JPS6326974Y2 - - Google Patents

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JPS6326974Y2
JPS6326974Y2 JP1982187727U JP18772782U JPS6326974Y2 JP S6326974 Y2 JPS6326974 Y2 JP S6326974Y2 JP 1982187727 U JP1982187727 U JP 1982187727U JP 18772782 U JP18772782 U JP 18772782U JP S6326974 Y2 JPS6326974 Y2 JP S6326974Y2
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JP
Japan
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rear seat
link
seat back
latch mechanism
seat
Prior art date
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JP1982187727U
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JPS5991932U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の利用分野 本考案は自動車の可倒式リヤシートバツクに用
いられてリヤシートバツクの前倒しを一時的に阻
止することが可能なリヤシートバツクロツク装置
に関する。
従来技術 自動車のリヤシートにおいてはシートバツクが
可倒式とされたものがあり、この車両ではシート
バツクを前倒しして車室内容積を拡大することが
可能である。
このためには、シートバツクと車体とを係合す
るラツチ機構をレリーズ機構により解除してシー
トバツクを車両前方へ倒すようになつている。
前記レリーズ機構は、ラツチ機構へ接続される
リンクの端部に設けられてリヤシートバツクから
車室内へ突出するノブが操作されて、リヤシート
バツクのラツチ状態を解除するようになつている
のが一般的である。このためリヤシートバツクを
介して車室内と通じているトランクルーム内の荷
物は車室内から取り出せることになり、盗難防止
等の目的でリヤシートバツクの前倒れを阻止する
構造が望まれる。
また、前記のようなリンクを用いたレリーズ機
構ではラツチ機構から離隔した位置での操作が可
能となる利点があるので、このようなレリーズ機
構の存続が望まれる。
考案の目的 本考案は上記事実を考慮し、リンクを用いたレ
リーズ機構を存続させて、車室内からの操作によ
つてリヤシートバツクの前倒れを阻止することが
できるリヤシートバツクロツク装置を得ることが
目的である。
考案の概要 本考案に係るリヤシートバツクロツク装置で
は、リヤシートバツクに設けられたキヤンセル機
構をキーによつて回転操作することによりレリー
ズ機構のリンクの移動を制限することで、ラツチ
機構のレリーズ作動を阻止してリヤシートバツク
の前倒れを阻止するようになつている。
考案の実施例 第1,2図には本実施例に係るリヤシートバツ
クロツク装置が適用されたリヤシートが示されて
おり、このリヤシートはシートクツシヨン10と
シートバツク12,14とを有している。シート
バツク12,14は車両幅方向に隣接して配置さ
れており、下端部を中心に車体15に対して矢印
A方向に車両前方へそれぞれ別個に前倒しできる
ようになつている。
このシートバツクの前倒し状態では車体に設け
られた開口16を通じて車室18とトランクルー
ム20とが連通できるようになつている。
シートバツク12,14と車体15との間には
ラツチ機構24が設けられている。このラツチ機
構24は車体から突出されたストライカとしての
ピン26と係合するようになつている。
シートバツク12,14に取りつけられるラツ
チ機構24及びその関連部品は互いに対称形状で
あるので、シートバツク12に取りつけられるラ
ツチ機構24及びその関連部品について説明す
る。
第3図に示されるごとくラツチ機構24はベー
スプレート38へ軸28,30によつて軸支され
るレバー32,34とを有している。レバー34
には車体に設けられたピン26を収容するための
U字溝36が形成されており、このU字溝36は
レバー32,34を覆うベースプレート38に形
成されるU字溝40と対応している。
このベースプレート38のU字溝40へピン2
6が収容され、レバー34が軸30回りに回転し
てU字溝40の入口部を第3図に示されるごとく
閉止すると、ピン26はU字溝40から脱出不可
能となり、これによつてシートバツク12が車体
15へ係止されて前倒し不可能となる。
レバー32,34の間には引張コイルばね42
が介在されてレバー34はU字溝40を開放する
方向に付勢力を受けているが、レバー34の一部
に設けられたノツチ44がレバー32の突起46
に当接して引張コイルばね42の付勢力に拘らず
U字溝40を閉止している。
従つてレバー32が引張コイルばね42の付勢
力に抗して回転されると突起46がノツチ44と
離間し、レバー34はU字溝40を開放する方向
に回転してピン26がU字溝40から脱出可能と
なる。これによつてシートバツク12は前倒しで
きる。
レバー32の一端にはレリーズ機構の一部を構
成するリンク48の一端が軸支されている。
このリンク48の他端には第4図に示されるご
とくノブ50が固着されている。このノブ50は
シートバツク12,14のシートフレーム51へ
固着された円筒状ベゼル52内を案内されて移動
可能となつており、シートバツク12,14の頂
部からの突出長さをB位置からC位置まで変更で
きるようになつてる。
これによつて車室内から乗員がノブ50を持ち
上げて第4図B位置からC位置まで持ち上げれ
ば、リンク48はラツチ機構24の係合状態を解
除してシートバツク12,14を前倒し可能とす
るようになつている。
リンク48の中間部にはストツパ54が固着さ
れており、このストツパ54はノブ50がB位
置、すなわちロツク機構22の係合状態を可能と
している状態でベゼル52の一端との間に隙間5
6を形成するようになつている。
この隙間56はシートバツク12,14へそれ
ぞれ取りつけられるロツクシリンダ58のロツク
レバー60と対応している。このロツクシリンダ
58はリテーナ62でシートバツクのフレーム5
1へ固着されており、図示しないマスターキーで
ロータ64が回転するようになつている。このロ
ータ64はロツクレバー60の基部へEリング6
5を介して固着されており、ロータ64には第5
図に示されるごとくリンク48と対応した長孔6
6が穿設されている。
このロツクシリンダ58はマスターキーでのみ
ロータ64を回転可能であり、サブキーでは回転
不可能となつている。従つてマスターキーでロー
タ64が回転されると、ロツクレバー60は第
6,7図に示されるごとく隙間56内へ入り込ん
で、長孔66へリンク48が挿入されることにな
る。この状態はレリーズ機構のキヤンセル状態で
あり、ストツパ54がロツクレバー60によつて
上昇を防げられるので、ノブ50は上昇不可能と
なつている。
このように構成される本実施例の作動を説明す
る。
第4,5図に示されるごとくロツクレバー60
がリンク48と離間した状態では、シートバツク
12,14の前倒しが可能である。すなわちノブ
50をB位置からC位置まで持ち上げれば、リン
ク48はラツチ機構24のレバー32を軸28回
りに回転させるので、レバー34のU字溝36は
カバープレート38のU字溝40を開放し、ピン
26をU字溝40から抜き出し可能とする。これ
によつてシートバツク12,14はそれぞれ別個
に車両前方へ矢印A方向に前倒し可能である。
またシートバツク12,14を直立状態まで復
帰させればピン26はレバー34を回転させなが
らベースプレート38のU字溝40内へ入り込む
ため、再びピン26がレバー34によつてU字溝
40内へ保持され、シートバツク12,14は直
立状態となつてラツチされる。
リヤシートバツク12,14の前倒しを不可能
とさせる場合には、ロツクシリンダ58へマスタ
ーキーを挿入して回転させればよい。すなわち第
6,7図に示されるごとくロータ64はロツクレ
バー60を回転してリンク48と係合させる。
これによつてノブ50は持ち上げ不可能とな
り、シートバツク12,14が前倒し不可能とな
るのでトランクルーム20が車室18と連通する
ことはなく、トランクルーム20内の荷物の盗難
防止が確実となる。
またキヤンセル状態を解除して再び前倒し可能
とする場合には、ロツクシリンダ58へマスター
キーを挿入して回転し、ロツクレバー60を隙間
56から抜き出せばよい。
なお上記実施例中ロツクレバー60はストツパ
54とベゼル52との間の隙間56へ挿入される
構造を説明したが、ロツクレバー60の剛性が十
分である場合にはベゼル52を省略することも可
能である。
考案の効果 以上説明したごとく本考案に係るリヤシートバ
ツクロツク装置では、リヤシートバツクにキヤン
セル機構を設けてキーによる回転操作でレリーズ
機構の作動を阻止するので、シートバツク前倒し
のキヤンセル及びキヤンセル解除の操作を容易に
可能とするとともに、リンクを用いたレリーズ機
構を存続させることができる優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のリヤシートバツクロツクが適
用された実施例を示す車両側方から見た断面図、
第2図は第1図の右側面図、第3図は第1図のラ
ツチ機構を示す拡大図、第4図は第1図−線
断面図、第5図は第4図線矢視図、第6図は第
4図の作動図、第7図は第6図線矢視図であ
る。 12,14……シートバツク、24……ラツチ
機構、26……ピン、48……リンク、50……
ノブ、54……ストツパ、58……ロツクシリン
ダ、60……ロツクレバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可倒式リヤシートバツクへ設けられリヤシート
    バツクの直立時に車体の一部と係合してリヤシー
    トバツクの直立状態を保持するラツチ機構と、こ
    のラツチ機構へ接続されたリンクの端部に設けら
    れたノブがリヤシートバツクから突出しこのノブ
    の操作により前記ラツチ機構の係合状態をリンク
    を介して解除するレリーズ機構と、前記リヤシー
    トバツクに設けられキーによる回転操作で回転す
    るロツクレバーが前記リンクに固定されたストツ
    パと係合してリンクの移動を制限することで前記
    レリーズ機構の作動を阻止するキヤンセル機構
    と、を有することを特徴とするリヤシートバツク
    ロツク装置。
JP1982187727U 1982-12-10 1982-12-10 リヤシ−トバツクロツク装置 Granted JPS5991932U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982187727U JPS5991932U (ja) 1982-12-10 1982-12-10 リヤシ−トバツクロツク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982187727U JPS5991932U (ja) 1982-12-10 1982-12-10 リヤシ−トバツクロツク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5991932U JPS5991932U (ja) 1984-06-22
JPS6326974Y2 true JPS6326974Y2 (ja) 1988-07-21

Family

ID=30405156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982187727U Granted JPS5991932U (ja) 1982-12-10 1982-12-10 リヤシ−トバツクロツク装置

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JP (1) JPS5991932U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6136454U (ja) * 1984-08-07 1986-03-06 マツダ株式会社 自動車のリヤシ−トバツクロツク装置
JPH046340Y2 (ja) * 1985-12-20 1992-02-21
JP5414108B2 (ja) * 2009-09-04 2014-02-12 スズキ株式会社 自動車のシートバックのロック装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5873040U (ja) * 1981-11-10 1983-05-17 株式会社東海理化電機製作所 車両用シ−トロツク装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5991932U (ja) 1984-06-22

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