JP6923906B2 - 錠 - Google Patents
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Description
また、本発明は、施錠位置および解錠位置の一方から他方に移動可能なカムと、前記カムを前記施錠位置および前記解錠位置の一方から他方に移動させるツマミと、前記ツマミを回動不能にする規制状態、および前記ツマミを回動可能にする許容状態の一方から他方に移行可能な施解錠機構と、を有して構成された錠であって、扉の閉鎖を検出可能な扉検出部材を有し、該扉検出部材が扉の閉鎖を検出した場合に前記カムを前記解錠位置から前記施錠位置に移動させるオートロック機構を備え、前記錠は、複数のボタンを用いて前記施解錠機構を前記規制状態および前記許容状態の一方から他方に移行させるボタン錠である、ことを特徴とする錠である。
以下、図1〜図9を用いて、本実施形態1に係る電気錠10について詳細に説明する。
最初に、図1〜図3を用いて、電気錠10の外部構造について説明する。図1は、電気錠10の正面図であり、図2は、電気錠10の左側面図であり、図3は、電気錠10の背面図である。
次に、図4を用いて、電気錠10の内部構造について説明する。図4は、電気錠10を構成する主要部材を分解して示した分解斜視図である。
次に、図4と図5を用いて、電気錠10の施解錠機構40について説明する。図5は、電気錠10から施解錠機構40を構成する主要部品だけを抜き出して示した部分拡大図である。
次に、施解錠機構40のロックカム42について説明する。ロックカム42は、円柱形状の部材からなり、ケース12に対して相対回転可能に配設される。ロックカム42の前方端部には、ツマミ22が着脱可能なツマミ取付部42aが突出形成され、後方端部には、カム20を固定するためのネジ18(図3参照)が取り付けられるネジ止め部(図示省略)が形成されている。また、ロックカム42の外周部には、スライドロック43の下端部と係合可能な扇形状のスライドロック係合部42bと、後述するオートロック機構60のロックスライダ62と係合可能なロックスライダ係合部42cが、外側に向けて突出形成されている。
次に、施解錠機構40のスライドロック43について説明する。スライドロック43は、ソレノイド44のプランジャー44a(図4参照)の下端部に係合された状態で配置される。これにより、スライドロック43は、プランジャー44aの上下方向のスライドに連動して上下方向にスライドされる。
次に、施解錠機構40のソレノイド44とコイルスプリング45について説明する。ソレノイド44は、スライドロック43を上下方向にスライドさせることが可能なプランジャー44aを備え、ケース12に固定される。ソレノイド44は、電源部30から電力の供給を受けている場合(電気錠10が電源オン状態の場合)に動作可能であり、電子基板から受信する制御信号に従ってプランジャー44aを所定量だけ上下方向にスライドさせることが可能である。
次に、施解錠機構40のセンスカム46について説明する。センスカム46は、図4に示すように、リング形状の部材からなり、正面視左側に、スライダ47の切欠部47cと係合可能なスライダ係合部46aを備える。また、センスカム46は、正面視右側に、外周方向に突出形成された扇形状の重り部46bを備え、正面視下側に、非常解錠機構50の非常スライダ55と係合される非常スライダ係合部46cを備える。
次に、施解錠機構40のスライダ47について説明する。スライダ47は、図4に示すように、薄板状の部材からなり、スライドロック43のスライド範囲を規制する貫通孔47aと、ケース12に固定されるピン48(図4参照)が挿通される案内溝47bと、センスカム46のスライダ係合部46aと係合される切欠部47cと、を備える。
次に、施解錠機構40の基本動作について説明する。電気錠10の使用者が、指などで起動ボタン16を押下操作すると、この起動ボタン16の背面に配置された電子基板のスイッチ(図示省略)が、起動ボタン16に押されてオフ状態からオン状態となる。スイッチがオン状態になると、電源部30に収容された電池からの電力が、電子基板やソレノイド44等の電子部品に供給され、電気錠10は、電子基板によるICカードとのデータの送受信や、ソレノイド44の動作が可能な電源オン状態となる。
次に、施解錠機構40の衝撃対策について説明する。上述のとおり、ソレノイド44は、内部にコイルを備え、着磁性能を有しているため、ソレノイド44のプランジャー44aには、常にソレノイド44の方向に戻ろうとする力(スライドロック43を規制位置から許容位置に移動させようとする力)が働くことになる。
次に、電気錠10のオートロック機構60について説明する。なお、図6は、電気錠10からオートロック機構60を構成する主要部品等を抜き出して示した斜視図であり、図7(a)〜同図(c)は、電気錠10からオートロック機構60を構成する主要部品等を抜き出して示した平面図である。
次に、オートロック機構60の内ケース61について説明する。図6に示すように、内ケース61は、ロックスライダ62を垂直方向に案内するためのロックスライダ案内溝61aと、第2センサープレート63を水平方向に案内するためのセンサープレート案内溝61bと、第1コイルスプリング66を設置するための円筒形状のスプリング設置部61cと、を備える。
次に、オートロック機構60のロックスライダ62について説明する。図6に示すように、ロックスライダ62は、内ケース61のロックスライダ案内溝61aに、このスライド案内溝61aに沿って垂直方向(図6において符号Xで示す方向)にスライド可能に配設され、第2コイルスプリング67によって第1センサープレート63の方向(本例では、電気錠10の上方向)に付勢される。
次に、オートロック機構60の第1センサープレート63と第2センサープレート64について説明する。図6に示すように、第1センサープレート63は、内ケース61のセンサープレート案内溝61bに配設され、このセンサープレート案内溝61bに沿って水平方向(図6,図7において符号Yで示す方向)にスライド可能に構成される。
次に、オートロック機構60のセンサー固定プレート65について説明する。図8(a)は、センサー固定プレート65を拡大して示した外観斜視図である。
次に、オートロック機構60の基本動作について説明する。図9(a)は、電気錠10が本施錠状態から解錠状態に変化する様子を示した図であり、図9(b)は、オートロック機構60によるオートロックが働いて電気錠10が解錠状態から仮施錠状態に変化する様子を示した図である。
次に、図10〜図17を用いて、本実施形態2に係るボタン錠110について詳細に説明する。
最初に、図10〜図12を用いて、ボタン錠110の外部構造について説明する。図10は、ボタン錠110の正面図であり、図11は、ボタン錠110の左側面図であり、図12は、ボタン錠110の背面図である。
次に、図13を用いて、ボタン錠110の内部構造について説明する。図13は、ボタン錠110を構成する主要部材を分解して示した分解斜視図である。
次に、図13〜図15等を用いて、ボタン錠110のオートロック機構160について説明する。なお、図14(a)〜同図(c)は、ボタン錠110からオートロック機構160を構成する主要部品等を抜き出して示した外観斜視図であり、オートロックが機能してボタン錠110が解錠状態から施錠状態に変化する様子を時系列で示した図である。また、図15(a),同図(b)は、ボタン錠110からオートロック機構160を構成する主要部品等を抜き出して示した平面図である。
次に、オートロック機構160のスライダ162について説明する。図14に示すように、スライダ162は、ケース112に沿って垂直方向(図14(a)において符号Xで示す方向)にスライド可能に配設され、第2コイルスプリング(図示省略)によってセンサープレート163が位置する方向(本例では、ボタン錠110の上方向。図14(b)において符号X2で示す方向)に常時、付勢される。
次に、オートロック機構160のセンサープレート163について説明する。図15に示すように、センサープレート163は、移動プレート165を回転軸として、図15(b)において符号Yで示す方向に回動可能に配設され、第1コイルスプリング166によってラッチ124の方向(本例では、ボタン錠110の奥方向)に付勢される。
次に、オートロック機構160の移動プレート165について説明する。図16(a)は、移動プレート165がセンサープレート使用位置に位置している状態におけるボタン錠110の背面図と、同ボタン錠110の一部の部材を抜き出して示した平面図であり、図16(b)は、移動プレート165がセンサープレート収容位置に位置している状態におけるボタン錠110の背面図と、同ボタン錠110の一部の部材を抜き出して示した平面図である。
次に、図14と図15を用いて、オートロック機構160の基本動作について説明する。ボタン錠110の使用者が、暗証番号に設定された全てのボタン116の押下操作を行うと、ツマミ122を用いてカム120による解錠操作を行うことが可能となる。
12 ケース
14 化粧板
16 起動ボタン
18 ネジ
20 カム
22 ツマミ
24 ラッチ
30 電源部
40 施解錠機構
42 ロックカム
43 スライドロック
44 ソレノイド
44a プランジャー
45 コイルスプリング
46 センスカム
47 スライダ
50 非常解錠機構
60 オートロック機構
61 内ケース
62 ロックスライダ
63 第1センサープレート
64 第2センサープレート
65 センサー固定プレート
110 ボタン錠
112 ケース
114 化粧板
116 ボタン
118 ネジ
120 カム
122 ツマミ
124 ラッチ
141 第1ロックカム
142 第2ロックカム
143 カムプレート
144 判定板センスプレート
160 オートロック機構
162 スライダ
163 センサープレート
165 移動プレート
Claims (4)
- 施錠位置および解錠位置の一方から他方に移動可能なカムと、
前記カムを前記施錠位置および前記解錠位置の一方から他方に移動させるツマミと、
前記ツマミを回動不能にする規制状態、および前記ツマミを回動可能にする許容状態の一方から他方に移行可能な施解錠機構と、を有して構成された錠であって、
扉の閉鎖を検出可能な扉検出部材を有し、該扉検出部材が扉の閉鎖を検出した場合に前記カムを前記解錠位置から前記施錠位置に移動させるオートロック機構と、
前記扉検出部材を、扉の検出が可能な位置および扉の検出が不可能な位置の一方から他方に移動させる移動手段を備えた、
ことを特徴とする錠。 - 施錠位置および解錠位置の一方から他方に移動可能なカムと、
前記カムを前記施錠位置および前記解錠位置の一方から他方に移動させるツマミと、
前記ツマミを回動不能にする規制状態、および前記ツマミを回動可能にする許容状態の一方から他方に移行可能な施解錠機構と、を有して構成された錠であって、
扉の閉鎖を検出可能な扉検出部材を有し、該扉検出部材が扉の閉鎖を検出した場合に前記カムを前記解錠位置から前記施錠位置に移動させるオートロック機構を備え、
前記錠は、複数のボタンを用いて前記施解錠機構を前記規制状態および前記許容状態の一方から他方に移行させるボタン錠である、
ことを特徴とする錠。 - 請求項1または請求項2に記載の錠において、
仮施錠が可能なラッチを備え、
前記扉検出部材の先端部は、扉の検出が可能な位置に移動した場合に前記ラッチの内側空間内に収容される、
ことを特徴とする錠。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の錠において、
前記オートロック機構は、前記扉検出部材に押圧されて直線運動するスライダと、該スライダの直線運動を回転運動に変換して前記カムと前記ツマミを回動させる回転部材と、を有して構成される、
ことを特徴とする錠。
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Country Status (1)
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