JP5414108B2 - 自動車のシートバックのロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、
車室内とトランクルームを仕切るシートバックを起立姿勢と車両前方側への倒伏姿勢とに切り換え自在に構成し、
前記シートバックを起立姿勢にロックするロック機構と、
前記ロック機構をロック解除する回転式のロックノブと、
前記ロックノブをロック及びロック解除自在なキーシリンダとを備えている自動車のシートバックのロック装置に関する。
車室内とトランクルームを仕切るシートバックを起立姿勢と車両前方側への倒伏姿勢とに切り換え自在に構成してある自動車では、トランクルームを施錠してあっても車室内からシートバックが車両前方側に倒伏されてトランクルーム内の荷物が盗まれることがある。そこで、前記ロックノブをロック及びロック解除自在なキーシリンダを設けてトランクルーム内の荷物の盗難を防止してある。
従来、上記の自動車のシートバックのロック装置では、特許文献1に開示されているように、ロックノブの支持ケースに設けた被当接部に当接する当接部をキーシリンダのシリンダ本体部とは別部材の板材で形成してシリンダ本体部の下端部に連結してあった。
そして、この構造により、前記当接部が被当接部に当接してロックノブの回転を阻止するロック状態と、当接部が被当接部に当接することなくロックノブの回転を許容するロック解除状態とにキーシリンダを切り換え自在に構成してあった。
実公平4−6982号公報
しかしながら、上記従来の構造によれば、前記被当接部に当接する当接部をキーシリンダのシリンダ本体部とは別部材の板材で形成してあったためにキーシリンダの部品点数が多くなり、構造が複雑化し、スペースが広くなっていた。そして、前記当接部の剛性を確保しにくかった。
本発明の目的は、キーシリンダの部品点数を少なくすることができ、構造を簡素化することができ、スペースをコンパクト化することができ、キーシリンダの剛性を確保できる自動車のシートバックのロック装置を提供する点にある。
本発明の特徴は、
車室内とトランクルームを仕切るシートバックを起立姿勢と車両前方側への倒伏姿勢とに切り換え自在に構成し、
前記シートバックを起立姿勢にロックするロック機構と、
前記ロック機構をロック解除する回転式のロックノブと、
前記ロックノブをロック及びロック解除自在なキーシリンダとを備えている自動車のシートバックのロック装置であって、
前記ロックノブに設けた被当接部に当接する当接部を前記キーシリンダのシリンダ本体部に一体に連設し、
前記当接部が前記被当接部に当接して前記ロックノブの回転を阻止するロック状態と、
前記当接部が前記被当接部に当接することなく前記ロックノブの回転を許容するロック解除状態とに切り換え自在に構成してあり、
前記シリンダ本体部が前記シリンダ本体部の軸芯周りに回転して前記ロック状態とロック解除状態に切り換わるよう構成し、
前記シリンダ本体部のキー挿入孔の開口側とは反対側の一端部を前記ロックノブの被当接部に臨ませ、
前記シリンダ本体部の一端部に前記当接部を設け、
前記ロック解除状態での前記ロックノブの回転に伴う前記被当接部と前記シリンダ本体部の一端部との干渉を回避する切り欠き部を前記シリンダ本体部の一端部に形成してある点にある。(請求項1)
この構成によれば、前記ロックノブに設けた被当接部に当接する当接部をキーシリンダのシリンダ本体部に一体に連設してあるから、前記当接部をキーシリンダのシリンダ本体部とは別部材で形成した構造に比べて部品点数を少なくすることができ、構造を簡素化することができ、スペースをコンパクト化することができる。しかも、前記当接部の剛性を確保することができる。
また、前記ロック解除状態での前記ロックノブの回転に伴う前記被当接部と前記シリンダ本体部の一端部との干渉を回避する切り欠き部を前記シリンダ本体部の一端部に形成してあるから、ロックノブの回転操作に伴う前記被当接部と前記シリンダ本体部の一端部との干渉を回避するための構造を簡単に製作することができ、構造を簡素化することができる。(請求項1)
本発明において、
前記シリンダ本体部の一端部を断面半円形状に形成してあると、シリンダ本体部の一端部の構造を簡素化することができる。(請求項
本発明において、
前記ロックノブを支持ケースに横軸芯周りに回転自在に支持させ、
前記ロックノブ及び支持ケースを前記ロック機構の上方に配置し、
前記シリンダ本体部の一端部が下になるように前記キーシリンダを縦にして前記支持ケースに支持させ、
前記横軸芯に沿うピンを前記ロックノブに設けて前記被当接部を構成し、
前記ロック状態における前記ピンを前記当接部の下方に配置し、
前記ロック解除状態で前記ピンが上方に回転するように前記ロックノブが回転すると前記ロック機構がロック解除されるよう構成し、
前記ロック機構のロック解除を報知するインジケータを前記支持ケースに昇降自在に収納支持させ、
前記インジケータの下端部に形成した係止部を前記ピンに係止させて、前記ロックノブの回転に伴って前記インジケータを昇降させ、
前記ロック解除状態での前記ロックノブの回転に伴って前記ピンが上方に回転して前記ロック機構がロック解除されると、前記インジケータの上部が前記支持ケース内から前記支持ケースの上方に突出して、前記ロック機構のロック解除を報知する構成によれば、次の作用を奏することができる。(請求項
前記横軸芯に沿うピンを前記ロックノブに設けて前記被当接部を構成し、インジケータの下端部に形成した係止部を前記ピンに係止させて、前記ロックノブの回転に伴って前記インジケータを昇降させるから、インジケータとキーシリンダの各機能を発揮させる手段としてインジケータとキーシリンダに共通のピンを使用することになり、これにより更なる部品点数の削減が可能になる。
また、ロック解除状態での前記ロックノブの回転に伴って前記ピンが上方に回転して前記ロック機構がロック解除されると、前記インジケータの上部が前記支持ケース内から前記支持ケースの上方に突出して前記ロック機構のロック解除を報知するから、乗員に前記ロック機構のロック解除を報知警告することができる。
すなわち、車両前方側に倒伏させたシートバックを再び引き起して起立姿勢にロックさせようとした際、完全にロックがされていない場合はロックノブの回転も完全には戻らない。したがって、ピンを介してロックノブに連動連結されているインジケータも支持ケース内に完全には引き込まれない為、インジケータの上部が完全に隠れることが無い。そして、乗員はインジケータの上部が見えることでシートバックのロックが不十分な状態(アンロック状態、ロック解除状態)であることを知ることができる。(請求項3)
本発明において、
前記インジケータの上部に前記支持ケースの色とは異なる識別用の色を着色してあると、乗員に前記ロック機構のロック解除をより確実に報知警告することができる。(請求項
本発明によれば、
キーシリンダの部品点数を少なくすることができ、構造を簡素化することができ、スペースをコンパクト化することができ、キーシリンダの剛性を確保できる自動車のシートバックのロック装置を提供することができた。
自動車のリアシートの斜視図 自動車のシートバックのロック装置の分解斜視図 自動車のシートバックのロック装置の斜視図 (a)はキーシリンダをロック解除し、ロックノブを回転操作する前の状態のインジケータ等を示す作用図、(b)はキーシリンダをロック解除し、ロックノブを回転操作した状態のインジケータ等を示す作用図、(c1)はキーシリンダをロック解除し、ロックノブを回転操作する前の状態のキーシリンダ等を示す作用図、(c2)は図4(c1)のX−X断面図(d1)はキーシリンダをロック解除し、ロックノブを回転操作した状態のキーシリンダ等を示す作用図、(d2)は図4(d1)のX−X断面図、(e1)はキーシリンダをロックした状態のキーシリンダ等を示す作用図(e2)は図4(e1)のX−X断面図
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図1に、セダンタイプの自動車の車室内3に設けたリアシート1を示してある。リアシート1はシートクッション2と複数のシートバック5を備えている。
シートバック5は起立姿勢と車両前方Fr側への倒伏姿勢とに切り換え自在に構成され、起立姿勢で車室内3とトランクルーム4を仕切っている。このシートバック5を倒伏姿勢に設定するとシートバック5により塞がれていたトランクルーム4の開口部が現れて車室内3からトランクルーム4内の荷物を取り出したり収納したりすることができる。
図1〜図3に示すように、シートバック5を起立姿勢にロックするロック機構10と、ロック機構10をロック解除する回転式のロックノブ20と、ロックノブ20をロック及びロック解除自在なキーシリンダ30とを設けてある。キーシリンダ30でロックノブ20をロックしてあると、ロックノブ20でロック機構10をロック解除することができず、シートバック5を倒伏姿勢に設定することができなくなる。これにより、自動車の窓ガラスが割られて車室内3に侵入された場合のトランクルーム4内の荷物の盗難を防止することができる。
ロック機構10はシートバック5の側部の背面側の上部に内蔵されている。図1に示すように、リアシート1のシートフレームにコの字状のストライカ12が固定されており、ストライカ12にロック機構10の係合部が係合してシートバック5を起立姿勢にロックする。
また、シートバック5の幅方向に沿う横軸芯O周りにロックノブ20を回転自在に支持ケース40に支持させ、ロック機構10の上方に位置するシートバック5の側部の上面部にロックノブ20及び支持ケース40を配置して内蔵してある。ロックノブ20は上下方向に沿う操作ロッド11(連係部材)を介してロック機構10に連係している。ロックノブ20が横軸芯O周りに回転して操作ロッド11が引き上げられると、ロック機構10の係合部がストライカ12から係合解除してロックが解除される。これにより、シートバック5を車両前方側Frに倒伏させることができる状態になる。
[ロックノブ20の構造]
図2に示すように、ロックノブ20は、前端縁が階段状に形成された左右一対の第1側壁21と、両第1側壁21の前端縁同士を連結し、ロックノブ20の回転操作の際に指が掛けられる階段状の連結壁28と、連結壁28の下向きの段差面と連結壁28の下半部の前面28Bに架け渡された左右一対の支持壁23とを備えている。
第1側壁21の上端縁は上方に凸の円弧状に形成されている。そして、側面視で前記上端縁に連続する円弧状の延出壁22が連結壁28の上端部から前方Fr(車両前方側Fr)に延出し、前記延出壁22の後端部に連なる連結壁28の縦壁部が指掛け部28Aに構成されている。
また、左右一対の第1側壁21の後ろ側の下端部にピン挿通孔21Hが同芯状に形成され、前記横軸芯Oに沿うピン26(被当接部に相当)の両端部が左右一対のピン挿通孔21Hに各別に挿入固定されている。そして支持壁23に、ロックノブ20の幅方向外方側に突出する円筒状の軸部25が形成されている。
さらに、一方の支持壁23側に操作ロッド11に対する連結部23Dが設けられ、この連結部23Dに操作ロッド11の屈曲した横向きの上端部11Jが連結している。
[支持ケース40の構造]
支持ケース40は、左右一対の第2側壁41と、両第2側壁41の下端部を連結する底壁47(図4(a)参照)と、両第2側壁41の後端部間に架け渡された前後一対の縦壁46とを備えている。また、キーシリンダ30が上方から挿入される第1縦孔40H1と、インジケータ35が上方から挿入される第2縦孔40H2とが両縦壁46の間に形成されている。インジケータ35はロック機構10のロック解除を報知する。第1縦孔40H1と第2縦孔40H2は左右に並び、第1縦孔40H1が第2縦孔40H2よりも車幅方向で車内側(車幅方向内側)に位置している。
第2側壁41の前端縁は後ろ上がりに傾斜し、第2側壁41の水平な上端縁と接続して前端縁と上端縁の接続部が円弧状に形成されている。また、前記第2側壁41の前端縁から前側フランジ43が張り出し、上端縁から上側フランジ42が張り出して前側フランジ43に連なっている。さらに、左右一対の前端縁の下端部間に前壁44が架け渡されて前側フランジ43に連なっている。
そして、左右一対の第2側壁41の中央部に支持孔49が形成され、ロックノブ20の左右一対の軸部25が左右一対の支持孔49に回転自在に各別に挿入されて支持されている。これにより、ロックノブ20の横軸芯O(軸部25の軸芯O)がシートバック5の幅方向に沿った状態になっている。また、ロックノブ20を後方Rr(車両後方側Rr)に回転付勢するスプリング29が左右一対の軸部25に装着されている。
前記ロック機構10をロック解除する場合、キーシリンダ30のロック解除状態でロックノブ20の指掛け部28Aに指を掛け、スプリング29の付勢力に抗して車両前方側Frにロックノブ20を回転させる。これにより、操作ロッド11が上昇してロック機構10の係合部がストライカ12との係合を解除しロック機構10がロック解除される。つまり、前記ロック解除状態でピン26が上方に回転するようにロックノブ20が回転するとロック機構10がロック解除される。指掛け部28Aから指を離すと、スプリング29の付勢力でロックノブ20は車両後方側Rr回転して元の位置に復帰する。
[ベゼル50の構造]
支持ケース40には上方から環状のベゼル50が装着される。このベゼル50は、支持ケース40の左右一対の上側フランジ42に各別に重なる左右一対の第1壁部52と、第1壁部52の後端部から下方に延びて、支持ケース40の上端部を後方Rrから覆う第2壁部55と、支持ケース40の前側フランジ43に重なる前下がりの第3壁部53と、支持ケース40の前壁44に重なる第4壁部54とを備え、径方向内方側が開口して前記ロックノブ20を上方に露出させている。
[キーシリンダ30の構造]
キーシリンダ30は、金属製のリング32と、リング32に回転自在に挿通支持される断面円形の樹脂製のシリンダ本体部31とを備えている。このシリンダ本体部31のキー挿入孔31Hの開口側とは反対側の一端部31Bが下になるようにキーシリンダ30を縦にして支持ケース40の第1縦孔40H1に挿入し、リング32を支持ケース40に固定してキーシリンダ30を支持ケース40に支持させてある。
また、ロックノブ20のピン26に当接する当接部33をキーシリンダ30のシリンダ本体部31の一端部31Bに一体に連設し、当接部33がピン26に当接してロックノブ20の回転を阻止するロック状態(図4(e1),図4(e2)参照、当接部33については実線部分及びハッチング部分がロック状態を示している)と、当接部33がピン26に当接することなくロックノブ20の回転を許容するロック解除状態(図4(c1),図4(c2),図4(d1),図4(d2)参照)とにキーシリンダ30の操作により切り換え自在に構成してある。
すなわち、シリンダ本体部31がシリンダ本体部31の軸芯P周りに回転して前記ロック状態とロック解除状態に切り換わるよう構成してあり、キー挿入孔31Hにキーを挿入し、シリンダ本体部31をシリンダ本体部31の軸芯P周りに設定角度回転させるとロックノブ20をロックしたロック状態(図4(e1),図4(e2)参照)になり、キーを逆方向に設定角度回転させるとロック解除状態(図4(c1),図4(c2),図4(d1),図4(d2)参照)になる。
詳述すると、シリンダ本体部31のキー挿入孔31Hの開口側とは反対側の一端部31Bをロックノブ20のピン26に上方から臨ませ、シリンダ本体部31の一端部31Bに当接部33を設けてある。そして、前記ロック解除状態でのロックノブ20の回転に伴うピン26とシリンダ本体部31の一端部31Bとの干渉を回避する切り欠き部37をシリンダ本体部31の一端部31Bに形成してある。図4(c1)〜図4(e2)に示すように、シリンダ本体部31の一端部31Bは断面半円形状に形成されている。切り欠き部37は、シリンダ本体部31の断面半円形状に形成された一端部31Bの横外方側の切り欠き部分と、この切り欠き部分の上方に連続して位置する上すぼまりの切り欠き部分とから成る。また、前記ロック状態におけるピン26を当接部33の下方に配置してある。
[インジケータ35の構造]
図2に示すように、ロック機構10のロック解除を報知するインジケータ35を断面長方形の縦長のスティック状に形成し、インジケータ35の上端部35Aを車両前方側Frから見て断面円弧状に形成し、インジケータ35の下端部に車両前方側Frが開放した切り欠き溝36(係止部に相当)を形成してある。
このインジケータ35を前記第2縦孔40H2に挿入して支持ケース40に昇降自在に収納支持させるとともに、インジケータ35の下端部の切り欠き溝36をピン26に係止させ、ロックノブ20の回転に伴ってインジケータ35を昇降させるよう構成してある(図4(a),図4(b)参照)。
また、前記ロック解除状態でのロックノブ20の回転に伴ってピン26が上方に回転してロック機構10がロック解除されると、インジケータ35の上部35Cが支持ケース40内から支持ケース40の上方に突出して、ロック機構10のロック解除を報知するよう構成してある。インジケータ35の上部35Cには支持ケース40の色とは異なる識別用の警告色(注意を促す赤色)を着色してある。
[シートバックのロック装置の作動]
(1) 図4(a),図4(c1),図4(c2)はキーシリンダ30をロック解除した状態を示している。この状態でロックノブ20の指掛け部28Aに指を掛け、ロックノブ20をスプリング29の付勢力に抗して車両前方側Frに回転操作すると、図4(d1),図4(d2)に示すように、ピン26がキーシリンダ30のシリンダ本体部31の一端部31Bの当接部33と干渉することなくシリンダ本体部31の一端部31Bの切り欠き部37を通過して上昇する。
これにより、操作ロッド11(図2,図3参照)がロックノブ20に引き上げられて、ロック機構10の係合部とストライカ12の係合が解除し、シートバック5を車両前方側Fr側に倒伏可能な状態になる。
(2) 上記(1)のように、前記ピン26がシリンダ本体部31の下端部の切り欠き部37を通過して上昇するに伴って、図4(b)に示すように、ピン26がインジケータ35を押し上げて、インジケータ35の着色された上部35Cを支持ケース40の上面から突出させる。これにより、乗員はシートバック5が起立姿勢にロックされていないことを知ることができる。
(3) 車両前方側Frに倒伏させたシートバック5を再び引き起してロック機構10の係合部をストライカ10にロックさせようとした際、完全にロックがされていない場合は操作ロッド11が下がりきらないため、ロックノブ20の回転も完全には戻らない。
したがって、ピン26を介してロックノブ20に連動連結されているインジケータ35も支持ケース40の第2縦孔40H2内に完全には引き込まれず、インジケータ35の着色された上部35Cの側面の警告色が完全に隠れることが無い。従って、乗員は警告色が見えるのでシートバック5のロックが不十分な状態(アンロック状態、ロック解除状態)であることを知ることができる。
(4) 図4(e1),図4(e2)はキーシリンダ30のロック状態を示している。この状態でロックノブ20の指掛け部28Aに指を掛けて、ロックノブ20を車両前方側Frに回転操作しようとしても、ピン26がキーシリンダ30のシリンダ本体部31の一端部31Bの当接部33に当接して上昇することができない。
そのために、操作ロッド11(図2,図3参照)が引き上げられることがなくて、ロック機構10の係合部とストライカ12の係合が解除することがなく、シートバック5を車両前方側Fr側に倒伏させることができない。これにより、例えば自動車の窓ガラスが割られて車室内3に侵入された場合のトランクルーム4内の荷物の盗難を防止することができる。
前記ロックノブ20・支持ケース40・インジケータ35は樹脂で成形されている。
3 車室内
4 トランクルーム
5 シートバック
10 ロック機構
20 ロックノブ
26 被当接部(ピン)
30 キーシリンダ
31 シリンダ本体部
31B 一端部(シリンダ本体部のキー挿入孔の開口側とは反対側の一端部)
31H キー挿入孔
33 当接部
35 インジケータ
35C インジケータの上部
36 係止部
37 切り欠き部
40 支持ケース
O 横軸芯
Fr 車両前方側
P シリンダ本体部の軸芯

Claims (4)

  1. 車室内とトランクルームを仕切るシートバックを起立姿勢と車両前方側への倒伏姿勢とに切り換え自在に構成し、
    前記シートバックを起立姿勢にロックするロック機構と、
    前記ロック機構をロック解除する回転式のロックノブと、
    前記ロックノブをロック及びロック解除自在なキーシリンダとを備えている自動車のシートバックのロック装置であって、
    前記ロックノブに設けた被当接部に当接する当接部を前記キーシリンダのシリンダ本体部に一体に連設し、
    前記当接部が前記被当接部に当接して前記ロックノブの回転を阻止するロック状態と、
    前記当接部が前記被当接部に当接することなく前記ロックノブの回転を許容するロック解除状態とに切り換え自在に構成してあり、
    前記シリンダ本体部が前記シリンダ本体部の軸芯周りに回転して前記ロック状態とロック解除状態に切り換わるよう構成し、
    前記シリンダ本体部のキー挿入孔の開口側とは反対側の一端部を前記ロックノブの被当接部に臨ませ、
    前記シリンダ本体部の一端部に前記当接部を設け、
    前記ロック解除状態での前記ロックノブの回転に伴う前記被当接部と前記シリンダ本体部の一端部との干渉を回避する切り欠き部を前記シリンダ本体部の一端部に形成してある自動車のシートバックのロック装置。
  2. 前記シリンダ本体部の一端部を断面半円形状に形成してある請求項記載の自動車のシートバックのロック装置。

  3. 前記ロックノブを支持ケースに横軸芯周りに回転自在に支持させ、
    前記ロックノブ及び支持ケースを前記ロック機構の上方に配置し、
    前記シリンダ本体部の一端部が下になるように前記キーシリンダを縦にして前記支持ケースに支持させ、
    前記横軸芯に沿うピンを前記ロックノブに設けて前記被当接部を構成し、
    前記ロック状態における前記ピンを前記当接部の下方に配置し、
    前記ロック解除状態で前記ピンが上方に回転するように前記ロックノブが回転すると前記ロック機構がロック解除されるよう構成し、
    前記ロック機構のロック解除を報知するインジケータを前記支持ケースに昇降自在に収納支持させ、
    前記インジケータの下端部に形成した係止部を前記ピンに係止させて、前記ロックノブの回転に伴って前記インジケータを昇降させ、
    前記ロック解除状態での前記ロックノブの回転に伴って前記ピンが上方に回転して前記ロック機構がロック解除されると、前記インジケータの上部が前記支持ケース内から前記支持ケースの上方に突出して、前記ロック機構のロック解除を報知する請求項又は記載の自動車のシートバックのロック装置。
  4. 前記インジケータの上部に前記支持ケースの色とは異なる識別用の色を着色してある請求項記載の自動車のシートバックのロック装置。
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