JP4683475B2 - 錠装置 - Google Patents
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Description
このものによれば、ユーザが、シリンダ錠に備えられたキーロータのキー挿入孔にキーを差し込み、キーを介してキーロータを回動させると、このキーロータの回動に伴ってロックプレートが上方にスライドされるようになっている。そして、ロックプレートが上方にスライドされると、フックが引違戸の他方の扉に設けられた係止溝に挿入されるようになっていて、これにより、扉を施錠することができるようになっている。
このものによれば、ユーザは、キーを用いることなく、操作摘みを回動操作することによって仮施錠を行うことができる。
図2(図4,図7)は錠装置1の全体的な外観を示す外観斜視図である。図2(図4,図7)において、錠装置1は、本体ケース2に仮施錠ボタン3、解錠ボタン4およびシリンダ錠5を備えて構成されている。
なお、説明に際しては、例えば物置の引違戸において、上記した錠装置1を庫外側の引戸に取り付け、フック15の先端部16が係止位置または非係止位置に回動して庫内側の引戸に設けられた係止溝(図示せず)に係脱することにより引違戸の施錠および解錠を行う場合を想定して具体的に説明する。また、上記したねじりコイルばね12の作用については、説明を容易にするため、この作用説明(引違戸の施錠および解錠を行う場合の作用説明)においては省略する。
図1において、解錠ボタン4は押込み位置へ移動されていて、この解錠ボタン4に解錠ボタン用駆動軸20を介して係合したフック15は、本体ケース2の内部に収納された非係止位置に回動している。また、仮施錠ボタン3は、フック15の仮施錠ボタン用駆動軸19によって押し出され突出位置へ移動している。この状態では、フック15の先端部16が庫内側引戸の係止溝に係止することができず引違戸の施錠を行うことができない。そこで、本実施形態では、この状態を解錠状態と称する。この解錠状態では、キーロータ22が解錠位置に回動されて節度機構32により係止されていると共に、規制部材28側の先端部30bが仮施錠ボタン3側の係合板10の側面10bに係合して、キーロータ22の本施錠位置への回動(図5中矢印D方向への回動)が阻止されている。また、仮施錠ボタン3が突出位置へ移動していることから青色部材9が外部から視認可能となっていると共に、キーロータ22が解錠位置に回動されていることから切欠き窓6dには、図2に示すように青色片25が表示されている。
上記した本施錠状態(図6参照)から、正規のキーを介してキーロータ22を本施錠位置から解錠位置へ回動(図8中矢印E方向へ回動)させると、仮施錠ボタン3側の係合板10の前面10aの、規制部材28側の段部30aに対する係合が解除され、錠装置1は仮施錠ボタン3の突出位置方向への移動が許容された仮施錠状態となる(図3および図5参照)。
上記した作用説明では、単に仮施錠ボタン3と解錠ボタン4とを移動させることを説明したが、この移動に際しては、解錠ボタン4と本体ケース2との間に配設されたねじりコイルばね12により以下のような作用が生じている。
ねじりコイルばね12は、解錠ボタン4に係合させるのではなく仮施錠ボタン3に係合させる構成であっても良いし、ねじりコイルばね12を2つ使用して解錠ボタン4および仮施錠ボタン3の双方に係合させる構成であっても良い。
上記した実施形態では、切欠き窓6dに青色片25または赤色片26によって色を表示するように構成したが、例えば、「解錠」または「本施錠」という文字を付したラベルなどによって表示する構成であっても良い。
また、本発明の錠装置1は物置以外にも適用することが可能である。
Claims (6)
- 本体ケースに突出位置と押込み位置との間で往復移動可能に設けられた仮施錠ボタンと、
前記本体ケースの前記仮施錠ボタンの近傍に位置させて突出位置と押込み位置との間で往復移動可能に設けられた解錠ボタンと、
前記仮施錠ボタンと前記解錠ボタンとの間に位置させてこれらに係合した状態で揺動可能に設けられ、前記仮施錠ボタンが押込み位置へ移動された場合には、先端部が前記本体ケースの裏側に突出した係止位置に回動すると共に前記解錠ボタンを突出位置へ移動させ、前記解錠ボタンが押込み位置へ移動された場合には、前記本体ケースの内部に収納された非係止位置に回動すると共に前記仮施錠ボタンを突出位置へ移動させる係止部材と、
前記本体ケースにおいて前記仮施錠ボタンの前記解錠ボタン側とは反対側に配置され、キーが挿入されることによって解錠位置と本施錠位置との間で回動可能となるキーロータを有するシリンダ錠と、
前記キーロータと共に回動するように設けられた第1の規制部および第2の規制部と、
前記仮施錠ボタンに設けられ、前記第1の規制部に係合可能な第1の係合部と、
前記仮施錠ボタンに設けられ、前記第2の規制部に係合可能な第2の係合部とを備え、
前記仮施錠ボタンが押込み位置へ移動され、かつ、前記キーロータが本施錠位置へ回動された状態では、前記第1の係合部が前記第1の規制部に係合して前記仮施錠ボタンの突出位置方向への移動が阻止され、
前記キーロータが解錠位置へ回動され、かつ、前記解錠ボタンが押込み位置へ移動された状態では、前記第2の規制部が前記第2の係合部に係合して前記キーロータの本施錠位置への回動が阻止されることを特徴とする錠装置。 - 前記仮施錠ボタンが突出位置へ移動した状態において、前記仮施錠ボタンの側面にあって外部から視認可能な部位には第1の色が着色され、
前記解錠ボタンが突出位置へ移動した状態において、前記解錠ボタンの側面にあって外部から視認可能な部位には、前記第1の色とは異なる第2の色が着色されていることを特徴とする請求項1記載の錠装置。 - 前記本体ケース前面の前記シリンダ錠の近傍に位置させて、前記キーロータが解錠位置に回動されている状態と前記キーロータが本施錠位置に回動されている状態とを表示するための窓部を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の錠装置。
- 前記キーロータと前記本体ケースとの間に、前記キーロータを解錠位置と本施錠位置とで係止させるための節度機構を備え、
前記節度機構は、
前記シリンダ錠の後端に設けられ前記解錠位置または前記本施錠位置に対応する凹部を有する規制部材と、
前記凹部に嵌り込むスチールボールと、
前記スチールボールを前記規制部材側へ押し付ける板ばねとを有し、
前記キーロータの前記解錠位置への回動によって前記解錠位置に対応する前記凹部が前記スチールボールに対向する位置に回動されると、前記スチールボールが前記板ばねのばね力により前記解錠位置に対応する凹部に嵌り込み前記キーロータを前記解錠位置で係止し、
前記キーロータの前記本施錠位置への回動によって前記本施錠位置に対応する前記凹部が前記スチールボールに対向する位置に回動されると、前記スチールボールが前記板ばねのばね力により前記本施錠位置に対応する凹部に嵌り込み前記キーロータを前記本施錠位置で係止することを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の錠装置。
- 一端部が前記仮施錠ボタンまたは前記解錠ボタンのうちの一方のボタンに係合すると共に、他端部が前記本体ケースに係合するように設けられたねじりコイルばねを備え、
このねじりコイルばねは、
前記仮施錠ボタンと前記解錠ボタンの前記本体ケースに対する移動量が等しくなる中間位置に当該両ボタンが移動したときに撓み量が最大となるように設定されていて、当該ねじりコイルばねの一端部が係合した前記一方のボタンが前記中間位置から押込み位置方向に位置したときには、当該一方のボタンを押込み位置方向へ付勢し、前記一方のボタンが前記中間位置から突出位置方向に位置したときには、当該一方のボタンを突出位置方向へ付勢することを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の錠装置。 - 前記係止部材の先端部に、前記係止部材が係止する相手部材を保護するための保護カバーを備えたことを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載の錠装置。
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2005
- 2005-09-14 JP JP2005267055A patent/JP4683475B2/ja not_active Expired - Fee Related
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