
サイドハンドル12が第2図の仮想線にて示すように内
方へ回動させると、ドア20の開放操作が可能となる。
このように構成したドアロック機構10において、その
ドアロック装置が解錠状態にあるときには、ロックノブ
11の自由端部はアームレスト30の肘掛面30bより
上方へ突出している。
ドアロック装置が解錠状態にあるときには、ロックノブ
11の自由端部はアームレスト30の肘掛面30bより
上方へ突出している。
このため、自動車に乗込んだ乗員がドア20を閉めて腕
をアームレスト30の肘掛面30bに載せると、ロック
ノブ11は第4図に示すように腕によりを必然的に押動
されて下方へ回動操作される。
をアームレスト30の肘掛面30bに載せると、ロック
ノブ11は第4図に示すように腕によりを必然的に押動
されて下方へ回動操作される。
この結果、乗員が安全性を意識しなくともドアロック装
置は施錠され、自動車の走行時の安全性が確保される。
置は施錠され、自動車の走行時の安全性が確保される。
また、自動車の停止時ドア20を開きたい場合には、乗
員がロックノブ11の自由端部を手で上方へ回動操作し
てドアロック装置を解錠状態とな腰アームレスト30の
把持部とインサイドハンドル12を同時に握るとインサ
イドハンドル12は必然的に内方へ回動操作される。
員がロックノブ11の自由端部を手で上方へ回動操作し
てドアロック装置を解錠状態とな腰アームレスト30の
把持部とインサイドハンドル12を同時に握るとインサ
イドハンドル12は必然的に内方へ回動操作される。
この結果、乗員がこの状態を保持してドア20を外方へ
押動させるとドア20が開かれる。
押動させるとドア20が開かれる。
このように本実施例においては、乗員が無意識にドアロ
ック装置の施錠操作をしえて走行時の安全性を確保しう
ろことは勿論であるが、ドアロック装置が解錠状態にあ
るときは、ロックノブ11の自由端部がアームレスト3
0の肘掛面30bから突出していて非常に目立つため、
乗員が他の座席側ドアのドアロック装置の解錠状態をす
ぐに確認することができて、ドアロック装置の施錠操作
を忘れることがない。
ック装置の施錠操作をしえて走行時の安全性を確保しう
ろことは勿論であるが、ドアロック装置が解錠状態にあ
るときは、ロックノブ11の自由端部がアームレスト3
0の肘掛面30bから突出していて非常に目立つため、
乗員が他の座席側ドアのドアロック装置の解錠状態をす
ぐに確認することができて、ドアロック装置の施錠操作
を忘れることがない。
また、インサイドハンドル12をアーl、レスト30の
孔部Sに配置し内方へ水平方向に回動操作しうるように
しているため、その操作性の向上を図ることができると
ともに、リンク13.14が従来のものに比し短縮でき
て機構の整理がしやすく、かつ後方座席に近づき特に2
ドア車の後方座席からもドアロック機構10の操作が可
能となり、後方乗員用のドアロック機構を省略すること
も可能である。
孔部Sに配置し内方へ水平方向に回動操作しうるように
しているため、その操作性の向上を図ることができると
ともに、リンク13.14が従来のものに比し短縮でき
て機構の整理がしやすく、かつ後方座席に近づき特に2
ドア車の後方座席からもドアロック機構10の操作が可
能となり、後方乗員用のドアロック機構を省略すること
も可能である。
さらにまた、ドア20の内側20aにおける意匠の自由
度が大きくなり、意匠的付加価値を高めることも可能で
ある。
度が大きくなり、意匠的付加価値を高めることも可能で
ある。
なお、以上の説明は本考案の一実施例に基づくものであ
って、本考案においては、ドアの内側にアームレストを
突設した各種の自動車に対して適宜変更して実施しうる
ものである。
って、本考案においては、ドアの内側にアームレストを
突設した各種の自動車に対して適宜変更して実施しうる
ものである。
以上の説明から明らかなように、本考案はドアの内側面
に突設したアームレストの肘掛面に孔部を形成するとと
もに、この孔部に前記肘掛面に対して略平行な回転軸を
有するドアロックノブを上下方向へ回動可能に枢着し、
同ドアロックノブがドアロック装置の解錠時にはぞの少
くとも自由端部を前記肘掛面から上方へ突出させかつド
アロック装置の施錠時には前記肘掛面と略同一平面上に
位置していることによりその構成上の特徴があり、これ
により、乗員が前記アームレストの肘掛面に腕を載せる
動作のみで、必然的に前記ドアロック装置の施錠操作が
なされる。
に突設したアームレストの肘掛面に孔部を形成するとと
もに、この孔部に前記肘掛面に対して略平行な回転軸を
有するドアロックノブを上下方向へ回動可能に枢着し、
同ドアロックノブがドアロック装置の解錠時にはぞの少
くとも自由端部を前記肘掛面から上方へ突出させかつド
アロック装置の施錠時には前記肘掛面と略同一平面上に
位置していることによりその構成上の特徴があり、これ
により、乗員が前記アームレストの肘掛面に腕を載せる
動作のみで、必然的に前記ドアロック装置の施錠操作が
なされる。
従って、本考案によれば、乗員が安全性を意識しなくと
もドアロック装置の施錠操作が可能であり、この結果自
動車の走行時における安全性が確保される
もドアロック装置の施錠操作が可能であり、この結果自
動車の走行時における安全性が確保される
第1図は本考案に係るドアロック機構を採用したドアの
一例を示す内側斜視図、第2図は第1図に示すドアロッ
ク機構の要部平面図、第3図はその正面図、第4図はド
アロック機構の操作状況を示す説明図である。 符号の説明、10・・・・・・ドアロック機構、11・
・・・・・ロックノブ、12・・・・・・インサイドハ
ンドル、13.14・・・・・・リンク、20・・・・
・・ドア、30・・・・・・アームレスト、30b・・
・・・・肘掛面。
一例を示す内側斜視図、第2図は第1図に示すドアロッ
ク機構の要部平面図、第3図はその正面図、第4図はド
アロック機構の操作状況を示す説明図である。 符号の説明、10・・・・・・ドアロック機構、11・
・・・・・ロックノブ、12・・・・・・インサイドハ
ンドル、13.14・・・・・・リンク、20・・・・
・・ドア、30・・・・・・アームレスト、30b・・
・・・・肘掛面。
Claims (1)
- ドアの内側面に突設したアームレストの肘掛面に孔部を
形成するとともに、この孔部に前記肘掛面に対して略平
行な回転軸を有するドアロックノブを上下方向へ回転可
能に枢着し、同ドアロックノブがドアロック装置の解錠
時にはその少くとも自由端部を前記肘掛面から上方へ突
出させかつドアロック装置の施錠時には前記肘掛面と略
同一平面上に位置していること特徴とする自動車のドア
ロック機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979093659U JPS6018514Y2 (ja) | 1979-07-06 | 1979-07-06 | 自動車のドアロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979093659U JPS6018514Y2 (ja) | 1979-07-06 | 1979-07-06 | 自動車のドアロック機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5610769U JPS5610769U (ja) | 1981-01-29 |
JPS6018514Y2 true JPS6018514Y2 (ja) | 1985-06-05 |
Family
ID=29326566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979093659U Expired JPS6018514Y2 (ja) | 1979-07-06 | 1979-07-06 | 自動車のドアロック機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6018514Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6080671A (ja) * | 1983-10-11 | 1985-05-08 | トヨタ自動車株式会社 | ドアインサイドハンドル |
-
1979
- 1979-07-06 JP JP1979093659U patent/JPS6018514Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5610769U (ja) | 1981-01-29 |
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