JP5676125B2 - 施解錠表示装置 - Google Patents

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本発明は、施錠装置における施解錠表示装置に係り、特に物品収納庫の施錠装置に適用して好適な施解錠表示装置に関する。
書類等を収納するキャビネットや収納庫等には、収納されている書類等の盗難や持ち出しを防止するため、施錠装置を設けるのが一般的である。従来、施錠装置が施錠されているか、又は解錠されているかを即座に識別できるようにするため、施錠装置の施錠状態を表示する施解錠表示装置が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開平8−128243号公報 特開平9−25751号公報 実用新案登録第3128794号公報
しかし、従来の施錠装置における施解錠表示装置は、施錠装置内に一体として組み込まれており、施解錠表示装置のない施錠装置に、後から施解錠表示装置を組み込むことは不可能もしくはきわめて困難であった。
その理由として、従来の施解錠表示装置付きの施錠装置においては、施解錠表示装置における表示切換手段を、キーシリンダ錠のロータの回動に連動させていたことが挙げられる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、施錠装置の本体の構造を何ら変更する必要がなく、施解錠表示装置を有していない既存の施錠装置にも、施解錠表示装置を後から簡単に組み込むことができるとともに、容易に取り外すこともでき、しかも構造が簡単な施錠装置における施解錠表示装置を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)物品収納部を有する筐体と、前記物品収納部を開閉可能として前記筐体に装着した開閉体とのいずれか一方に設けた取付面に本体が取り付けられ、かつ前記本体に設けたキー挿入孔にキーを挿入して回動させることにより、前記本体に設けた係止部材が、前記筐体と前記開閉体とのいずれか他方に係脱することによって、前記開閉体を施錠および解錠しうるようにした施錠装置における施錠状態と解錠状態を表示する装置であって、前記取付面に着脱自在に取り付けられ、かつ前記キー挿入孔に挿入したキーが回動可能として挿通するキー挿通孔と表示窓とを有するケースと、前記ケース内に収容され、かつ前記キー挿入孔に挿入したキーの施解錠操作に連動して、施錠位置と解錠位置とに移動させられ、この施錠位置と解錠位置とに移動させられることによって、前記表示窓内の表示を変更するようにした移動部材とを備え、前記移動部材を、キー挿入孔に挿入したキーにおけるキー挿入孔への挿入部を除く部分に係合し、キーの施解錠操作に連動して、施錠位置と解錠位置とに移動させられるようにする。
このような構成とすると、施解錠表示装置を有していない既存の施錠装置にも、施錠状態か、解錠状態かを明確に視認できる施解錠表示装置を、後から簡単に組み付けることができるとともに、容易に取り外すこともできる。
しかもケースと移動部材との2部材で施解錠表示装置を構成することができるので、部品点数が少なく、構造を簡素化することができる。
また、キー挿入孔に挿入したキーの挿入部以外の部分によって、直接移動部材が施錠位置と解錠位置とに移動させられるので、施錠装置の本体内の構造と移動部材とを連係させる必要がない。
したがって、施解錠表示装置を有していない既存の施錠装置にも、施錠装置の本体の構造を何ら変更することなく、施解錠表示装置を後から簡単に組み込むことができるとともに、容易に取り外すこともできる。
(2)上記(1)項において、キーが、キー挿入孔への挿入部の基部に、拡幅段部を介して頭部が連設されたものとし、前記拡幅段部が移動部材に係合し、キーの施解錠操作に連動して、移動部材を施錠位置と解錠位置とに移動させるようにする。
このような構成とすると、キーを特殊な形状のものとする必要がなく、多くの場合、既存のキーをそのまま使用することができる。
(3)上記(1)または(2)項において、移動部材の一部に、キー挿入孔に挿入したキーにおける挿入部以外の部分が挿通する嵌合孔を設けるとともに、この嵌合孔の内縁に内向き突起を設け、前記キーを回動させることにより、キーにおける挿入部以外の部分が、前記内向き突起に当接して、前記移動部材を、施錠位置と解錠位置とに直線移動させるようにする。
このような構成とすると、キーと移動部材との連係機構の構造を簡素化し、安価に製造することができる。
(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、移動部材が、キー挿入孔に挿入したキーの回動操作と連動して、前記キーを中心に回動するものとし、かつ表示窓を、前記キーを中心とする扇形または円弧状とする。
このような構成とすると、移動部材が回動するタイプの施解錠表示装置を、移動部材が直線移動するタイプの施解錠表示装置を適用できない場所に適用することが可能になるとともに、移動部材を操作部材と一体的に形成することができ、構造を簡素化できる。
(5) 物品収納部を有する筐体と、前記物品収納部を開閉可能として前記筐体に装着した開閉体とのいずれか一方に設けた取付面に本体が取り付けられ、かつ前記本体に設けたキー挿入孔にキーを挿入して回動させることにより、前記本体に設けた係止部材が、前記筐体と前記開閉体とのいずれか他方に係脱することによって、前記開閉体を施錠および解錠しうるようにした施錠装置における施錠状態と解錠状態を表示する装置であって、前記取付面に着脱自在に取り付けられ、かつ前記キー挿入孔に挿入したキーが回動可能として挿通するキー挿通孔と表示窓とを有するケースと、前記ケース内に収容されるとともに、前記キー挿入孔に挿入した前記キーにおけるキー挿入孔への挿入部を除く部分に係合し、キーの施解錠操作に連動して回動される回動部材と、前記ケース内に収容され、かつ前記回動部材の回動に連動して、施錠位置と解錠位置とに移動させられ、この施錠位置と解錠位置とに移動させられることによって、前記表示窓内の表示を変更するようにした移動部材とを備えるものとする。
このような構成とすると、上記(1)項の効果と同様の効果を奏しうるだけでなく、キーの外形が移動部材に係合できない形状である場合でも、キーによって回動部材を回動させ、この回動部材が移動部材に係合して、移動部材を移動させることができる。
(6) 上記(5)項において、前記施錠装置の本体を、前記取付面に固着されるシリンダと、前記シリンダ内に回転自在に嵌合されるとともに、その前端部が前記シリンダの前面より前方に突出し、かつ前記キーによって回転駆動されるロータとを有するものとし、前記回動部材を前記ロータの前端部に嵌合する。
このような構成とすると、回動部材を施錠装置のロータの前端部に嵌合させるだけであるから、構成を簡略化できるとともに、回動部材の支持を安定化することができる。
(7) 上記(5)または(6)項において、前記回動部材の外周に前記移動部材に係合する係合突起を設け、この係合突起により、前記キーの施解錠操作に連動して、前記移動部材を施錠位置と解錠位置とに移動させるようにする。
このような構成とすると、回動部材によって移動部材を確実に移動させることができる。
本発明によると、施錠装置の本体の構造を何ら変更することなく、施解錠表示装置を有していない既存の施錠装置にも、施解錠表示装置を後から簡単に組み込むことができるとともに、容易に取り外すこともでき、しかも構造が簡単な施錠装置における施解錠表示装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態を備えるキャビネットの正面図である。 図1のII−II線に沿う拡大横断平面図である。 キーの側面図である。 第1の実施形態の施解錠表示装置の拡大正面図である 図2のV−V線に沿う縦断正面図である。 図5図示の状態から、操作部材を90°回動させたときの状態を示す図5と同様の縦断正面図である。 図6図示の状態から、操作部材をさらに90°回動させたときの状態を示す図5と同様の縦断正面図である。 本発明の第2の実施形態を示す正面図である。 本発明の第3の実施形態に使用するキーの側面図である。 本発明の第3の実施形態の施解錠表示装置の横断平面図である。 同じく、分解斜視図である。 図10のXII−XII線に沿う縦断正面図である。
以下、本発明の実施形態を、添付図面に基づいて説明する。
図1〜図7は、本発明の第1の実施形態を示す。
図1に示すように、キャビネット1は、前面が開口する箱状をなし、内部に物品収納部2を有する筐体3と、この筐体3の物品収納部2に前方に引出し可能として装着した開閉体である上中下3段の引出し4とを備えている。4aは、各引出し4の前面に設けた取手である。
開閉体としては、このような引出し4だけでなく、筐体3の前面に開閉可能として装着した片開き、または両開きの扉等とすることができる。
筐体3の上框3aの前面中央には、施錠装置5のための取付面3bが設けられており、この取付面3bには、図2に示すように、施錠装置5の本体であるキーシリンダ錠6のシリンダ7が固着されている。
シリンダ7内には、施錠装置5の操作部材をなすロータ8が、その前端部が若干前方に突出するようにして回転自在に嵌合されている。
ロータ8の前面には、キー挿入孔9が設けられており、このキー挿入孔9にキー10を挿入して、キー10とともに、ロータ8を左方向に180°回転させることにより、ロータ8の後端に連係した連係機構(図示略)を介して、筐体3内に設けた3個の係止部材(図示略)を、各引出し4に係合させ、全引出し4を施錠することができ、またその施錠状態から、キー10とともに、ロータ8を右方向に180°回転させ、連係機構を介して、各係止部材を、各引出し4から離脱させることにより、解錠することができるようになっている。
なお、連係機構や係止部材は、公知の構成のものでよく、また本発明には直接関係しないので、その図示および詳細な説明は省略する。
キー10は、図3に示すように、キー挿入孔9に挿入される板状の挿入部10aの基部に、両側方に突出する拡幅段部10b、10cを介して、それよりさらに広幅の頭部10dを連設するものである。
図1〜図5に示すように、筐体3の上框3aにおける取付面3bには、施錠装置5における施錠状態と解錠状態を表示する施解錠表示装置11が設けられている。
この施解錠表示装置11は、キー挿入孔9に挿入部10aが挿入されたキー10の拡幅段部10b、10cが遊通する大径孔12が設けられ、かつ取付面3bに固着されるか、または両面接着テープや永久磁石等(図示略)をもって着脱可能として取り付けられた横長のベース板13と、ベース板13の前面に着脱可能として取り付けられ、かつ前面に、キー10のキー挿入孔9への挿入と回動操作を許容するキー挿通孔14、および横長の表示窓15が設けられた後面が開口する横長箱状のケース16と、ケース16内に左右方向に摺動可能として収容され、キー10の施解錠操作に連動して、左限の施錠位置と右限の解錠位置とに移動させられるようにした移動部材20と、この移動部材20の左右方向の移動を案内する中仕切21とを備えている。
ケース16は、その後端部内面の適所に設けた複数の凹部22に、ベース板13の前面における周縁部に前向き突設した複数の弾性係合爪23を係止させることにより、ベース板13に着脱可能として取り付けられている。
移動部材20は、左右方向を向く垂直の薄板部24と、その左端に連設され、かつ左側部が後方に向かって漸次階段状に後退する段状部25とからなり、段状部25の各段の左側前縁には、左方を向く複数の薄板状の表示片26が設けられている。
薄板部24には、左右の両側縁27a、27bが上下方向を向く直線状をなし、上縁27cおよび下縁27dの両側部が、円弧状をなすほぼ小判形の嵌合孔27が設けられており、この嵌合孔27の上縁27cの中央部には、下方を向く内向き突起28が設けられている。
嵌合孔27における左右の両側縁27a、27b間の間隔、および上縁27cと下縁27dとの間隔は、キー10における拡幅段部10b、10cの全幅と同一か、または若干大としてある。
中仕切21は、表示窓15を、移動部材20の移動方向である左右方向に4領域に区分した各領域を遮蔽する複数の遮蔽板21a〜21dと、前面板21eとを、表示窓15の奥行き方向に階段状をなすようにして、その上下の端部を、上面板および下面板(いずれも図示略)に固着し、この上面板および下面板を、ベース板13の前面に固着したものよりなっている。
中仕切21における各遮蔽板21a〜21dと前面板21eとの各段差部には、左方に開口する上下方向に長いスリット状の開口29が形成され、各開口29を通して、移動部材20における各表示片26が、左方に出没しうるようになっている。
遮蔽板21a〜21dの前面と各表示片26の前面は、互いに色彩または模様等を異ならせておくのが好ましい。例えば、遮蔽板21a〜21dの前面は、白色等とし、各表示片26の前面は、赤色等とするのが好ましい。
この実施形態においては、図1〜図5に示す解錠状態では、移動部材20は、左右方向の移動可能範囲の右限である解錠位置に位置しており、この位置において、ベース板13または中仕切21との摩擦により保持されている。
このとき、移動部材20の各表示片26は、中仕切21の各遮蔽板21b〜21dと前面板21eとによって前面が覆われ、表示窓15には、4枚の遮蔽板21a〜21dの前面が前方に露呈し、表示窓15内は、例えばすべて白色となっている。またこのとき、施錠装置5は、解錠状態にあり、いずれの引出し4をも自由に引き出せることは言うまでもない。
この状態で、ロータ8のキー挿入孔9に、キー10の挿入部10aを、拡幅段部10b、10cがロータ8の前面に当接するまで挿入すると、図5に示すように、キー10における上方となった拡幅段部10bの右側方に、移動部材20における内向き突起28が位置する。
この状態から、キー10によりロータ8を左方向に90°回転させると、キー10の上側の拡幅段部10bの先端が、嵌合孔27の左方の側縁27aを左方に押動して、移動部材20は、図6に示すように、解錠位置と施錠位置との中間位置まで移動させられる。
このとき、移動部材20における各表示片26の左端部は、中仕切21の各遮蔽板21a〜21dと前面板21eとの段差部の各開口29から、ほぼ半ストローク分だけ左方に突出する。
図6に示す状態から、キー10およびロータ8を左方向にさらに90°回転させると、その最後のストローク部分で、キー10の他方の拡幅段部10cが、移動部材20における内向き突起28を左方に押動し、移動部材20は、図7に示すように、施錠位置まで移動させられ、それによって、上述したように、各引出し4はすべて施錠させられ、同時に、各表示片26が中仕切21の各遮蔽板21a〜21dと前面板21eとの段差部の各開口29から、全ストローク分だけ左方に突出し、解錠状態において表示窓15に露呈していたすべての遮蔽板21a〜21dの前面は、各表示片26によって覆われ、表示窓15には、各表示片26の前面のみが露呈し、表示窓15内は、例えばすべて赤色等に変化する。
移動部材20の解錠位置から施錠位置までの移動ストロークは、この例では、内向き突起28の左右幅と、キー10の拡幅段部10b、10cの厚さとの和となり、それに対して、表示窓15の左右方向の寸法は、概ね、移動部材20のこの移動ストローク×表示片26の枚数とすることができ、ひいては、キー10の移動ストロークに対して、表示窓15の表示面積を著しく大とすることができる。したがって、施解錠表示装置11から遠く離れた場所からでも、施錠状態であるか解錠状態であるかを、確実に視認することができる。
図7に示す施錠状態から、キー10とともに、ロータ8を右方向に180°回転させることにより、図5に示す元の解錠状態に戻すことができる。このときの作用は、上述の解錠状態から施錠状態にするときの作用と左右の方向性が反転するだけで、同様である。すなわち、上方となったキー10の拡幅段部10cで、嵌合孔27の右方の側縁27bを右方に押動して、移動部材20を、図6に示す中間位置まで移動させ、キー10の最後の回動ストロークで、その拡幅段部10bにより、移動部材20における内向き突起28を右方に押動して、移動部材20を解錠状態に復帰させる。この時、表示窓15には、4枚の遮蔽板21a〜21dの前面が前方に露呈し、例えばすべて白色となる。
第1の実施形態は、移動部材20が左右方向に直線移動するようにしたものであるが、例えば、図8に示す第2の実施形態のように、ケース16’の表示窓15’、移動部材20’、中仕切21’等を、すべてロータ8を中心とする円弧状または扇形に形成するとともに、移動部材20’に、キー10の拡幅段部10b、10cが挿入しうるようにしたキー挿入孔20a’を設け、このキー挿入孔20a’とロータ8のキー挿入孔9とに挿入したキー10とともに、ロータ8と移動部材20’とが、解錠位置から施錠位置、またはその逆方向に回動させられ、それとともに、円弧状とした移動部材20’の3枚の表示片26’が、中仕切21’における各遮蔽板21a’〜21c’の段差部から左方に出没して、表示窓15’内の色彩や模様を変化させるようにしてもよい。
また、第1の実施形態は、本発明を拡幅段部10b、10cを有するキー10(図3参照)を用いる施錠装置5に適用したものであるが、本発明は、次に説明する第3の実施形態のように、拡幅段部がないキー30を用いる施錠装置に適用することもできる。なお、以下の説明では、第1の実施形態と同様の部分には同一の符号を付けて、その説明を省略する。
この第3実施形態において使用するキー30は、図9に示すように、挿入部30aと、頭部30bとの間に、図3に示す拡幅段部10b、10cのような段部がないストレートタイプのものである。図10に示すように、筐体3の取付面3bには、施錠装置31の本体であるキーシリンダ錠32のシリンダ33が固着されている。シリンダ33内には、施錠装置31のロータ34が、その前端部34aを若干前方に突出させるようにして回転自在に嵌合されている。
ロータ34の前面には、キー挿入孔35が設けられている。このキー挿入孔35にキー30を挿入してキー30とともに、ロータ34を左方向または右方向に180°回転させることにより、ロータ34の後端に連係した連係機構(図示略)を介して、筐体3に設けた全引出し4(図1参照)を施錠または解錠させることができる。
筐体3の上框3a(図1参照)における取付面3bには、施錠装置31における施錠状態と解錠状態を表示する施解錠表示装置36が設けられている。図10は、施解錠表示装置36が施錠状態を表示している。
この施解錠表示装置36は、ロータ34の前端部34aが遊通する大径孔12が設けられ、かつ取付面3bに固着されるか、または両面接着テープや永久磁石等(図示略)をもって着脱可能として取り付けられた横長のベース板13と、前面にキー挿入孔37を有するとともに、ロータ34の前端部34aに嵌着されたキャップ状の回動部材38と、横長の表示窓39を有するとともに後面が開口し、かつ前面が平面視において比較的大きな曲率半径で前方に突出する凸状に湾曲したケース(収容部)40とを備えている。ケース40の表示窓39には、ケース40における前面の湾曲形状に整合する透明板41が設けられている。
また、この施解錠表示装置36は、ケース40内に左右方向に摺動可能として収容され、回動部材38の回動に連動して左限の施錠位置と右限の解錠位置とに移動させられるようにした移動部材42と、この移動部材42の左右方向の移動を案内する中仕切21とを備えている。
次に、上記各構成要素について、更に詳細に説明する。ベース板13の左右両端部には、図11に示すように、前向突条43が設けられている。ケース40は、その左右両端部40aをベース板13の前向突条43の外側に嵌合させることにより、ベース板13に着脱自在に取付けられている。ベース板13には、中仕切り21が一体化されている。
回動部材38は、キー挿入孔37が設けられた前板部44と、この前板部44の後面側に設けられた拡径部45とによってキャップ状に形成されている。キー挿入孔37は、ロータ34のキー挿入孔35と同一形状である。拡径部45の外周には、互いに180度離れた位置に係合突起としての外向き突起46、47が設けられている。
この回動部材38は、図10に示すように、ロータ34の前端部34aに嵌着されているが、遊嵌することもできる。但し、遊嵌した場合は、回動部材38の前板部44の内端面とロータ34の前端面との間に、ゴム板等の摩擦部材を挟むことにより、回動部材38の回り止めをするのが望ましい。
ケース40は、左右の長さの中心より左側に、上記表示窓39が設けられ、中心より僅かに右側に、前面から後面にかけて徐々に小径となる筒状部48が設けられている。この筒状部48の後端には、キー30のキー挿通孔37およびキー挿入孔35への挿入と回動操作を許容するキー挿通孔49が設けられている。筒状部48の後端面を、回動部材38における拡径部45の前面に僅かな隙間を空けて接近させることにより、回動部材38の回動を許容し、かつその脱落を防止している。
移動部材42は、左右方向を向く垂直の薄板部50と、その左端に連設され、左方を向く複数の表示片51とを有している。各表示片51は、前方への突出量、すなわち奥行きが異なる逆L字状をなし、右側の表示片51から左側の表示片51にかけてその奥行きが徐々に低くなっている。これにより、各表示片51は、左側のものほど後方に向かって暫時階段状に後退している。また、各表示片51の前面は、遮蔽板21a〜21d、および前面板21eと異なる色、例えば赤色となっている。
移動部材42の薄板部50には、図11に示すように、左右の両側縁52a、52bが上下方向を向く直線状をなし、上縁52cおよび下縁52dの両側部が、円弧状をなすほぼ小判形の嵌合孔52が設けられている。この嵌合孔52の上縁52cの中央部には、下方を向く内向き突起53が設けられている。
嵌合孔52における左右の両側縁52a、52b間の間隔、および上縁52cと下縁52dとの間隔は、回動部材38における外向き突起46、47の先端間の間隔と同一か、または若干大としてある。
次に、施解錠表示装置36による施錠状態、および解錠状態の表示方法について説明する。なお、第1の実施形態では、キー10の拡幅段部10c、10dによって移動部材21を左右に移動させたが、第3の実施形態では、キー30によって回動部材38を回動させ、この回動部材38の外向き突起46、47によって移動部材42を左右に移動させるものであり、移動部材42の左右への移動による施錠状態および解錠状態の表示作用は、第1の実施形態における移動部材20の左右への移動による表示作用と同様である。
図10に示す施錠状態では、移動部材42は、左右方向の移動可能範囲の左限である施錠位置に位置しており、この位置において、ベース板13または中仕切21との摩擦により、保持されている。
このとき、移動部材42の各表示片51は、図12に示すように、中仕切21の各遮蔽板21a〜21dと前面板21eとの段差部の各開口29から、全ストローク分だけ左方に突出し、すべての遮蔽板21a〜21dの前面は、各表示片51によって覆われている。そして、表示窓39(図10参照)には、各表示片51の前面のみが露呈し、表示窓39内は、例えばすべて赤色となっている。このとき、施錠装置31は、施錠状態にあり、いずれの引出し4(図1参照)も引き出すことはできない。
また、このときには、ロータ34の前端部34aに嵌着された回動部材38は、移動部材42の嵌合孔52内に嵌合され、回動部材38の両外向き突起46、47は上下に位置し、かつ上方の外向き突起46が嵌合孔52内の内向き突起53の右側縁に当接している。
この施錠状態から解錠状態にする場合は、まず回動部材38のキー挿入孔37を通して、ロータ34のキー挿入孔35に、キー30の挿入部30a(図9参照)を突き当たるまで挿入する。なお、回動部材38をロータ34の前端部34aに遊嵌した場合は、回動部材38のキー挿入孔37が、ロータ34のキー挿入孔35と整合していないこともあり得る。この場合には、回動部材38を手で、またはキー30を用いて回転させ、回動部材38のキー挿入孔37をロータ34のキー挿入孔35に整合させてから、キー30を挿入する。
キー30をキー挿入孔35、37に挿入した後、キー30とともに、回動部材38およびロータ34を右方向に90°回転させることにより、回動部材38の上方の外向き突起46が、嵌合孔52の右方の側縁52bを右方に押動して、移動部材42は施錠位置と解錠位置との中間位置まで移動させられる。このとき、各表示片51は、第1の実施形態における図6の各表示片26と同様の表示状態になる。
キー30を右方向にさらに90°回転させると、回動部材38の他方の外向き突起47が、図12中の上側にきて移動部材42における内向き突起46を右方に押動し、移動部材42は、解錠位置まで移動させられる。また、各引出し4はすべて解錠され、同時に各表示片51は、すべての遮蔽板21a〜21dと前面板21eとの後方に収容される。そして、表示窓39(図10参照)には、第1の実施形態の図5と同様に、4枚の遮蔽板21a〜21dの前面が前方に露呈し、例えばすべて白色となる。
解錠状態から施錠状態にする場合には、第1の実施形態と同様に、キー30を左方向に180°回転させればよい。
第3の実施形態によれば、拡幅段部のないキー30を用いて、ロータ34の前端部34aに嵌合した回動部材38をロータ34と一体として回動させることにより、移動部材42を左右に移動させて施錠状態および解錠状態を表示できるので、拡幅段部のないキーを用いる施錠装置に好適に適用できる。また、回動部材38は、ロータ34の前端部34aに嵌合させるだけでよいので、構成を簡略化できる。さらに、回動部材38の外周に外向き突起46、47を設け、この外向き突起46,47を移動部材42に係合させて、キー30の施解錠操作と連動して、移動部材42を施錠位置と解錠位置とに移動させるので、移動部材42を確実に移動させることができる。
なお、回動部材38は、透明な樹脂によって構成するのが好ましい。これにより、シリンダに公知の施解錠表示装置が組み込まれている場合においても、第3の実施形態の施解錠表示装置と既設の施解錠表示装置とを簡単に同期させることができる。また、一般的にシリンダ前面には、施錠番号が記載されていることが多いが、第3の実施形態の施解錠表示装置を取り付けた状態においても、回動部材38を通して錠前番号を視認することができる。
本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱することなく、例えば、次のような幾多の変形した態様での実施が可能である。
(1) 施錠装置の本体であるキーシリンダ錠のシリンダ7、33および施解錠表示装置11、36を、開閉体である引出し4の前面、または扉の前面等に取り付け、キーによって操作されるロータ8、34の回転により、係止部材が、筐体3に係脱することによって、引出し4または扉等を施錠または解錠しうるようにする。
(2) 表示片26、51の枚数を、1枚または2枚以上の任意のものとする。この枚数を増やすことにより、表示窓15、39の面積を大とすることができる。
(3) 表示片26、51を省略し、移動部材20、42が解錠位置の時は、例えば白色とした移動部材20、42の一部が表示窓15、39から露呈し、移動部材20、42が施錠位置の時は、例えば赤色とした移動部材20、42の他部が表示窓15、39から露呈するようにする。
(4) 第2の実施形態において、移動部材20’をロータ8を中心として回動しうるようにするとともに、キー10と移動部材20’との関係を、第1の実施形態のものと同様とする。すなわち、キー10が、180°回転させられることにより、そのときのキー10の拡幅段部10b、10cによって内向き突起28が回動させられる分だけ、移動部材20’が回動させられるようにする。
1 キャビネット
2 物品収納部
3 筐体
3a 上框
3b 取付面
4 引出し(開閉体)
4a 取手
5 施錠装置
6 キーシリンダ錠
7 シリンダ(本体)
8 ロータ(操作部材)
9 キー挿入孔
10 キー
10a 挿入部
10b、10c 拡幅段部
10d 頭部
11 施解錠表示装置
12 大径孔
13 ベース板
14 キー挿通孔
15 表示窓
16 ケース
20 移動部材
21 中仕切
21a〜21d 遮蔽板
21e 前面板
22 凹部
23 弾性係合爪
24 薄板部
25 段状部
26 表示片
27 嵌合孔
27a、27b 側縁
27c 上縁
27d 下縁
28 内向き突起
29 開口
30 キー
30a 挿入部
30b 頭部
31 施錠装置
32 キーシリンダ錠
33 シリンダ
34 ロータ(操作部材)
35 キー挿入孔
36 施解錠表示装置
37 キー挿入孔
38 回動部材
43 前向突条
44 前板部
45 拡径部
46、47 外向き突起(係合突起)
48 筒状部
49 キー挿通孔
50 薄板部
51 表示片
52 嵌合孔
52a、52b 側縁
52c 上縁
52d 下縁
53 内向き突起

Claims (7)

  1. 物品収納部を有する筐体と、前記物品収納部を開閉可能として前記筐体に装着した開閉体とのいずれか一方に設けた取付面に本体が取り付けられ、かつ前記本体に設けたキー挿入孔にキーを挿入して回動させることにより、前記本体に設けた係止部材が、前記筐体と前記開閉体とのいずれか他方に係脱することによって、前記開閉体を施錠および解錠しうるようにした施錠装置における施錠状態と解錠状態を表示する装置であって、
    前記取付面に着脱自在に取り付けられ、かつ前記キー挿入孔に挿入したキーが回動可能として挿通するキー挿通孔と表示窓とを有するケースと、
    前記ケース内に収容され、かつ前記キー挿入孔に挿入したキーの施解錠操作に連動して、施錠位置と解錠位置とに移動させられ、この施錠位置と解錠位置とに移動させられることによって、前記表示窓内の表示を変更するようにした移動部材とを備え、前記移動部材を、キー挿入孔に挿入したキーにおけるキー挿入孔への挿入部を除く部分に係合し、キーの施解錠操作に連動して、施錠位置と解錠位置とに移動させられるようにしたことを特徴とする施錠装置における施解錠表示装置。
  2. キーが、キー挿入孔への挿入部の基部に、拡幅段部を介して頭部が連設されたものとし、前記拡幅段部が移動部材に係合し、キーの施解錠操作に連動して、移動部材を施錠位置と解錠位置とに移動させるようにした請求項1記載の施錠装置における施解錠表示装置。
  3. 移動部材の一部に、キー挿入孔に挿入したキーにおける挿入部以外の部分が挿通する嵌合孔を設けるとともに、この嵌合孔の内縁に内向き突起を設け、前記キーを回動させることにより、キーにおける挿入部以外の部分が、前記内向き突起に当接して、前記移動部材を、施錠位置と解錠位置とに直線移動させるようにした請求項1または2に記載の施錠装置における施解錠表示装置。
  4. 移動部材が、キー挿入孔に挿入したキーの回動操作と連動して、前記キーを中心に回動するものとし、かつ表示窓を、前記キーを中心とする扇形または円弧状とした請求項1〜のいずれかに記載の施錠装置における施解錠表示装置。
  5. 物品収納部を有する筐体と、前記物品収納部を開閉可能として前記筐体に装着した開閉体とのいずれか一方に設けた取付面に本体が取り付けられ、かつ前記本体に設けたキー挿入孔にキーを挿入して回動させることにより、前記本体に設けた係止部材が、前記筐体と前記開閉体とのいずれか他方に係脱することによって、前記開閉体を施錠および解錠しうるようにした施錠装置における施錠状態と解錠状態を表示する装置であって、
    前記取付面に着脱自在に取り付けられ、かつ前記キー挿入孔に挿入したキーが回動可能として挿通するキー挿通孔と表示窓とを有するケースと、
    前記ケース内に収容されるとともに、前記キー挿入孔に挿入した前記キーにおけるキー挿入孔への挿入部を除く部分に係合し、キーの施解錠操作に連動して回動される回動部材と、
    前記ケース内に収容され、かつ前記回動部材の回動に連動して、施錠位置と解錠位置とに移動させられ、この施錠位置と解錠位置とに移動させられることによって、前記表示窓内の表示を変更するようにした移動部材とを備えていることを特徴とする施錠装置における施解錠表示装置。
  6. 前記施錠装置の本体を、前記取付面に固着されるシリンダと、前記シリンダ内に回転自在に嵌合されるとともに、その前端部が前記シリンダの前面より前方に突出し、かつ前記キーによって回転駆動されるロータとを有するものとし、前記回動部材を前記ロータの前端部に嵌合したことを特徴とする請求項記載の施解錠表示装置。
  7. 前記回動部材の外周に前記移動部材に係合する係合突起を設け、この係合突起により前記キーの施解錠操作に連動して、前記移動部材を施錠位置と解錠位置とに移動させるようにした請求項またはに記載の施錠装置における施解錠表示装置。
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