JP2007131183A - アンロック警告表示機能を備えた車両用シートバックのロック解除装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 少ない部品点数と簡素な構成でロック解除状態の警告表示機能を実現でき、しかも警告表示の視認性に優れ、誤表示や誤作動を防止することが可能なアンロック警告表示機能を備えた車両用シートバックのロック解除装置を提供する。
【解決手段】 車両用シートバック(1)のロックを解除するノブ(3)と、前記ロックの解除状態を表示するアンロック警告表示手段とを備え、ノブ(3)は、シートバック(1)に埋設されたケース(5)に収容されると共に往復動可能に支持され、ノブ(3)が前記ロック状態に対応した往復動端から前記ロック解除状態に対応した往復動端に移動した際に、移動前にノブ(3)で覆われていたケース(5)の一部(5g)が露見し、この部分(5g)が他の部分と異なる色に彩色され警告表示部をなす。
【選択図】 図7
【解決手段】 車両用シートバック(1)のロックを解除するノブ(3)と、前記ロックの解除状態を表示するアンロック警告表示手段とを備え、ノブ(3)は、シートバック(1)に埋設されたケース(5)に収容されると共に往復動可能に支持され、ノブ(3)が前記ロック状態に対応した往復動端から前記ロック解除状態に対応した往復動端に移動した際に、移動前にノブ(3)で覆われていたケース(5)の一部(5g)が露見し、この部分(5g)が他の部分と異なる色に彩色され警告表示部をなす。
【選択図】 図7
Description
本発明は、車両用シートの可倒式シートバックのロックを解除するためのロック解除装置に関し、更に詳しくは、ロック解除装置と連動してロック解除状態であることを表示する警告表示機能を備えたロック解除装置に関するものである。
従来、車両用シートの可倒式シートバックには、シートバックを起立状態に保持するロック機構と、ロックを解除してシートバックの倒伏を可能にするロック解除機構が設けられており、このロック解除機構には、解除操作を行うための解除ノブや、ロック解除状態(アンロック状態)であることを表示する警告表示装置が設けられている。例えば、特許文献1には、ロック解除ノブにリンク機構を介して連動する警告表示器を付設し、シートバックのロックまたは解除状態に応じて、ロック表示面と警告表示面の2面を切り替えてノブの表面に表出するようにすることが開示されている。
しかし、このような警告表示装置においては、警告表示のために警告表示器や、警告表示器を動作させるリンク機構が、ロック解除機構とは別に必要であるため、部品点数や組付け工数が増え、コストアップとなることが不可避である。さらに、リンク機構への周辺部材の接触などによる操作系への影響を回避するため、操作系を保護するためのカバー等も必要であるうえ、機構が複雑になる分、誤表示や誤作動の可能性が高くなるという問題もあった。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、少ない部品点数と簡素な構成でロック解除状態の警告表示機能を実現でき、しかも警告表示の視認性に優れ、誤表示や誤作動を防止することが可能なアンロック警告表示機能を備えた車両用シートバックのロック解除装置を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明は、車両用シートバックのロックを解除するノブと、前記ロックの解除状態を表示するアンロック警告表示手段とを備えた車両用シートバックのロック解除装置において、
前記ノブは、前記シートバックに埋設されたケースに収容されると共に往復動可能に支持され、前記ノブが前記ロック状態に対応した往復動端から前記ロック解除状態に対応した往復動端に移動した際に、前記移動前にノブで覆われていた前記ケースの一部が露見するように構成され、かつ、前記露見部分が前記ノブおよび前記ケースの他の部分と異なる色に彩色されることで前記警告表示手段の表示部をなしている。
前記ノブは、前記シートバックに埋設されたケースに収容されると共に往復動可能に支持され、前記ノブが前記ロック状態に対応した往復動端から前記ロック解除状態に対応した往復動端に移動した際に、前記移動前にノブで覆われていた前記ケースの一部が露見するように構成され、かつ、前記露見部分が前記ノブおよび前記ケースの他の部分と異なる色に彩色されることで前記警告表示手段の表示部をなしている。
本発明において、前記ノブは、前記シートバックに埋設されたケースに収容されると共に往復動可能に支持され、前記ケースには、前記ノブの周囲を室内側から覆うベゼルが設けられ、前記ノブが前記ロック状態に対応した往復動端に位置した状態では、前記ノブと前記ベゼルとにより前記ケースが覆われ、前記ノブがロック解除状態に対応した往復動端に移動した際に、前記移動前にノブで覆われていた前記ケースの一部が露見するように構成され、かつ、少なくとも前記露見部分が前記ノブおよび前記ベゼルと異なる色に彩色されることで前記警告表示手段の表示部をなしている。
本発明において、前記ノブの、前記ロック状態に対応した往復動端側部分には、該端側が開放されている操作用の窪みが形成される一方、前記ベゼルには、前記窪みの開放部に臨む前記ケースの内壁面を覆う垂下片が設けられ、前記窪みの側方に位置した前記ケースの内側面が前記警告表示部をなしていることが好適である。
本発明において、前記垂下片は、前記往復動端に位置した前記ノブの前記窪みの内側に、前記ケースの内壁面と離間して設けられ、前記往復動端に位置した前記ノブの端部が、前記ベゼルの垂下片を越えて前記離間した範囲に位置するように構成されていることが好適である。また本発明において、前記ケースの内側面に、前記ベゼルの内周縁よりも内方に突出した段部が形成され、該段部の上面が警告表示部の一部をなしていることが好適である。さらに本発明において、前記ケース全体が、前記ノブおよびベゼルと異なる単一色の材料で構成されていることが好適である。
上述の如く本発明は、車両用シートバックのロックを解除するノブと、前記ロックの解除状態を表示するアンロック警告表示手段とを備えた車両用シートバックのロック解除装置において、
前記ノブは、前記シートバックに埋設されたケースに収容されると共に往復動可能に支持され、前記ノブが前記ロック状態に対応した往復動端から前記ロック解除状態に対応した往復動端に移動した際に、前記移動前にノブで覆われていた前記ケースの一部が露見するように構成され、かつ、前記露見部分が前記ノブおよび前記ケースの他の部分と異なる色に彩色されることで前記警告表示手段の表示部をなしているので、
ロックの解除操作そのものがロック解除状態を表示する警告表示動作となり、別途警告表示のための機構や、該機構をロック解除操作に連動させるリンク機構が不要となり、確実かつ円滑な警告表示が可能であると共に、誤操作の心配がない。また、ケースの一部を警告表示部として利用でき、別途警告表示用の部品を設ける必要がないため、部品点数の削減が可能となる。
前記ノブは、前記シートバックに埋設されたケースに収容されると共に往復動可能に支持され、前記ノブが前記ロック状態に対応した往復動端から前記ロック解除状態に対応した往復動端に移動した際に、前記移動前にノブで覆われていた前記ケースの一部が露見するように構成され、かつ、前記露見部分が前記ノブおよび前記ケースの他の部分と異なる色に彩色されることで前記警告表示手段の表示部をなしているので、
ロックの解除操作そのものがロック解除状態を表示する警告表示動作となり、別途警告表示のための機構や、該機構をロック解除操作に連動させるリンク機構が不要となり、確実かつ円滑な警告表示が可能であると共に、誤操作の心配がない。また、ケースの一部を警告表示部として利用でき、別途警告表示用の部品を設ける必要がないため、部品点数の削減が可能となる。
本発明において、前記ノブは、前記シートバックに埋設されたケースに収容されると共に往復動可能に支持され、前記ケースには、前記ノブの周囲を室内側から覆うベゼルが設けられ、前記ノブが前記ロック状態に対応した往復動端に位置した状態では、前記ノブと前記ベゼルとにより前記ケースが覆われ、前記ノブがロック解除状態に対応した往復動端に移動した際に、前記移動前にノブで覆われていた前記ケースの一部が露見するように構成され、かつ、少なくとも前記露見部分が前記ノブおよび前記ベゼルと異なる色に彩色されることで前記警告表示手段の表示部をなしている態様では、
前記ケースは、警告表示部とその他の部分を色分けする必要がないため、ケース全体を単一色の材料で構成することができ、ケースの製造工数が増えるのを防止することができる。また、ベゼルとケースとが別体であるため、ノブや機構部を組付けたケースをシートバックの構造部などに固定した後に、ケースにベゼルを取り付けてシートバックの表皮材の縁を覆うことができ、シートバックへの組付けも容易である。
前記ケースは、警告表示部とその他の部分を色分けする必要がないため、ケース全体を単一色の材料で構成することができ、ケースの製造工数が増えるのを防止することができる。また、ベゼルとケースとが別体であるため、ノブや機構部を組付けたケースをシートバックの構造部などに固定した後に、ケースにベゼルを取り付けてシートバックの表皮材の縁を覆うことができ、シートバックへの組付けも容易である。
また本発明において、前記ノブの、前記ロック状態に対応した往復動端側部分には、該端側が開放されている操作用の窪みが形成される一方、前記ベゼルには、前記窪みの開放部に臨む前記ケースの内壁面を覆う垂下片が設けられ、前記窪みの側方に位置した前記ケースの内側面が前記警告表示部をなしている態様では、ノブに設けた窪みにより、ロック解除のための操作性が良好でありながらも、前記同様にケースは、警告表示部とその他の部分を色分けする必要がなく、ケース全体を単一色の材料で構成することができ、ケースの製造工数が増えるのを防止することができる。
また本発明において、前記垂下片は、前記往復動端に位置した前記ノブの前記窪みの内側に、前記ケースの内壁面と離間して設けられ、前記往復動端に位置した前記ノブの端部が、前記ベゼルの垂下片を越えて前記離間した範囲に位置するように構成されている態様では、ベゼルの垂下片がノブの側壁と、隙間の分だけ重なる(オーバーラップする)ことになり、ロック状態において、ノブの側壁とベゼルの垂下片の間から、ケースの側壁の警告表示部が見えるのを防ぎ、ケースの側壁を完全に覆い隠すことができ、視認性に優れた警告表示部を構成できる。
さらに本発明において、前記ケースの内側面に、前記ベゼルの内周縁よりも内方に突出した段部が形成され、該段部の上面が警告表示部の一部をなしている態様においては、乗員が、ケース側壁の警告表示部が見えにくい真正面にあっても、側壁と垂直な段部の上面は目視し易く、死角の少ない視認性に優れた警告表示部を構成できる。また本発明において、前記ケース全体が、前記ノブおよびベゼルと異なる単一色の材料で構成されている態様においては、警告表示部やケース内部を着色する必要がなく、ケースの製造工数が増えるのを防止することができる。
図1に、自動車等の車両に用いられる座席の可倒式シートバック1を示す。シートバック1は、図示しないロック機構を備え、該ロック機構により起立状態での固定が可能であると共に、シートバック1の上部に設けた解除装置2を乗員が操作することにより、前記ロック機構が解除され、シートバック1が下方の回動軸1aを中心に回動可能になり、シートバック1を前方に倒すことができるように構成されている。
解除装置2は、図2〜図5に示すように、車両室内の乗員が容易に操作でき、かつ、目視が可能なように、シートバック1上部の車体前方寄りに設けられ、解除機構を操作するノブ3、シートバック1の意匠面側からノブ3の周囲を囲うように取付けるベゼル4、シートバック1内部に解除装置2の収納空間を確保するケース5から主に構成されている。
ケース5は、有底の四角筒状をなし、開放された上面からノブ3や図示しない内部機構を収容可能に構成されている。ケース5の側壁5b、5bの上縁部は、設置部分のシートバック1の形状に合わせて略中央から前側が前方に傾斜し、後壁5cに比べて前壁5dの上端が低く形成されている。ケース5の上面開口部の周囲には、ベゼル4を固定するための複数の係止部5j,5kが設けられ、ケース5の側壁5b、5bの下方には、支持孔5a,5aが対向して設けられている。
また、ケース5の側壁5b、5bの上端縁に近接した部分には、後述するノブ3の回動時の軌道に沿って円弧状の段部5f,5fが形成され、該段部5f,5f以下の部分では側壁5b、5bはケース5の内側に位置している。更にケース5の前壁5dの下側部分から底面5eの前側部分にかけては開口5hが設けられている。また、ケース5の側壁5bの内面上部は、後述する警告表示部5gであり、他の部分と識別し易い色(注意喚起色)としてある。以上のように構成されたケース5は、シートバック1に埋設され、図示しないシートバックフレーム等の構造材に設けたブラケットに、ツメ形状の係合またはスクリュー等の螺合により固定される。
ノブ3は、両側に対向して配置された側壁3c,3cの下方に設けたピン3aを回動軸3bとするレバーであり、該回動軸3bを中心とする円筒面からなりノブ3の前側に配置された上面部3eと、該上面部3eの後端に配置されたノブ突起部3gと、該ノブ突起部3gの後方に操作時に手指をかける窪み3jを形成する前壁3dと、円筒面からなる窪み3jの底面部3iとで、前記側壁3c,3c連結した形状に構成されている。なお、ノブ3の車両前後方向の後端側には、両側壁3c,3cの間に壁面を設けず、開放部となっている。また、両側壁3c,3cの上縁部には上面部3eに連なる円筒面からなる上面部3hが設けられている。
以上のように構成されたノブ3は、ピン3a,3aをケース5の支持孔5a,5aに嵌入することにより、ケース5内において回動軸3bを中心に回動可能に支持されている。さらに、ノブ3の上面部3eの先端下部の連結孔3fには、図示しないロックに連結されたロッド6の端部が連結されている。これにより、ノブ3を前方に回転させると、ロッド6が押し下げられてロックが解除されシートバック1が倒伏可能となり、また、倒伏されていたシートバック1を起こすと、シートバック1がロックされると同時にロッド6が押し上げられ、ノブ3が後方に回転するようになっている。この際、ノブ3の前壁3に連続して上面部3eより突出したノブ突起3gは、車両前方からノブ3を引く操作における係り代を拡大させると共に、車両後方からノブ3を押す操作性を向上させる。
ベゼル4はケース5の上面開口部の周囲を覆う枠状をなすと共に、該ベゼル4の車両前後方向における後側の辺部からケース5の内部に向かって垂れ下がる垂下片4aが形成されている。また、ベゼル4の下面には、前記ケース5の複数の係止部5j,5kに対応して複数の被係止部4j,4kが設けられている。そして、ケース5の上端縁とベゼル4の下面とで図示しない表皮材等の縁部を挟持した状態で、被係止部4j,4kを係止部5j,5kに係止させることによりケース5に固定され、ノブ3およびケース5の周囲と表皮材の縁部とがベゼル4により覆われる。また、先述の通りノブ3の窪み3jの後側は開放されているが、ケース5の後壁5cは垂下片4aによりシートバック1の意匠面側から常時覆われている。
解除装置2を構成するノブ3、ベゼル4、ケース5の各部品は、好ましくは樹脂材を用いた成形品で形成される。この際、ケース5は警告表示部5gが他の部分に対して目立ちやすい色となるように、ノブ3およびベゼル4とは異なる目立ちやすい色(例えば、ノブ3やベゼル4が黒やグレーなどの暗色の場合は、ケース5を赤、黄または白などの注意喚起色)からなる樹脂材を用いて成形される。
以上のような構成を有する解除装置2は、シートバック1のロック状態においては、図3及び図6に示すように、ノブ3が車両前後方向の後側に位置し、ケース5の側壁5b,5bはノブ3の側壁3c,3cで覆われている。このロック状態から、ノブ3の前壁3dまたはノブ突起3gに手指をかけて、車両前後方向の前側に回動する操作を行うと、シートバック1のロックが解除されるとともに、図4及び図7に示すようにノブ3の側壁3cが前側に移動し、ノブ3に隠れていたケース5の側壁5bの警告表示部5gが露見し、乗員から視認可能となる。警告表示部5gは、赤色などの注意喚起色であるので、ロックが解除状態(アンロック状態)であることを乗員に知らせる効果を持つ。
上記実施形態の解除装置2は、ロックの解除操作そのものが、ロック解除状態である警告の表示動作となるため、従来のように、警告表示のための機構を、ロック解除操作に連動するリンク機構により別途設ける必要が無く、少ない部品点数で確実に警告を表示することができ、誤操作の心配がない。
更に、ベゼル4に設けた垂下片4aでケース5の後壁5cが覆われていることで、ケース5は、警告表示部5gのみがロック解除状態において露見し、ケース5の他の部位はノブ3およびベゼル4によって常時覆われることになる。これにより、ケース5は、警告表示部5gとその他の場所を色分けせず、全体を注意喚起色1色で構成すれば良いため、ケース5の製造工数が増えるのを、防止することができる。
更に、上記実施形態では、図3および4に示すように、ベゼル4の垂下片4aとケース5の後壁5cの間に隙間を設け、ロック状態で、ノブ3の側壁3cの後端が、ベゼル4の垂下片4aを超えてケース5の後壁5cに到達するようにしている。これによりベゼル4の垂下片4aがノブ3の側壁3cと、前記隙間の分だけ重なり、ノブ3の側壁3cと垂下片4aの間から、ケース5の側壁5bの警告表示部5gが見えるのを防ぎ、完全にケース5の側壁5bを覆い隠すことができる。
更に、本発明では、図5に示すように、ケース5の側壁5bに段部5fを設けたことにより、ベゼル4の内周の端縁よりも、ケース5の側壁5bが内側にSだけオフセット(突出)して配置されている。これにより、ケース5の側壁5bに設けた警告表示部5gが見えにくい真正面からも、段部5fは目視可能であるため、乗員位置に拘わらずロック解除状態を表示することができる。また、ケース5の前壁5dがノブ3の連結孔3fの前側に設けられていることにより、ロック解除時などにおいて、シートバックのクッション材であるパッド等が、解除装置2の機構部への接触が防止され、誤動作や故障を防止できる。
なお、上記実施形態では、解除装置2をシートバック1の上部に設ける場合を示したが、シートバック1の他の面に設けることもできる。さらに、上記実施形態では、解除装置2がケース5に回動自在に設けたノブ3(レバー)で操作される場合について述べたが、本発明の警告表示部5gやケース5を隠す垂下片4aの構成、側壁に設けた段部5fの構成は、ケース内に摺動自在に設けたノブで操作される形態や、ケース表面に垂直な軸回りに回動するノブで操作される形態などの解除装置にも適用可能である。
以上、本発明の一実施形態について述べたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
1 シートバック
1a 回動軸
2 解除装置
3 ノブ
3a ピン
3b 回動軸
3c 側壁
3d 前壁
3e,3h 上面部
3f 連結孔
3g ノブ突起部
3i 底面部
3j 窪み
4 ベゼル
4a 垂下片
4j,4k 被係止部
5 ケース
5a 支持孔
5b 側壁
5c 後壁
5d 前壁
5e 底面
5f 段部
5g 警告表示部
5h 開口部
5j,5k 係止部
6 ロッド
1a 回動軸
2 解除装置
3 ノブ
3a ピン
3b 回動軸
3c 側壁
3d 前壁
3e,3h 上面部
3f 連結孔
3g ノブ突起部
3i 底面部
3j 窪み
4 ベゼル
4a 垂下片
4j,4k 被係止部
5 ケース
5a 支持孔
5b 側壁
5c 後壁
5d 前壁
5e 底面
5f 段部
5g 警告表示部
5h 開口部
5j,5k 係止部
6 ロッド
Claims (6)
- 車両用シートバックのロックを解除するノブと、前記ロックの解除状態を表示するアンロック警告表示手段とを備えた車両用シートバックのロック解除装置において、
前記ノブは、前記シートバックに埋設されたケースに収容されると共に往復動可能に支持され、前記ノブが前記ロック状態に対応した往復動端から前記ロック解除状態に対応した往復動端に移動した際に、前記移動前にノブで覆われていた前記ケースの一部が露見するように構成され、かつ、前記露見部分が前記ノブおよび前記ケースの他の部分と異なる色に彩色されることで前記警告表示手段の表示部をなしていることを特徴とするアンロック警告表示機能を備えた車両用シートバックのロック解除装置。 - 車両用シートバックのロックを解除するノブと、前記ロックの解除状態を表示するアンロック警告表示手段とを備えた車両用シートバックのロック解除装置において、
前記ノブは、前記シートバックに埋設されたケースに収容されると共に往復動可能に支持され、前記ケースには、前記ノブの周囲を室内側から覆うベゼルが設けられ、前記ノブが前記ロック状態に対応した往復動端に位置した状態では、前記ノブと前記ベゼルとにより前記ケースが覆われ、前記ノブがロック解除状態に対応した往復動端に移動した際に、前記移動前にノブで覆われていた前記ケースの一部が露見するように構成され、かつ、少なくとも前記露見部分が前記ノブおよび前記ベゼルと異なる色に彩色されることで前記警告表示手段の表示部をなしていることを特徴とするアンロック警告表示機能を備えた車両用シートバックのロック解除装置。 - 前記ノブの、前記ロック状態に対応した往復動端側部分には、該端側が開放されている操作用の窪みが形成される一方、前記ベゼルには、前記窪みの開放部に臨む前記ケースの内壁面を覆う垂下片が設けられ、前記窪みの側方に位置した前記ケースの内側面が前記警告表示部をなしていることを特徴とする請求項2記載のアンロック警告表示機能を備えた車両用シートバックのロック解除装置。
- 前記垂下片は、前記往復動端に位置した前記ノブの前記窪みの内側に、前記ケースの内壁面と離間して設けられ、前記往復動端に位置した前記ノブの端部が、前記ベゼルの垂下片を越えて前記離間した範囲に位置するように構成されていることを特徴とする請求項3記載のアンロック警告表示機能を備えた車両用シートバックのロック解除装置。
- 前記ケースの内側面に、前記ベゼルの内周縁よりも内方に突出した段部が形成され、該段部の上面が警告表示部の一部をなしていることを特徴とする請求項3または4に記載のアンロック警告表示機能を備えた車両用シートバックのロック解除装置。
- 前記ケース全体が、前記ノブおよびベゼルと異なる単一色の材料で構成されていることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のアンロック警告表示機能を備えた車両用シートバックのロック解除装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005326787A JP2007131183A (ja) | 2005-11-11 | 2005-11-11 | アンロック警告表示機能を備えた車両用シートバックのロック解除装置 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=38153189
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007131183A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010006213A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-01-14 | Toyota Boshoku Corp | 車両用ウォーニング構造 |
JP2012116208A (ja) * | 2010-11-29 | 2012-06-21 | Toyota Boshoku Corp | 車両用シートの操作部構造 |
DE102012209481A1 (de) | 2011-06-06 | 2012-12-06 | Toyota Boshoku K.K. | Entriegelungsvorrichtung |
JP2015522480A (ja) * | 2012-07-31 | 2015-08-06 | ジョンソン・コントロールズ・ゲー・エム・ベー・ハー | 車両シート用ロック装置及び車両シート |
-
2005
- 2005-11-11 JP JP2005326787A patent/JP2007131183A/ja active Pending
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