JP5964218B2 - 平面ハンドル - Google Patents

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Description

本願発明は、平面ハンドルに関するものである。
扉の開閉と施錠を行う平面ハンドルが普及している。平面ハンドルは、例えば配電盤を収容する配電ボックスの扉などに広く使用されている。
この平面ハンドルとして、前面に開放部を備えたケーシングと、前記ケーシングの開放部に出没可能に設けられた扉開閉用のレバーとを有し、前記レバーに設けられた錠部材を施錠するによって前記レバーが前記ケーシングに収納された状態を維持してレバーを握ることができないようにしたものがある(特許文献1,2)。
また、上記ケーシング側に、上記錠部材を備えたものも見受けられる(特許文献3)。
特許文献1に示すものは、扉パネルに形成した取付孔に扉パネルの正面側から挿入される本体ケ−スの外周部分に、前記取付孔の周囲部分の扉パネルの正面に当接する正面鍔部を連設し、本体ケ−スの中間部に本体ケースの側面方向に開口する一対のポケット部を形成し、各ポケット部にラッチ体を本体ケースの側面方向に摺動可能に収容し、各ラッチ体を先端部7がポケット部の側面開口から突出するように弾性部材により摺動付勢し、各ラッチ体6の先端部の背面側に、前記取付孔の孔縁部に摺接してラッチ体を没入方向に摺動させる傾斜カム面を形成し、ラッチ体の先端部の正面側に、前記取付孔の周囲部分の扉パネルの背面に当接する座面部を形成し、各ポケット部の背面開口を閉塞する蓋部材によって各ラッチ体が本体ケースの背面方向に移動しないように制止し、本体ケースにハンドル(レバー)などの機構部品を収容してなるハンドル装置の取付構造である。
この発明の目的は、扉パネルに取付ビス用の螺子孔や透孔を一切設ける必要がなく、ビス止めの際にはハンドル装置を扉パネルの正面側から押え付けて仮保持する必要がなく、取付作業を能率良く行えるハンドル装置の取付構造を提供すると共に、板厚の異なる各種の扉パネルに適用できる、ハンドル装置の取付構造を提供することである。
特許文献2に示すものは、縦長形状のハンドル(レバー)の一端が前記ハンドル(レバー)を収容するハウジングに対して回動可能に取り付けられ、前記ハンドルの他端にシリンダ錠が設けられて前記ハンドル(レバー)を収容するハウジングに対してロックされる平面ハンドルにおいて、前記ハンドル(レバー)の表面に前記シリンダ錠の施錠・解錠状態表示用の開口が設けられ、前記シリンダ錠の裏面にその回転軸に対して偏心した位置に係合手段が設けられ、前記ハンドル(レバー)の裏面側に設けられて前記ハンドル(レバー)の長手方向へ延びるガイド手段に沿って往復動可能な表示部材が前記係合手段に係合し、前記係合手段が前記回転軸の周りで旋回運動したとき前記表示部材が往復運動して前記表示部材に設けられた施錠・解錠表示部の施錠と解錠との表示が前記開口に交互に現れる平面ハンドルである。
この発明の目的は、施錠・解錠表示機構を有する平面ハンドルを提供することである。
特許文献3に示すものは、前面とその反対側の背面とを有する扉パネルのほぼ矩形の開口に嵌合して固着されるケーシングと、このケーシングに対して、一端側において扉の前面側へ起伏回転可能に枢支され、他端側へ延びるハンドル(レバー)と、前記ケーシング上の錠取付部に取付けられ(図6及び図7)、施錠状態で前記ハンドル(レバー)を倒伏位置に拘束し、解錠状態でハンドル(レバー)の起立動作を許容するシリンダ錠とを具備し、前記ハンドル(レバー)は、倒伏状態において前記ケーシング上のシリンダ錠の前面側に重なるように配置され、当該シリンダ錠の前面に対応する位置に、前面と背面間に貫通するキー挿入窓を有し、このキー挿入窓を通してシリンダ錠をキー操作可能に構成され、前記ハンドル(レバー)の起伏回転又は起立後の一端側を中心にした旋回操作に連動して扉をロック又は非ロック状態に切り替える扉用ロックハンドル装置において、前記シリンダ錠は、前面側の施錠位置と解錠位置にそれぞれ対応する回転角度離れた位置に、施錠状態と解錠状態を示すインジケータが表示され、前記ハンドル(レバー)は、倒伏状態において前記シリンダ錠の前記インジケータに対応する位置に、当該インジケータを前面側から視認可能に露出させる表示窓をさらに具備することを特徴とする扉用ロックハンドル装置である。
この発明の目的は、シリンダ錠が施錠位置にあるか、解錠位置にあるかの確認を容易に行うことができる扉用ロックハンドル装置を提供することである。
特開2004−36156号公報 特開2007−217930号公報 特開2010−144417号公報
特許文献1及び2に示すハンドル装置は、何れもレバーを起立させる専用のボタンを持たず、鍵の解錠操作でレバーの起立が可能なものである。
上記両ハンドル装置は、何れも正面側からレバーへ錠部材が取り付けられたものである。
このため、鍵の操作などによって、錠部材がレバーの正面側から前方へ簡単に脱落しないように組付ける複雑な固定構造が必要であり、その組み立ての作業性もよいものではない。また、このような固定構造により、ハンドル装置の錠部材を通じて、配電盤ボックス内に水が浸入しないようにする防水構造の組み付けも簡単ではない。
一方、特許文献3に示すハンドル装置では、その公報の図6及び図7へ示す通り、レバーを収納するケーシングに、錠部材が取り付けられ、レバーには前後に貫通するキー挿入窓が設けられ、ケーシングへ伏されたレバーにおいて、当該キー挿入窓から鍵を操作することができる。
しかし、この特許文献3に示すものにおいては、レバー起立用のボタンを備え、レバーの解錠とは別にレバーを起立させるためにボタン操作が必要である。
この特許文献3に示すものでは、上記の通りボタンやこのボタンを取り付けて作動させる手段が必要であり、全体としてみれば、ハンドル装置の組み立ての作業性はよくない。
本願発明は、平面ハンドルにおいて、錠部材の取付け構造を簡単なものとし、上記の問題点の解決を図るものである。
本願発明は、前面に開放部を備えたケーシングと、前記ケーシングの開放部に出没可能に設けられたレバーとを有し、前記レバーに設けられた錠部材を施錠することによって前記レバーが前記ケーシングに収納された状態を維持してレバーを握ることができないようにしたものであって、前記レバーの前面に前記レバーの後面側へ貫通する開口部を備え、前記レバーの後面側から前記錠部材が装着されて前記錠部材の前面を前記開口部から露出した状態とするものであり、前記錠部材は、その前面に鍵挿入孔を備え、前記鍵挿入孔に鍵を挿入し前記錠部材を回動することによって施錠及び解錠が行えるものであり、前記錠部材は、錠ケースに収納され、前記錠ケースが前記レバーの後面に固定されることによって、前記レバーの後面側から装着されるものである平面ハンドルにおいて、次の構成を採る平面ハンドルを提供する。
即ち、前記開口部は、鍵操作部とインジケータ表示部とを備え、前記開口部は前記錠部材の前面よりも小さなものであり、前記錠部材の前面には、錠部材の回動によって位置が変わるインジケータが備えられ、前記回動に伴い前記開口部のインジケータ表示部から見えるインジケータの領域が変化することによって、前記施錠及び解錠の状態を表示するものであり、前記錠ケースは、前記錠部材を収容する錠収容部と被取付部とを備え、前記錠収容部は前端が開口し当該開口から前記錠収容部へ収容された前記錠部材の前面を露出させ、前記被取付部は、前記錠収容部の前端から前記錠収容部の径外方向へ突出するものであり、前記レバーの後面には前記開口部を挟む2箇所へケース取付部が設けられ、前記レバーの後面には前記ケース取付部よりも後方へ隆起する位置決め部が設けられ、前記位置決め部は、前記開口部の周囲にあって前記開口部を挟んで前記ケース取付部の設けられていない位置の夫々に形成され、前記両位置決め部同士の対向する内側面の夫々には、前記錠ケースを案内する凹みが案内部として設けられ、前記錠ケースの前記錠収容部は、前記両位置決め部間へ挿入されることにて両案内部に案内され前記被取付部を前記ケース取付部へ対面させることができるものであり、前記被取付部は前記ケース取付部に重ねられてネジ等の固定手段にて固定されたものである。
また本願発明では、前記案内部の径よりも前記開口部の鍵操作部の径を小さく形成することにて、前記レバー後面には前記錠部材と当接する当接面が設けられ、前記レバーの正面視において、前記当接面は前記インジケータを覆うマスク部を構成する平面ハンドルを提供できた。
更に本願発明では、案内部は正面視円弧状の凹みであり、錠収容部の前記前端側は筒状部であり、前記被取付部は、錠収容部の前記筒状部から前記錠収容部の径外方向へ突出するものであり、前記両案内部が前記筒状部を案内して前記両位置決め部間へ配置することができる平面ハンドルを提供できた。
本願発明は、ハンドルのレバーに対して後方側から、錠部材を取り付けるものとし、レバーそのものを、鍵操作時等の錠部材の抜け止めとして利用することにより、錠部材の取付けの構造を簡略にして、製造時における組立ての作業性を改善したものである。
また、錠部材の施錠・解錠の状態を表示するインジータ表示部を、部品点数の増加を抑えて実現した。インジータ表示部を、特に錠部材の近くに配置し、鍵の操作に連動して表示を変化できるものとし、解錠・施錠の状態を分かりやすいものとした。
(A)はレバーを閉じて施錠した状態の平面ハンドルhの使用状態を示す正面図、(B)は(A)の側面図、(C)は掛金jを外した状態を示す同ハンドルhの背面図、(D)は(C)に示す固定部材11の背面図、(E)は(D)のX−X断面図。 (A)は図1(C)へ示すパッキン12の背面図、(B)は(A)のパッキン12の正面図、(C)は(A)のY−Y断面図、(D)は(A)のパッキン12を取り付ける前のケーシング1の一部切欠背面図。 (A)は図1(B)の平面ハンドルhの下端付近を示す一部切欠略断面図、(B)はインジケータ表示部23が施錠を示す図1(A)の一部切欠拡大正面図、(C)はインジケータ表示部23が解錠を示す図1(A)の一部切欠拡大正面図、(D)は図1(B)の平面ハンドルhのレバー2を開いた状態を示す側面図。 (A)は錠ケース4へ錠部材3とラッチ片44とを組み付ける状態を示す分解斜視図、(B)は(A)の略縦断面図、(C)は(A)へ示す錠ケース4へ錠部材3を組み付けた状態を示す斜視図、(D)は(C)の略縦断面図、(E)は(C)の錠部材3を施錠状態にした斜視図、(F)は(E)の略縦断面図。 (A)は図3(C)の表示状態のインジケータ38の向きを示す錠部材3の拡大正面図、(B)は図3(B)の表示状態のインジケータの向きを示す錠部材3の拡大正面図、(C)は(B)に示す錠部材3の略背面図、(D)は(A)に示す錠部材3の略背面図、(E)は図2(A)のレバーから錠ケースを外した状態を示す一部切欠背面図、(F)はレバー2へ錠ケース4を取り付ける状態を示す一部切欠分解斜視図、(G)はレバー2へ錠ケース4を取り付けた状態を示す一部欠斜視図。
以下、図面に基づき本願発明の実施の形態を説明する。尚、説明の便宜上、各図において、Uを上方、Sを下方、Fを前方、Bを後方とする。
(基本構成)
図1(A)(B)へ示す通り、この平面ハンドルhは、配電盤ボックスtの本体t1を閉じる扉t2に取り付けられて、扉t2の把手として使用されると共に扉t2の施錠を行うものである。
即ち、この平面ハンドルhは、上記扉t2のハンドル取付面t3に設けられた取付孔t4へ挿入されて当該扉t2へ固定される(図1(B))。扉t2を閉じた状態において平面ハンドルhは、掛金jを扉t2の先端から突出させ、当該掛金jを配電盤ボックスtの本体t1へ設けられた掛金受け部t6へ係止させる(図1(A))。
図1(A)(B)へ示す通り、平面ハンドルhは、上記取付孔t4へ挿入されるケーシング1と、当該ケーシング1に対して起伏するレバー2とを備える。当該レバー2は、ケーシング1から開かれた状態においてケーシング1即ち上記扉t2に対して回動させることができる。上記掛金jはレバー2の回動によって回動する。レバー2の当該回動操作により掛金jを掛金受け部t6から外し、扉t2を開くことができる。
レバー2は、錠部材3を備え、施錠することによってレバー2がケーシング1に収納された状態を維持してレバー2を握ることができないようにしたものであり、解錠することによってレバー2を起こしレバー2を回転させて掛金jを掛金受け部t6から外し扉t2を開放可能とする。錠部材3は錠ケース4に収容されてレバー2に取り付けられている。
以下、各部の構成について詳しく説明する。
(ケーシング1)
図1(B)へ示すように、上記ケーシング1は、ケーシング本体10と、固定部材11と、パッキン12とを備える。
固定部材11とパッキン12とは、夫々ケーシング本体10と別体に形成されている。
(ケーシング本体10)
ケーシング本体10には、収容部13と、フランジ14とが形成されている。
収容部13は、ケーシング本体10の正面から後方へ後退する凹部であり、上記レバー2を収容する。収容部13はケーシング本体10の背面側においては隆起部である。
上記のレバー2は、ケーシング本体10の前面に開口する収容部13の開放部13eから出没する(図3(D))。
(収容部13)
この例では、収容部13は、上下に伸び、レバー2は縦に収容され先端を下方に向ける。但し、収容部13を、左右に伸びるものとし、レバー2を横に収容するものとしても実施できる(図示しない)。
図1(B)(C)及び図3(A)へ示す通り、収容部13は、レバー2の先端側を収容する第1後退部13aと、第1後退部と連続して形成されレバー2の基部側を収容する第2後退部13bとを備える。
第1後退部13aの内部は、第2後退部13bの内部よりも、後方へ後退している。第1後退部13aは、レバー2を閉じたとき、レバー2に取り付けられている上記錠ケース4を収容する。
第1後退部13aの内側面には、ラッチ受け部17が設けられている(図3(A))。
ラッチ受け部17は、この例では、第1後退部13aの内側面のうち、下側面に設けられた凹部である。但し、錠部材3のラッチ片44が引掛かるものであれば、ラッチ受け部17を当該下側面から突出する凸部として形成することも可能である。
図1(B)へ示す通り、第2後退部13bには、第1後退部13aと反対側即ちこの例では第2後退部13bの上端側に、筒部13cが形成されている。筒部13cの内部には、ケーシング本体10を前後に貫通する貫通部(図示しない)が設けられている。
図1(C)及び図2(D)へ示す通り、収容部13の側部には、ケーシング1の前後に伸びる溝15が形成されている。この実施の形態では、溝15は、収容部 13の上側面と下側面の2か所に設けられている。溝15は、奥に向けて、広がっている。この例では、上記溝15において、この溝15の伸びる方向と直交する断面が台形であり、当該台形の両側辺が溝15の奥底に向けてハの字状に広がっている。
(フランジ14)
フランジ14は、上記収容部13の開放部13e周縁に設けられて、扉t2の上記取付面t3に当接する鍔である(図1(B)、図2(D)及び図3(D))。
ケーシング本体10の後面から隆起する収容部13の背面側が、扉t2の上記取付孔t4へ挿入される(図1(B))。
この実施の形態において、フランジ14の背面において、嵌合部14aが設けられている(図2(D))。この例では、嵌合部14aは、収容部13の上方と下方に設けられている。また、この例では、嵌合部14aは、凹部14bと、凹部14bの形成された領域内に設けられた凸部14cとを有する。
(パッキン12)
パッキン12は、扉t2の上記取付孔t4へケーシング1を取り付ける前に、上記フランジ14の後面に取り付けられる。パッキン12は、図2(A)(B)へ示す通り環状に形成されている。パッキン12は、この例では、フランジ14の背面形状に合わせ正面視において略長円状に形成されている。パッキン12は、ゴム、ウレタン、プラスチック、またはその他の弾力性と防水性を備えた素材にて形成されている。
図1(C)へ示す通り、パッキン12は、ケーシング本体10の背面において収容部13を取り囲むように配置される。
上記の通りフランジ11の後面に上記パッキン12が設けられることで、フランジ14は、扉t2の上記取付面t3との間の密閉性を向上させることができる。
詳しくは、パッキン12は、パッキン12の後方に伸びる複数の係止突起12aと、正面に形成された被嵌合部12bとを備える(図2(A)〜(C))。
図2(B)へ示す通り、係止突起12aは、環状のパッキン12の内周面に設けられてパッキン12の背面側からパッキン12の後方へ突出する。この係止突起12aを取付孔t4に係止させることによって、平面ハンドルhを取付孔t4に仮固定することができ、仮固定した状態で取付面t3への平面ハンドルhの固定作業を行なうことができる。
この例では、係止突起12aは、環状のパッキン12の内周面において、上下の2か所に設けられている。各係止突起12aは、パッキン12の径外方向に向けて突出する鉤部12cを備える。
図2(A)(B)へ示す通り、各係止突起12aは、突出する方向と直交する断面において、パッキン12の径の内側に向けて広がっている。この例では、係止突起の当該断面形状は、台形である。
被嵌合部12bは、フランジ14の上記嵌合部14aと対応する形状を備える。この例では、被嵌合部12bは、上記嵌合部14aの凹部14bと凸部14cと対応する、凸部12dと凹部12eとを備える(図2(B))。
パッキン12をフランジ14の背面に配置する際、収容部13の上記溝15へ係止突起12aを挿入する(図1(C))。そして上記被嵌合部12bを、フランジ14の上記嵌合部14aへ嵌める。上記鉤部12cは、溝15から突出し、図1(B)へ示す通り、収容部13を取付孔t4へ挿入した状態において、扉t2の取付面t3を備える部位の、取付面t3と反対側の面(反対面t5)と当接する。
(固定部材11)
図1(B)へ示す通り、上記収容部13を取付孔t4へ挿入した状態において、上記の固定部材11が、収容部13の背面側へ配され周知の留具16にて固定される。上記フランジ14と固定部材11とにて、扉t2の上記取付面t3が設けられた部位を前後から挟むことにて、平面ハンドルhは、扉t2へ固定される。
上記の留具16には、ネジ、ボルトまたはピンといった周知の固定手段を採用することができる。
具体的には、固定部材11は、図1(C)〜(E)へ示す通り、夫々上下に伸び左右に並べられた2本の押え部11aと、両押え部11a間に設けられ両押え部11a同士を連結する連結部11bとを備える。連結部11bには上記留具16を通す留具挿通部11cが設けられている。留具挿通部11cは、連結部11bを前後に貫通する孔や切欠部として形成することができる。上記の留具16にて連結部11bは収容部13の背面へ固定される。固定により、両押え部11aは、扉t2の上記取付面t3が設けられた部位を挟んで、フランジ14の後方に位置する(図1(B))。
(レバー2)
レバー2は、図1(A)(B)及び図3(A)(D)へ示す通り、扉t2を開閉する際の把手として賦形されたものである。レバー2は、起伏可能にケーシング1に取り付けられ、起こされた状態即ちケーシング1から開いた状態において、回転して上記掛金jを回転させることができる。
レバー2には、ヒンジ部(図示しない。)と、開口部21と、錠取付部24とが形成されている(図3(A))。
(ヒンジ部)
上記ヒンジ部は、レバー2の基部後面に設けられている。このヒンジ部にて、ケーシング1に対しレバー2を起伏させることができる。ヒンジ部は、レバー2と別体に形成された基体を、左右横方向に伸びる横軸にて、レバー2の基部後面に軸止することにより形成されている。横軸には周知のピンを用いることができる。
上記の基体は、円盤であり、上記収容部13の筒部13cに収容される。基体の中心軸は、筒部13cの中心軸と略一致し、何れも前後に伸びる。貫通部の上記貫通部には、前後に伸びる軸gが挿通され(図1(C))、軸gの先端側は上記基体の中心に突き通されている。軸gの基端側に上記掛金jが固定される。
レバー2を起こして回転させることにより、筒部13c内の基体が軸gと共に回転し、上記掛金jを回転させる。
(開口部21)
図3(A)〜(C)及び図5(E)(F)へ示す通り、開口部21は、レバー2の前後に貫通する貫通孔であり、上記ヒンジ部よりもレバー2の先端側へ形成されている。開口部21は、上記錠部材3の前面よりも小さなものである。
開口部21は、鍵操作部22とインジケータ表示部23とを備える。
この実施の形態では、鍵操作部22は正面視円形であり、当該円の径が上記錠部材3の前面31の径よりも小さい。
インジケータ表示部23は、鍵操作部22の外周の一部に設けられた、鍵操作部22の径の外側に後退する部位である。鍵操作部22は、鍵kの回転操作が可能であればよく、上記の円形に限定するものではない。
鍵操作部22から錠部材3の鍵挿入孔33に鍵を挿入して錠部材3の回動を行なうことができる。錠部材3の当該回動に伴い開口部21のインジケータ表示部23から見える錠部材3のインジケータ38の領域が変化することによって、この平面ハンドルhは、施錠及び解錠の状態を表示することができる。鍵挿入孔33及びインジケータ38を含め、錠部材3の詳細については後述する。
(錠取付部24)
図3(A)及び図5(E)(F)へ示す通り、錠取付部24は、レバー2の後面即ち、レバー2におけるケーシング1の収容部13を臨む面において、上記ヒンジ部よりもレバー2の先端側へ形成されている。
錠取付部24は、上記開口部21の後方に位置する。
錠取付部24は、ケース取付部25と、位置決め部26とを備える。
図3(A)及び図5(E)(F)へ示す通り、ケース取付部25は、上記錠ケース4を固定する部位である。
ケース取付部25には、ネジ、ホルト、ピン又は接着剤、溶接などの周知の固定手段にて、錠ケース4が固定される。この実施の形態では、錠ケース4はケース取付部25へネジ28にて取り付けられるものであり、ケース取付部25にはネジ穴27が設けられている。より具体的には、レバー2の後面において、上記開口部21を挟んで2箇所にケース取付部25が設けられている。図5(E)へ示すように、この実施の形態において、ケース取付部25は、開口部21の上方と下方の夫々に設けられている。ケース取付部25は、頂部即ち後端が平らな隆起として形成され、当該頂部に上記ネジ穴27が設けられている。
位置決め部26は、図5(E)〜(G)へ示す通り、ケース取付部25よりも後方へ隆起する部位である。位置決め部26は、開口部21の周囲にあってケース取付部25の設けられていない位置に形成されている。この実施の形態では、位置決め部26は、開口部21の左右2か所に設けられている。
言い換えると、レバー2の後面において、左右の位置決め部26の間に開口部21が位置し、左右の位置決め部26の間から上下にケース取付部25の夫々が伸びている。
この実施の形態において、図5(E)(F)へ示す通り、位置決め部26同士の対向する内側面の夫々には、錠ケース4を案内する正面視円弧状の凹みが案内部29として設けられている。当該案内部29の径よりも、上記開口部21の鍵操作部22の径は小さい。案内部29と、開口部21の鍵操作部22との両径の差によりレバー2後面には、錠部材4と当接する当接面20が確保されている(図5(E)(F))。レバー2の正面視において、当接面20はインジケータ38を覆うマスク部を構成する。
(錠部材3)
上記錠部材3は、この例ではタンブラ錠であり、図4(A)(B)へ示す通り、複数のドライバ片34を収容する、円柱状のロータ30を備える。円柱状の当該ロータ30の中心軸は前後方向に伸び、ロータ30には、前面31に前述の鍵挿入孔33とインジケータ38とが設けられており、後面32に突起36が設けられている。
(ロータ30)
複数の上記ドライバ片34は、ロータ30の外周から出没自在にロータ30へ収容されている。複数の上記ドライバ片34は、ロータ30の軸方向に配列されている。ドライバ片34の夫々は、弾力性のある付勢部材(図示しない。)に付勢され、ロータ31の外周面から突出する。付勢部材には、バネを採用することができる。
更にロータ30には、抜け止片35が、ロータ30の外周面から出没自在に収容されている。抜け止片35は、弾力性のある付勢部材(図示しない。)に付勢され、ロータ31の外周面から突出する。この例では、抜け止片35は、ドライバ片34の列の後方に配置されている。抜け止片35の付勢部材にも、バネを採用することができる。
上記前面31を備えるロータ30の前部側30aは、ドライバ片34が出没するロータ30の後部側30bよりも径が大きい(図4(B))。
当該後部側30bの前端外周には、後部側30bの他の部位よりも隆起する回動規制部37が設けられている。回動規制部37は、ロータ30の周方向に沿って孤状に設けられた隆起である。回動規制部37の隆起幅は、径内外方向についてロータ30の前部側30a外周を越えるものではない。
(鍵挿入孔33)
鍵挿入孔33から鍵kをロータ30内へ挿入することにより、各ドライバ片34はロータ30内に没する(図4(F))。
(突起36)
突起36は、ロータ30の後面32の中心から偏心した位置に設けられており、ロータ30の回転により周回する(図5(C)(D))。
(インジケータ38)
インジケータ38は、表示の異なる領域を備え、解錠・施錠の状態を示す。
具体的には、図5(A)(B)へ示す通り、インジケータ38はロータ30の前面において、鍵挿入孔33を囲んで配列された円弧状の領域であり、施錠を表示する施錠表示領域と解錠を示す解錠表示領域の2種の領域を備える。この例では、図1(A)、図3(B)及び図5(A)(B)へ斑点部で示す領域を、錠部材3の施錠状態を示す施錠表示領域とし、図3(C)及び図5(A)(B)へ網掛けで示す領域を、錠部材3の解錠状態を示す解錠表示領域とする。インジケータ38の施錠表示領域と解錠表示領域とは、ロータ30の回動に伴って配置が入れ替わる(図5(A)(B))。
インジケータ38の各領域が呈する上記の孤の径は、レバー2の上記開口部21のインジケータ表示部23が呈する孤の径と略等しい。
この実施では、施錠表示領域と解錠表示領域とは、異なる色が印刷或いは着色されている。例えば、施錠表示領域を緑色とし、解錠表示領域を赤色とすることができる。但しこのような配色は例示であり、施錠表示領域と海上表示領域とを区別出るものであれば、他の色を表示するものとして実施できる。また2色で色分けする以外に、着色領域と非着色領域とによって両表示領域を判別するものとしてもよい。
更にまた、各表示領域の区別は、上記のような色分けに限定するものではなく、文字や記号の表示により、施錠・解錠を判別するものとして実施することができる。この他、インジケータ38として、施錠・解錠の状態を示すピクトグラムその他の絵柄を採用することも可能である。また、色分けや文字、記号、絵柄以外に、梨地と光沢地という表面仕上げによる区別や、表面に各領域異なる起伏形状(例えば点字)を付与するものとしても実施できる。但し、インジケータ38は、レバー2の後面と当接するロータ30の回転を阻害しないように形成しておく。
(錠ケース4)
錠ケース4は、図4(A)(B)へ示す通り、ラッチ収容部41と、ラッチ収容部41の前方に設けられた錠収容部42と、被取付部43と、別体に形成されてラッチ収容部41へ収容される上記ラッチ片44とを備える。
錠ケース4の表面は、図4(A)へ示す通り、主に、箱状部と、この箱状部の上部へ延設され軸方向を上下方向とし且つ前端が開口する筒状部とを備え、この箱状部が上記ラッチ収容部41を構成し、筒状部が主として上記錠収容部42を構成する。
(ラッチ収容部41)
図4(A)(B)へ示す上記ラッチ収容部41の内部は、ラッチ片44がガタついたり詰まったりせずに円滑に上下にスライドできる寸法に形成されている。ラッチ収容部41は、側部表面にラッチ片44を出没させる開口41aを備える。この例では、開口41aは、ラッチ収容部41の下側部に設けられて、ラッチ片44を下方に向けて出没させる。
(錠収容部42)
上記錠収容部42に錠部材3のロータ30の後部側30bを収容することができる。錠収容部42の内径は、ロータ30の後部側30bの外径とほぼ等しいか若干大きなものであり、ドライバ片34が没した状態において、ロータ30が錠ケース4に対して円滑に回転できるものとする。
また、錠収容部42の内部は、上記の筒状部の内部にて構成されるものであるが、下端側の一部が上記箱状部の内部に延設されている。
錠収容部42は、内周面に第1ドライバ受け部42aと第2ドライバ受け部42bと抜け止係止部42cとを備え、上端に上方へ突出する突起を被規制部42dとして備える(図4(A)(B))。
第1ドライバ受け部42aと第2ドライバ受け部42bは、夫々錠収容部42の内周面に設けられた、筒状の錠収容部42の軸方向に伸びる溝である。この例では、錠収容部42内周面において、第1ドライバ受け部42aは錠ケース4の上方側に、第2ドライバ受け部42bは反対の下方側に設けられている。
抜け止係止部42cは、第1及び第2の両ドライバ受け部42a,42bよりも、錠ケース4の後方に配置されている。
抜け止係止部42cは、錠収容部42の周方向に沿って伸びる溝である。上記箱状部の表面には、錠収容部42の抜け止係止部42cに通じる小孔42eが設けられている。錠ケース4から錠部材3を取り外すときに、小孔42eからピンを差し込み、抜け止片35を抜け止係止部42c内から没せしめることができる。
(被取付部43)
被取付部43は、図4(A)(B)へ示す通り、錠収容部42の前端から錠収容部42の径外方向へ突出する平らな板状部である。
被取付部43には、上記留具28を挿通することができる孔43aが設けられている。
(ラッチ片44)
上記ラッチ片44には、突起受け部44aが設けられている(図4(A)(B))。突起受け部44aは、ラッチ片44の側部に設けられた後退部分である。
(錠部材3の錠ケース4への収容)
図4(A)(B)へ示す錠部材3のロータ30を、前方から錠ケース4の上記錠収容部42へ収容する。図示は省略するが、当該収容前鍵kをロータ30の鍵挿入孔33へ差し込んだ状態にして各ドライバ片34をロータ30内に没せしめしておく。また、抜け止片35を指で押さえて引っ込め、錠収容部42の内周面に押し付けることにより抜け止片35を没した状態としたまま、ロータ30を錠収容部42へ収容する。
ロータ30の上記収容時、ドライバ片34を、上記第1ドライバ収容部42aへ対応させる。図4(D)へ示す通り、抜け止片35は、抜け止係止部42bにてロータ30から突出し、ロータ30が脱落するのを防止する。また、ロータ30から鍵kを抜いて、第1ドライバ収容部42a内へドライバ片34を突出させる。ドライバ片34が第1ドライバ収容部42a内に突出することで、ロータ30の回転が不能となる。
ロータ30の上記収容により、ラッチ収容部41内において、ロータ30の上記突起36は、上記ラッチ片44の突起受け部44a内に入る。このとき即ちドライバ片34が第1ドライバ収容部42a内に突出しているとき、図4(D)及び図5(D)へ示す通り、突起36は、ラッチ収容部41内において上方側へ位置し、ラッチ片44をラッチ収容部41内に没した状態としている。
(錠ケース4のレバー2への取り付け)
図5(F)へ示す通り、錠部材3を収容した錠ケース4を、レバー2の後方から上記錠取付部24へ取り付ける。
具体的には、左右の両位置決め部26間へ錠ケース4の筒状部を挿入する。錠ケース4の筒状部が両位置決め部26の案内部29に案内され、被取付部43はケース取付部25に対面する。このとき、ロータ30の前面31において鍵挿入孔33の周囲は、上記当接面20と当接する。被取付部43がケース取付部25に重ねられた状態にて、留具28が孔43aに通されネジ穴27へ固定される(図5(G))。
上記錠ケース4のレバー2への取り付けにより、円形のロータ30の前面31は、円形の開口部21と同心に配置され、弧状のインジケータ38の各領域も、開口部21と同心となる。インジケータ38の何れかの領域がインジケータ表示部23を通じて露出し、レバー2の正面側から視認できる。インジケータ38の他の領域は、レバー2における当接面20の正面側の部位にてマスクされ視認できない。
(レバー2の施錠)
レバー2の開口部21の鍵操作部22から鍵kをロータ30の鍵挿入孔33へ挿入し、ドライバ片34をロータ30内に没せしめた状態にして、鍵kの回転によりロータ30を回転させる。図4(E)へ示す通り、回転規制部37へ被規制部42dが当接してそれ以上回転できなくなる位置まで、ロータ30が回転すると第2ドライバ受け部42bの位置にドライバ片34が到達する。この状態で鍵kを抜くと、第2ドライバ受け部42b内にドライバ片34が突出して、ロータ30は回転不能となる(図示しない)。上記の通り、回転規制部37は、被規制部42dとの当接により、第2ドライバ受け部42bとドライバ片34との位置決めを行う。一方、ロータ30の上記回転により突起36が旋回して、ラッチ片44が開口41aより錠ケース4の外部へ突出し(図4(E)(F)及び図5(C))、ケーシング1の上記ラッチ受け部17内へ侵入する(図3(A))。このようにして施錠が行われ、レバー2はケーシング1の収容部13内から取り出せない。被規制部42dは回動規制部37と当接して、ロータ30の上記回転を適切な範囲に規制する(図5(C)(D))。
施錠中、インジケータ表示部23は、図3(B)へ示す通り、インジケータ38の施錠表示領域を表示する。回転規制部37は被規制部42dとの上記当接により、インジケータ表示部23に対するインジケータ38の施錠表示領域の位置を決めるものでもあり、ドライバ片34の第1ドライバ受け部42a又は第2ドライバ受け部42bへの上記挿入は、施錠表示領域の決められた当該位置を確定するものでもある。
(レバー2の解錠)
レバー2を解錠するに際しては、レバー2の開口部21の鍵操作部22から鍵kをロータ30の鍵挿入孔33へ挿入し、ドライバ片34をロータ30内に没せしめた状態にして、上記施錠と逆の方向への鍵kの回転によりロータ30を施錠と逆の方向に回転させる。図4(C)へ示す通り、回転規制部37の上記施錠時と反対の端部へ被規制部42dが当接する位置まで、ロータ30が回転すると第1ドライバ受け部42aの位置にドライバ片34が到達する。この状態で鍵kを抜くと、第1ドライバ受け部42a内にドライバ片34が突出して、ロータ30は回転不能となる。上記の通り、回転規制部37は、被規制部42dとの当接により、第1ドライバ受け部42aとドライバ片34との位置決めを行う。
一方、ロータ30の当該逆回転により突起36が旋回して、ラッチ片44が開口41aから錠ケース4の内部へ没し(図4(C)(D)及び図5(D))、ラッチ片44は、ケーシング1の上記ラッチ受け部17から後退する。
このようにして、レバー2の解錠が行われる。解錠中、インジケータ表示部23は、図3(C)へ示す通り、インジケータ38の解錠表示領域を表示する。
上記の通り、錠ケース4を用いることによって、既存のタンブラ錠を錠部材3として利用することができる。
(変更例)
上記の実施の形態において、この平面ハンドルhは、配電盤ボックスの扉に設けられるものとした。この他、この平面ハンドルhは、他の扉に設けられるものとしても実施できる。
上記の実施の形態において、インジケータ表示部23は、鍵操作部22の径外方向へ後退する部位とした。この他、インジケータ表示部23は、鍵操作部22と独立して設けられた、レバー2の前後に貫通する小窓としても実施できる。また、インジケータ表示部23を鍵操作部22の径内方向へ突出する指針としてもよい。この場合、インジケータ38を、鍵操作部22内に現れる鍵操作部22の径より小径の領域とし、ロータ30の回転によりインジケータ38の向きが変わることにて、施錠・解錠の状態を表示するものとする。
更に、インジケータ38の上記各領域をレバー2側、例えば開口部21の外周に設け、ロータ30の前面31に、ロータ30の回転によって向きが変わる矢印等の表示を指針として設けて実施することもできる。
図示した実施の形態では、ラッチ片44は、レバー2の先端側即ち下方に向けて出没するものとしたが、左右方向或いは上方に向けて出没するものとしても実施できる。ラッチ受け部17の配置は、ラッチ片44の出没の向きに応じて変更すればよい。
1 ケーシング
2 レバー
3 錠部材
4 錠ケース
10 ケーシング本体
11 固定部材
11a 押え部
11b 連結部
11c 留具挿通部
12 パッキン
12a 係止突起
12b 被嵌合部
12c 鉤部
12d 凸部
12e 凹部
13 収容部
13a 第1後退部
13b 第2後退部
13c 筒部
14 フランジ
14a 嵌合部
14b 凹部
14c 凸部
15 溝
16 留具
17 ラッチ受け部
21 (レバー2の)開口部
22 (開口部21の)鍵操作部
23 (開口部21の)インジケータ表示部
24 錠取付部
30 (錠部材3の)ロータ
31 (ロータ30の)前面
32 (ロータ30の)後面
33 (ロータ30の)鍵挿入孔
34 (錠部材3の)ドライバ片
35 (錠部材3の)抜け止片
36 (錠部材3の)突起
37 (錠部材3の)回動規制部
38 インジケータ
41 (錠ケース4の)ラッチ収容部
41a 開口
42 (錠ケース4の)錠収容部
42a 第1ドライバ受け部
42b 第2ドライバ受け部
43c 抜け止係止部
42d 被規制部
43 (錠ケース4の)被取付部43
44 (錠ケース4の)ラッチ片
h 平面ハンドル
j 掛金
k 鍵
t 配電盤ボックス
t1 (配電盤ボックス1の)本体
t2 (配電盤ボックス1の)扉
t3 (扉t2の)取付面
t4 (扉t2の)取付孔
t5 (取付面t3と反対側の)反対面
t6 掛金受け部

Claims (3)

  1. 前面に開放部を備えたケーシングと、前記ケーシングの開放部に出没可能に設けられたレバーとを有し、前記レバーに設けられた錠部材を施錠することによって前記レバーが前記ケーシングに収納された状態を維持してレバーを握ることができないようにしたものであって、前記レバーの前面に前記レバーの後面側へ貫通する開口部を備え、前記レバーの後面側から前記錠部材が装着されて前記錠部材の前面を前記開口部から露出した状態とするものであり、前記錠部材は、その前面に鍵挿入孔を備え、前記鍵挿入孔に鍵を挿入し前記錠部材を回動することによって施錠及び解錠が行えるものであり、前記錠部材は、錠ケースに収納され、前記錠ケースが前記レバーの後面に固定されることによって、前記レバーの後面側から装着されるものである平面ハンドルにおいて、
    前記開口部は、鍵操作部とインジケータ表示部とを備え、前記開口部は前記錠部材の前面よりも小さなものであり、
    前記錠部材の前面には、錠部材の回動によって位置が変わるインジケータが備えられ、
    前記回動に伴い前記開口部のインジケータ表示部から見えるインジケータの領域が変化することによって、前記施錠及び解錠の状態を表示するものであり、
    前記錠ケースは、前記錠部材を収容する錠収容部と被取付部とを備え、前記錠収容部は前端が開口し当該開口から前記錠収容部へ収容された前記錠部材の前面を露出させ、前記被取付部は、前記錠収容部の前端から前記錠収容部の径外方向へ突出するものであり、
    前記レバーの後面には前記開口部を挟む2箇所へケース取付部が設けられ、
    前記レバーの後面には前記ケース取付部よりも後方へ隆起する位置決め部が設けられ、前記位置決め部は、前記開口部の周囲にあって前記開口部を挟んで前記ケース取付部の設けられていない位置の夫々に形成され、
    前記両位置決め部同士の対向する内側面の夫々には、前記錠ケースを案内する凹みが案内部として設けられ、
    前記錠ケースの前記錠収容部は、前記両位置決め部間へ挿入されることにて両案内部に案内され前記被取付部を前記ケース取付部へ対面させることができるものであり、前記被取付部は前記ケース取付部に重ねられてネジ等の固定手段にて固定されたものである平面ハンドル。
  2. 前記案内部の径よりも前記開口部の鍵操作部の径を小さく形成することにて、前記レバー後面には前記錠部材と当接する当接面が設けられ、前記レバーの正面視において、前記当接面は前記インジケータを覆うマスク部を構成することを特徴とする請求項1記載の平面ハンドル。
  3. 案内部は正面視円弧状の凹みであり、錠収容部の前記前端側は筒状部であり、前記被取付部は、錠収容部の前記筒状部から前記錠収容部の径外方向へ突出するものであり、前記両案内部が前記筒状部を案内して前記両位置決め部間へ配置することができるものである請求項2記載の平面ハンドル。
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